オリムピック「23コルト」が発売決定!わずか2年でモデチェンする理由とは?

2023年にモデルチェンジを迎える「23コルト」の情報をまるっとまとめてご紹介。

わずか2年という短期スパンで次世代モデルを発売する意図は何なのか?先代の「21コルト」と何が変わったのか?を考察&解説していきます。

目次

オリムピック「23コルト」が発売決定!

「23コルト」のモデルチェンジが決定しました。

先代モデルである「21コルト」の発売からわずか2年でのモデルチェンジということで、かなり早めのスパンとなっています。

最近になってやっと「21コルト」を買ったという人も多いでしょうし、このモデルチェンジは賛否がありそう…。

せっかく最新モデルと思って、ついこないだ買ったのに、ワイの「21コルト」はもう型落ちかよ。

という不満は少なからず出てくると思われます。

ただ、ネガティブ要素があってもあえてこのタイミングで新世代モデルを発売するというのは、品質に絶対の自信があってのことでしょう。

そういった意味では、期待大なアイテムといえます。

「23コルト」の価格と発売日

「23コルト」の発売時期は機種によって異なり、その一覧は以下のとおりです。

発売年機種
2022年先行発売802ML-HS
2023年春発売予定572UL-TS
572UL-HS
592XUL-S
612L-T
622UL-HS
642L-HS
2023年秋発売予定642L-T

お値段は定価で28,000〜30,500円となっており、先代モデルとほぼ同水準。

実売価格は2万円台中盤〜後半ぐらいになると思われます。

オリムピック「コルト」シリーズの人気モデルは、発売からしばらくは品薄になることが多いです。

いち早く入手したい方は、なるべく早めに予約を入れておくことをおすすめします。

上位グレードの「23コルト プロトタイプ」もモデルチェンジ!

ちなみに、上位グレードの「23コルト プロトタイプ」も発売が決定しています。

こちらも先代の発売から2年でのモデルチェンジということで、物議をかもしそうなタイミングです。

「23コルト」よりも1万円ぐらい高額ではありますが、隣接するグレードだけに見逃せません。

「23コルト プロトタイプ」の情報については、以下の記事で特集しています。

興味のある方は、こちらも除いてみてください。

オリムピック「23コルト」の仕様を解説!

つづいては、「23コルト」の仕様について解説していきます。

といっても、短期スパンでのモデルチェンジということもあり、先代の「21コルト」と激的な違いはありません。

最大の注目ポイントは新リールシート”OP-01”

今回のモデルチェンジで唯一ともいえる大きな違いはリールシート。

「23コルト」には、オリムピック独自の新シート”OP-01”が搭載されています。

その特徴は、グリップ部の大胆な肉抜き。

グリップ自体が軽くなるのはもちろん、肉抜き部分からのブランクスタッチも可能となります。

全体的に硬めの質感の素材になっていることもあり、感度アップにかなり貢献してくれるでしょう。

新シート”OP-01”の搭載モデルは?

新シートの”OP-01”は、ジグ単がアプローチの主軸となるフィネス系機種を中心に搭載されています。

逆に言えば、すべてのモデルに新シートが搭載されているわけではないということです。

機種別のリールシート搭載状況は以下のとおり。

リールシート搭載機種
OP-01572UL-TS
572UL-HS
612L-HS
642L-HS
642L-HS
642L-T
IPSシート592XUL-S
VSSシート6102L-HS
802ML-HS

新シートをぜひとも体感してみたい!という方は、搭載モデルをしっかりチェックしてから購入する機種を決めましょう。

その他の仕様まとめ

「23コルト」のその他の搭載マテリアル・テクノロジーについては、以下のようになっています。

仕様概要
ライトウエイトグラファイトクロス独自のカーボン組布。主にロッドの軽量化や強度アップに寄与する。
O.S.S.感度を数値化する独自システム。感度アップに貢献する。
チタンフレームSiC-S軽さと耐久性に優れるガイドセッティング。
逆並継1ピースと遜色ないベントカーブを実現。

このあたりは先代の「21コルト」を継承した形となっています。

上記の仕様について深く知りたい方は、オリムピックの「23コルト」公式ページ、あるいは「21コルト」の特集記事をご覧ください。

オリムピック「23コルト」の機種ラインナップ

お次は「23コルト」の機種ラインナップをチェックしていきましょう。

スペック一覧は以下のとおりです。

機種全長自重ルアー重量継数
572UL-TS1.70m48gMAX 2.5g2本
572UL-HS1.70m52gMAX 2g2本
592XUL-S1.75m48gMAX 1.5g2本
612L-HS1.86m53gMAX 3g2本
622UL-HS1.88m53gMAX 2g2本
642L-HS1.93m55gMAX 4g2本
642L-T1.93m55gMAX 4g2本
6102L-HS2.08m56gMAX 5g2本
802ML-HS2.44m73gMAX202本

