2022年にモデルチェンジを迎える、ダイワ「月下美人」ブランドの最高峰ロッド「22月下美人EX」を大特集。

豪華な仕様や機種ラインナップ、ライバル製品などの情報を、まるっとお届けします。

ハイエンド帯の超高性能ライトゲームロッドをお探しの方は要チェックです。

月下美人の最高峰グレード「22月下美人EX」が登場!

ライトゲーム界で絶大な人気を誇るダイワ「月下美人」ブランドの最高峰ロッドがモデルチェンジ。

先代モデルにあたる

の正統後継機として、「22月下美人EX」が発売されました。

好評だった先代を全体的にブラッシュアップしたハイエンドロッドということで、注目度は高め。

2022シーズンの本命ロッドの一角に入ってきそうです。

「22月下美人EX」の価格と発売日

  • 発売日:2022年9月
  • 定価:63,000〜66,000円
  • 実売価格:5万円台中盤〜

ダイワ「月下美人」ロッドの全体像

出典:ダイワ

「22月下美人EX」の登場を踏まえた、「月下美人」ブランドのロッドラインナップは以下のとおり。

アジングロッドメバリングロッド実売価格
20月下美人 アジング20月下美人1万円台〜
21月下美人MX アジング21月下美人MX2万円台〜
19月下美人 AIR AGS アジング19月下美人 AIR AGS3万円台〜
22月下美人EX
★NEW
22月下美人EX
★NEW
5万円台〜

今回の「22月下美人EX」は最高峰グレードのモデルチェンジということで、「月下美人」ブランド全体にもさらに勢いが出てきそうです。

ダイワ「22月下美人EX」の仕様

出典:ダイワ

「22月下美人EX」の仕様を見ていきましょう。

注目ポイントは下表のとおり。

パーツテクノロジー
ブランクSVFコンパイルX ナノプラス
V-JOINTα
X45フルシールド
印籠継ぎj
ガイドAGS TYPE-R
CWS(カーボンラッピングシステム)
グリップゼロシート コンパクトフィット

最高峰グレードらしい豪華セッティングです。

「22月下美人EX」の設計思想には、ダイワが擁する豪華テスター陣(渡邉長士氏、岩崎林太郎氏)の知見も存分に反映されています。

仕様が豪華というだけでなく、現場での戦闘力も鬼のように高次元です。

ブランクス関連の注目ポイント

出典:ダイワ

「22月下美人EX」の要であるブランクスの注目ポイントは下表のとおり。

テクノロジー概要
SVFコンパイルXナノプラスカーボン密度がめっちゃめちゃ高い、ダイワ独自の高級カーボン素材
V-JOINTα継部の強度アップ、感度減衰の抑制
印籠継ぎ継部の太さが均一化
振り抜けの良さアップ
ベントカーブの違和感排除
X45フルシールドブランクスのネジレ・ブレを抑制

最高峰グレードということで、上位のテクノロジーが贅沢に使われています。

下位グレードに対するアドバンテージも十分にとってある印象です。

これ以上の性能は無理!というレベルまで練り上げてあるのがわかりますね。

ガイド関連の注目ポイント

出典:ダイワ

「22月下美人EX」には、ダイワ独自のカーボンガイド「AGS TYPE-α」も採用されています。

感度に振り抜け、飛距離性能まで、ロッドの性能を幅広く向上させてくれる高品質ガイドです。

ガイドリングは、「22月下美人EX」においても、シリーズでおなじみの大口径セッティングを適用。

ライン放出時の抵抗が少なく、高い飛距離性能を誇ります。

出典:ダイワ

ガイドフレームの固定には、「CWS(カーボンラッピングシステム)」を適用。

カーボン繊維でフレームがしっかり固定されており、ガイドの強度アップ、軽量化に貢献します。

グリップ関連の注目ポイント

出典:ダイワ

「22月下美人EX」のリールシートは、新搭載の「ゼロシート コンパクトフィット」です。

違和感なく手に馴染み、それでいて軽量。

ライトゲームには欠かせない感度と操作性の向上をアシストします。

また、「22月下美人EX」では、アジングモデル・メバリングともにアップロック式を採用。

重量のあるナット部がリールフットの後方にくる設計を採用しており、タックルバランスと操作性にさらに磨きがかかっています。

テスター陣によるインプレ動画はコチラ

ダイワ「22月下美人EX」の機種ラインナップ

「22月下美人EX」は全4機種構成となっており、機種ラインナップは下表のとおり。

機種全長自重ルアー重量継数
510UL-S
麗(REI)
1.78m43g0.3-5g2本
66L-S
凛(RIN)
1.98m47g0.5-8g2本
68L-T
冴(SAE)
2.03m48g0.5-8g2本
74UL-S
絃(GEN)
2.24m51g0.3-5g2本

