MHクラスのおすすめエギングロッド9選|初心者にはおすすめしない理由も解説

デカイカを強引に寄せるパワーを持ち味とするMHクラスのエギングロッド。

本記事ではそんなMHロッドのメリット・デメリットを徹底解説してみました。

後半には予算別のおすすめロッドもまとめていますので、パワー型エギングロッドをお探しの方はご一読ください。

目次

エギングロッドの硬さはざっくり4種類

まずは、エギングロッドの硬さについてざっくり解説しておきます。

本記事のテーマとなるMHを含む、エギングロッドのパワークラスは主に↓の4種類。

硬さ適合エギサイズ
(※目安)
特徴
L~3.0号小型のイカをメインターゲットとするライトエギング
ML~3.5号秋エギング寄りのオールシーズンモデル
M~4.0号春エギング寄りのオールシーズンモデル
MH~4.5号デカイカ専用モデル

上記以外の硬さもないことはないんですが、だいたいこの4種類と思っておいて良いです。

よっぽど特殊なケースを除けば、エギングロッドの硬さはL・ML・M・MHの4択ということになります。

MHクラスのエギングロッドの特徴

MHクラスのエギングロッドは、先述の硬さ4択のなかでは最も硬い(=強い)選択肢となります。

利点はもちろんパワフルさです。

大きなエギを機敏に操作し、デカイカを素早く浮かせる頼もしさがあります。

MHクラスのエギングロッドは不人気?

