2021年7月発売の「21エメラルダス MX」の魅力を徹底解説します。

上位グレード顔負けの仕様を盛り込みつつ、価格は2万円台に抑えたコスパ中堅機となっており、注目必至です。

エギングロッドの新調を検討されている方は、とりあえずチェックしておきましょう。

ダイワ「21エメラルダス MX」の特長

てことで、さっそく「21エメラルダス MX」の特長を見ていきましょう。

「エメラルダスMX」はシリーズのステップアップ~中堅機

ダイワのエギングブランドである「エメラルダス」シリーズの製品ラインナップは↓のとおり。

シリーズ実売価格
エメラルダス ストイスト RT70,000円前後
エメラルダス AIR AGS35,000円前後
エメラルダス MX25,000円前後
エメラルダス・V18,000円前後
エメラルダス15,000円前後
エメラルダス X12,000円前後

「エメラルダス MX」はシリーズのステップアップ機(または中堅機)といった位置づけとなっています。

  • 入門ロッドからのステップアップを検討中のビギナー
  • 本格派の性能とコスパを両立したいエキスパート

といったユーザーが主なターゲット層に設定された製品です。

 

価格をそこそこ手頃な2万円台に抑えつつ、上位グレードに肉薄する性能を実装しているってのが魅力となります。

人気を博した先代「エメラルダス MX」をさらにブラッシュアップした製品ということで、エギング界での注目度はかなり高いです。

「HVFナノプラス」を採用した高密度カーボンブランクス

出典:ダイワ

ブランクスのメイン素材には「HVFナノプラス」を採用。

大人気の上位機「エメラルダス AIR AGS」にも使われている高密度なカーボン素材です。

 

カーボン繊維同士をつなぐ樹脂の量を抑えることで、カーボン特有の

  • 軽量感
  • 感度伝達性能
  • 強度

が極限まで引き出されています。

 

キャスト飛距離にアクションのキレ、ファイト時の粘りなどなど、ブランクスの総合力が求められるエギングには打ってつけのセッティングです。

 

≫関連:まだ軽くなるんだ…。モデルチェンジしたダイワ「20エメラルダス AIR AGS」がスゴイ!

「X45」でネジレ・ツブレに対処

出典:ダイワ

ブランクスには、カーボン繊維の向きを多方向に分散させるテクノロジーである「X45」も適用。

ネジレ耐性が高く、どの曲がり方向に対しても力強い復元力を発揮します。

細身ブランクスでも十分なパワーを出すことができ、結果的にロッドの総重量を抑えることが可能になるわけです。

概ねアンダー100gで軽さもバッチリ!

素材やテクノロジー面の工夫により、「21エメラルダス MX」のほぼ全モデルがアンダー100gまで軽量化されています。

100g超の2機種についても

  • 89M.N:101g
  • 86MH.N:105g

という水準となっており、パワー型モデルにしてはなかなかの軽さです。

 

ロッドの感度アップのためには自重の軽量化が必要!というのは近年の「エメラルダス」ブランド全体から感じられる重要コンセプト。

「21エメラルダス MX」にもそのDNAがしっかりと注ぎ込まれています。

 

≫関連:平均84g!「エメラルダス ストイスト RT」の軽さが禁断すぎる…。

操作性・感度に優れる「エアセンサーシート」

出典:ダイワ

リールシートには「エアセンサーシート」を採用。

感度も操作性も高く、なおかつ軽い!という3拍子揃った高性能シートです。

先代モデルと同じアップロック式が採用されており、フィット感も抜群。

キャストにジャーク、ファイトに至るまで、快適にこなすことができます。

ソリッド&チューブラーの両モデルをラインナップ

出典:ダイワ

幅広いニーズに対応できるよう、「21エメラルダス MX」にはソリッドモデルとチューブラーモデルがバランスよくラインナップされています。

  • エギを機敏に動かしてアピールする王道の攻めにはチューブラー
  • 流れを使って潮のヨレまでエギを送り込むドリフトにはソリッド

といったように、好みの攻略スタイルに合うモデルをチョイスできます。

ダイワ「21エメラルダス MX」の機種ラインナップ

出典:ダイワ

「21エメラルダス MX」には全12機種構成となっており、多彩なモデルが揃っています。

スペックの一覧は↓のとおり。

機種全長自重エギサイズ継数
83ML.N2.52m92g1.8-3.5号2本
86ML-S.N2.59m93g1.8-3.5号2本
86ML.N2.59m95g1.8-3.5号2本
711MLM-S.N2.41m86g1.8-4.0号2本
83M.N2.52m95g2.5-4.0号2本
86M-S.N2.59m95g2.5-4.0号2本
86M.N2.59m95g2.5-4.0号2本
89M.N2.67m101g2.5-4.0号2本
75MMH-S.N2.26m85g2.5-4.0号2本
86MH.N2.59m105g3.0-4.5号2本
69XUL-S・N
【NEW】
2.06m66g1.5-2.0号2本
76UL-S・N
【NEW】
2.29m78g1.5-2.5号2本

