アジングロッド界の最高峰で輝きを放つハイエンドロッドたちを一挙にまとめてご紹介。
有力メーカーが総力を挙げて造り込んだ珠玉の逸品たちを大集合させてみました。
超高性能ロッドでガチなアジングを楽しみたい方はご一読ください。
1アジングロッドの相場ってどんな感じ?

ソルトルアーの人気ジャンルとしての地位を確立しているアジング。
多くのメーカーが市場に参入し、アジングロッドの選択肢も一昔前に比べるとずいぶん豊富になりました。
お値段的にもアンダー1万円から5万円超まで様々なんですが、だいたい価格帯で区切るなら↓のようなイメージです。
価格帯 | グレード |
---|---|
〜1万円 | 激安クラス |
1万円台 | 入門クラス |
2万円台 | ステップアップクラス |
3万円台 | 中堅クラス |
4万円台〜 | ハイエンドクラス |
ハイエンドロッドの定義は人によって異なるものですが、本記事では上表にのっとり、4万円台以上のものをハイエンドロッドとして話を進めていきます。
ハイエンド(最高峰)のおすすめアジングロッド12選
というわけで、ハイエンドのおすすめアジングロッドを一挙に紹介していきます。
この記事で紹介するロッドのラインナップは↓のとおり。
メーカー | 製品 | 参考実売価格 |
---|---|---|
ダイワ | 22月下美人 EX | 5万円台~ |
シマノ | ソアレ リミテッド | 6万円台~ |
シマノ | ソアレ エクスチューン | 4万円台~ |
オリムピック | 23コルト プロトタイプ | 4万円台〜 |
34(サーティーフォー) | アドバンスメント UBR-510 | 6万円台~ |
34(サーティーフォー) | アドバンスメント HSR-63 ver.3 | 5万円台~ |
がまかつ | ラグゼ 宵姫 華弐 | 4万円台〜 |
がまかつ | ラグゼ 宵姫 天 | 4万円台~ |
アブガルシア | エラディケーター リアルフィネス プロトタイプ | 4万円台〜 |
ヤマガブランクス | ブルーカレント TZ/NANO | 4万円台~ |
TICT(ティクト) | SRAM UTR マスターピース | 5万円台~ |
エバーグリーン | スペリオル | 5万円台~ |
あくまで4万円台〜という基準で人気のアイテムをピックアップしていますので、同一メーカーからの複数選出もアリです。
そのメーカーの最上位グレードでないロッドも含まれますので、その点はあらかじめご了承ください。
ダイワ「22月下美人 EX」

「22月下美人 EX」はダイワの最高峰アジングロッド。
2022年にモデルチェンジを迎え、最新・最先端のダイワテクノロジーも鬼のように搭載されました。
「22月下美人」は、アジ・メバ合わせて全4機種の少数精鋭スタイル。
アジング寄りのチューンとなっている”510UL-S”、”66L-S”には特に要注目です。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
510UL-S 麗(REI) | 1.78m | 43g | 0.3-5g | 2本 |
66L-S 凛(RIN) | 1.98m | 47g | 0.5-8g | 2本 |
68L-T 冴(SAE) | 2.03m | 48g | 0.5-8g | 2本 |
74UL-S 絃(GEN) | 2.24m | 51g | 0.3-5g | 2本 |
シマノ「ソアレ リミテッド」

シマノ「ソアレ」シリーズの最高峰ロッド。
全2機種という少数精鋭な機種ラインナップを採用しており
- S68UL-S:アジング向け
- S73/76UL-S:メバリング向け
といった具合にチューニングされています。
流行りのショートモデルをラインナップせず、あえて長めのレングス帯で勝負しているのが”リミテッド”の強気なところ。
ショートロッド並の感度と操作性がある6.8ftがあればいいじゃないか!というメッセージ性が感じられます。
機種 | 全長(m) | 自重(g) | ルアー重量(g) |
---|---|---|---|
S68UL-S | 2.03 | 61 | 0.4-8 |
S73/S76UL-S | 2.21/2.29 | 62 | 0.5-12 |
シマノ「ソアレ エクスチューン」

