最新のアジングロッド市場でブイブイいわせている、注目の軽量ロッドを一挙にまとめてご紹介。

独自の比較基準を設定し、価格帯別の最軽量ロッドがわかるようにまとめています。

アジングシーンで、何かとアドバンテージの多い軽量ロッド。本記事で有力ロッドの情報を仕入れてみてはいかがでしょうか。

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目次

アジングロッドの軽さ事情について

はじめに、アジングロッド全体の軽さ事情について解説していきます。

レングスやパワーなどで軽さの評価は変わってくるのですが、一応の物差しを提示するなら、下表のような感じでしょうか。

↓長さ/軽さ評価→めちゃ軽い軽い普通重い
5フィート台〜30g台40g台50g台60g台〜
6フィート台〜40g台50g台60g台70g台〜
7フィート台〜50g台60g台70g台80g台〜
8フィート台〜60g台70g台90g台100g台〜

アジングロッド界も他ジャンル同様に、ロッドの軽量化合戦が激しさが増しています。

ジグ単ロッドとして主流の5フィート台モデルであれば、30g台のものも珍しくなくなってきていますし。

ひと昔前と比べると、”軽量ロッド”の定義がずいぶん変わってきたように感じますよね〜。

高額なロッドほど軽い

基本的に、アジングロッドは高額なものほど軽い傾向にあります。

(高度な素材や製法を使えるので。)

お値段が高い製品ほど、上表の”めちゃ軽い”や”軽い”にカテゴライズされるモデルが多くなるわけです。

他ジャンルにも共通することですが、予算をかければかけるほど、より軽いロッドを入手できる機会は増えます。

価格帯別に軽量ロッドをピックアップ

この記事をのぞいてくれた読者さんのなかには、入門ロッドをお求めの方もいれば、ハイエンドロッドをお求めの方もいらっしゃるでしょう。

ですから本記事では、とにかく軽いハイエンドロッドだけでなく、値段の割に軽いロッドも存分に取り上げていきます。

おすすめの軽量アジングロッドを価格帯別にピックアップしていますので、予算を抑えつつ軽いロッドを購入したい方も、安心して読み進めてみてください。

軽いアジングロッドの特徴

さて、ここからは軽いアジングロッドは、具体的にどのような点で有利(あるいは不利)であるのか?について解説していきます。

軽いアジングロッドのメリット

まず、軽いアジングロッドを使う代表的なメリットは↓のとおり。

  • 感度が高い
  • 操作性が高い
  • 長時間釣行で疲れにくい

アジングという繊細な釣りにおいては極めて重要な、感度と操作性が高いというのが軽量ロッドの最たる強みです。

違和感のようなアタリや、潮のヨレなど、細かい部分の情報伝達精度は、ロッドの軽量性にかなり依存します。

もちろん軽けりゃなんでもいいってわけでもありませんが、軽いロッドの優位性は釣り業界でも既知の項目。

軽いロッドがアジングにもたらすアドバンテージは絶大です。

軽いアジングロッドのデメリット

一方、軽いアジングロッドの代表的なデメリットは↓のとおり。

  • 強度が不足する可能性がある
  • 先重りしやすい
  • 高額になりがち

ロッドを軽量化しようと思えば、ブランクをより細く、薄く仕上げなければなりません。

軽さと引き換えに強度が犠牲になってしまう。これが軽量ロッドの一番の弱点でしょう。

ファイト時のパワーが頼りなかったり、破損しやすかったり、それなりの脆さを抱えることになります。

また、重心バランスが悪くてティップ側が重く感じる現象(先重り)が起きやすいことや、お値段が高額になるというのも、見逃せないデメリットです。

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本記事における軽さの比較基準について

記事の後半では、おすすめの軽量アジングロッドを紹介していきます。

アジングロッドの軽量性を、メーカーをまたいで比べやすいよう、本記事なりに軽さの比較基準を用意してみました。

価格帯別にその基準を一覧にしたのが下表です。

価格帯基準モデル
1万円台5フィート台のジグ単モデル
2万円台5フィート台のジグ単モデル
3万円台5フィート台のジグ単モデル
ハイエンド(4万円台〜)5フィート台のジグ単モデル
(一部6フィート台モデル含む)