各機種の特徴についてもサクッと紹介しておきますね。

【NEW】2022年の追加機種について

「21エメラルダスMX」には、2022年に2つの新機種が追加されています。

上表の機種欄に【NEW】がついた2機種、”69XUL-S”と”76UL-S”です。

両モデルの特性をひとことでいうと↓のとおり。

  • 69XUL-S.N:ヒイカエギング向け
  • 76UL-S.N:ツツイカエギング向け

どちらもライトエギングの特化モデルです。

両機種の特徴については、↓の記事で詳しく解説しています。

気になる方はチェックしてみてください。

エメラルダス MX 83ML.N

ティップ全長自重エギサイズ継数
チューブラー2.52m92g1.8-3.5号2本

人気のセミショートレングス(8.3ft)を採用したチューブラーモデル。

取り回しが良く、扱いやすいので、小場所からオープンエリアまで幅広く対応します。

小型~中型のエギを想定したパワー設計となっており、秋エギングにピッタリな1本です。

エメラルダス MX 86ML-S.N

ティップ全長自重エギサイズ継数
ソリッド2.59m93g1.8-3.5号2本

王道の8.6ftを採用したソリッドティップモデル。繊細なティップを活かしたスローな攻めを展開できます。

秋エギングやライトエギング向けのMLパワーとなっており、しっかり曲げてファイトを楽しめるのも魅力です。

エメラルダス MX 86ML.N

ティップ全長自重エギサイズ継数
チューブラー2.59m95g1.8-3.5号2本

チューブラーティップを採用した8.6ft×MLモデル。

定番レングスにしなやかな竿調子を合わせたマイルド系の万能ロッドです。

長時間のジャークでも疲れにくく、体への負担を減らしながらエギングを楽しめます。

エメラルダス MX 711MLM-S.N

ティップ全長自重エギサイズ継数
ソリッド2.41m86g1.8-4.0号2本

ソリッドティップを採用した7ft台のショートモデル。短尺を活かして小場所を手返し良く打っていくランガンスタイルと相性抜群です。

ティップはML、バットはMという絶妙なパワー設計にチューンされており、年間を通してエギングを楽しめます。

エメラルダス MX 83M.N

ティップ全長自重エギサイズ継数
チューブラー2.52m95g2.5-4.0号2本

8.3ftのレングスにMパワーを合わせた万能モデル。全シーズンに対応する汎用性が魅力です。

定番の8.6ftはちょっと長く感じるんだよな~…って方におすすめとなっています。

エメラルダス MX 86M-S.N

ティップ全長自重エギサイズ継数
ソリッド2.59m95g2.5-4.0号2本

ソリッドティップを採用した8.6ftモデル。ティップで流れを感じながらのドリフト主体で攻めたい方にドンピシャな1本です。

ド定番のMパワーが採用されており、春のデカイカとも十分に渡り合うことができます。

エメラルダス MX 86M.N

ティップ全長自重エギサイズ継数
チューブラー2.59m95g2.5-4.0号2本

「8.6ft×Mパワー×チューブラー」という王道中の王道モデル。年中使い倒せる超万能なセンターモデルとなっています。

機種のチョイスに迷っている方は、これを買っとけば大後悔はしないでしょう。

エメラルダス MX 89M.N

ティップ全長自重エギサイズ継数
チューブラー2.67m101g2.5-4.0号2本

「エメラルダス MX」で最も長い8.9ftを採用したMパワーモデル。

長さを活かしたロングキャストが強みとなっており、広範囲をサーチすることができます。

飛距離が釣果につながりやすいオープンエリアの攻略におすすめです。

エメラルダス MX 75MMH-S.N

ティップ全長自重エギサイズ継数
ソリッド2.26m85g2.5-4.0号2本

シリーズで最短となる7.5ftを採用した超絶ショートモデル。

細かい操作の調整ができるテクニカルさと、モンスター級のイカにも負けない強さが持ち味の個性派機種です。

取り回しが良いぶん、ショアからのエギングだけでなく、ボートからのキャスティングゲームにも適します。

エメラルダス MX 86MH.N

ティップ全長自重エギサイズ継数
チューブラー2.59m105g3.0-4.5号2本

シリーズ唯一のMHパワーモデル。大型のエギを力いっぱい投げて動かし、デカイカをぐいぐい浮かせる力強さが魅力です。

ほぼ春イカ専用といえるチューンとなっており、パワー面での不安を皆無にしてくれます。

ダイワ「21エメラルダスMX」のおすすめ機種3選

全10機種が揃う「21エメラルダスMX」のなかから、筆者的なおすすめモデルを紹介しておきます。

