8フィート台のおすすめエギングロッド18選!選び方のコツも解説。

8フィート台は、エギングロッドの主流となっているレングス。

本記事では、そんな8フィート台のエギングロッドについて徹底解説します。

8フィート台前半・中盤・後半の3カテゴリに分け、その特徴とおすすめアイテムをピックアップしてみました。

エギングロッド選びにお悩みの方は、ご一読ください。

目次

エギングロッドの長さ(レングス)について

まずは、エギングロッドの長さについて、ざっくりと解説しておきます。

エギングロッドの長さは、↓の5つのレングス帯に分けるとわかりやすいです。

  • 7ft台:短い
  • 8.3ft前後:やや短い
  • 8.6ft前後:標準
  • 8.9ft前後:やや長い
  • 9ft台:長い

選択肢としては7~9フィート台までさまざまですが、主流となるのは8フィート台。

十分な飛距離を出すことができ、操作性も担保できるというのが、8フィート台のエギングロッドが人気の理由です。

エギングロッドの基準レングスは8.6フィート

そんな8フィート台のロッドのなかで基準となる長さが、8フィート6インチ(8フィート半)。

長きにわたってエギングロッドの王道レングスとして君臨しており、多くのアングラーに親しまれてきました。

8.6ftが基準!と覚えておけば、自身が買おうとしているロッドがどれほど長いのか、あるいは短いのか、を把握しやすくなります。

短いエギングロッドの特徴

8.6フィートよりも下のレングスは、短めのエギングロッドと定義できます。

具体的な長さでいえば、8.3フィート以下といったところでしょうか。

短いエギングロッドの特徴は↓のとおり。

メリット

  • 取り回しが良い
  • 感度が高い
  • 操作性が高い
  • キャスト精度が高い

デメリット

  • 飛距離が出ない
  • 足場の高い堤防で使いづらい
  • ファイト時のパワー不足
  • 磯場やテトラ帯での取り込みがしづらい

主に操作性や感度面のアドバンテージが大きく、精度の高いアプローチを展開できます。

その一方で、飛距離を出しづらかったり、地形によって使用感が悪くなったりと、それなりのデメリットも伴うといったところです。

長いエギングロッドの特徴

8.6フィートよりも上のレングスは、長いエギングロッドといえます。

具体的な長さはとしては、8.8フィート以上と認識しておくと良いでしょう。

長いエギングロッドの特徴は↓のとおり。

メリット

  • 高飛距離
  • ファイト時のタメ・粘り
  • 大きくキレのあるアクション
  • 足場の高いポイントで使いやすい

デメリット

  • 取り回しが悪い
  • 操作性が悪い
  • キャスト・操作の精度が低い
  • 先重りしやすい

当たり前といえば当たり前ですが、短いロッドの逆パターンですね。

飛距離をしっかり出せるかわりに、キャストや誘いの精度が低くなってしまいます。

8フィート台のエギングロッドの特徴&選び方

本記事のテーマである8フィート台は、エギングロッドのなかでは標準的なレングス。

といったロッドと比べると、先述のメリット・デメリットが色濃く出ることはありません。

簡単にいえば、無難に使いやすいですよということ。

入門用に買う最初の1本や、普段使いするメインロッドには、8フィート台のものをチョイスするのがおすすめです。

8フィート台のエギングロッドは3つに分類しよう

しかし、ひとくちに8フィート台といっても、ジャスト8フィートから8フィート11インチまで、レングスにはそれなりの幅があります。

なので、8フィート台のロッドを選ぶ際は、以下の3つのレングス帯に分けるとわかりやすいのでおすすめです。

  • 8フィート台前半:8.0~8.3ft
  • 8フィート台中盤:8.4~8.7ft
  • 8フィート台後半:8.8~8.11ft

それぞれのレングス帯の特徴もさらっと解説しておきますね。

分類①8フィート台中盤(8.4~8.7ft)のエギングロッド

まず、最も汎用性が高いのが8フィート台中盤のロッドです。

エギングロッドの基準となる8.6フィートに近いレングスは、エギングに必要な飛距離性能・操作性能のバランスが優秀。

各メーカーもMLやMぐらいの硬さかつ、8フィート台中盤の機種を”オールラウンドモデル”に位置づけ、それを基準に多彩なモデルを展開しています。

とりあえず無難なエギングロッドを選ぶなら、レングスを8フィート台中盤に固定しちゃうのがおすすめです。

分類②8フィート台前半(8.0~8.3ft)のエギングロッド

8フィート台前半(8.0~8.3ft)は、そこそこの汎用性がありながら、ショートロッドのメリットを享受できるのが魅力。

操作やキャストの精度が高いので、釣りの快適性がシンプルに上がりますし、エギング初心者さんでも扱いやすいです。

もちろん、飛距離はそれなりに落ちますし、足場の高いポイントやテトラ帯などの苦手フィールドも存在します。

が、7フィート台のショートロッドと比べると、デメリットはずいぶん軽いです。

筆者的には、エギングでの総合的な使いやすさでいえば、8.3フィート前後のものが最強なのでは?と思っています。

分類③8フィート台後半(8.8~8.11ft)のエギングロッド

8フィート台後半(8.8~8.11ft)のロッドの強みは、飛距離性能の高さ。

エギを遠くへ届けることができるので、広範囲のイカに誘いを仕掛けることができます。

取り回しがやや悪くなるので、漁港内などの手狭なポイントを撃つのは苦手ですが、それなりに開けたポイントにはめっぽう強いです。

8フィート台後半のロッドは、飛距離重視のメインロッドとして運用するのが定石となっています。

8フィート台のおすすめエギングロッド18選

というわけで、ここからは8フィート台のおすすめエギングロッドを紹介していきます。

  • エントリークラス(実売1万円台)
  • ミドルクラス(実売2~3万円台)
  • ハイエンドクラス(実売4万円台~)

