- TICT(ティクト)のアジングロッドが欲しいけど、種類がたくさんありすぎてわからない…。
- 他のメーカーと比べて、TICT(ティクト)にはどんな特徴があるの?
- 自分にピッタリのTICT(ティクト)製アジングロッドが知りたい!
↑のような疑問にお答えしていきます。
高度な技術を持つアジング中上級者からの支持が厚いTICT(ティクト)。
その理由は、ロッドに適したシチュエーションをしっかりと絞って、変態的なスキルと知識をもつ玄人好みの製品を開発しているからです。
この記事では、アジング初心者の方にもわかるように
- TICT(ティクト)のアジングロッドの全体像と特徴
- TICT(ティクト)のアジングロッド各モデルの徹底解説
の内容で、TICT(ティクト)製アジングロッドの完全ガイドをお届けしていきます。
メリットだけに焦点を当てず、しっかりとデメリットも交えつつ解説していきますので、ぜひお役立てください。
TICT(ティクト)製アジングロッドのラインナップ

TICT(ティクト)製アジングロッドは
製品ライン | クラス | 実売価格 | スペック |
---|---|---|---|
SRAM UTRシリーズ★ | ハイエンド | 45,000円前後 | 5種類 |
SRAM EXRシリーズ★ | ミドルエンド | 30,000円前後 | 10種類 |
b4シリーズ | ミドルエンド | 25,000円前後 | 7種類 |
の3種類の製品ラインで構成されています。
それぞれのラインに、長さやティップなどのスペックが異なるロッドが数種類用意されている図式です。
特に人気が高いのが、アジングに特化した製品ラインである「SRAM UTRシリーズ」と「SRAM EXRシリーズ」。
なので本記事では、この2種類のラインを主としてロッドをご紹介していきたいと思います。
というのも、3つ目の選択肢となるライトゲーム全般に対応するミドルエンド機「b4シリーズ」は正直言って、コスパが悪めなんですよね…。
詳しい理由は後述しますが、とりあえずTICT(ティクト)のアジングロッドを選ぶ時は「SRAM」という名前がついたものにした方が良いっすよってことです!
TICT(ティクト)製アジングロッドの特徴

TICT(ティクト)のアジングロッド、特にSRAMシリーズには以下の3つの特徴があります。
- 「軽さ」にこだわった設計
- 用途に応じた細かい使い分けを想定
- 「やりたいこと」が明確な中上級者向け
順番にサクッと解説しときます。
「軽さ」にこだわった設計
TICT(ティクト)製アジングロッドでも特に際立つのが「軽さ」です。
- 5フィート台のショートロッドは50g前後
- 6フィート台のミドルロッドは60g強
がスタンダードとなっており、各メーカーの同価格帯アジングロッドと比較してもトップクラスの軽量化が施されています。
近年のアジングシーンで求められる「静」の釣りで重要なのは、ロッドに伝わるリグの重みの変化から潮のヨレ(釣れる潮)を見つけること。
超軽量ジグ単に伝わる微妙な変化を感じ取るには、ロッドは極限まで軽くなければなりません。
TICT(ティクト)はその点にこだわり抜いてロッドをデザインしており、アジング上級者をも唸らせる感度を実装しています。
用途に応じた細かな使い分けを想定
TICT(ティクト)のアジングロッドは、それぞれのロッドの役割を絞り込み、よりフィールドの特性に合った釣りを楽しめるよう工夫されています。
特に優れているのがジグ単の特化ロッドのラインナップです。
- ハイエンドのSRAM UTRシリーズはジグ単特化ロッドが4種類
- ミドルエンドのSRAM EXRシリーズはジグ単特化ロッドが5種類
という充実度。
水深や足場の状況、求められる飛距離など、フィールドにマッチする最強の1本を追い求めることができます。
「やりたいこと」が明確な中上級者向け
TICT(ティクト)製アジングロッドが中上級者向けなのは、細かい使い分けを提案する製品ラインナップを持っているからです。
メインで攻めるフィールドや自身の釣りスタイルが確立されている方にとっては、よだれが出るようなロッドが揃っています。
TICT(ティクト)の製品ラインナップは、オールラウンダーはガン無視して、スペシャリストばかりを揃えた専門家集団といえるのです。
しかしながら、スペシャリスト集団には相応の脆さ(デメリット)があります。
- 地形やパターンが把握できていない初見に近いフィールド
- 1本のロッドでなんでもやりたいアジング初心者のニーズ
との相性は悪めです…。
キレ味抜群の尖ったTICT(ティクト)製アジングロッドを使うなら、鋭いが故の脆さも十分に理解しておかねばなりません。
ということで、次ページからはTICT(ティクト)のアジングロッド各モデルについて丁寧に解説していきます!
