「21コルト」の情報が解禁!攻めのモデルチェンジを考察&全機種をチェック

オリムピック公式サイトで情報が公開され、話題沸騰中の「21コルト」。攻めすぎなモデルチェンジの全貌と機種ラインナップをチェックしていきましょう。

半分バカ売れが確定しているようなアジングロッドですから、見逃せませんぞ。

目次

※追記:後継モデル「23コルト」の発売が決定!

あの名竿が早くもモデルチェンジ!「21コルト」が新登場

2万円台ロッドで指折りの性能を誇る、みんな大好き「18コルト」。スペックはハイエンド並みだし、感度もキンキンだし、張りがあって振り抜けも申し分ありません。

いい意味でお値段と釣り合っていないアジングロッドなんですよこれが。なのに早くもモデルチェンジ!ってことで、驚いてます。

てことで本記事では、オリムピックの攻めすぎモデルチェンジ「21コルト」について取り上げていきます。

「18コルト」はまだまだ現役ですけど…

まず言っておきますが、先代の「18コルト」はスペック・性能的にも時代から全然遅れているわけではありません。

仮に「18コルト」が2018年に発売されず、2021年に発売されたとしてもバカ売れすると思います。

ですから、今回のモデルチェンジは攻め急ぎになるのでは?と若干心配しているわけです。(いや、もちろん嬉しいんですけどね。多分買いますけどね。)

ちなみに、上位モデルの「ヌーボコルトプロトタイプ」は発売から6年を経てモデルチェンジ予定。

てっきり「18コルト」もしばらくモデルチェンジしないと思っていたんですが、これは嬉しい誤算です。発売が待ちきれません。

価格はほぼ据え置き!

気になるお値段については、オリムピックの公式ページを見る限りではほぼ据え置きだと思われます。

定価ベースで

  • 18コルト:25,000〜27,000円
  • 21コルト:26,000〜27,500円

ぐらいの違いです。

「21コルト」についても先代の「18コルト」と同様に、店頭価格は2万円台前半になると予想されます。

性能をブラッシュアップしながらも価格を据え置いてくれるのはありがたい限りです。

オリムピック「21コルト」の特徴をピックアップ!

ってことで、「21コルト」の特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。注目ポイントは↓の4点です。

  • リールシートはIPS→DPSメインに
  • ガイドはチタンフレーム×SiC-Sリング
  • ブランクス関係のテクノロジーは先代を継承
  • デザインは上位機そっくりな大人系

リールシートはIPS→DPSメインに

まず、見た目のインパクトが最も大きいのはリールシートだと思います。

先代は全モデルがIPSシートでしたが、「21コルト」ではDPSシートがメインです。

アングラー個々人で賛否はあるでしょうから、良いか悪いかはなんとも言えません。ただ、個人的には大歓喜です。

(「ルナキア」だったり、「宵姫 天&華」だったり、ここ最近で心を鷲掴みされたロッドはDPSシートのものが多いので。)

EVAがないぶん、反響がクリアに伝わってくる(気がする)んですよね〜。

しかしながら、DPSシートはリールフットを指で挟まない前持ち派の方には使いにくいリールシートとして知られています。

従来のオリムピック製品のようなグリップが好みの方は

  • 592XUL-HS(IPSシート)
  • 6102L-HS(VSSシート)

といった”非DPS”モデルを選ぶほうが無難かもしれません。

ガイドはチタンフレーム×SiC-Sリング

ガイドセッティングは「チタンフレーム×SiC-Sリング」という組み合わせ。

こちらは先代モデルと同じ仕様となっています。軽くてラインにも優しいので、極細ラインを扱うアジングでも安心です。

ブランクス関係のテクノロジーは先代を継承

ブランクスに使われているテクノロジーも先代を継承した形です。

  • ライトウエイトグラファイトクロス
  • OSS(オリムピックセンシティビティーシステム)

が適用されています。

噛み砕いて言いますと、

  • 軽いのに強くて丈夫で
  • 気持ち良い張りがあるのに適度に柔らかくて
  • あらゆる感度が高い

というアジングロッドの理想を実現するためのテクノロジーってことです。

(詳しい解説はオリムピック公式サイトをご覧くださいませ。)

デザインは上位機そっくりな大人系

見た目でもう一つインパクトがあるのがデザイン(特に色味)です。

先代モデルの「18コルト」は差し色の赤が印象的だったのですが、「21コルト」はシルバーを差し色に用いたカラーリングとなっています。

見た目は2021年にモデルチェンジされる上位機「21コルト プロトタイプ」とそっくりです。

デザインを比較してみると…?

↓18コルト↓

↓21コルト↓

↓21コルト プロトタイプ↓

人によってデザインの好き嫌いはあるでしょう。

ただ、シンプルなのに大人の気品を感じさせるオリムピックらしさは、「21コルト」でも全開。美しすぎる…。

「21コルト」の機種ラインナップをチェック!

