大進化|ソルティーステージ プロトタイプ メバルという超軽量メバリングロッドが爆誕!

10年ぶりのモデルチェンジで大進化を果たした「ソルティーステージ プロトタイプ メバル」を徹底解説。

仕様やスペック面の変化を先代と比較しながらまとめています。

記事後半には全機種の特徴や選び方のポイントも盛り込みました。

2万円クラスで高コスパなメバリングロッドをお探しの方は必見です。

目次

人気の「ソルティーステージ」が10年ぶりのフルモデルチェンジ!

高コスパなスタンダード・ステップアップ機として人気のアブ「ソルティーステージ」シリーズ。

今回、10年ぶりのフルモデルチェンジが発表され、注目を集めています。

新生ソルステの製品名は「ソルティーステージ プロトタイプ」。

試作機(プロトタイプ)を作る現場の熱をそのまま製品に込めたい!という思いが詰まったアイテムです。

プロトタイプという名にふさわしい完全塗装レス仕様となっており、ブランクスの基本性能アップにリソースをどっぷり注ぎ込んでいるのが特長。

ハイエンド帯のアイテムが独占していた”TAF製法”や”ナノカーボンブランク”といった高度マテリアル・テクノロジーも搭載され、磐石の仕上がりとなっています。

ちなみに、「ソルティーステージ プロトタイプ」全体に共通する仕様は別記事に詳しくまとめているので、もうちょい深堀りしたい方は以下の記事を覗いてみてください。

「ソルティーステージ プロトタイプ メバル」の仕様をチェック!

ここからは「ソルティーステージ プロトタイプ メバル」にスポットを当てていきます。

先代機の「ソルティーステージ KR-X メバルカスタム」との比較も混じえつつ、進化ポイントを検証していきましょう。

IPSシートの採用により、軽量・高感度化!

パッと見で変化がわかるのがグリップ。

先代ではVSSシートを採用していましたが、「ソルティーステージ プロトタイプ メバル」ではIPSシートに変更されています。

筆者的に、アブは積極的に掛けるメバリングを提唱している印象を持っています。

ロッドを立てた状態での操作がしやすいアップロック式が選択されているのもこのためでしょう。

巻きながら乗せるというよりは、マニュアルでガツンと掛けるためのセッティングですね。

アジングモデルと同様にグリップ後方はバッサリと斜めカット。

ムダな部分を豪快に排除することで少しでも軽くしてやろうという気概が伺えます。

先代機とスペックを比較!

スペック的に大きく変わったのは自重です。バカみたいに軽くなっています。

まずは最軽量モデルですが、先代は”762XULSS”の80gに対し、「ソルティーステージ プロトタイプ メバル」は”732XULT-ST”の53g。

7.3ftのメバルロッドで50g台前半ってのは、相当に軽いです。

その他のモデルについても大幅に軽量化され、現代的な軽さに生まれ変わっています。

人気メーカー間で激化しているロッドの軽量化合戦でもトップクラスに食い込む水準です。

繊細な釣りが求められるライトゲームでは、ロッドの軽さは本当に重要。

今回の「ソルティーステージ プロトタイプ」は、アジングモデルもがっつり軽くなっています。

多くのユーザーが求める”軽さ”にこだわってデザインされている印象です。

「ソルティーステージ プロトタイプ メバル」の機種ラインナップをチェック!

「ソルティーステージ プロトタイプ メバル」には全4機種がラインナップされています。

スペックの一覧は↓のとおり。

機種全長自重ルアー重量発売日
(予定)
XMBS-732XULT-ST2.210m53g0.2~14g2022年1月
XMBS-762ULSS2.286m61g0.2~8g2022年1月
XMBS-792ULT2.362m61g0.5~12g2022年1月
XMBS-832LT2.515m85g0.5~15g2022年1月

今後の機種追加はあると思われますが、まずは必要最低限のところを揃えたミニマルな構成できましたね。

初期ラインナップとしては、機種を選びやすくてGoodだと思います。

XMBS-762ULSS

全長自重ルアー重量継数
2.286m61g0.2~8g2本

まず、全4機種のなかで最もベーシックなモデルは”762ULSS”でしょう。

定番の7.6ftを採用することでキャスト飛距離と操作性のバランスをとり、汎用性の高い1本に仕上げています。

ティップにはショートソリッドをIN!バイトを弾かない寛容性がありながら、バシッと掛けにいける爽快さも併せ持ちます。

乗せの釣りも掛けの釣りも楽しめる次世代スタンダードとなっており、筆者的なイチオシモデルです。

XMBS-792ULT

全長自重ルアー重量継数
2.362m61g0.5~12g2本

ルアーキャパという面での汎用性が高いのが7.9ft×チューブラーの”792ULT”です。

ジグ単にプラグ。マイクロジグまで幅広いルアーを快適に操作できるセッティングとなっています。

ちょい長めの7.9ftレングスなので、強風時や足場の高いポイントでのラインメンディングも有利。

強風が吹きやすい外洋向きエリアで良型を狙いたいって方におすすめです。

XMBS-832LT

全長自重ルアー重量継数
2.515m85g0.5~15g2本

全4機種のなかで最も力持ちな遠投・パワー型モデルが”832LT”。

重量のあるプラグやフロートリグなんかもフルキャストできる強さがあり、サーチ可能範囲が一気に広がります。

一般的な漁港はもちろん、ブレイクが少し沖にあるゴロタやサーフ攻略にも重宝するでしょう。

XMBS-732XULT-ST

全長自重ルアー重量継数
2.210m53g0.2~14g2本

1匹1匹を最大限に楽しめるスローテーパーモデル。近年人気が高まっている”曲げて獲れる”タイプのロッドですね。

小型メバルの引き味も十分に味わえるので、サイズが望めないエリアでの釣りも楽しくなります。

ただ、スローテーパーは強風に弱いです。”732XULT-ST”は比較的風が穏やかなエリアで釣りをする方向けの1本といえるでしょう。

死角が見当たらない「ソルティーステージ プロトタイプ メバル」

というわけで、「ソルティーステージ プロトタイプ メバル」の紹介は以上です。

”TAF製法”や”ナノカーボンブランク”を採用し、ロッドの自重も先代と比べて大幅に軽量化されています。

なかなかに死角が見当たらないメバリングロッドに仕上がっていましたね。

「ソルティーステージ プロトタイプ メバル」は2022年1月に発売予定。

ちょうどメバリングが盛り上がってくる時期に入手できるスケジュール感です。

今シーズンの相棒にいかがでしょうか?

この記事で紹介したアイテム

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