【ミドルエンド】SRAM EXRシリーズ

TICT(ティクト)製アジングロッドのミドルエンド機は「SRAM EXR」シリーズです。
実売価格30,000円前後ながらもハイエンド並みの軽さと感度を持つ人気モデルとなっています。
SRAM EXRシリーズのラインナップ
SRAM EXRシリーズは、フィールドやシチュエーションに応じた細かい使い分けができるよう、実に10種類のスペックが用意されています。
アイテム | ティップ | 全長 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
SRAM EXR-57S-Sis | カーボンソリッド | 1.70m | 0.2~1.5g |
SRAM EXR-60S-Sis | カーボンソリッド | 1.83m | 0.2~2g |
SRAM EXR-64S-Sis | カーボンソリッド | 1.94m | 0.2~3.5g |
SRAM EXR-66T-Sis | チューブラー | 1.99m | 1~4g |
SRAM EXR-68S-Sis←NEW | カーボンソリッド | 2.03m | 0.4~3.5g |
SRAM EXR-611S-Sis | カーボンソリッド | 2.11m | 0.4~5g |
SRAM EXR-73S-Sis | カーボンソリッド | 2.21m | 0.8~7g |
SRAM EXR-73T-Sis | チューブラー | 2.22m | 1~8g |
SRAM EXR-77S-Sis | カーボンソリッド | 2.32m | 1~11g |
SRAM EXR-82T-Sis | チューブラー | 2.49m | 1.5~16g |
スペック名のケツに「Sis」と付いているとおり、ガイドリングには「Sicリング」の上位版である「Sic-sリング」が搭載されています。
ガイドフレームはハイエンドのSRAM UTRシリーズと同じチタン製。
上位機種に迫る軽さを実現する源です。
SRAM EXR-57S-Sis
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
カーボンソリッド | 1.70m | 55g | 0.2~1.5g |
SRAM EXRシリーズの中で最も短いのが「57S-Sis」。
対応ルアー重量の0.2~1.5gを見てわかる通り、軽量ジグ単での超近距離戦に特化したフィネスモデルとなっています。
近年のアジングシーンで重要視されるアミパターンの攻略に持ってこい!
港湾部の常夜灯周りでのアジングをメインにする方にピッタリです。
SRAM EXR-60S-Sis
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
カーボンソリッド | 1.83m | 58g | 0.2~2g |
SRAM EXRシリーズで2番目に短いのが「60S-Sis」。
得意とするシチュエーションは「57S-Sis」と同じ近距離戦ですが、
- 2gまでのリグを使える
- レングスが長い
の2点があるぶん、捜索可能な範囲が広がります。
SRAM EXR-64S-Sis
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
カーボンソリッド | 1.94m | 60g | 0.2~3.5g |
「60S-Sis」からもう一回り長くなったのが「64S-Sis」。
ルアーの対応重量もMAX3.5gとなっており、軽めのスプリットショットリグまで扱うことができ、さらに捜索範囲が広がります。
感度に関しては多少劣りますが、ショートロッドが苦手とする足場の高いポイントや強風にも対応しやすいです。
SRAM EXR-66T-Sis
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
チューブラー | 1.99m | 65g | 1~4g |
チューブラーティップを搭載し、6フィート台のロッドの中で最もシャキッとした仕上がりになっているのが「66T-Sis」。
アンダー1gのジグ単をゆらゆらと操る繊細さはありませんが、チューブラーらしい「コツコツ」系の感度が高いという特長があります。
ロッド全体にハリがあるので、カーボンソリッド搭載のモデルよりもキビキビしたアクションが得意です。
- 縦の釣りでスピーディーに誘いたいマズメ時
- 水深のあるフィールド
で優位性を発揮してくれます。
SRAM EXR-611S-Sis
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
カーボンソリッド | 2.11m | 68g | 0.4~5g |