続いては「21コルト」の機種ラインナップをみていきましょう。

先代「18コルト」では全6機種構成だったんですが、「21コルト」は全8機種に拡充されています。(2022年の追加機種込み)

機種一覧はコチラ↓。

機種全長(m)自重(g)ルアー重量(g)継数
572UL-TS1.7050MAX2.52本
572UL-HS1.7052MAX2.02本
592XUL-S1.7548MAX1.52本
612L-HS1.8653MAX3.02本
622UL-HS1.8853MAX2.02本
642L-HS1.9355MAX4.02本
6102L-HS2.0857MAX5.02本
802ML-HS
★2022NEW
2.44MAX202本

先代「18コルト」の人気機種を残しつつ、ショートモデルを拡充。ジグ単好き(筆者含む)はゾクゾクしていることでしょう。

各モデルの特徴についてサクッと触れていきます。

21コルト 572UL-TS

全長自重ルアー重量継数
1.70m50gMAX2.5g2本

注目している方も多いであろうチタンティップ搭載モデル。

「18コルト」に追加されるという噂がありましたが、「21コルト」で出しちゃおう!って話になったんでしょうか。

金属的な反響感度がありながら、めちゃ細くて柔らかいチタンソリッドティップが気になっている方はぜひ。

21コルト 572UL-HS

全長自重ルアー重量継数
1.70m52gMAX2.0g2本

オリムピックのアジングロッドでは定番となっている5.7ftのソリッドティップ搭載モデル。

ワンハンドで投げやすくて取り回しも良く、細かなリグ操作も可能です。ジグ単専用のスペシャルモデルといえるでしょう。

21コルト 592XUL-S

全長自重ルアー重量継数
1.75m48gMAX1.5g2本

オリムピック製ロッドでは(多分)初となるXULパワーモデル。

ティップについても「HS」ではなく「S」表記ですから、全体的に柔らかいスローテーパーモデルなのでは?と予想しています。

豆アジングをさらに熱くしてくれそうなモデルなので、湾奥エリアがメインの方から人気が出るでしょうね。

21コルト 612L-HS

全長自重ルアー重量継数
1.86m53gMAX2.5g2本

軽量ジグ単に加え、重ためのジグ単も使いやすい6.1ftモデル。「572UL-HS」よりも汎用性に優れ、多彩なフィールドでジグ単ゲームを楽しめます。

こちらも「コルト」シリーズで絶大な人気を誇るど定番スペックです。

21コルト 622UL-HS

全長自重ルアー重量継数
1.88m53gMAX2.0g2本

先代「18コルト」にはラインナップされていなかった”6.2ft×UL”モデル。

5ft台のロッドは短くてちょっと苦手…。
でも、6フィート台のロッドってパワーありすぎなんだよな〜。
ちょうどいいヤツないの?

って方にドンピシャです。

21コルト 642L-HS

全長自重ルアー重量継数
1.93m55gMAX4g2本

「18コルト」や「20コルトUX」でも人気の”6.4ft×L”モデルです。

ジグ単での近距離戦に加え、スプリットやSキャリーなどを駆使した中距離戦も視野に入ります。

ジグ単専門のショートロッドとの2本使いスタイルもおすすめです。

21コルト 6102L-HS

全長自重ルアー重量継数
2.08m57gMAX5.0g2本

ジグ単やスプリットに加え、キャロまで視野に入るバーサタイルロッド。「642L-HS」よりもさらに汎用性が高く、攻略範囲が広がります。

6フィート10インチの長さがあるので、足場が高いフィールドや強風時の相棒としてもGood!他のモデルよりも繊細さは劣りますが、頼もしさはピカイチです。

21コルト 802ML-HS(※2022年追記)

全長自重ルアー重量継数
2.44mMAX20g2本

2022年に追加されたNEWモデル。

重量級のキャロやフロートにも対応する遠投特化のロングロッドです。

従来ラインナップのリグキャパは最大5gだったんですが、802ML-HSの登場によって一気に最大20g対応に。

遠投好きなあジンガーにおすすめしたい1本です。

 

≫関連:長尺追加|オリムピック「コルト」の2022年追加機種まとめ

がまかつ「宵姫 爽」と真っ向勝負の様相!2021年のアジングロッド中級機がアツい!

出典:がまかつ

さて、2021年のアジングシーンではもう一つ見逃せないロッドがリリースされます。

はい、がまかつの「ラグゼ 宵姫 爽」です。こちらも発売前からいろいろと話題になっておりますが、相当な高性能に仕上がっている模様。

「21コルト」と同価格帯でバチバチやることになるでしょう。2万円台のロッドをお求めの方は「宵姫 爽」も要チェックです。

「21コルト」も品薄を予想。早めにゲットしたいですね!

というわけで、オリムピックの新製品「21コルト」に関する情報は以上です。

2020年にアジング界を激震させた「20コルトUX」と同様に、良い意味で期待を裏切りそうだと思いません?ワクワクが止まらないです。

オリムピック製ロッドですから、例のごとく発売直後からバカ売れして品薄になることも予想されます。

何としてもゲットしたい方は、どの機種にするかを早めに絞り込み、目を血走らせて予約開始を待ちましょう。

「21コルト」の注目モデルは…?

ちなみに、筆者が注目している「21コルト」は以下の3機種です。

  • 572UL-TS
  • 592XUL-S(←特にコレ!)
  • 642L-HS

みなさんは全7機種のうち、どれがお好みでしょうか?

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