基本的には、軽さのステータスが最も重要となるジグ単ロッドを基準モデルとしています。

こうやって基準を設けておけば、異なるメーカー、異なる製品の軽さを比較していくうえで、ある程度の公平性が担保されると思います。

1万円台のおすすめ軽量アジングロッド

少し前置きが長くなりましたが、ここからは価格帯別におすすめの軽量ロッドを紹介していきます。

まずは1万円台クラスから見ていきましょう。

基準モデルは、6フィート台の近〜中距離モデルです。

有力ロッドの一覧がコチラ↓。

メーカー製品基準モデル基準モデルの重量
メジャークラフト鯵道1GS502L48g
シマノ23ソアレBB アジングS54SUL-S48g
オリムピック23コルトUX542UL-S54g
ダイワ20月下美人 アジング55UL-S55g

メジャークラフト「鯵道1G」★最軽量

★基準モデル:S502L(48g)

2つある最軽量ロッドのうちのひとつは「鯵道1G」。

メジャークラフトの新規軸入門ロッド「1G」シリーズのアジングロッドです。

大好評の上位ロッド「鯵道5G」の強みを受け継ぎ、やばいコスパに仕上がっています。

軽さについても実売1万円台クラスでは最強格。「鯵道1G」に死角なしです。

Model全長(ft)標準自重(g)ルアー(g)継数(pcs)
AD1-S502L5’0″480.2-32
AD1-S582L5’8″520.2-32
AD1-S622L6’2″570.2-32
AD1-S682L6’8″610.2-32
AD1-S622M6’2″590.6-52
AD1-S682M6’8″630.6-52

シマノ「23ソアレBB アジング」★最軽量

出典:シマノ

★基準モデル:S54SUL-S(48g)

「鯵道1G」と並ぶもうひとつの最軽量ロッドは、シマノ「ソアレ」シリーズのエントリーグレードである「23ソアレBB アジング」です。

2023年にモデルチェンジが行われたモデルチェンジでは、前作の強みを踏襲しつつ最新のスペック&機種ラインナップにアップデート済み。

本記事のテーマであるロッドの”軽さ”についても申し分ありません。

品番全長(m)自重(g)ルアーウェイト(g)継数(本)
S54SUL-S1.63480.3-62
S58UL-S1.73530.4-82
S64UL-S1.93590.5-122
S610L-S2.08610.6-122

オリムピック「23コルトUX」

基準モデル:542UL-S(54g)

1万円台クラスの軽量ロッドランキング3位は、オリムピック「23コルトUX」。

コルトシリーズの入門グレードとして2020年に発売されたメガコスパロッド「20コルトUX」の後継機として注目されている製品です。

軽量性を含め、ロッドの総合力は1万円台ロッドのなかでもトップクラス。

アジング入門用ロッドとしてはもちろん、中上級者のサブロッドにもおすすめのアイテムです。

機種全長自重ルアー重量継数
482UL-HS1.43m51g0-1.8g2本
542UL-S1.63m54g0-3g2本
572UL-HS1.70m57g0-3g2本
612UL-HS1.86m59g0-3g2本
612L-HS1.86m59g0.3-4g2本
642L-HS1.94m62g0.5-5g2本
6102L-HS2.09m64g0.5-8g2本
742L-T2.24m73g0.8-10g2本
7102ML-HS2.39m83g1-20g2本

ダイワ「20月下美人 アジング」

出典:ダイワ

基準モデル:55UL-S(55g)

