テトラワークスから発売されているアジングロッド「リアクト」をご紹介。

軽量・高感度を持ち味とし、エキスパートを中心に人気を博しているロッドです。

お値段も戦闘力も高い、ガチなアジングロッドをお探しの方は要チェック!

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テトラワークスとは

出典:Amazon

テトラワークスは、DUO社のライトゲームブランド。

高性能なロッド、ジグヘッド、ワーム、プラグなどを開発しており、アジンガーからの人気も上々です。

アジングロッドの「リアクト」シリーズに関しては、多グレード展開というわけではなく、現状ではハイエンド帯1本で勝負しています。

ガチ勢以外は手を出さない価格帯で一点突破を仕掛ける姿勢からは、品質に対する絶対的な自信がうかがえますね。

テトラワークス「リアクト」のお値段

ちなみに、「リアクト」のお値段は実売価格で4〜5万円台。

バリバリのハイエンド帯に投入されています。

あえてこの価格帯を狙ってくるだけのことはあり、そのスペックは競合ロッドと比べても見劣りしない水準です。

テトラワークス「リアクト」の特徴

出典:DUO

ここからは「リアクト」の特徴を解説していきます。

圧倒的な軽さ

テトラワークス「リアクト」の強みは、なんといってもその軽量性です。

  • リアクト 50(36g)
  • リアクト 55(38g)
  • リアクト 58(40g)
  • リアクト 65(44g)

全機種がアンダー50g、5ft台のショートモデルに関してはすべて40g以下という鬼軽量ロッドに仕上がっています。

この軽さは、最新のアジングロッド市場でもトップクラスです。

感度や操作性に直結する”軽さ”にこだわり抜かれている。これは「リアクト」の確たる強みです。

オリジナル スケルトングリップで軽量化&感度アップ

出典:DUO

ロッド全体の軽量化に一役買っているのが、オリジナルのスケルトングリップ。

見てのとおり、ムダなパーツを極限まで省いたミニマルなリールシートです。

非常にコンパクトかつ、リールシートの中間部分がくり抜かれた設計になっているので、

  • 人差し指の先でバット部を
  • 中指の腹でもバット部を
  • 薬指でグリップ間を

といった具合に、2〜3点でブランクスタッチできるというのも良いところ。

ブランクスに伝わる振動を、より正確に捉えることができます。

高感度な極細ソリッドを搭載!

出典:DUO

アジングロッドの感度性能を語るうえで外せないのが、ティップ部ですよね。

「リアクト」には先径0.6mm〜のソリッドティップを採用。

小さな負荷にも反応を示し、それを手元まで伝える繊細さがあり、アングラーを強力にアシストしてくれます。

開発者は萩原トオル氏

「リアクト」の開発は、釣りビジョンやYouTube等のライトゲーム動画でもおなじみの萩原トオル氏が担当しています。

つまり、アジングの超エキスパートが作ったロッドですよってことです。

萩原氏の釣り動画は、解説がわかりやすいのはもちろんのこと、何よりご自身が心から釣りを楽しんでいる様子が伝わってくるので、ひたすらに好印象。

「リアクト」について解説するシーンもちょくちょくありますので、時間のある方は動画もチェックしてみてはいかがでしょうか。

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テトラワークス「リアクト」の機種ラインナップ

テトラワークス「リアクト」は全4機種構成となっており、スペックの一覧は以下のとおり。

機種全長自重ルアー重量継数
TWRT-501.524m36g~1g2本
TWRT-551.676m38g~1g2本
TWRT-581.767m40g~2g2本
TWRT-651.9812m44g~5g2本