「ソアレ エクスチューン」はシマノの準ハイエンド機。
”カーボンモノコックグリップ”や”スパイラルXコア”など、上位グレードならではの機構がふんだんに搭載されています。
全7機種が揃い、最上位の「ソアレ リミテッド」よりも多様なニーズをカバー。
「ソアレ リミテッド」には好みの機種がなかったって方は要チェックです。
機種 | ティップ | 全長(m) | 自重(g) | ルアー重量(g) |
---|---|---|---|---|
S58SUL-S | ソリッド | 1.73 | 56 | 0.3-6 |
S510SUL+-S | ソリッド | 1.78 | 62 | 0.4-8 |
S64UL+-S | ソリッド | 1.93 | 63 | 0.6-12 |
S610SUL-S | ソリッド | 2.08 | 66 | 0.4-8 |
S73UL-S | ソリッド | 2.21 | 65 | 0.5-8 |
S76UL-T | チューブラー | 2.29 | 67 | 0.6-6 |
S80L-S | ソリッド | 2.44 | 77 | 1.5-14 |
オリムピック「23コルト プロトタイプ」

「23コルト プロトタイプ」は、コルトシリーズのフラッグシップ機。
先進カーボン素材の「トレカM40X」やオリムピック独自のブランク製法「G-MAPS」などを駆使して練り上げられた珠玉のアジングロッドです。
2023年モデルでは新グリップの「OP-01」も搭載され、仕様面のインパクトは十分。
2年スパンでのモデルチェンジは物議をかもしていますが、優秀なロッドであることは間違いありません。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
552UL-HS | 1.65m | 45g | MAX1.5g | 2本 |
602L-HS | 1.83m | 48g | MAX3g | 2本 |
612L-T | 1.85m | – | MAX3g | 2本 |
642UL-HS | 1.93m | 49g | MAX2g | 2本 |
672L-HS | 2.01m | 60g | MAX5g | 2本 |
782ML-HS | 2.34m | 70g | MAX20g | 2本 |
34「アドバンスメント UBR-510」

“究極のしなり”をテーマに設計され、2021年に発売を迎えた34の10周年記念ロッドです。
ムチのようにしなるトップセクション、それを支えるバットセクションを変則2ピースでドッキングさせることで、”究極のしなり”を実現。
34らしいスローテーパーを極めた1本となっています。
一般発売モデルでは初のコルクグリップを採用するなど、ビジュアル面も記念ロッドにふさわしい仕上がり。
見た目でも大いに楽しませてくれます。
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
1.78m | – | 0.3-3.0g | 2本 |
34「アドバンスメント HSR-63 ver.3」

先述の「FER-58」や「UBR-510」など、ジグ単に特化したロッドが多い34製品のなかでは、異質な汎用性を持つ人気ロッドが「HSR-63 Ver.3」です。
上は5gのリグまで背負えるのに、アンダー1gのジグ単も難なく扱える。それでいて、潮もしっかり読めるという素晴らしき1本。
ちなみに、このハナレワザを実現する鍵を、開発者である家邊克己氏は”違和感”と表現しています。
その”違和感”の詳細は……。長くなるので、気になる方は↓の記事をご確認ください。
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|
1.90m | 76g | 0.3-5.0g | 2本 |
がまかつ「ラグゼ 宵姫 華弐」

