お値段以上の性能をもつコスパ最強のメバリングロッドを一挙にまとめてご紹介します。

数多くある製品のなかから8つのコスパ最強ロッドを厳選し、ランキング形式でまとめました。

できるだけコストを抑えつつ、優秀なロッドを入手したい方はチェックしていってください。

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メバリングロッドのコスト感について

出典:ダイワ

まずはメバリングロッドのコスト感について、サクッと解説しておきます。

価格帯と運用イメージの一覧は以下のとおりです。

価格帯運用イメージ
〜1万円激安入門ロッド
1万円台入門ロッド
2万円台スタンダードロッド
ステップアップロッド
3万円台中堅ロッド
4万円台〜ハイエンドロッド

コスパ最強の価格帯は?

上記のうち、どの価格帯のコスパが最強なのか気になるところだと思いますが、この判断は人によって大きく変わってくるので一概には言えません。

ただ、コスパについて評価されることが多いのは、〜3万円台の製品たちです。

というわけなので、本記事では良コスパなメバリングロッドを〜3万円台の価格帯からピックアップし、ランキング形式で紹介していきます。

コスパ最強のメバリングロッドおすすめランキング

ここからは、良コスパなおすすめメバリングロッドをランキング形式で紹介していきます。

おすすめランキングは以下のとおりです。

おすすめ
ランキング
メーカー/製品名価格帯
1位がまかつ「ラグゼ 宵姫 爽」2万円台
2位ダイワ「20月下美人 メバル」1万円台
3位オリムピック「19フィネッツァ」2万円台
4位ダイワ「アジメバルX」アンダー1万円
5位メジャークラフト「ロックライバー5G」2万円台
6位シマノ「23ソアレBB」1万円台
7位ヤマガブランクス「ブルーカレントⅢ」2〜3万円台
8位天龍「ルナキア」2〜3万円台

おすすめ1位:がまかつ「ラグゼ 宵姫 爽」

おすすめランキング1位は、がまかつ「ラグゼ 宵姫 爽」。

がまかつの人気ライトゲームロッド「宵姫」シリーズのエントリー機です。

シリーズ全体として定評のある「軽さ」と「感度」を研ぎ澄ませつつ、価格を実売2万円台まで落とした高コスパロッドとなっています。

機種フローはややアジング寄りですが、メバリングで活躍できる機種も豊富。

軽量・高感度、かつコストパフォーマンスも高いメバリングロッドをお探しの方にピッタリなアイテムです。

がまかつ「ラグゼ 宵姫 爽」の機種ラインナップはコチラ↓。

モデルNo.標準全長(ft/cm)標準自重(g)ルアーウエイト(g)継数(本)
S53FL-solid5’3″(160)460.1~22
S58FL-solid5’8″(173)500.1~2.52
S63UL-solid6’3″(190.5)540.1~42
S73L-solid7’3″(221)600.1~102
S78M-solid7’8″(234)660.7~162

メバリングにおすすめの機種①S63UL-solid ★フィネス型

ジグ単や軽量プラグと相性が良く、近距離戦で絶大な強みを発揮する1本。

メバリングロッドとしては短めの6フィート3インチなので、キャスト精度や取り回しも優秀です。

モデルNo.標準全長(ft/cm)標準自重(g)ルアーウエイト(g)継数(本)
S63UL-solid6’3″(190.5)540.1~42

メバリングにおすすめの機種②S73L-solid ★万能型

最大10gのリグを背負うことができ、メバリングを含むライトゲーム全般で万能な働きを期待できる1本。

ジグ単を基本に攻めつつ、近場で反応がなければフロートをつけて遠投!といった運用ができるため、スキがありません。

モデルNo.標準全長(ft/cm)標準自重(g)ルアーウエイト(g)継数(本)
S73L-solid7’3″(221)600.1~102

メバリングにおすすめの機種③S78M-solid ★パワー型

ヘビーフロートをつけての大遠投にも対応する、遠投特化モデルです。

フィネス機あるいは万能機とセットで釣り場に持ち込んでおくと、近距離・遠距離を効率よく探り分けることができます。

サーフやゴロタ、地磯など、飛距離が出ないと詰みがちなポイントの攻略とも好相性。

モデルNo.標準全長(ft/cm)標準自重(g)ルアーウエイト(g)継数(本)
S78M-solid7’8″(234)660.7~162

おすすめ2位:ダイワ「20月下美人 メバル」

出典:ダイワ

おすすめランキング2位は、ダイワ「20月下美人 メバル」。

ダイワのライトゲームブランド「月下美人」のメバリング入門機です。

こちらの製品の魅力は、実売1万円台とは思えないハイスペックさ。

ダイワ独自のカーボン素材「HVF」などを採用しつつ、軽さ・感度・強度をバランスよく高めたブランクが注目ポイントです。

繊細な操作が要求されるメバリングシーンでも、しっかりと仕事をこなしてくれるでしょう。

ダイワ「20月下美人 メバル」の機種ラインナップはコチラ↓。

機種ティップ全長自重ルアー重量
610L-Sソリッド2.08m64g0.5-8g
74UL-Sソリッド2.24m66g0.3-5g
76L-Tチューブラー2.29m77g0.5-8g
83M-Tチューブラー2.51m86g2-15g

