多くのアジンガーに親しまれているシマノ社のアジングロッドを総まとめにしてご紹介。

王道のSoare(ソアレ)ブランドを中心に、充実のラインナップとなっていますので、きっとお気に入りの1本が見つかります。

安心のシマノ製アジングロッドをお求めの方は必見です!

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シマノ(ソアレ)のアジングロッドは全6シリーズ!

出典:シマノ

まずは本記事で取り上げるシマノ製アジングロッドの全体像をざっと確認しておきましょう。

製品の一覧は以下のとおりです。

製品実売価格
19ソアレ リミテッド70,000円前後
20ソアレ エクスチューン40,000円前後
ソアレ エクスチューン MB40,000円前後
21ソアレXR30,000円前後
22ソアレSS アジング20,000円前後
20ソアレTT アジング15,000円前後
23ソアレBB アジング12,000円前後
ソルティーアドバンス10,000円前後
ルアーマチック6,000円前後

アンダー1万円クラスの格安ロッドから7万円級のハイエンドロッドまで、幅広い価格帯に製品展開されています。

シマノ製アジングロッドを一気見!

というわけで、ここからはシマノのアジングロッドを一気見していきましょう。

ハイエンドから順に参ります!

19ソアレ リミテッド

”Soare(ソアレ)”シリーズの最高峰に君臨するのが「ソアレ リミテッド」。

シマノ自慢の高度なテクノロジーがこれでもかと言わんばかりに詰め込まれた、スペシャルな最上位機に仕上げられています。

金をいくら積んででも、シマノ社最高の感度を体感したい方は”リミテッド”一択です。

「ソアレ リミテッド」の機種ラインナップは↓のとおり。

機種全長(m)自重(g)ルアー重量(g)
S68UL-S2.03610.4-8
S73/S76UL-S2.21/2.29620.5-12

20ソアレ エクスチューン

出典:シマノ

「ソアレ エクスチューン」は2020年にフルモデルチェンジとなり、メバリングモデルと統合された準ハイエンド機。

バチバチのパッツン掛け調子だった先代に比べて、穂先だけはマイルドに設計されたモデルも追加されたってのが注目ポイントです。

流れの緩みを感じたり、テンション変化系のアタリを取ったりといった、アミパターン特有の攻めに対応していますね。

機種ラインナップも全7モデルの抜かりのない展開です。

機種全長(m)自重(g)ルアー重量(g)
S58SUL-S1.73560.3-6
S510SUL+-S1.78620.4-8
S64UL+-S1.93630.6-12
S610SUL-S2.08660.4-8
S73UL-S2.21650.5-8
S76UL-T2.29670.6-6
S80L-S2.44771.5-14

ソアレエクスチューンにはMB(モバイル)モデルも発売済み

出典:シマノ

ちなみに「ソアレ エクスチューン」からは、携帯性に優れるマルチピースモデルも発売済み。

保管や運搬時の快適さを重視したい方はこちらも必見です。

機種全長自重ルアー重量継数
S510SUL+-S1.78m62g0.4~8g4本
S68UL-S2.03m68g0.4~8g4本
S76UL-S2.29m72g0.5~5g5本

21ソアレXR

出典:シマノ

「ソアレXR」は2021年発売の中堅グレード製品。

上位機である「ソアレ エクスチューン」と同様にアジング・メバリング部門が統合することとなり、ジャンルの垣根を超えた性能と機種構成にアップデートされています。

そして、遂にソアレの中堅グレードにも”カーボンモノコックグリップ”が降臨!

ということで、テクノロジー的なコスパもぐっとお得感が増しています。

そんな「ソアレXR」の機種一覧は↓のとおり。

機種全長自重ルアー重量
S76UL-T2.29m75g0.6~6g
S54SUL-S1.63m60g0.3~6g
S60SUL-S1.83m63g0.3~6g
S48UL-S1.42m52g0.4~8g
S58UL-S1.73m63g0.4~8g
S64UL+-S1.93m67g0.5~12g
S68UL-S2.03m68g0.4~8g
S76UL-S2.29m74g0.5~5g
S80UL+-S2.44m81g1.5~14g
S510L-S1.78m67g0.6~12g
S610L-S2.08m74g0.6~12g