上記の3つの価格帯に分け、8フィート台の前半・中盤・後半からそれぞれ2本ずつのイチオシロッドを選出しました。

気になる価格帯のロッドを重点的にチェックしてみてください。

エントリークラス(実売1万円台)のおすすめロッド一覧

8フィート台前半(8.0~8.3ft)×エントリークラス

  • オリムピック「21カラマレッティUX 832ML」
  • シマノ「22セフィアBB S83L」

「21カラマレッティUX 832ML」は、やや短めかつマイルドな万能モデルとなっています。

秋シーズンを中心に、年間を通して1本でエギングを楽しめる1本です。

全長自重対応エギサイズ継数
2.52m110g2.0-3.5号2本

≫オリムピック「21カラマレッティUX」の特集記事はコチラ

「セフィアBB S83L」も同じく、秋エギング寄りの通年モデル。

硬さはLパワーとなっていますが、最大3.5号のエギに対応し、春イカにも十分に通用します。

ソフチューブトップ(ソリッドティップなみに柔らかいチューブラーティップ)が採用されているので、乗せ性能と荷重感度も優秀です。

全長自重エギサイズ継数
2.51m103g1.5~3.5号2本

≫シマノ「22セフィアBB」の特集記事はコチラ

8フィート台中盤(8.4~8.7ft)×エントリークラス

  • オリムピック「21カラマレッティUX 862M」
  • テイルウォーク「エギストSSD 86ML/SL」

「21カラマレッティUX 862M」は、Mパワー×8.6フィートの王道スペック。

エギングロッドのド定番モデルとなっており、この1本があれば年中エギングをやり込めます。

どちらかといえば春イカに合わせたパワー設計となっているので、良型のイカを積極的に狙いたい方向けです。

全長自重対応エギサイズ継数
2.59m114g2.5-4.0号2本

≫オリムピック「21カラマレッティUX」の特集記事はコチラ

「エギストSSD 86ML/SL」は、秋エギングに適したソリッドティップモデル。

ハイプレッシャーエリアや、シーズン終盤のスレイカを獲るための繊細さを強みとします。

有力ポイントに行ってもなかなか釣果に恵まれない…という方におすすめしたい1本です。

全長(ft)自重エギサイズ継数
8’6″110gmax3.5号2本

≫テイルウォーク「エギストSSD」の特集記事はコチラ

8フィート台後半(8.8~8.11ft)×エントリークラス

  • シマノ「セフィアTT S89M」
  • ダイワ「エメラルダスX 89MH」

「セフィアTT S89M」は、万能なMパワーに8.9ftを合わせたセミロングモデル。

オープンエリアでの春イカ攻略を得意とします。

サーフやゴロタなど、飛距離勝負になりがちなポイントでは特に心強い1本です。

全長自重エギサイズ継数
2.67m107g2.0~4.0号2本

≫シマノ「セフィアTT」の特集記事はコチラ

「エメラルダスX 89MH」は、パワー型の8.9ftモデル。

大型のエギをかっ飛ばして、モンスター級のイカを狙うためのロッドです。

デカイカ1本狙いで立ち回りたい方にピッタリ。

全長自重エギサイズ継数
2.67m125g3.0~4.5号2本

≫ダイワ「エメラルダスMX」の特集記事はコチラ

ミドルクラス(実売2~3万円台)のおすすめロッド一覧

8フィート台前半(8.0~8.3ft)×ミドルクラス

  • メジャークラフト「エギゾースト5G 832M」
  • がまかつ「ラグゼ EGRR S80ML-solid」

「エギゾースト5G 83M」は、8.3ftのオールシーズンモデル。

力負けせずに春イカを寄せるパワーがあり、キロアップが連発するような状況でも頼りになります。

強めに弾くようなダートにも対応するので、テンポの良い秋の数釣りにもGoodです。

全長(ft)自重エギサイズ継数
8’3″2.0-4.0号2本

≫メジャークラフト「エギゾースト5G」の特集記事はコチラ

がまかつ「ラグゼ EGRR S80ML-solid」は、キャスト・操作性精度に優れるジャスト8フィートのソリッドティップモデル。

激しいジャークには不向きですが、ナチュラルな動きで潮を訊きながらサーチできるのが魅力です。