おすすめ機種①711MLM-S.N

ティップ全長自重エギサイズ継数
ソリッド2.41m86g1.8-4.0号2本

小場所のランガンに適したショートモデル。

ライトゲームのような感覚で、ピンを狙い撃つテクニカルなエギングを楽しめる1本。

ティップはML、バットはMのハイブリッドとなっており、エギの対応キャパが広いってのもいいですね。

おすすめ機種②86M.N

ティップ全長自重エギサイズ継数
チューブラー2.59m95g2.5-4.0号2本

エギングロッドの超絶ド定番である8.6ft×Mパワーモデル。

「10機種とか選択肢多すぎて選べねぇ〜」って方は、とりあえずコレを買っとけば間違いありません。

ダイワの公式ページでも”シリーズの中心を担うオールシーズンモデル”と紹介されていますし!

おすすめ機種③86MH

ティップ全長自重エギサイズ継数
チューブラー2.59m105g3.0-4.5号2本

キロアップのデカイカを専門に狙いたい方向けのパワー型モデル。

「21エメラルダスMX」のなかで一番の強さがあり、大型のエギをビシバシ動かせて、ファイトも安定します。

汎用性はイマイチですが、パワー面の安心感は別格です。

ダイワ「21エメラルダスMX」の競合ロッドまとめ

出典:シマノ

「21エメラルダスMX」を含む2万円台のエギングロッドは、2020〜2021年に有力ロッドの発売・モデルチェンジが続き、激戦状態となっています。

どうしてもエメラルダスじゃないとイヤだ!という方でない限りは、他社製ロッドも併せてチェックしておくのがおすすめです。

というわけで、「21エメラルダスMX」のライバル機をちゃちゃっと見ていきましょう。

シマノ「21セフィアXR」

2021年、先代の「セフィアCI4+」の後継として追加された新グレード。

ハイエンド帯のロッドでおなじみのカーボンモノコックグリップを採用し、感度性能が大幅に向上していると評判です。

 

実売で2万円台後半〜3万円台前半となっているので、「21エメラルダスMX」よりは少しお高めになっています。

価格差は若干ありますが、1番のライバル機といえるでしょう。

 

≫関連:【汎用性強化】NEWロッド「21セフィアXR」はエギング以外でも大活躍しそう!

メジャークラフト「エギゾースト5G」

メジャークラフトが2021年に発売した新世代エギングロッドです。

実売2万円ちょいのお値段ながらも、東レの先進カーボン素材トレカT1100Gを採用しているのがセールスポイント。

高級カーボンならではの張り感とパワー、高い感度を強みとします。

 

メジャクラの新たな独自性法”R360構造”も適用されており、ネジレとブレもしっかり軽減。

総合力の高さも備わっています。

 

≫関連:【大丈夫かコレ…?】メジャクラ「エギゾースト 5G」のコスパが異次元なんだが。

アブガルシア「ソルティーステージ プロトタイプ エギング」

2021年に10年ぶりのモデルチェンジを遂げた”ソルティーステージ”シリーズのエギングロッド。

ハイエンドで使われているアブの独自技術”TAF製法”が2万円台クラスのロッドに解禁され、パワー面がガッツリ強化されています。

 

ブランクスはあえての完全無塗装となっており、無骨なデザインがGood!

プロト(試作機)をブラッシュアップする現場の熱が伝わってきます。

 

≫関連:ソルティーステージ プロトタイプ エギングの進化に迫る!(イマイチな点もぶっちゃけ。)

オリムピック「20カラマレッティ」

オリムピックのエギングロッド「カラマレッティ」シリーズのスタンダード機。

シンプルなデザインと機種構成、洗練された性能をもつ実力派ロッドとなっています。

 

オリムピックの独自素材・技術も存分に搭載されており、仕様面も充実。

入手すればノーストレスでエギングに没頭できるでしょう。

 

≫関連:【正統進化のNEWモデル】オリムピック「20カラマレッティ」全機種のスペックを一気見!

コスパ良き!「21エメラルダスMX」の安定感はさすが!

というわけで、「21エメラルダスMX」の紹介は以上です。

実売で2万円台クラスとなっており、入門ロッドからのステップアップ用だったり、ガチ勢さんのサブロッドだったりに最適。

 

いまアツい2万円台のエギングロッドの中でも、ライバルに劣らないスペックに仕上がっています。

気になるモデルが見つかった方はゲットしてみてはいかがでしょうか。

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※2022年の追加機種についての情報はコチラ↓

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