1万円台の軽量ロッドランキング4位は、ダイワ「20月下美人 アジング」。

独自素材であるHVFカーボンが採用されていることもあり、なかなかの軽量性を誇ります。

5フィート台のショートモデルから、8フィート台のロングモデルまで機種ラインナップも充実。

製品全体で多彩な重さのリグに対応します。

機種全長(m)自重(g)ルアー重量(g)継数
55UL-S1.65550.3-52本
510UL-S1.78570.3-52本
68L-S2.03630.5-82本
78ML-S2.34812-152本
80ML-T2.44852-152本
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2万円台のおすすめ軽量アジングロッド

つづいては2万円台をみていきましょう。

ここからは基準モデルが5フィート台のジグ単ロッドに変わります。

1万円台の製品よりも一段と軽くなり、ロッドの総合力も上がる。かなりコスパが良い価格帯です。

ということで、有力ロッドの一覧がコチラ↓。

メーカー製品基準モデル基準モデルの重量
ダイワ21月下美人MX アジング55XUL-S46g
がまかつラグゼ 宵姫 爽S53FL-solid46g
アブガルシアソルティーステージ プロトタイプ アジング552ULT-ST47g
オリムピック23コルト592XUL-S48g
シマノ22ソアレSS アジングS54SUL-S48g
ヤマガブランクスブルーカレントⅢ5353g

上位3製品をピックアップして紹介します。

ダイワ「21月下美人MXアジング」 ★最軽量

出典:ダイワ

★基準モデル:55XUL-S(46g)

2万円台の最軽量アジングロッドは、2製品が同重量(46g)で並んでいます。

その一角がダイワ「21月下美人 MX アジング」。

先述の「20月下美人 アジング」のひとつ上位にあたる、月下美人シリーズのステップアップグレードです。

ブランクやガイドに使われるマテリアルとテクノロジーがより豪華になっているぶん、軽さもアップしています。

機種全長自重ルアー重量継数
55XUL-S・N1.65m46g0.3-3g2本
510UL-S・N1.78m50g0.3-5g2本
64L-S・N1.93m55g0.5-8g2本
65L-T・N1.96m55g0.5-8g2本
710ML-S・N2.39m70g1.5-10g2本

がまかつ「ラグゼ 宵姫 爽」 ★最軽量

出典:がまかつ

★基準モデル:S53FL-solid(46g)

「21月下美人 MX アジング」と並ぶ、2万円台クラスの最軽量アジングロッドは「ラグゼ 宵姫 爽」。

がまかつ「宵姫」シリーズのエントリーグレードです。

軽さと感度にこだわり抜く「宵姫」のDNAを継承しつつ、お値段を抑えたハイコスパロッドとなっています。

機種全長(m)自重(g)ルアー重量(g)継数
S53FL-solid1.60460.1~2.02本
S58FL-solid1.73500.1~2.52本
S63UL-solid1.905540.1~4.02本
S73L-solid2.21600.1~102本
S78M-solid2.34660.7~162本

アブガルシア「ソルティーステージ プロトタイプ アジング」

★基準モデル:552ULT-ST(47g)

「ソルティーステージ プロトタイプ」は、2021年にモデルチェンジを迎えたアブガルシアのステップアップグレード。

ブランクには独自のTAF製法が適用されるなど、充実の仕様になってシーンにカムバックしています。

あえてプロト(試作機)感をだしたシンプルな外観も、「ソルティーステージ プロトタイプ」の特長。

シックな見た目のロッドが好きな方にとっては、たまらないアイテムです。

機種全長自重ルアー重量継数
552ULT-ST1.651m47g0.1~10g2本
5102LSS1.778m50g01.~7g2本
632ULT-ST1.905m50g0.1~14g2本
642ULSS1.930m51g0.1〜5g2本
6102LSS2.083m54g0.1~7g2本

その他の有力ロッド

メーカー製品基準モデル基準モデルの重量
オリムピック23コルト592XUL-S48g
シマノ22ソアレSS アジングS54SUL-S48g
ヤマガブランクスブルーカレントⅢ5353g