パワーがあって頼もしくはあるんですが、正直いってMHクラスのエギングロッドはそれほど人気がありません。

ごく一部のアングラーしか欲しない代物でありまして、ちょっとマニアックなパワークラスなのです。

というのも、エギングをやるならMクラスぐらいの強さがあれば十分。

キロアップや2キロアップ、あるいはそれ以上のモンスタークラスを専門に狙う人でなければ、MHの強さを持て余してしまいます。

※エギングロッドの硬さはメーカーによって異なります。

ちなみに、エギングロッドの硬さ(パワー感)はメーカーによって誤差があります。

MHやMといったパワー表記は一応の目安にはなるものの、過信は禁物です。

本記事で解説するMHクラスのエギングロッドの特徴は、あくまで一般論。

同じMH表記のロッドでも、メーカーや製品コンセプトの違いによって、反発力や使用感がずいぶん変わってきます。

その点はあらかじめ知っておいてください。

MHクラスのエギングロッドのメリット

さて、ここからはMHエギングロッドの特徴について、もうちょい詳しく解説していきます。

まずは、その利点からです。

MHのエギングロッドの代表的なメリットは↓の4点。

  • 大きなエギを使える
  • ファイトがラク
  • アクションのキレが良い
  • 他の釣りに流用しやすい

ひっくるめていえばパワー面の安心感がある!ってことなんですが、それだけじゃいくらなんでも解説が雑ですよね。

てことで、上記4つのポイントについてざざっと触れていきます。

メリット①大きなエギを使える

1つ目のメリットは、大きなエギを使えること。

MHクラスのロッドはかなりパワフルなので、大型のエギをフルキャストして、シャクり倒すことができます。

サイズでいえば、4.5号ぐらいまでのエギを扱える強さに設計されたものが多いですね。

大きなイカを狙う際は大きなエギが必須。

それに、中小型のイカでも活性が高ければ、4号や4.5号のエギを平気で抱いてきます。

アピール力が高い大型エギを使えるというのは、大きなアドバンテージです。

メリット②ファイトがラク

2つ目のメリットはファイトがラクになること。

MHクラスのロッドは反発力が高く、イカを浮かせるパワーが圧倒的です。

デカイカを掛けたときでも、ロッドの力でスムーズに足元まで寄せることができます。

ファイトであれこれ気を使わずに済むというのは、間違いなく利点といえるでしょう。

メリット③アクションのキレが良い

3つ目のメリットはアクションのキレが良いこと。

Mクラス以下の機種に比べて、硬くて張りがあるぶん、ジャークの力がしっかりエギに伝わります。

キレッキレのアクションで、広範囲のイカにエギの存在をアピールすることが可能です。

エギが動きすぎていると感じたときは、ドラグやジャークの強さを調整すればOK。

そのへんの微調整ができる方にとっては、かなり使い勝手の良いパワークラスといえます。

メリット④他の釣りに流用しやすい

4つ目のメリットは他の釣りに流用しやすいこと。

MHクラスのエギングロッドは、エギングより強い釣りにも柔軟に適応します。

シーバスやライトショアジギング、サーフでのフラットフィッシュゲームなどにも流用しやすく、活躍の幅は思いのほか広いです。

MHクラスのロッドは、エギングだけで考えると汎用性はイマイチなのですが、その他の釣りも含めて考えるならめちゃめちゃ万能。

1本でいろんな釣りを楽しみたいという方には、かなりおすすめです。

MHクラスのエギングロッドのデメリット

つづいては、MHクラスのエギングロッドのデメリットについて解説していきます。

記事の冒頭で、MHというパワークラスは不人気だと申し上げましたが、これから語るのはその理由たちですね。

デメリットの代表例は↓の4点。

  • ファイトが味気ない
  • 感度が低くなりがち
  • ロッドそのものが重い
  • 中・小型のエギが扱いにくい

デメリット①ファイトが味気ない

1つ目のデメリットは、ファイトが味気ないという点。

パワーがありすぎて、ターゲットの引き味を十分に堪能できません。

中型・小型のイカ相手ならあっという間に勝負がついてしまうのですよ…。

したがって

エギングの魅力は、ファイト中の手応えなんだよな〜。
グイッグイッとリズミカルに引っ張られる、あの感触がたまらんのよ。

という方には、あまりおすすめできません。

MHのロッドでエギングをやっていると、至極の時間が減ってしまうでしょうから…。

デメリット②感度が低くなりがち

2つ目のデメリットは、感度が低くなりがちという点。

これはエギングで定番のMクラスやMLクラスと比べると、という前提です。

ルアーロッドにおいて強さと繊細さはトレードオフ。

MHクラスのエギングロッドは、強靭なパワーがある一方で、アタリや流速変化などの情報を拾う精度は低めです。

高感度ロッドでたくさんの情報を集めながらエギングを楽しみたいという方にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。

デメリット③ロッドそのものが重い

3つ目のデメリットは、ロッドそのものが重いこと。

硬い(強い)ロッドを作るには、ブランク全体を太くする必要があります。

たくさんの材料が使われるぶん、ロッドの自重も当然重くなるわけす。

大きめのエギを使うこともあり、疲労の蓄積スピードは早め。

MHクラスのエギングロッドは、体力に自信がない方にもあまりおすすめできません。

デメリット④中・小型のエギが扱いにくい

4つ目のデメリットは中・小型のエギが扱いにくいこと。

MHクラスのエギングロッドは、3.5号や4号のエギとのベストマッチを狙ったものがほとんどです。

秋エギングの主軸となる、2.5号や3.0号の中・小型エギとの相性が良くありません。

ブランクの強さを考慮したロッドワーク調整ができなければ、中・小型エギの動きが不自然になる可能性があります。

この点も、MHロッドの見逃しがたい弱点です。

MHのエギングロッドはどんな人におすすめ?

MHのエギングロッドの特徴は前述のとおりです。

メリット・デメリットを一覧にするると、こんな感じ↓になります。

メリットデメリット
大きなエギを使える中・小型のエギが使いにくい
ファイトがラクファイトが味気ない
アクションのキレが良い感度が低くなりがち
エギングよりも強い釣りに流用しやすいロッドそのものが重い

上記をふまえ、MHクラスのエギングロッドが合いそうなのは以下のような人です。

  • デカイカを専門に狙う人(中・小型イカはノー眼中)
  • エギングよりも強い釣りとロッドを兼用したい人

「MHの強さがないとダメ!」と明確に言い切れる人以外は、買わない方が良いかもしれません。

いずれにせよ、エギングロッドとして運用するなら、玄人向けのパワークラスといえるでしょう。

エギング初心者さんにはMHクラスのロッドはイマイチ…

MHクラスのエギングロッドは、定番のMやMLクラスと比べると、硬くて扱いにくいです。

それに、〜1kgぐらいのイカを狙うノーマルなエギングでは、そのパワーを持て余しがち…。

なので、MHのロッドはエギング初心者さんには正直おすすめできません。

これからエギングを始める方は、無難に使いやすいMやMLクラスのロッドでエギングに慣れていくほうが良いと思います。

価格帯別|MHクラスのおすすめエギングロッド9選

MHクラスのエギングロッドの特徴については、ずいぶん語りましたので、ここからはおすすめロッドを紹介していきます。

予算に合うロッドを選びやすいよう

  • エントリークラス(実売1万円台)
  • ミドルクラス(実売2〜3万円台)
  • ハイエンドクラス(実売4万円台〜)

の3カテゴリに分けて、おすすめのMHエギングロッドをピックアップしてみました。

気になる価格帯を重点的にチェックしてみてください。

エントリークラスのおすすめMHエギングロッド

出典:シマノ

まずは実売1万円台のエントリークラスからいきましょう。

おすすめロッドの一覧はコチラ↓です。

メーカー製品機種全長自重エギサイズ
シマノセフィアTTS86MH2.59m106g2.5-4.5号
シマノセフィアBBS86MH2.59m110g2.5-4.5号
ダイワエメラルダスX89MH2.67m125g3.0-4.5号

