シマノのアジング入門ロッド「ソアレBB アジング」が2023年にモデルチェンジ。

上位グレードでもおなじみの「ハイパワーX」などを携え、魅力たっぷりの仕様でリニューアルされました。

本記事ではそんな「23ソアレBB アジング」の情報をギュッとまとめていきます。

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シマノ製アジングロッドの全体像

出典:シマノ

まずは、シマノのライトゲームブランド「ソアレ」から発売されているアジングロッドの全体像をおさらいしておきましょう。

現在(2023年8月時点)の製品ラインナップは以下のとおりです。

製品実売価格
19ソアレ リミテッド7万円前後
20ソアレ エクスチューン4万円前後
21ソアレXR3万円前後
22ソアレSS アジング2万円前後
20ソアレTT アジング1.5万円前後
23ソアレBB アジング(←本記事)1.2万円前後

本記事で取り上げる「23ソアレBB アジング」はシリーズで最もリーズナブルな入門機。

これからアジングを始めたい方向けの製品です。

シマノ「23ソアレBB アジング」の特徴

出典:シマノ

ここからは「23ソアレBB アジング」の特徴を見ていきましょう。

ブランクの要は「ハイパワーX」

出典:シマノ

ブランクのキモとなるのは、ブランク最外層をX状のカーボンテープで補強するシマノの独自機構「ハイパワーX」。

ネジレとパワーロスを低減し、ブランクの性能を引き上げてくれます。

「ソアレ」シリーズのロッドには、最上位グレードまで漏れなく搭載されている重要テクノロジーです。

タフテック、ハイレスポンスソリッド

「23ソアレBB アジング」は全機種がソリッドティップ仕様。

性質(主に硬さ)が異なる2種のソリッドティップが以下のように使い分けられています。

ティップの種類硬さ搭載機種
タフテック柔らかめS54SUL-S
ハイレスポンスソリッド硬めS58UL-S
S64UL-S
S610L-S

上表をみてわかるとおり、メインとなっているのは張りが強め(硬め)の「ハイレスポンスソリッド」です。

乗せ掛けのバランスが良くクセなく扱えるため、上位グレードの機種にも広く採用されています。

柔らかめのソリッドティップ「タフテック」は、最も短くてフィネスな機種「S54SUL-S」に搭載。

こちらは軽量ジグ単に特化した攻めにマッチする、少し玄人向けのセッティングとなっています。

ブリッジライクシート

出典:シマノ

リールシートには、ソアレシリーズではおなじみの「ブリッジライクシート」。先代に引き続いての採用となりました。

抜群の握りやすさがありながら、軽量・硬質で感度アップにも貢献するシマノ社自慢のオリジナルリールシートです。

ガイドセッティング

ガイドセッティングは、トップガイドにSiCリング、その他はアルコナイトリングという組み合わせ。

十分な実釣性能と耐久性がありながら低コストということで、入門ロッドには持ってこいのセッティングです。

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シマノ「23ソアレBB アジング」の機種ラインナップ

出典:シマノ

「23ソアレBB アジング」には全4機種がラインナップされており、スペックの一覧は以下のとおり。

品番全長(m)自重(g)ルアーウェイト(g)継数(本)
S54SUL-S1.63480.3-62
S58UL-S1.73530.4-82
S64UL-S1.93590.5-122
S610L-S2.08610.6-122

5フィート台に2機種、6フィート台に2機種という無難なラインナップです。

アジングの基本をじっくり学ぶのにちょうど良い機種が揃えてありますね。

シマノ「23ソアレBB アジング」の価格と発売日

「23ソアレBB アジング」は定価で14,600〜16,100円。実売価格は先代モデルと同水準の12,000円前後となっています。

このスペックでこのお値段というのは、文句なしに高コスパといえましょう。

「23ソアレBB アジング」は2023年8月に発売済み。実店舗ならびに各種ネットショップでも購入可能です。

まとめ

というわけで「23ソアレBB アジング」の紹介は以上です。

ビッグサプライズはないものの、「ハイパワーX」や「ブリッジライクシート」など上位グレードでも好評の仕様を着実に搭載しています。

シマノが2023年に送り出す新たなアジング入門機。お試しになってみてはいかがでしょうか。

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