2022年にモデルチェンジを迎えた「宵姫」シリーズの準ハイエンド。
大好評の先代機「ラグゼ 宵姫 華」をベースにしつつ、性能や機種ラインナップにさらに磨きがかかっていいます。
限界まで軽量化されているというのは、先代モデル同様。
そして、機種ラインナップは全12機種から全14機種へ拡張済です。
細かい好みに合う、ドンピシャな1本を探せる陣容となっています。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
S54AL-solid | 1.63m | 37g | 0.1~1.5g | 2本 |
S54FL-solid | 1.63m | 39g | 0.1~2g | 2本 |
S59FL-solid | 1.75m | 41g | 0.1~2.5g | 2本 |
S68FL-solid | 2.035m | 46g | 0.1~3g | 2本 |
S57UL-solid | 1.70m | 42g | 0.1~2.5g | 2本 |
S62UL-solid | 1.88m | 45g | 0.1~3g | 2本 |
S69UL-solid | 2.06m | 49g | 0.1~5g | 2本 |
S57UL+-solid | 1.70m | 44g | 0.1~3g | 2本 |
S64L-solid | 1.93m | 47g | 0.1~5g | 2本 |
S72L-solid | 2.18m | 53g | 0.1~9g | 2本 |
S64ML-solid | 1.93m | 49g | 0.1~9g | 2本 |
S72M-solid | 2.18m | 55g | 0.7~12g | 2本 |
S80MH-solid | 2.44m | 63g | 1~20g | 2本 |
S86H-solid | 2.59m | 70g | 1~28g | 2本 |
がまかつ「ラグゼ 宵姫 天」

がまかつのライトゲームロッド「宵姫」ブランドのハイエンド機。
自重28g〜というぶっ飛んだ軽さと、超絶高感度を強みとするアイテムです。
大胆にリアグリップを廃したワンハンドキャスト専用設計など、扱いに少々クセはありますが、慣れてしまえば極上のアジングを楽しめます。
とにかく軽くて感度が良いアジングロッドをお求めの方におすすめです。
モデル | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
S48AL-solid | 1.42m | 28g | 0.1~1.5g |
S52UL-solid | 1.57m | 33g | 0.1ー3g |
S54FL-solid | 1.63m | 32g | 0.1~2g |
S510ML-solid | 1.78m | 41g | 0.1~7g |
S511FL-solid | 1.80m | 36g | 0.1~2.5g |
S61L-solid | 1.85m | 42g | 0.1~5g |
アブガルシア「エラディケーター リアルフィネス プロトタイプ」

「エラディケーター リアルフィネス プロトタイプ」は、2021年に発売されたアブガルシアの最高峰アジングロッド。
最軽量モデルの自重27gという圧倒的な軽さが持ち味です。
もちろん現行のアジングロッド界でも、最強クラスの軽量ロッドとなっています。
軽さ第一でロッドを選びたい方にピッタリです。
「エラディケーター リアルフィネス プロトタイプ」の機種一覧は以下のとおり。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
ERFS-46Pro-ST | 1.37m | 27g | 0.1-1.5g | 1本 |
ERFS-51Pro-FS | 1.549m | 31g | 0.1-2g | 2本 |
ERFS-60Pro-FS | 1.83m | 39g | 0.1-2.5g | 2本 |
ヤマガブランクス「ブルーカレント TZ / NANO」

ヤマガブランクスのライトゲームブランドである「ブルーカレント」シリーズの最上位機。
東レのナノアロイカーボンに、Fujiのトルザイトリング、そしてヤマガブランクスの製竿技術が一体となって生まれたスペシャルロッドです。
全モデルがチューブラーティップ仕様となっていますので、チューブラー好きな方にイチオシのシリーズ。
アイテム | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
JH-Special 62/TZ NANO | 1.88m | 53g | Jighead~3g | 2pcs |
JH-Special 67/TZ NANO | 2.02m | 61g | JH~5g Plug~3.5g | 2pcs |
JH-Special 71/TZ NANO | 2.175m | 63g | JH 0.3~5g Rig ~7g Plug 1.6~4.5g | 2pcs |
Jig-Special 72/TZ NANO | 2.185m | 70g | Jig 1.5~15g | 2pcs |
Stream-Special 77/TZ NANO | 2.31m | 74g | Plug 2~9g Rig 1.5~13g | 2pcs |
83/TZ NANO Flex | 2.52m | 73g | JH 0.8~5g Rig 1.8~10.5g Plug 1.5~8g | 2pcs |
85/TZ NANO All-Range | 2.57m | 80g | 3~21g | 2pcs |
93/TZ NANO All-Range | 2.825m | 90g | 3~21g | 2pcs |
≫ヤマガブランクス「ブルーカレント TZ/NANO」公式ページ
ティクト「SRAM UTR マスターピース」