機種構成についても、先代モデルの「21コルト」をほぼ継承した形となりました。

先代モデルにないのは”642L-T”の1機種のみとなっています。

オリムピック「23コルト」の注目機種4選

ここからは、上表の機種ラインナップから厳選した「23コルト」の筆者的注目モデルを4つほど紹介していきます。

注目モデル①23コルト 642L-T

全長自重ルアー重量継数
1.93m55gMAX 4g2本

23モデルで新たに加わったニューフェイス。

全9機種中で唯一のチューブラーモデルとなっています。

俊敏な操作・フッキングを強みとし、アングラー側からの積極的な仕掛けを楽しめるセッティングです。

ソリッドディップモデルと比べると穂先が強いので、ヘビージグ単でのアプローチや激流・ディープ攻略でも使いやすいでしょう。

注目モデル②23コルト 572UL-TS

全長自重ルアー重量継数
1.70m48gMAX 2.5g2本

チタンソリッドティップ搭載の超絶フィネスモデル。

抜群の荷重感度と金属的な反響感度が共存する、上級者好みな1本です。

こちらは希少なチタンティップロッドということで、品薄になる可能性が最も高いモデルでもあります。

先代の「21コルト」のときと同様に、なかなかに入手困難となるでしょう。

なんとしてもGETしたい方は、お近くの特約店でキープしてもらう、あるいはネットで買うなら受付開始と同時に予約を入れましょう。

注目モデル③23コルト 572UL-HS

全長自重ルアー重量継数
1.70m52gMAX 2g2本

コルトシリーズではおなじみの定番ジグ単モデル。

取り回し良し、フッキング速し、操作性良し、感度良し、キャスト決めやすし、…な5.7ftのULロッドです。

一般的な漁港や堤防でアジングをやるなら、かなり使い勝手が良い1本となっています。

アジングのショートロッド初挑戦という方にもおすすめです。

注目モデル④23コルト 592XUL-S

全長自重ルアー重量継数
1.75m48gMAX 1.5g2本

「23コルト」で唯一の”非”HS(ハードソリッド)モデル。

つまり、柔らかめのソリッドティップが搭載されている機種ということです。

超軽量ジグ単でのドリフトや、湾奥エリアでの豆アジ・小アジ釣りへの適性が高いモデルとなっています。

近距離をスローに引くには最高ですが、操作やフッキングの速さ・キレはイマイチ。

良くも悪くもクセのある個性派モデルといえるでしょう。

592XUL-Sは完全なるジグ単モデルですが、NEWグリップ”OP-01”は非搭載。

硬い手触りのグリップが苦手な方や、定番のIPSシート好きな方の受け皿になる1本ともいえますね。

「23コルト」のその他5機種の特徴をサクッと紹介

筆者的注目機種は上記の4本ですが、「23コルト」には他にも優秀な機種が揃っています。

他の5機種についても、手短に特徴を紹介しておきますね。

23コルト 622UL-HS

全長自重ルアー重量継数
1.88m53gMAX 2g2本
  • ちょい長めのジグ単特化モデル
  • 大きめのストロークでフィネスなリグを操ることが可能

23コルト 612L-HS

全長自重ルアー重量継数
1.86m53gMAX 3g2本
  • 近〜中距離対応のショートモデル
  • 適度にパワーのあるLクラス
  • ジグ単だけでなく軽めのスプリットやフロートにも対応

23コルト 642L-HS

全長自重ルアー重量継数
1.93m55gMAX 4g2本
  • 612L-HSよりも少しフトコロが深い6.4ft×Lパワーモデル
  • 基本的な運用(役割)は612L-HSと同じ

23コルト 6102L-HS

全長自重ルアー重量継数
2.08m56gMAX 5g2本
  • ロクテン(6フィート10インチ)のLパワーモデル
  • 長さがあるぶん、分離シンカー系リグを扱いやすく、飛距離も稼げる
  • 足場が高い釣り場でのゲームが多い方にもGood!

23コルト 802ML-HS

全長自重ルアー重量継数
2.44m73gMAX 20g2本
  • 20gクラスのリグを背負えるド遠投モデル
  • ヘビーな飛ばしウキやシンカーをつけて、がっつり沖を攻めたい方向けの1本
  • かなり強さがあるので、エギングやチニングなど、アジング以外の釣りでも活躍可
  • ソルトルアーのなんでもロッドとしてもおすすめ
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オリムピック「23コルト」のライバル製品まとめ

出典:がまかつ

「23コルト」が競合する他社有力ロッドの情報も簡単にまとめておきます。

てことで、一覧はコチラ↓です。

メーカー注目製品
ダイワ21月下美人MX アジング
シマノ21ソアレXR
がまかつラグゼ 宵姫 爽
メジャークラフト鯵道5G
アブガルシアソルティーステージ プロトタイプ アジング

いずれも「23コルト」と同価格帯の人気ロッドです。

オリムピック製品にこだわらない方は、上表のアイテムもぜひチェックしてみて下さい。

2023年もコルトシリーズがアツい!

というわけで、「23コルト」の紹介は以上です。

記事内でもお伝えしたとおり、最大の注目ポイントはNEWシートの”OP-01”。

この新シートを早く使って欲しいからこそ、あえて2年スパンでのモデルチェンジを選択したのではないでしょうか。

上位グレードの「23コルト プロトタイプ」も同じタイミングでリニューアルされることですし、2023年も「コルト」シリーズから目が離せそうにありませんね。

オリムピック「23コルト」の機種一覧

機種全長自重ルアー重量継数
572UL-TS1.70m48gMAX 2.5g2本
572UL-HS1.70m52gMAX 2g2本
592XUL-S1.75m48gMAX 1.5g2本
612L-HS1.86m53gMAX 3g2本
622UL-HS1.88m53gMAX 2g2本
642L-HS1.93m55gMAX 4g2本
642L-T1.93m55gMAX 4g2本
6102L-HS2.08m56gMAX 5g2本
802ML-HS2.44m73gMAX202本

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