ダイワ公式ページでは

アジ専用、メバル専用ではなく、釣法をコンセプトに送り出す月下美人の最高峰。

出典:ダイワ

という記述はありますが、

  • アジング寄りの機種(510UL-S、66L-S)
  • メバリング寄りの機種(68L-T、74UL-S)

というチューンの方向性はわりと明確です。

アジ特化、メバル特化で製品を分けていた先代機から乗り換える方も、違和感なく好みのモデルにたどり着けるでしょう。

22月下美人EX 510UL-S・Q ~麗(REI)~

全長自重ルアー重量継数
1.78m43g0.3-5g2本

510UL-S(麗)は、軽量ジグ単特化モデル。

中・重量級リグは扱えないものの、そのぶん近距離線での圧倒的感度を強みとします。

1g以下のジグ単を軸に、フィネスな攻めを繰り出したい方におすすめです。

22月下美人EX 66L-S・Q ~凛(RIN)~

全長自重ルアー重量継数
1.98m47g0.5-8g2本

66L-S(凛)は、アジング寄りのオールラウンドモデル。

ジグ単にスプリット、ライトフロートぐらいまで扱える汎用性があります。

射程に幅を持たせたい方にピッタリです。

22月下美人EX 68L-T・Q ~冴(SAE)~

全長自重ルアー重量継数
2.03m48g0.5-8g2本

68L-T(冴)は、メバリングロッドにしてはやや短めの6.8ftを採用するテクニカルモデルです。

感度と操作性の高さを持ち味とし、対応するリグも多彩。

メバル寄りの近〜中距離汎用モデルとなっています。

22月下美人EX 74UL-S・Q ~絃(GEN)~

全長自重ルアー重量継数
2.24m51g0.3-5g2本

74UL-S(絃)は、食い込みに優れるしなやか系モデルです。

竿全体でテンションの変化を感じ取れる、ULクラスを採用しているのがミソ。

軽量プラグやジグ単で、繊細なメバルゲームを楽しみたい方に使っていただきたい1本です。

遠投モデルの発売は来年あたりか…

お気づきかもしれませんが、「22月下美人EX」の初期ラインナップには遠投特化モデルが存在しません。

遠投好きな方のなかには、少しガッガリしている人もいるかも…?

ただ、おそらく来年(2023年)あたりには、ヘビーフロート対応の遠投特化機も出てくると思われます。

機種追加の続報を楽しみに待ちましょう。

ダイワ「22月下美人EX」のライバル製品

出典:がまかつ

豪華セッティングの「22月下美人EX」ですが、ライバル製品も意外と多いです。

競合するのは各社のハイエンド(実売4万円台~)ライトゲームロッド。

有力どころは↓あたりでしょう。

メーカー製品実売価格
シマノ19ソアレ リミテッド6万円台〜
シマノ20ソアレ エクスチューン4万円台〜
がまかつ宵姫 天4万円台〜
がまかつ宵姫 華弍4万円台〜
エバーグリーンスペリオル5万円台〜

複数の選択肢を検討したい方は、競合ロッドもチェックしてみてください。

月下美人の最高峰「22月下美人EX」に注目!

というわけで、「22月下美人EX」の紹介は以上です。

ブランクス、ガイド、グリップのすべてに最新のダイワテクノロジーが適用されており、死角のない仕上がりとなっていましたね。

実売価格5万円台〜と決して安くはないですが、それだけの性能を有するのは間違いありません。

これだ!と思える1本が見つかった方は、GETしてみてはいかがでしょうか。

「22月下美人EX」の機種ラインナップ

機種全長自重ルアー重量継数
510UL-S
麗(REI)
1.78m43g0.3-5g2本
66L-S
凛(RIN)
1.98m47g0.5-8g2本
68L-T
冴(SAE)
2.03m48g0.5-8g2本
74UL-S
絃(GEN)
2.24m51g0.3-5g2本

ライバル製品の特集記事はコチラ

ダイワ「月下美人」関連の人気記事はコチラ