エギを流れに乗せて、潮目を探すドリフト釣法を楽しみたい方におすすめ。

全長自重エギサイズ継数
2.44m85g1.8-3.5号2本

≫がまかつ「ラグゼ EGRR」の特集記事はコチラ

8フィート台中盤(8.4~8.7ft)×ミドルクラス

  • ダイワ「21エメラルダスMX 86M」
  • シマノ「セフィアXR S86ML-S」

「エメラルダスMX 86M」は、全12機種が揃うエメラルダスMXのセンターモデル。

飛距離と操作性のバランスに優れ、2.5~4号のエギを背負える超万能ロッドです。

とにかく汎用性を重視している方にベストな選択肢といえるでしょう。

全長自重エギサイズ継数
2.59m95g1.8-3.5号2本

≫ダイワ「エメラルダスMX」の特集記事はコチラ

「セフィアXR S86ML-S」は、マイルドなMLパワーにソリッドティップを合わせたテクニカルな万能モデル。

しなやかなティップは手感度だけでなく目感度にも優れ、微細なアタリをアングラーに伝えてくれます。

ナーバスなイカを刺激せずに誘うことができる、渋い状況で頼れる1本です。

全長自重エギサイズ継数
2.59m100g1.8-3.8号2本

≫シマノ「セフィアXR」の特集記事はコチラ

8フィート台後半(8.8~8.11ft)×ミドルクラス

  • ダイワ「20エメラルダス AIR AGS 88M-S」
  • アブガルシア「ソルティーステージ プロトタイプ エギング 882LML-S」

「エメラルダス AIR AGS 88M-S」は、汎用性の高いMパワーにソリッドティップを合わせた、万能ソリッドモデル。

幅広いサイズのエギに対応するフトコロの深さと、ソリッドならではの負荷探知能力を強みとします。

オープンエリアでのドリフト釣法に適し、太い流れからデカイカを引っ張り出したいシチュエーションで使いたい1本です。

全長自重エギサイズ継数
2.64m91g2.5-4.0号2本

≫ダイワ「20エメラルダス AIR AGS」の特集記事はコチラ

「ソルティーステージ プロトタイプ 882LML-S」は、ショアティップランに対応する変り種モデル。

一般的なエギングロッドではとれないアタリを目で見て掛けられるのは、大きなアドバンテージとなります。

使えるエギは小~中型に限定されますが、長めのレングスによって十分な飛距離を確保することが可能。

特化ロッドに見えますが、思いのほか汎用性も高いというのもGoodです。

全長自重エギサイズ継数
2.642m119g1.8~3.0号2本

≫アブガルシア「ソルティーステージ プロトタイプ エギング」の特集記事はコチラ

ハイエンドクラス(実売4万円台~)のおすすめロッド一覧

出典:がまかつ

8フィート台前半(8.0~8.3ft)×ハイエンドクラス

  • シマノ「セフィアリミテッド S83L」
  • ヤマガブランクス「カリスタ TZ NANO 82ML」

「セフィアリミテッド S83L」は、ソフチューブトップを搭載したセミショートロッド。

チューブラーとソリッドの利点が、良いバランスで配合されています。

マイルドなLパワークラスを採用しているので、秋エギングに最適です。

全長自重エギサイズ継数
2.51m102g1.5~3.5号2本

≫シマノ「セフィアリミテッド」の特集記事はコチラ

「カリスタ TZ NANO 82ML」は、ショアエギングからボートキャスティングまで、幅広いエギングに適性を示す8.2フィートロッドです。

MLクラスながらも強めの張りがもたせてあり、クイックなジャークとの相性も上々。

小気味よいアクションでイカを翻弄する、テンポの良いゲームを楽しめます。

全長自重エギサイズ継数
2.500m95g2.5~3.5号2本

≫ヤマガブランクス「カリスタ TZ NANO」の特集記事はコチラ

8フィート台中盤(8.4~8.7ft)×ハイエンドクラス

  • ダイワ「エメラルダス ストイスト RT 84M」
  • シマノ「20セフィア エクスチューン S86L」

「エメラルダス ストイスト RT 84M」は、同製品で最も汎用性が高いセンターモデル。