3万円台のおすすめ軽量アジングロッド

お次は3万円台クラス。

2万円台クラスほど製品層が厚くなく、仕様にも圧倒的な違いがないため、軽さは控えめです。

とはいえ、2万円台以下のロッドには乗せられない素材やテクノロジーが搭載されるぶん、自力の高い製品が揃っています。

てことで、有力ロッドの一覧がコチラ↓。

メーカー製品基準モデル基準モデルの重量
ブリーデントレバリズム キャビン506CS-tip42g
アブガルシアエラディケーター リアルフィネス54ULS-TZ53g
シマノ21ソアレXRS54SUL-S60g

ここでは最軽量の「トレバリズム キャビン」のみをピックアップして紹介します。

ブリーデン「トレバリズム キャビン」 ★最軽量

★基準モデル:506CS-tip(42g)

3万円台クラスの最軽量ロッドは、ブリーデンのライトゲームロッド「トレバリズム キャビン」。

ブランクからグリップまで、各パーツのムダを極限まで省くことで、圧倒的な軽量化を実現しているロッドです。

  • カーボンソリッド
  • カーボンチューブラー
  • チタンソリッド

の3種のティップが選べるというのも、「トレバリズム キャビン」の魅力。

特に、チタンソリッドモデルは希少価値が高く、ユーザーからも好評です。

-カーボンソリッドモデル-

機種全長(ft)自重ルアー重量継数
410CS-tip4’10”39g~4g2本
506CS-tip5’6″42g~5g2本
602CS-tip6’2″45g~6g2本
606CS-tip6’6″46g~6g2本

-カーボンチューブラーモデル-

機種全長(ft)自重ルアー重量継数
410CT-tip4’10”38g~4g2本
506CT-tip5’6″42g~5g2本
602CT-tip6’2″45g~6g2本
606CT-tip6’6″46g~6g2本

-チタンソリッドモデル-

機種全長(ft)自重ルアー重量継数
402TS-tip4’2″36g~4g2本
410TS-tip4’10”39g~4g2本
506TS-tip5’6″42g~5g2本
602TS-tip6’2″47g~5g2本
606TS-tip6’6″50g~5g2本

その他の有力ロッド

メーカー製品基準モデル基準モデルの重量
アブガルシアエラディケーター リアルフィネス54ULS-TZ53g
シマノ21ソアレXRS54SUL-S60g
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ハイエンド(4万円台〜)のおすすめ軽量アジングロッド

さて、最後はハイエンド(4万円台〜)クラス。アジングロッド軽量化合戦の最前線です。

ジグ単ロッドなら30g台も珍しくなく、軽さの平均レベルが3万円台以下の製品よりもグッと高くなります。

この価格帯は、

金は積むから、とにかく軽くて高性能なロッドをくれ。

という要望にしっかり応えてくれる製品ばかり。

てことで、有力ロッドの一覧がコチラ↓です。

メーカー製品基準モデル基準モデルの自重
アブガルシアエラディケーター リアルフィネス プロトタイプ51Pro-FS31g
がまかつラグゼ 宵姫 天S54FL-solid32g
テトラワークスリアクト5036g
がまかつラグゼ 宵姫 華弐S54AL-solid37g
エバーグリーンスペリオル56XUL-S38g
ダイワ23月下美人AIR53L-S39g
ダイワ22月下美人EX510UL-S43g
オリムピック23コルト プロトタイプ552UL-HS45g
ティクトスラムUTR マスターピース61FS-T247g
オリムピック17スーパーコルト612L-T49g
ヤマガブランクスブルーカレント TZ NANO6253g
シマノ20ソアレ エクスチューンS58SUL-S56g
シマノ19ソアレ リミテッドS68UL-S61g

ハイエンドは軽量ロッドが非常〜に多いです。

なので、自重が〜40g台前半におさまっている、上位8つの製品を紹介していきます。

アブガルシア「エラディケーター リアルフィネス プロトタイプ」 ★最軽量

★基準モデル:51Pro-FS(31g)