「スラムUTR」シリーズはティクトのハイエンドアジングロッド。
UTRシリーズには多くのモデルがラインナップされていますが、特に注目なのが上記の最新モデル”マスターピース”。
6.1ftの同一レングスに2モデルを揃える特殊な機種展開となっており、それぞれ得意とする領域が異なります。
FS(ファインソリッド)の”UTR-61FS-T2”は、超軽量ジグ単でのスローな攻めに適した柔らかめのソリッドティップを採用。
一方、HS(ハードソリッド)の”UTR-61HS-T2”に使われているのは、ヘビージグ単やスプリットを機敏に操作できる硬めのソリッドティップです。
リグによって同一レングスの2本を使い分けるという、面白いコンセプトとなっています。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
61FS-T2 | 1.86m | 47g | 0.1-2g | 1本 |
61HS-T2 | 1.86m | 48.5g | 0.4-3.5g | 1本 |
エバーグリーン「スペリオル」

ハイエンドのアジングロッドと聞けば、この「スペリオル」シリーズが真っ先に思い浮かぶ人も多いであろう人気製品。
先代のソルセンを正統進化させた「スペリオル」シリーズは、多くのエキスパートが全幅の信頼を置くガチロッドです。
高級マテリアルをふんだんに使い、より軽く・より高感度に仕上げられています。
機種展開もバリエーション豊かで、細かい好みに寄り添うマニアックなモデルが多いのも本製品の強みです。
機種 | ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|---|
SPRS-64UL-T シャープカット | チューブラー | 1.93m | 49g | 0.4-5g |
SPRS-70L-T スカウトマスター | 〃 | 2.13m | 55g | 0.4-10g |
SPRS-77M-T リライアンス | 〃 | 2.32m | 67g | 1-25g |
SPRS-83H-T マイティハンツマン | 〃 | 2.51m | 83g | 1.5-30g |
SPRS-56XUL-S トゥイッギー | ソリッド | 1.68m | 38g | 0.1-2.5g |
SPRS-60XUL-S ファインセンサー | 〃 | 1.82m | 48g | 0.1-2g |
SPRS-63SL-S スペリオル | 〃 | 1.90m | 50g | 0.1-3.5g |
SPRS-610UL-S リンバーティップSS | 〃 | 2.08m | 54g | 0.1-6g |
SPRS-76MH-S スーパーDアタッカー | 〃 | 2.28m | 73g | 1-18g |
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ハイエンド(最高峰)の最強ロッドでアジングを極めよう。

というわけで、ハイエンドのおすすめアジングロッド紹介は以上です。
本記事で紹介したロッドたちは、アンダー1万円クラスから選択肢があるアジングロッドのなかでも、最高峰に鎮座する高級品。
入手のハードルは高いですが、購入の先には最高のアジングライフが待っています。
アジングの釣行頻度が多くない方が無理して買う必要はないと思いますが、アジングメインで釣りを楽しんでいる方は検討の価値アリです。
この記事の内容も参考にしつつ、本気で惚れ込める1本を探してみてはいかがでしょうか。
この記事で紹介したアイテム
メーカー | 製品 | 参考実売価格 |
---|---|---|
ダイワ | 22月下美人 EX | 5万円台~ |
シマノ | ソアレ リミテッド | 6万円台~ |
シマノ | ソアレ エクスチューン | 4万円台~ |
オリムピック | 23コルト プロトタイプ | 4万円台~ |
34(サーティーフォー) | アドバンスメント UBR-510 | 6万円台~ |
34(サーティーフォー) | アドバンスメント HSR-63 ver.3 | 5万円台~ |
がまかつ | ラグゼ 宵姫 華弐 | 4万円台〜 |
がまかつ | ラグゼ 宵姫 天 | 4万円台~ |
アブガルシア | エラディケーター リアルフィネス プロトタイプ | 4万円台〜 |
ヤマガブランクス | ブルーカレント TZ/NANO | 4万円台~ |
TICT(ティクト) | SRAM UTR マスターピース | 5万円台~ |
エバーグリーン | スペリオル | 5万円台~ |