アンダー1g~5gまでのリグに対応するのが「611S-Sis」。
スプリットや軽めのキャロ・フロートまで扱うことができ、ロッドも長いので飛距離も伸びます。
しかしながら、アンダー1gを操作できるギリギリのレングスなので、わずかな潮流の変化を読むほどの感度は望めません。
操作するリグは1g~がメインになるかと思います。
SRAM EXR-73S-Sis
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
カーボンソリッド | 2.21m | 70g | 0.8~7g |
各メーカーから発売されている遠投リグ用ロッドは8フィート前後のものが多いのですが、「そこまで長くなくていいんだよな~…」と思ってる方用のロッドです。
遠投用ロッドながらも取り回しが良く、キャスト性能もそれほど損なわれないという絶妙なバランスに仕上げられています。
しかし、ルアー対応重量が7gまでというのが、マイナスポイント…。
遠投用ロッドなら10gぐらいまでは対応してほしい…。
SRAM EXR-73T-Sis
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
チューブラー | 2.22m | 70g | 1~8g |
ひとつ前にご紹介した「73S-Sis」のチューブラーバージョンが「73T-Sis」。
穂先にハリがあるぶん大きくキビキビとしたアクションができ、アピール力が強化されています。
取り回しの良いロッドレングスは見事なのですが、こちらもルアーの対応重量が心もとない…。
(感度が下がってもいいから、もう少し強度を上げてくれ…)
SRAM EXR-77S-Sis
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
カーボンソリッド | 2.32m | 75g | 1~11g |
「やっぱ遠投リグ用ロッドはこのスペックでしょ!」ってのが「77S-Sis」です。
「73S」と「73T」に足りない強度がバッチリ実装され、MAX11gのルアーを背負える力持ちとなっています。
もちろん軽量ジグ単を使うことはできませんが、重ためのキャロやフロート、軽めのメタルジグまで扱うことが可能。
頼れる遠投リグのスペシャリストです。
SRAM EXR-82T-Sis
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
チューブラー | 2.49m | 90g | 1.5~16g |
「77S-Sis」よりもさらに長く、さらに強く作られているのが「82T」。
尺アジ、ギガアジを強引なファイトで寄せることができるパワーロッドです。
しかし、20cm前後のアジがメインターゲットの場合は完全なるオーバースペックとなります。
「離島のギガアジを狩りにいくぜ!」というシチュエーションでしか出番がないかもです…。
SRAM EXRシリーズのおすすめロッド
SRAM EXRシリーズの全9スペックをサクッとご紹介してきましたが、「さすがに多すぎるぜ…」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
なので、全9種類の中でも特におすすめのモデルをピックアップしておきます。
ジグ単特化の近距離戦なら「SRAM EXR-57S-Sis」
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
カーボンソリッド | 1.70m | 55g | 0.2~1.5g |
SRAM EXRシリーズの中で、近距離戦での感度がこいつに勝るモデルはありません。
ルアーの対応重量も1.5gあれば、とりあえず近距離戦では万能。
港湾部の常夜灯下でのアジングがメインの方は、こいつ1本でOKです!
遠投リグ特化なら「SRAM EXR-77S-Sis」
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
カーボンソリッド | 2.32m | 75g | 1~11g |
遠投リグ用ロッドなら「77S-Sis」一択です。
ルアーの対応重量、遠投性能ともに丁度良い!
THIS IS 最高に丁度良い遠投リグロッドってやつですよ。
ジグ単&遠投リグ兼用は…?
ちなみにSRAM EXRシリーズの中には、ジグ単と遠投リグを兼用できるモデルはありません。
というか、1つ1つのロッドが持つ役割を明確にするために、あえて作ってないのかもです。
「ジグ単から遠投リグまで超万能に扱えるロッドねえの?」って方は、シマノのロクテン(6フィート10インチ)のモデルがおすすめ!