ハイエンドクラスの最軽量ロッドは「エラディケーター リアルフィネス プロトタイプ」。

2021年に発売されたアブガルシアの最高峰アジングロッドです。

軽さをとことん突き詰め、おそらく競合他社の自重数値も意識して市場投入されています。

基準モデルの51Pro-FSは31g、最軽量モデルの46Pro-STにいたってはなんと27gというぶっ飛び具合。

全価格帯を含めた、現行の最軽量アジングロッドといって間違いないでしょう。

機種全長自重ルアー重量継数
ERFS-46Pro-ST1.37m27g0.1-1.5g1本
ERFS-51Pro-FS1.549m31g0.1-2g2本
ERFS-60Pro-FS1.83m39g0.1-2.5g2本

がまかつ「ラグゼ 宵姫 天」

出典:がまかつ

★基準モデル:S54FL-solid(32g)

先述の「エラディケーター リアルフィネス プロトタイプ」と比べて、わずかに遅れをとる形になっているのが「ラグゼ 宵姫 天」。

がまかつ社の最高峰アジングロッドです。

大胆なリアグリップレス構造を採用するなど、ややクセのある仕様ですが、その軽さと感度はユーザーから大好評。

基準モデルのS54FL-solidは自重32g、最軽量モデルのS46AL-solidは28gということで、「エラディケーター リアルフィネス プロトタイプ」とほぼ同水準となっています。

こちらも現行のアジングロッド市場では、最軽量クラスの製品です。

機種全長自重ルアー重量継数
S48AL-solid1.42m28g0.1-1.5g2本
S54FL-solid1.63m32g0.1-2g2本
S511FL-solid1.80m36g0.1-2.5g2本
S52UL-solid1.57m33g0.1-3g2本
S61L-solid1.85m42g0.1-5g2本
S510ML-solid1.78m41g0.1-7g2本

≫がまかつ「ラグゼ 宵姫 天」公式ページ

テトラワークス「リアクト」

出典:DUO

★基準モデル:TWRT-50(36g)

ハイエンド帯で、最軽量クラスのちょい下につけるのが「リアクト」。

テトラワークスから発売されている本格アジングロッドです。

ブランクやグリップなど、細部に至るまで徹底してムダを省き、大いに軽量化されています。

複数点でブランクスタッチできるスケルトングリップの恩恵もあり、感度性能は極上。

コアなファンからの人気を高めている、ダークホース的な注目ロッドです。

機種全長自重ルアー重量継数
TWRT-501.524m36g~1g2本
TWRT-551.676m38g~1g2本
TWRT-581.767m40g~2g2本
TWRT-651.9812m44g~5g2本

がまかつ「ラグゼ 宵姫 華弐」

出典:がまかつ

★基準モデル:S54AL-solid(37g)

「宵姫 華弐」は、がまかつ「宵姫」シリーズの準ハイエンド機です。

グレード的には「宵姫 天」のひとつ下ということになりますが、価格差はほんのわずか。

上下関係ではなく、並列で語ってもいいかもしれません。

前述の「宵姫 天」のリアグリップレス構造は、ロッドを置きづらいなどの不便さもあり、賛否が分かれています。

対して「宵姫 華弐」では、きちんとリアグリップがある定番のデザインを採用。

(”天”と比べて)誰もが使いやすいセッティングとなっています。

機種全長自重ルアー重量継数
S54AL-solid1.63m37g0.1~1.5g2本
S54FL-solid1.63m39g0.1~2g2本
S59FL-solid1.75m41g0.1~2.5g2本
S68FL-solid2.035m46g0.1~3g2本
S57UL-solid1.70m42g0.1~2.5g2本
S62UL-solid1.88m45g0.1~3g2本
S69UL-solid2.06m49g0.1~5g2本
S57UL+-solid1.70m44g0.1~3g2本
S64L-solid1.93m47g0.1~5g2本
S72L-solid2.18m53g0.1~9g2本
S64ML-solid1.93m49g0.1~9g2本
S72M-solid2.18m55g0.7~12g2本
S80MH-solid2.44m63g1~20g2本
S86H-solid2.59m70g1~28g2本

