ライトゲーム界の人気メーカー「34(サーティーフォー)」から発売されているメバリングロッドを総まとめにしてご紹介。
アジングロッドほどのバリエーションはないものの、独自性あふれる2機種が揃います。
本格派のメバリングロッドをお探しの方は要チェックです。
34のメバリングロッドはSBRシリーズ
34はアジングのイメージが圧倒的に強いメーカーですが、実はメバリングロッドも手掛けています。
34のメバリングロッドは「SBR○○」という名称で展開されており、公式HPには以下の2機種が名を連ねています。
機種 | ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|---|
SBR-64 | ソリッド | 1.93m | 非公表 | 0-3g |
SBR-74 | チューブラー | 2.24m | 非公表 | 0-5.3g |
SBRは「SMOOTH BENDING ROD」の略で、直訳すると「スムーズな曲がり」といった意味です。
基本的にドラグで魚とやりとりするアジングとは異なり、竿全体の曲がりでメバルの引きを受け止めて浮かせるイメージのロッドに仕上げられています。
アジングとは一味違う、メバリング専用チューンが施されているというわけです。
てことで、「SBR64」と「SBR74」の特徴を見ていきましょう!
34のメバリングロッド①アドバンスメント SBR-64
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
ソリッド | 1.93m | 非公表 | 0-3g | 2本 |
「SBR-64」は”ワーミングに特化させたロッド”というコンセプトで開発された製品。
ジグ単特化のショートフィネスロッドです。
やや張りのあるソリッドティップが採用されており、定番のリトリーブだけでなく、大きなリフト&フォールやキレのあるダートアクションも繰り出すことができます。
もちろん、34流のドリフト釣法に対応する潮感度も完備。
リグを流しながら、ベイトが溜まる潮のヨレを手元で感じることが可能です。
セクションは34のロッドで多く採用されている変則2ピースの逆並継。
ティップからベリーの曲がり&反発がスムーズで、リグ操作からフッキングまでしっかり仕事をしてくれます。
バット部には4軸カーボンが採用されており、良型メバルの鬼ダッシュをグッと止める粘りを実装。
全体的にはスローテーパーなので、ティップからベリーがグッと曲がり、最終的にバットで受け止める設計です。
魚が必要以上に暴れず、安全に獲りきれるよう計算されています。
34のメバリングロッド②アドバンスメント SBR-74
ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
チューブラー | 2.24m | 非公表 | 0-5.3g | 2本 |
「SBR-74」は、ジグ単だけでなくプラグやメタルジグといったハードルアーにも適性のあるバーサタイルロッドです。
5gクラスまでのリグを背負えるので、スプリットショットやSキャリー、ライトキャロといった中量級リグも視野に入ります。
より広範囲をサーチでき、未開拓フィールドへの対応力も高いです。
レングスはメバリングロッドのド定番である7.4ft。SBR64よりも長さがあるぶん、強風時や足場の高いフィールドで使いやすいってのも魅力です。
ティップは、34製ロッドでは珍しいチューブラー仕様。反響感度が高く、ディープや激流ポイントでのリグ操作も軽快。
スローな釣りに特化したSBR-64にはない汎用性が実装されています。
34製ロッドでメバリングを楽しもう!
というわけで、34のメバリングロッド紹介は以上です。
軸足はアジングに置いてある34ですが、兄弟のような釣りであるメバリング分野での信頼度も申し分なし!
メバリングロッドのラインナップは少ないですが、
- ジグ単特化のフィネスロッド:SBR-64
- メバリングの王道バーサタイル:SBR-74
といったように、それぞれの役割は明確で選定基準がシンプルです。
自身のスタイルにバッチリ合うぞ!って方は、お試しになってみてはいかがでしょうか。