オールラウンドロッドには8.6ftが採用されることが多いのですが、RT(レーシングチューン)らしく、ちょっと短めな8.4ftにレングスが詰めてあります。

取り回しと操作性・感度を重視した、ひと味違う万能モデルです。

全長自重エギサイズ継数
2.54m84g2.5-4.0号2本

≫ダイワ「エメラルダス ストイスト RT」の特集記事はコチラ

「セフィアエクスチューン S86L」は、ソフチューブトップ仕様の8.6ftモデル。

3号クラスをエギを主軸とする秋エギングに適した1本となっています。

シマノのLパワーモデルということで、こちらもソフチューブトップ仕様。

一般的な張り強系チューブラーとは、ひと味違うフィーリングを楽しめます。

全長自重エギサイズ継数
2.59m106g1.5~3.5号2本

≫シマノ「20セフィアエクスチューン」の特集記事はコチラ

8フィート台後半(8.8~8.11ft)×ハイエンドクラス

  • ダイワ「エメラルダス ストイスト RT 88ML」
  • がまかつ「ラグゼ EGX S89M-solid」

「エメラルダス ストイスト RT 88ML」は、小型・軽量エギを遠投できるセミロングモデル。

パワークラスは秋イカにベストマッチなMLクラス。サイズが上がりきれない時期も、心地よいイカの引きを堪能できます。

全長自重エギサイズ継数
2.64m84g1.8-3.5号2本

≫ダイワ「エメラルダス ストイスト RT」の特集記事はコチラ

「ラグゼ EGX S89M-solid」は、ハードソリッドティップ仕様の8.9ftモデル。

2~3.5号のエギをバシッと遠投でき、広範囲のイカにコンタクトを図ることができます。

レングスがあるぶん、根ズレ・根掛かり回避性能も高め。

遠浅ゴロタのシャロー打ちなんかで使っていきたい1本ですね。

全長自重エギサイズ継数
2.67m89g2.0~3.5号2本

≫がまかつ「ラグゼ EGX」の特集記事はコチラ

8フィート台のエギングロッド選びは、長さを3つに分けるところから!

8フィート台は、エギングロッドの主役となっているレングス。

各メーカーから、いろいろな個性をもつモデルがたっぷりと発売されています。

8フィート台のエギングロッドが欲しいけど、どれにするか迷ってしまう~…。

というときは、まず以下の3カテゴリからどのレングスにするか?を決めてしまいましょう。

  • 8フィート台前半:8.0~8.3ft
  • 8フィート台中盤:8.4~8.7ft
  • 8フィート台後半:8.8~8.11ft

そうすれば、ロッド選びのモヤが一気に晴れると思います。

本記事の内容も参考にしつつ、あなたにピッタリの8フィート台エギングロッドを探してみてください。

この記事で紹介したおすすめアイテム

エントリークラス(実売1万円台)のおすすめロッド

≫オリムピック「21カラマレッティUX」の特集記事はコチラ

≫シマノ「22セフィアBB」の特集記事はコチラ

≫オリムピック「21カラマレッティUX」の特集記事はコチラ

≫テイルウォーク「エギストSSD」の特集記事はコチラ

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≫ダイワ「エメラルダスMX」の特集記事はコチラ

ミドルクラス(実売2~3万円台)のおすすめロッド

≫メジャークラフト「エギゾースト5G」の特集記事はコチラ

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≫アブガルシア「ソルティーステージ プロトタイプ エギング」の特集記事はコチラ

ハイエンドクラス(実売4万円台~)のおすすめロッド

≫シマノ「セフィアリミテッド」の特集記事はコチラ

≫ヤマガブランクス「カリスタ TZ NANO」の特集記事はコチラ

≫ダイワ「エメラルダス ストイスト RT」の特集記事はコチラ

≫シマノ「セフィアエクスチューン」の特集記事はコチラ

≫ダイワ「エメラルダス ストイスト RT」の特集記事はコチラ

≫がまかつ「ラグゼ EGX」の特集記事はコチラ

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