がまかつロッドが2万円台!「宵姫 爽」はチェックしましたか?

2021年春に発売したがまかつのNEWロッド「ラグゼ 宵姫 爽」の気になる情報をまとめました。

2万円台のアジングロッド界に風穴を空ける製品になるのか?も含め、とにかく目が離せません。

目次

これは激アツ!”宵姫”シリーズからコスパモデルが登場!

出典:You Tube

2021年春に、がまかつのライトゲームロッドに待望の新グレード登場しました。その名も「ラグゼ 宵姫 爽」!

”ライトゲームのネオベーシック”

と位置付け、2万円台前半に投入されたコスパ重視のグレードとなっています。

がまかつの宵姫ってめちゃめちゃ感度良いって聞くけど、安いヤツでも3万円台後半だからな~…。
ぴえん…。

と感じていたユーザーにとっては朗報中の朗報でしょう。

がまかつはミドルエンド・ハイエンド機を中心に製品展開するメーカーですから、今回の「宵姫 爽」はなかなかに異色のロッドとなります。

「宵姫 天」「宵姫 華」の性能が性能だけに…?

筆者も愛用していますが、がまかつの「宵姫 華&天」の総合的な感度性能はヤバイです。群を抜いています。

したがって、「宵姫」シリーズから発売される2万円台ロッドがどれほどの性能になるのか?いちファンとして興味津々です。

一方、同価格帯に競合アイテムを持つメーカーさんとしてはヒヤヒヤもんでしょう。

大注目のNEWグレード「ラグゼ 宵姫 爽」の特徴

出典:がまかつ

てことで、ここからは「宵姫 爽」の特徴を詳しく見ていきましょう。注目ポイントは↓の4点です!

  • 曲げて楽しめるマイルドチューン!?
  • ガイドは「チタンフレーム×SiC-Sリング」
  • 全モデルがソリッドティップ仕様
  • 上位グレードとは異なる「VSSシート」を採用

曲げて楽しめるマイルドチューン!?

筆者も気になりまくっている「宵姫 爽」。幸運にも発売前にサンプル(58と63)を触れる機会がありました。

ファーストインプレッションとしては

「あら??思ったより柔らかい…?」

です。

「宵姫 天・華」ライクな張りが強いロッドを想像していただけに、正直意外でした。

素材のグレードを落としていることに加え、柔らかめのテーパーを採用していますから、掛け心地や反響感度という面では上位機に劣ると思われます。

(↑お値段も抑えてあるので、当然ちゃ当然なのですが)

しかしながら、曲げて楽しめるというのは”宵姫”の新たな価値になることは間違いありません。

また、軽い力でもよくしなるので、アジング初心者さんでも軽量ジグヘッドを気持ちよく飛ばせると思います。

ビギナーを意識したセッティングなので、かなり幅広いユーザーに受け入れられるんじゃないでしょうか。

ガイドは「チタンフレーム×SiC-Sリング」

「宵姫 爽」のガイドセッティングは

  • チタンフレーム
  • SiCリング

という組み合わせ。2万円クラスでは定番のセッティングとなっています。

アジングでは大きな脅威となるロッドの先重りを防ぎつつ、ラインへのダメージも軽減。ガイド周りには一抹の不安もありませんね。

全モデルがソリッドティップ仕様

「宵姫 爽」は上位グレードの”華”・”天”と同じく、全モデルがソリッドティップ仕様。明確なアタリが出ないことも多いアジングに最適化されています。

ティップに乗る重さの変化を頼りに、潮目や小さなアタリを探せるのも強みです。

上位グレードとは異なる「VSSシート」を採用

「宵姫 爽」には上位グレードとは異なるリールシートが採用されています。

兄貴分である宵姫 天&華は、DPSシートという軽さに特化した攻め気味のセッティング。

ただこのDPSシート、嫌がる方も割と多くて万人受けしないんです。(筆者は好きですが!)