おすすめ機種①610L-S ★万能タイプ

全4機種のなかで最も汎用性が高い万能モデル。

ルアーキャパは0.5〜8gに設定されており、ジグ単やプラグ、軽めの遠投リグまで幅広く対応します。

610L-Sが1本あれば、足元からちょい沖まで手広く探ることが可能です。

品名標準
全長(m)
標準
自重(g)
ルアー
重量(g)
継数
(本)
610L-S2.08640.5-82

おすすめ機種②74UL-S ★フィネスタイプ

メバリングロッドでは定番の7.4ftのフィネスモデル。

ジグ単と軽量プラグを軸にゲームを組み立てる、オーソドックスな攻めにマッチします。

穂先は繊細なソリッドティップ仕様で、食い込み・感度ともに申し分なし。

メバリングの醍醐味である繊細なゲームを存分に楽しめます。

品名標準
全長 (m)
標準
自重 (g)
ルアー
重量 (g)
継数
(本)
74UL-S2.24660.3-52

おすすめ3位:オリムピック「19フィネッツァ」

おすすめランキング3位は、オリムピック「19フィネッツァ」。

オリムピックのメバリングロッド「フィネッツァ」のスタンダード機です。

「19フィネッツァ」の見どころは、メバリングでの使いやすさを追求した竿調子設計。

低・中弾性カーボンをうまく組み入れることで絶妙なしなやかさを出し、巻き(リトリーブ)の釣りにマッチするようデザインされています。

ジグ単やプラグ、その他のリグにおいても、メバリングで軸となる攻め手はリトリーブ。

そこに特化したチューニングが施されています。

巻きメインのオーソドックスなゲームを楽しみたい方におすすめの製品です。

オリムピック「19フィネッツァ」の機種ラインナップは以下のとおり。

機種ティップ全長(m)自重(g)ルアー重量(g)
752L-Sソリッド2.26680.5-5
752L-Tチューブラー2.26681-7
7112ML-Tチューブラー2.41791-10

おすすめ4位:ダイワ「アジメバルX」

出典:ダイワ

おすすめランキング4位は、ダイワ「アジメバルX」。

アンダー1万円の格安価格ながらも、メバリング入門に必要な性能が整った高コスパロッドです。

易しく扱えるセッティングを採用している一方で、バット部に独自テクノロジーの「ブレーディングX」を適用してパワーを担保。

出典:ダイワ

初心者向けのロッドでありながら、良型のメバルや不意の大物にも対応できるパワーを有しています。

「予算は抑えたいけど、安かろう悪かろうなロッドを掴まされるのは回避したい…」

こんなジレンマを抱える人に推したいアイテムです。

ダイワ「アジメバルX」の機種ラインナップは以下のとおり。

アイテム全長(m)標準自重(g)ルアー重量(g)継数
510UL-S1.78640.3~52
66L-S1.98700.5~82
68L-T2.03740.5~82
74UL-S2.24750.3~52
76L-S2.29790.5~82

おすすめ5位:メジャークラフト「ロックライバー5G」

おすすめランキング5位は、メジャークラフト「ロックライバー5G」です。

ハイエンド帯のロッドでおなじみになっている東レの先進カーボン素材「トレカT1100G」を使用し、メジャクラ独自の新ブランク製法「R360構造」で練り上げた豪華なブランクが持ち味。

そして、「トレカT1100G」×「多軸カーボンブランク」を採用しながら、実売2万円台というのも素直にスゴイです。

鬼コスパなロッドを多く発売しているメジャークラフトらしい製品といえましょう。

「ロックライバー5G」はロックフィッシュモデルと、メバリングを含むライトゲームモデルの2カテゴリで機種展開されています。

メバリングに適したライトゲームモデルの機種一覧は以下のとおり。

機種全長(ft)自重(g)ルアー重量(g)継数(本)
RVL5-S762UL7'6”700.4-52
RVL5-T732UL7’3”700.4-52
RVL5-T782L7’8”750.5-72