セフィアシリーズの2アイテムは、王道の8.6ftにMHを合わせたオーソドックス系。

予算に少し余裕がある方は上位グレードの「セフィアTT」、なるべく費用を抑えたい方は下位グレードの「セフィアBB」がおすすめです。

≫シマノ「セフィアTT」の特集記事はコチラ

≫シマノ「セフィアBB」の特集記事はコチラ

「エメラルダスX 89MH」は、8.9ftを採用したちょい長めモデル。

大型エギをより遠くへ飛ばすことができます。

飛距離重視でロッドを選びたい方にピッタリです。

≫ダイワ「エメラルダスX」の特集記事はコチラ

ミドルクラスのおすすめMHエギングロッド

出典:がまかつ

つづいてはミドルクラス(実売2〜3万円台)のおすすめロッドを紹介します。

一覧はコチラ↓。

メーカー製品機種全長自重エギサイズ
ダイワエメラルダスMX86MH2.59m105g3.0-4.5号
がまかつラグゼ EGRRS86MH2.59m95g2.5-4.0号
シマノセフィアXRS73MH2.21m96g2.5-4.5号

「エメラルダスMX 86MH」と「ラグゼ EGRR S86MH」は定番レングスの8.6ftモデル。

費用を抑えたい方は実売2万円台の「エメラルダスMX」、軽さや性能にこだわりたい方は実売3万円台の「ラグゼ EGRR」がおすすめです。

≫ダイワ「エメラルダスMX」の特集記事はコチラ

≫がまかつ「ラグゼ EGRR」の特集記事はコチラ

「セフィアXR S73MH」は、エギングロッドでは珍しい7.3ftの超ショートモデル。

短尺ならではのクイックレスポンスで、激流やディープを強気に攻められる1本となっています。

タフなフィールドで攻撃的なデカイカ狩りに勤しみたい方にドンピシャです。

≫シマノ「セフィアXR」の特集記事はコチラ

ハイエンドクラスのおすすめMHエギングロッド

出典:ダイワ

最後はハイエンドクラスのおすすめロッドたちを紹介します。

一覧はコチラ↓です。

メーカー製品機種全長自重エギサイズ
がまかつラグゼ EGXS86MH2.59m91g2.5-4.0号
ダイワエメラルダス ストイスト RT82MH2.49m87g3.0-4.5号
エバーグリーンスキッドロウ インペリアル75MH2.25m121g2.5-4.5号

「ラグゼ EGX S86MH」は基本の8.6ftモデル。

飛距離と操作性のバランスが良い、無難なセッティングとなっています。

≫がまかつ「ラグゼ EGX」の特集記事はコチラ

「エメラルダス ストイスト RT 82MH」は、ちょい短めの8.2ftを採用しています。

取り回しが良く、テクニカルなジャーキングも再現しやすいです。

技巧派エギンガー向けな1本といえるでしょう。

≫ダイワ「エメラルダス ストイスト RT」の特集記事はコチラ

「スキッドロウ インペリアル 75MH」は、7.5ftのショート×パワーモデル。

ショアエギングはもちろん、ボートからのキャスティングゲームにも高次元で対応します。

多彩なシチュエーションで活躍してくれる1本です。

≫エバーグリーン「スキッドロウ インペリアル」の特集記事はコチラ

クセ強めなMHエギングロッド。ご利用は計画的に!

というわけで、MHクラスのエギングロッドについての解説は以上です。

圧倒的なパワーがあるものの、その代償もでかい。

MHのエギングロッドをひと言で語るなら、こんな表現になるでしょう。

かなり使い手を選ぶパワークラスとなっていますので、ご利用は計画的に…。

ただ、「ワシにはMHしかないんや!」という強い意志をお持ちの方は、自信を持ってGETしちゃって良いと思います。

超絶パワーロッドで、ゴリ押しのエギングライフをお楽しみください。

この記事で紹介したMHのおすすめエギングロッド

エントリークラス(実売1万円台)

メーカー製品機種全長自重エギサイズ
シマノセフィアTTS86MH2.59m106g2.5-4.5号
シマノセフィアBBS86MH2.59m110g2.5-4.5号
ダイワエメラルダスX89MH2.67m125g3.0-4.5号

≫シマノ「セフィアTT」の特集記事はコチラ

≫シマノ「セフィアBB」の特集記事はコチラ

≫ダイワ「エメラルダスX」の特集記事はコチラ

ミドルクラス(実売2〜3万円台)

メーカー製品機種全長自重エギサイズ
ダイワエメラルダスMX86MH2.59m105g3.0-4.5号
がまかつラグゼ EGRRS86MH2.59m95g2.5-4.0号
シマノセフィアXRS73MH2.21m96g2.5-4.5号

≫ダイワ「エメラルダスMX」の特集記事はコチラ

≫がまかつ「ラグゼ EGRR」の特集記事はコチラ

≫シマノ「セフィアXR」の特集記事はコチラ

ハイエンドクラス(実売4万円台〜)

メーカー製品機種全長自重エギサイズ
がまかつラグゼ EGXS86MH2.59m91g2.5-4.0号
ダイワエメラルダス ストイスト RT82MH2.49m87g3.0-4.5号
エバーグリーンスキッドロウ インペリアル75MH2.25m121g2.5-4.5号

≫がまかつ「ラグゼ EGX」の特集記事はコチラ

≫ダイワ「エメラルダス ストイスト RT」の特集記事はコチラ

≫エバーグリーン「スキッドロウ インペリアル」の特集記事はコチラ

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