22ソアレSS アジング

出典:シマノ

2022年にフルモデルチェンジを迎えた、シリーズの中堅グレードです。

先代モデルでは非搭載だった”スパイラルX”を適用するなど、ブランクス性能が順当に進化。

マイルド系ソリッドモデルも追加され、機種ラインナップにも多様性が加えられています。

パッツン系ロッドでの速掛けアジングだけでなく、軽量ジグ単を潮に乗せて変化を見つけるドスローなアジングにも対応済。

従来のパッツン系ロッドでのアミパターン攻略に詰まっている方にもおすすめしたいアイテムです。

そんな「22ソアレSS アジング」の機種ラインナップは↓のとおり。

機種全長自重ルアー重量継数
S48SUL-S1.42m46g0.3~6g2本
S54SUL-S1.63m48g0.3~6g2本
S60SUL-S1.83m51g0.3~6g2本
S68SUL-S2.03m54g0.3~6g2本
S58UL-S1.73m51g0.4~8g2本
S64UL-S1.93m55g0.4~8g2本
S70UL-S2.13m59g0.4~8g2本
S64L-S1.93m56g0.6~12g2本

20ソアレTT アジング

2020年に追加された新グレード”TT”を冠した高コスパロッドです。

ブランクスには上位機でもおなじみの”スパイラルX”が採用され、”BB”よりもブレが少ないシャープな使用感を特徴とします。

価格帯的には、入門機の”BB”とステップアップ機の”SS”の間をとる実売1.5万円前後。

高性能な入門機、お手頃なステップアップ機といった用途を見込んでいるのでしょう。

「ソアレTT アジング」の機種ラインナップはコチラ↓。

機種全長(m)自重(g)ルアー重量(g)継数(本)
S64UL-S1.93640.3~62
S610L-S2.08640.5~122
S74L-S2.24690.5~122

23ソアレBB アジング

出典:シマノ

実売価格1.2万円前後で入手できる人気のアジングロッド入門機です。

ビギナー向けにあえて尖りを抑えたマイルドチューンに仕上げてあり、より易しくアジングを楽しめます。

上位機でもおなじみの「ブリッジライクシート」を中心に、デザインもかなり上質な仕上がり。

入門機ながらも高級感が感じられる外観も魅力のひとつです。

「23ソアレBB アジング」の機種ラインナップはコチラ↓。

品番全長(m)自重(g)ルアーウェイト(g)継数(本)
S54SUL-S1.63480.3-62
S58UL-S1.73530.4-82
S64UL-S1.93590.5-122
S610L-S2.08610.6-122

高コスパな汎用ロッドシリーズ「ソルティーアドバンス」

出典:シマノ

「ソルティーアドバンス」は、1万円前後の価格帯に投入されている高コスパな汎用ロッド。

少しお値段が張るぶん「ルアーマチック」よりも造りがしっかりしており、繊細な攻めを楽しめます。

「ソルティーアドバンス」でアジング用として発売されているのが↓の2機種です。

機種全長(m)自重(g)ルアー重量(g)継数(本)
S64UL-S1.93650.3-62
S610L-S2.08670.5-122

ジグ単を中心にゲームを組み立てる方は「S64UL-S」

ジグ単も遠投リグも使いたい方は「S610L-S」

をチョイスしましょう。

格安の汎用ロッド「ルアーマチック」

出典:シマノ

「ルアーマチック」は多彩なルアーゲームに対応する製品展開と、5,000円台~の低価格が魅力の汎用ロッドシリーズ。

最低でも1万円台の出費が必要になる”Soare(ソアレ)”ブランドよりもお得にアジングを始めることができます。

できるだけ初期投資を抑えてアジングデビューしたい方におすすめです。

「ルアーマチック」でアジ・メバル向けに設計されているのが↓の2機種。

機種全長(m)自重(g)ルアーウェイト(g)継数(本)
S70UL2.13800.8~122
S76UL2.29880.8~122

いずれも7ftクラスとなっており、どちらかといえばメバリング寄りですね。

アジングで使うなら、個人的には短い方の「S70UL」を推します。

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「ソアレ」シリーズのおすすめグレードは?