おすすめ6位:シマノ「23ソアレBB」

おすすめランキング6位は、シマノ「23ソアレBB」。

長く愛されるライトゲームロッド「ソアレ」シリーズのメバリング入門機です。

ブランクにはシマノの独自機構「ハイパワーX」が適用され、軽量・高強度な仕上がり。

出典:シマノ

グリップ部には握りやすいと評判のオリジナルシート「ブリッジライクシート」が使われています。

実売1万円ちょいの入門機とは思えない総合力を有し、2023年にリニューアルされた今作もコスパ上々です。

シマノ「23ソアレBB」の機種ラインナップは以下のとおり。

品番全長(m)自重(g)ルアーウェイト(g)継数(本)
S76UL-S2.29670.5-52
S76UL-T2.29690.6-62
S76L-S2.29750.6-122
S80L-S2.44821.5-142

おすすめ7位:ヤマガブランクス「ブルーカレントⅢ」

おすすめランキング7位は、ヤマガブランクス「ブルーカレントⅢ」。

エキスパートにも多くのファンを抱えるヤマガブランクスのライトゲームロッド普及機です。

硬さ・柔らかさを自在に操る、ヤマガならではのハイクオリティなブランクが「ブルーカレントⅢ」人気の理由。

曲がって欲しいときにしっかり曲がり、それでいてダルさを感じない絶妙な竿調子を狙って設計されています。

ヤマガブランクス「ブルーカレントⅢ」の機種ラインナップは以下のとおり。

モデル全長自重ルアー重量
531.610m53gMAX4.5g
5101.775m56gMAX4.5g
631.910m59gMAX5g
692.070m66gMAX7g
742.235m71gMAX10g
76 Stream2.290m81gMAX12g
7112.425m81gMAX11g
822.495m83gMAX20g

おすすめ8位:天龍「ルナキア」

出典:天龍

おすすめランキング8位は、天龍「ルナキア」。

この製品の特長は、非常に柔軟性の高いティップです。

負荷の入りと抜けに対して素直に追従する繊細さによって、違和感のようなアタリや流れの効き具合を把握しやすいという利点があります。

また、メバルのバイトを弾きづらく、食い込みが良いというのも魅力のひとつです。

ただ、柔らかいティップならではの操作感のダルさはつきまといますので、そこは好みが分かれるところでしょう。

ティップが柔らかめのロッドが好みな方には、ドンピシャな製品です。

モデル全長自重ルアー重量
LK582S-LS1.72m52gMAX2g
LK632S-LMLS1.90m58gMAX3g
LK6102S-MLT2.08m61gMAX5g
LK752S-MMHT2.26m70gMAX10g
LK822S-HT2.49m82gMAX25g
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良コスパなメバリングロッド一覧

ちなみに、上記で紹介したロッド以外にも、コスパが優秀なメバリングロッドは多数存在します。

おすすめで挙げたロッドに加えて、その他の人気ロッドもリストにまとめてみました。

もっと多くの選択肢が欲しい方は、気になる価格帯を中心にチェックしてみてください。

アンダー1万円の良コスパメバリングロッド一覧
メーカー製品おすすめ
ダイワアジメバルX
ダイワルアーニスト
シマノソルティーアドバンス
シマノルアーマチック
メジャークラフトファーストキャスト
メジャークラフトソルパラ
アブガルシアソルティーフィールド
1万円台の良コスパメバリングロッド一覧
2万円台の良コスパメバリングロッド一覧
3万円台の良コスパメバリングロッド一覧

ハイエンドロッドについて

出典:ダイワ

「お値段は高くてもいいからとにかく高性能なロッドが欲しい」という方は、ハイエンドクラスのロッド購入を検討するのもアリです。

ハイエンドのメバリングロッドについては、以下の記事に詳しくまとめています。

興味がある方はこちらもチェックしてみてください。

まとめ

というわけで、コスパ最強のメバリングロッド紹介は以上です。

最後に、本記事で紹介したコスパ最強ロッドの一覧をまとめておきます。

おすすめ
ランキング
メーカー/製品名価格帯
1位がまかつ「ラグゼ 宵姫 爽」2万円台
2位ダイワ「20月下美人 メバル」1万円台
3位オリムピック「19フィネッツァ」2万円台
4位ダイワ「アジメバルX」アンダー1万円
5位メジャークラフト「ロックライバー5G」2万円台
6位シマノ「23ソアレBB」1万円台
7位ヤマガブランクス「ブルーカレントⅢ」2〜3万円台
8位天龍「ルナキア」2〜3万円台

いずれの製品もお値段以上の性能を秘めた人気アイテム。

好みや予算と相談しつつ、ご自身にピッタリな1本を探してみてください。

この記事で紹介したおすすめロッド

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