アンダー1gから12gまでのルアーを背負える正真正銘のオールラウンダーです。
ちなみに、シマノ製については姉妹記事の↓をご覧くださいませませ♪
【ミドルエンド】b4シリーズ

b4シリーズはぶっちゃけコスパ微妙です…
TICT(ティクト)のミドルエンド機には、もうひとつ「b4」というシリーズもあります。
が、正直おすすめしません…。
ぼくはTICT(ティクト)の回し者ではありませんので、キッパリ言います。
「b4」シリーズは、他メーカーの同価格帯機と比較してコスパが微妙です…。
微妙だと思う理由は以下の3点。
- ロッドの自重が重い…
- 2.5万円前後の価格帯にしてはガイド性能が…
- そもそも、アジング専用設計ではない
ロッドの自重が重い…
b4シリーズは同価格帯の他社製ロッドと比較して、全体的に自重が重ためです。
実売価格2.5万円の機種は、ダイワなら月下美人MX、シマノならSoare(ソアレ)CI4+となります。
全長が似たモデルの重さを比較すると↓
TICT b4 bFO-68S(全長2.03m) | ダイワ 月下美人 MX 64.5LS-S (全長1.94m) | シマノ Soare CI4+ S610L-S(全長2.08m) |
---|---|---|
85g | 65g | 60g |
アジングロッドにおいて20gは結構な差です。
2.5万円前後の価格にしてはガイド性能が…
自重と同じようにガイド性能も比較すると↓
TICT b4 bFO-68S | ダイワ 月下美人 MX 64.5LS-S | シマノ Soare CI4+ S610L-S |
---|---|---|
ステンレスフレーム+Sicリング | チタンフレーム+Sicリング | チタンフレーム+Sicリング |
「ステンレスフレーム+Sicリング」の組み合わせは、ダイワ&シマノでいえば1万円前後のローエンド機種に搭載されています。
2.5万円前後のロッドとしては正直満足できないですね…。
そもそも、アジング専用設計ではない
b4シリーズはアジングに特化したロッドではなく、ライトゲーム全般での使用を想定しています。
根に潜るロックフィッシュを強引に引きはがすようなパワーも実装しないといけないので、軽さを担保するのは難しいのでしょう。
とにもかくにも、b4シリーズをアジング専用ロッドとして買う理由はぶっちゃけ見当たりません。
- お値段的に頑張れる方はひとつ上のグレードであるSRAM EXRシリーズ
- 出しても25,000円だねって方は、他社のロッド
にした方が良かろうかと思います。
【ハイエンド】SRAM UTRシリーズ

さて、ここからはハイエンド機です。
TICT(ティクト)製アジングロッドの頂点に君臨するのがこの「SRAM UTRシリーズ」。
やばめな性能を見ていきましょう!
SRAM UTRシリーズのラインナップ
ガチガチの本格仕様に仕上げられた「SRAM UTRシリーズ」のラインナップは以下の5種類。
アイテム | 継数 | ティップ | 全長 | ルアー重量 |
---|---|---|---|---|
SRAM UTR-55one-TOR CQC | 1piece | カーボンソリッド | 1.65m | 0~2g |
SRAM UTR-58T-one-TOR Swingman | 1piece | チューブラー | 1.73m | 0.8~5g |
SRAM UTR-61one-lgd | 1piece | カーボンソリッド | 1.85m | 0~3.5g |
SRAM UTR-68-TOR The Answer | 2piece | カーボンソリッド | 2.03m | 0.2~3g |
SRAM UTR-75Tcaro-TOR | 2piece | チューブラー | 2.26m | 1.5~11g |
SRAM UTRシリーズの性能は申し分ないのですが、ひとつ注意すべきことがあります。
それは「継数」です。
全長1m台の3機種はどれも1ピースロッドとなっていますので、収納や運搬に難があります。
「知らずにネットで買って届いてみたら1ピースでびっくり!」みたいなことにならないよう、ご注意ください。
SRAM UTR-55one-TOR CQC
ティップ | 全長 | 継数 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|---|
カーボンソリッド | 1.65m | 1piece | 55g | 0~2g |
SRAM UTRシリーズの中で最も短いのが「55one-TOR CQC」です。
名前に入っている「TOR」は最高級のガイドリングである「トルザイトリング」が搭載されていることを意味します。
CQCは「Close Quarters Combat = 近接格闘」の略で、近距離戦のスペシャリストであることを主張。