5〜6フィート台の短めレングスに、4モデルが揃っています。

製品全体で、近〜中距離のアジングに対応している感じですね。

各機種の特徴もカンタンに紹介しておきます。

リアクト TWRT-50 シューティングモデル

全長自重ルアー重量継数
1.524m36g~1g2本

50は「リアクト」の最短モデル。飛距離を捨てて接近戦に特化したフィネスモデルです。

〜1gクラスのジグ単ゲームに最適なパワー設計となっています。

出典:DUO

ジャスト5フィートという短さに加え、ベリーやバットの張りが強めになっているのが「リアクト50」のキモ。

鬼速のフッキングレスポンスで、アジングの醍醐味である”掛け”を楽しめます。

とはいえ、全体が棒のようなただ硬いロッドというわけでもありません。

ティップは軽負荷にも追随するよう調整されており、アタリや荷重変化の表現力も優秀。

ざっくりいえば、「竿先で重さをきけるパッツン系ジグ単ショート」といったところです。

リアクト TWRT-55テクニカルモデル

全長自重ルアー重量継数
1.676m38g~1g2本

小さなアジをかけても、竿がぶち曲がる柔軟性が特長のショートモデル。

射程距離は「リアクト 50」とほぼ変わりませんが、

  • ティップだけ柔らかい50
  • ベリーやバットも柔らかい55

といった具合に、ブランクのテイストが大きく異なります。

出典:DUO

豆アジングだったり、ゆるい流れの変化を探りたいときだったりで、活躍する1本です。

「リアクト 55」は魚を掛けるとガッツリ曲がる一方で、操作やフッキング時に遅れが発生しない、絶妙なシャープさも担保されています。

曲がるロッドにありがちな、”ダルさ”への対策も施されているってわけです。

リアクト TWRT-58 ロングシューティングスペシャル

全長自重ルアー重量継数
1.767m40g~2g2本

穂先だけ曲がる先調子ロッド「リアクト 50」のロング版。

ジャスト5フィートでは不足する飛距離や、ファイト時のタメを補う追加機種です。

出典:DUO

「リアクト50」よりは少し強めにつくられている(リグキャパ〜2g)ので、サーチできる範囲も大きく広がります。

ジャスト5フィートかつ、リグキャパ〜1gという釣りの”狭さ”をネックになり、リアクトの購入を見送った方を振り向かせる1本ともいえますね。

リアクト TWRT-65 バーサタイルモデル

全長自重ルアー重量継数
1.9812m44g~5g2本
出典:DUO

ジグ単だけでなく、メタルジグやスプリットにも対応する近〜中距離モデル。

全3機種のなかでは、最も汎用性が高い1本です。

接近戦特化の50や55、58では引っ張り出せないアジを狙うことができます。

アジの回遊がないときのライトゲーム五目にも流用しやすいってのも、65の良いところ。

繊細さよりも汎用性を重視したい方向けのアイテムです。

テトラワークス「リアクト」のライバル製品まとめ

出典:ダイワ

「リアクト」の比較対象になりうる他社の有力ロッドについても、カンタンに紹介しておきます。

競合ロッドの特徴としては、軽量路線のハイエンド機。

てことで、一覧がコチラ↓です。

メーカー製品実売価格
アブガルシアエラディケーター リアルフィネス プロトタイプ4万円台〜
がまかつ宵姫 天4万円台〜
がまかつ宵姫 華弐4万円台〜
エバーグリーンスペリオル5万円台〜
ダイワ22月下美人EX5万円台〜

他社の有力ロッドとも比較してみたいって方は、上表のリンクもチェックしてみてください。

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ジグ単のガチロッドにテトラワークス「リアクト」

というわけで、テトラワークスのアジングロッド「リアクト」の紹介は以上です。

ハイエンド帯1本で勝負する超軽量ロッドということで、アジングロッド界の時流を捉えた製品となっていましたね。

ジグ単用のガチロッドを欲している方は、検討の価値アリです。

この記事で紹介したアイテム

機種全長自重ルアー重量継数
TWRT-501.524m36g~1g2本
TWRT-551.676m38g~1g2本
TWRT-581.767m40g~2g2本
TWRT-651.9812m44g~5g2本

ライバルロッドの特集記事はコチラ

メーカー製品実売価格
アブガルシアエラディケーター リアルフィネス プロトタイプ4万円台〜
がまかつ宵姫 天4万円台〜
がまかつ宵姫 華弐4万円台〜
エバーグリーンスペリオル5万円台〜
ダイワ22月下美人EX5万円台〜

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