前述のとおり「ソアレ」は全6種の多グレード展開となっています。

種類が多すぎてグレード選びで迷う人もいると思いますので、おすすめのグレードを3つほどピックアップしておきます。

入門ロッドには「23ソアレBB アジング」

出典:シマノ

アジング入門ロッドには「23ソアレBB アジング」が最適。

2023年にリニューアルされて最新仕様にアップデートされており、先代機と比べて機種の選択肢も増えています。

実売1万円台前半クラスでも屈指の軽さを誇るという点も優秀で、総合力が高いです。

ステップアップ・中堅クラスなら「21ソアレXR」

出典:シマノ

ステップアップ・中堅クラスなら「21ソアレXR」がおすすめ。

「22ソアレSS アジング」などの下位グレードには非搭載の機構が多数使われており、これで実売30,000円前後というのはお得感があります。

特に魅力的なのは「カーボンモノコックグリップ」の存在でしょう。

カーボンモノコックグリップとは
出典:シマノ

ブランクと一体構造のカーボン製リアグリップ。感度アップや軽量化、タックルバランス向上、グリップ性向上に貢献する。

ロッドの性能を引き上げてくれるだけでなく、見た目がカッコイイのも良いですよね〜。

少し前までは実売4万円台以上のハイエンド機にしか搭載されなかった機構であるため、特別感もあります。

2万円で「22ソアレSS アジング」を買うなら、あと1万円頑張って「21ソアレXR」を買うほうが総合的な満足度は高くなるでしょう。

ハイエンド帯(実売4万円台〜)なら「20ソアレ エクスチューン」

出典:シマノ

実売4万円台〜のハイエンド帯なら「20ソアレ エクスチューン」がおすすめ。

感度・強度・操作性など、アジングに必要な武器がまんべんなく揃うハイグレードロッドです。

フィネス&ショート型からパワー&ロング型まで豊富な機種が揃い、携帯性に優れるモバイルモデルまでラインナップされていて、製品としての死角が見当たりません。

「20ソアレ エクスチューン」の機種一覧
「ソアレ エクスチューン MB」の機種一覧

シマノ製アジングロッドに関連するお役立ち情報まとめ

競合メーカー情報

出典:ダイワ

アジングジャンルでシマノと競合する有力メーカの一覧は以下のとおりです。

メーカー人気シリーズ
ダイワ「月下美人」シリーズ
オリムピック「コルト」シリーズ
メジャークラフト「鯵道」シリーズ
がまかつ「宵姫」シリーズ

上表のなかでも特に競合度が高いのはダイワ社。ビギナーからベテランまで対応する充実のラインナップが揃う「月下美人」ブランドが大人気です。

その他にも、

など、有力メーカーがひしめいています。

シマノ製品にこだわらない方は、他メーカーの情報もチェックしてみると良いでしょう。

人気のアジングロッド特集記事

出典:がまかつ

当メディアでは、本記事以外にもアジングロッド特集記事を多数掲載中です。

アジングロッド選びの参考になると思いますので、人気の記事を以下にまとめておきます。

興味のある方はコチラ↓もチェックしてみてください。

人気のアジングリール特集記事

出典:ダイワ

アジングを楽しみ尽くすためには、ロッドだけでなくリール選びも重要になってきます。

高性能ロッドの良き相棒となるアジングリールの特集記事も以下にまとめておきます。

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シマノ社のアジングロッドでゲーム性抜群のアジングを楽しもう!

というわけで、シマノ社のアジングロッド紹介は以上です。

王道の人気ブランド”Soare(ソアレ)”シリーズを中心に、めちゃめちゃ充実したラインナップでしたね。

どの製品も価格に対するパフォーマンスが高いですし、何といっても大手メーカーという安心感もあります。

気になる1本が見つかった方は、ぜひゲットしてみてください。

この記事で紹介したシマノ製アジングロッド一覧

製品実売価格
19ソアレ リミテッド70,000円前後
20ソアレ エクスチューン40,000円前後
ソアレ エクスチューン MB40,000円前後
21ソアレXR30,000円前後
22ソアレSS アジング20,000円前後
20ソアレTT アジング15,000円前後
23ソアレBB アジング12,000円前後
ソルティーアドバンス10,000円前後
ルアーマチック6,000円前後

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