エバーグリーン「スペリオル」

★基準モデル:56XUL-S(38g)

「スペリオル」シリーズは、アジングガチ勢から支持されるエバーグリーンの本格アジングロッド。

先代モデルに引き続き、ハイエンド1本で勝負を続けています。

性能に言い訳ができない状態で戦っているだけに、クオリティーはめちゃ高いです。

軽くて高感度、それでいて強さも十分。機種の役割設定が細かく、ラインナップも豊富。まさに至れり尽くせりです。

5万円超の予算を許容できる方にとっては、検討に値するアイテムとなっています。

機種ティップ全長自重ルアー重量
SPRS-64UL-T
シャープカット
チューブラー1.93m49g0.4-5g
SPRS-70L-T
スカウトマスター
2.13m55g0.4-10g
SPRS-77M-T
リライアンス
2.32m67g1-25g
SPRS-83H-T
マイティハンツマン
2.51m83g1.5-30g
SPRS-56XUL-S
トゥイッギー
ソリッド1.68m38g0.1-2.5g
SPRS-60XUL-S
ファインセンサー
1.82m48g0.1-2g
SPRS-63SL-S
スペリオル
1.90m50g0.1-3.5g
SPRS-610UL-S
リンバーティップSS
2.08m54g0.1-6g
SPRS-76MH-S
スーパーDアタッカー
2.28m73g1-18g

ダイワ「23月下美人AIR」

出典:ダイワ

★基準モデル:53L-S(39g)

「23月下美人AIR」は、ダイワ「月下美人」シリーズの準ハイエンド機。

2023年のモデルチェンジ時に値上げこそ行われたものの、軽さを含む仕様もしっかりアップグレードされています。

最軽量モデルが30g台まで軽量化されていることだったり、5フィート台のモデルがリアグリップレス構造だったり、最高峰グレード「22月下美人EX」との差別化もバッチリ。

個性が立った魅力的な準ハイエンド機に仕上がっています。

アイテム全長(m)標準自重(g)ルアー重量(g)継数
月下美人 AIR AJING 53L-S・W1.6390.5~82
月下美人 AIR AJING 510UL-S・W1.78420.3~52
月下美人 AIR AJING 63L-T・W1.91450.5~82
月下美人 AIR AJING 66L-S・W1.98470.5~82
月下美人 AIR AJING 711M-T・W2.41642~152
月下美人 AIR 68L-T・W2.03470.5~82
月下美人 AIR 74UL-S・W2.24500.3~52
月下美人 AIR 83M-T・W2.51702~152
月下美人 AIR 63XULB-T・W1.91602~62
月下美人 AIR 73ULB-T・W2.21672~82

ダイワ「22月下美人 EX」

出典:ダイワ

★基準モデル:510UL-S(43g)

「22月下美人 EX」は、ダイワ「月下美人」ブランドの最高峰グレード。

2022年にモデルチェンジを迎えた、最新のハイエンドロッドです。

十分な軽さと感度、強度を揃えるための独自テクノロジーがたっぷりと使われたスペシャルチューン。

グリップの見直しなどにより、軽量ながらも重心バランスが良くなっているというのも注目ポイントです。

ハイエンド帯の超軽量ロッドと比べると軽さは見劣りしますが、総合力の高さは申し分ありません。

激戦の高級アジングロッド市場のなかでも、十分な競争力を有する製品といえるでしょう。

機種全長自重ルアー重量継数
510UL-S
麗(REI)
1.78m43g0.3-5g2本
66L-S
凛(RIN)
1.98m47g0.5-8g2本
68L-T
冴(SAE)
2.03m48g0.5-8g2本
74UL-S
絃(GEN)
2.24m51g0.3-5g2本

オリムピック「23コルト プロトタイプ」

★基準モデル:552UL-HS(45g)

2023年にモデルチェンジが行われた、オリムピック「コルト」シリーズの中堅機。

独自のNEWリールシート”OP-01”の搭載などにより、先代モデルにあたる「21コルト プロトタイプ」の同モデルから大幅に軽量化されています。

「23コルト プロトタイプ」は、独自のカーボン組布である”スーパーグラファイトクロス LV”の採用による、強度面の安心感もGood!