なので、他ジャンルのロッドでも一般的な「VSSシート」を採用したってことでしょう。

どんな持ち方でも握りやすく、リグ操作もしやすいと定評があります。これからアジングを始める方でも安心して使えますよ。

がまかつ「ラグゼ 宵姫 爽」の機種ラインナップ

続いては「宵姫 爽」の機種ラインナップを見ていきましょう。

後続が追加される可能性もありますが、2021年9月現在のラインナップは↓の5機種です。

機種全長(m)自重(g)ルアー重量(g)継数
S53FL-solid1.60460.1~2.02本
S58FL-solid1.73500.1~2.52本
S63UL-solid1.905540.1~4.02本
S73L-solid2.21600.1~102本
S78M-solid2.34660.7~162本

それぞれの特徴をサクッとみていきましょう。

宵姫 爽 S53FL-solid

全長自重ルアー重量継数
1.60m46g0.1~2g2本

アンダー1gの超軽量ジグ単を軸にゲームを組み立てる方向けの最短モデル。

常夜灯や堤防の明暗がからむ足元付近をじ〜っくり攻められる近距離特化ロッドです。

宵姫 爽 S58FL-solid

全長自重ルアー重量継数
1.73m50g0.1~2.5g2本

ジグ単用ショートレングスの標準モデル。

1gクラスのジグ単をメインにしつつ、潮の動きが緩いときには0.5gクラスまで重量を落とすこともあるかな〜って方向けです。

宵姫 爽 S63UL-solid

全長自重ルアー重量継数
1.905m54g0.1~4.0g2本

1〜2gぐらいのジグ単を中心に立ち回るアジンガー向けのセミショートモデル。

加えて、スプリットやシャローフリークプチ、Sキャリーといった軽量級の遠投リグも使えます。

ちょい沖も射程に入るので、広範囲を探りたい初場所攻略にもおすすめです。

宵姫 爽 S73L-solid

全長自重ルアー重量継数
2.21m60g0.1~10g2本

アンダー10gクラスのキャロやフロート、プラグや軽量メタルジグも使えるライトな遠投モデル。

アジングだけでなくメバリングにも流用しやすいレングスです。

宵姫 爽 S78M-solid

全長自重ルアー重量継数
2.34m66g0.7~16g2本

10g超のフロートリグにも対応する、「宵姫 爽」で最もパワーのあるモデル。

他のアングラーがあまり打っていない沖から、元気で大きめなアジを引っ張り出せる1本です。

広範囲を探って新たなポイントを開拓したい方にもピッタリ!

バチバチに競合する「21コルト」にも注目!

2万円台ロッドの中でも屈指の仕上がりだと予想される「宵姫 爽」。

がまかつロッドですし、あの藤原さんが設計に噛んでいるみたいなので、クオリティーは間違いないでしょう。

ただ、筆者的には2021年のアジングロッド界で一人勝ちとはいかないと見ています。

オリムピックから「21コルト」の発売が決定していますからね。

同価格帯で真っ向勝負の様相を呈していますから、人気を分け合う形になるでしょう。

2万円台のロッドを買おうかな〜と思っている方は、「21コルト」も併せてチェックすることをおすすめします。

2021年は「宵姫 爽」から目が離せない!

というわけで、がまかつのNEWロッド「ラグゼ 宵姫 爽」の紹介は以上です。

2021年に発売が決定しているアジング製品の中では、間違いなく指折りの注目度を誇るアイテムとなっています。

大好きな”宵姫”ロッドが間口を広げ、より多くのアジンガーに受け入れられるのは個人的にもうれしい限り。

この機械に「宵姫」ロッドを使ってみてはいかがでしょうか?

「宵姫 爽」の注目モデル

ちなみに、私が注目しているモデルは↓の2本!

  • S53FL-solid(夏場の豆アジングで使いたい)
  • S63UL-solid(ちょい重ジグ単orシャロフリプチorSキャリーと合わせたい)

みなさんも今のうちに好みのモデルを絞り込んでみてはいかがでしょうか?

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