アンダー1gのジグ単の存在感もハッキリと感じることができ、食い渋るアジに口を使わせるスローなゲーム展開で絶対的な強さを発揮する1本に仕上がっています。
SRAM UTR-58T-one-TOR Swingman
ティップ | 全長 | 継数 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|---|
チューブラー | 1.73m | 1piece | 48g | 0.8~5g |
短尺ロッドにチューブラーティップを組み合わせる面白い発想で造られたのが、「58T-one-TOR Swingman」です。
1g~のちょい重ジグ単を使用したスピーディーな縦の釣りやディープ攻略を目的として開発されています。
シャキッとした硬さのあるティップが特徴となっており、カーボンソリッドが苦手とするシチュエーションでの働きは抜群です。
また、48gという驚異的な軽さもストロングポイント。
軽さに定評のあるTICT(ティクト)製ロッドの中でも最軽量を誇る1本です。
SRAM UTR-61one-lgd
※ネットショッピングサイトでは品切れ中※
ティップ | 全長 | 継数 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|---|
カーボンソリッド | 1.85m | 1piece | 58g | 0~3.5g |
- 5フィート台のショートロッドは苦手…
- もうちょっとキャストの飛距離が欲しいよね…
って方におすすめなのが、「UTR-61one-lgd」。
ティップからベリー、バットのしなりが良いので、軽量ジグヘッドをより遠くへ運んでくれます。
特にティップは極細仕様なので、目感度においても有利です。
SRAM UTR-68-TOR The Answer
ティップ | 全長 | 継数 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|---|
カーボンソリッド | 2.03m | 2piece | 55g | 0.2~3g |
いくら性能が良くても1ピースロッドは無理だぜ…って方には、「UTR-68-TOR The Answer」。
先にもお伝えした通り、UTRシリーズのショートロッドはすべて1ピース。
性能が良くても、持ち運びや保管が結構面倒なんです…。
「UTR-68」はシリーズ最細の0.65mmのカーボンソリッドが搭載されており、2ピースながらもビンビンの感度を有します。
「The Answer」の名のとおり、その日の答え(正解パターン)を探すための心強いパートナーなのです。
SRAM UTR-75Tcaro-TOR
ティップ | 全長 | 継数 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|---|
チューブラー | 2.26m | 2piece | 78g | 1.5~11g |
ハイエンドのUTRシリーズの中で唯一遠投リグに対応できる長尺ロッドが「UTR-75Tcaro-TOR」。
11gまでのリグを背負えますので、重ためのキャロを付けた大遠投もお手の物です。
ティップはチューブラーになっていますので、沖のディープ攻略をするときもアクションをしっかりとリグに伝えることができます。
チューブラーは「コツコツ」系の違和感を感知しやすいので、地形の変化を探りやすいという利点もアリ。
沖を攻めるために必要な性能はすべて整っています。
【番外編】モバイルロッドもあります!

ティップ | 全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|---|---|
カーボンソリッド | 1.78m | 5piece | 40cm | 85g | 0.1~3.5g |
TICT(ティクト)からは、持ち運びに便利なモバイルロッドもリリースされています。
さきほど盛大にディスった「b4」シリーズですが、モバイルロッドならば選択肢としてアリかなと。(どこから目線やねんw。)
仕舞寸法も40cmと他メーカーと比較してもコンパクトですし、ルアー重量も3.5gまで対応しているので重ためジグヘッドもキャストできます。
『いつでもどこでもライトゲームを!』というコンセプト通りの仕上がりです。
TICT(ティクト)製アジングロッドでアジングを快適に!
ということで、TICT(ティクト)製アジングロッドの完全ガイドは以上です!
TICT(ティクト)はこだわり強めな中上級者向けメーカーで、正直とっつきにくい一面は大いにあります。
しかし、自分の釣りスタイルやメインフィールドに最適な1本を探せるラインナップは魅力的!
1本1本の違いを意識して、あなたにピッタリなTICT(ティクト)製アジングロッドを見つけてみてはいかがでしょうか。