軽さと強度のバランス感が良い製品となっています。

機種全長自重ルアー重量継数
552UL-HS1.65m45gMAX1.5g2本
602L-HS1.83m48gMAX3g2本
612L-T1.85mMAX3g2本
642UL-HS1.93m49gMAX2g2本
672L-HS2.01m60gMAX5g2本
782ML-HS2.34m70gMAX20g2本

その他の有力ロッド

メーカー製品基準モデル基準モデルの自重
ティクトスラムUTR マスターピース61FS-T247g
オリムピック17スーパーコルト612L-T49g
ヤマガブランクスブルーカレント TZ NANO6253g
シマノ20ソアレ エクスチューンS58SUL-S56g
シマノ19ソアレ リミテッドS68UL-S61g
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非軽量路線の有力アジングロッドについて

出典:シマノ

ここまで、おすすめの軽量アジングロッドを紹介してきましたが、単純に「軽いロッドしか勝たん」というわけでもありません。

逆にいえば、軽量性をあえて重視しない設計思想もあるということです。

その代表例が、重心バランスを重視するセッティング。

ロッドの後方に重量を配分して、体感的な軽さを追求する方針です。

実際そういったメーカーの製品も人気があります。

メーカーの例としては、34(サーティーフォー)やシマノ(※主に上位グレード)が挙げられます。

前者(34)は、ロッド自体の軽さよりも、体感的な軽さを重視するタックルバランス特化型。

後者(シマノ)のロッドは、特別重いわけではないものの、軽量化合戦には積極的に参戦していません。

軽量路線と非軽量路度線の良いとこどりを狙ったポジショニングといえましょうか。

ロッドの選択肢を広げたい方は、こういったメーカーの製品にも注目してみてください。

実釣時のアドバンテージは絶大!軽量アジングロッドをGETしよう。

というわけで、最新のアジングロッド界で輝く軽量ロッド紹介は以上となります。

記事内でもお伝えしましたが、感度や操作性の高さがものをいうアジングでは、軽量ロッドの優位性がかなり高いです。

基本的には予算の許す範囲内で、自分の好みに合う軽量ロッドを選ぶことをおすすめします。

現行のアジングロッド界で勢いのある軽量ロッドは、本記事内に網羅済み。

軽量アジングロッドのデータベースとして活用しつつ、自身にピッタリな1本を探してみてはいかがでしょうか。

この記事で紹介したおすすめアイテム

1万円台クラスの軽量アジングロッド

メーカー製品基準モデル基準モデルの重量
メジャークラフト鯵道1GS502L48g
シマノ23ソアレBB アジングS54SUL-S48g
オリムピック23コルトUX542UL-S54g
ダイワ20月下美人 アジング55UL-S55g

2万円台クラスの軽量アジングロッド

メーカー製品基準モデル基準モデルの重量
ダイワ21月下美人MX アジング55XUL-S46g
がまかつラグゼ 宵姫 爽S53FL-solid46g
アブガルシアソルティーステージ プロトタイプ アジング552ULT-ST47g
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3万円台クラスの軽量アジングロッド

メーカー製品基準モデル基準モデルの重量
ブリーデントレバリズム キャビン506CS-tip42g
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ハイエンドクラスの軽量アジングロッド

メーカー製品基準モデル基準モデルの自重
アブガルシアエラディケーター リアルフィネス プロトタイプ51Pro-FS31g
がまかつラグゼ 宵姫 天S54FL-solid32g
テトラワークスリアクト5036g
がまかつラグゼ 宵姫 華弐S54AL-solid37g
エバーグリーンスペリオル56XUL-S38g
ダイワ23月下美人AIR53L-S39g
ダイワ22月下美人EX510UL-S43g
オリムピック23コルト プロトタイプ552UL-HS45g
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