2020年にテイルウォークから発売されたNEWロッド「エギストSSD」をご紹介。
強さ、軽さ、感度のバランスが取れたハイクオリティーな入門ロッドに仕上がっています。
入門ロッドとしてはもちろん、上級者のサブロッドとしても活躍してくれますよ~。
テイルウォーク「エギストSSD」の特長
「エギストSSD」はテイルウォークから発売されているエギングロッド入門機。
エギングロッドの性能を決定づける
- 強度
- 軽さ
- 感度
のバランスを追求して設計された製品です。
どれか一つの要素に特化するのではなく、エギングロッドとしての総合力を高めるために考え抜かれてチューンされています。
強度に関しては、先代機にあたる「SSD L-EGING」よりも少し強め。
ビシバシ系のジャークにもしっかり耐えられるパワーが実装されています。
ロッドの自重については、残念ながら先代よりも少し重ため。
類似モデルを比較すると↓のとおり。
エギストSSD | SSD L-EGING |
---|---|
83ML (107g) | 83ML (99g) |
81M (105g) | 83M (101g) |
上記は一例ですが、全体的に少~しばかり重たくなっています。
とはいえ、1万円台にしてはかなり軽いほうですし、感度や釣行疲れに悪影響を及ぼすほど重くはありません。
エギングを快適に楽しめるだけの軽さはしっかり担保されています。
ガイドはオールSiCリング仕様。極細ラインにも対応し、摩耗によるダメージも心配ありません。
リールシートはアップロック式のVSSシート。エギングでは超定番のセッティングです。
手に馴染むグリップ形状に成形されており、力を込めたジャーク・キャストも快適。
ロッドを下げた状態で構えやすいというのもVSSシートのも良いトコロですよね。
テイルウォーク「エギストSSD」の機種ラインナップをチェック!
「エギストSSD」はL、ML、Mの3種のパワーに全8機種が揃います。
スペックの一覧は↓のとおり。
機種 | 全長(ft) | 自重 | エギサイズ | 継数 |
---|---|---|---|---|
86L/SL | 8’6″ | 102g | MAX3.0号 | 2本 |
86ML/SL | 8’6″ | 110g | MAX3.5号 | 2本 |
79L | 7’9″ | 90g | MAX3.5号 | 2本 |
80ML | 8’0″ | 103g | MAX4.0号 | 2本 |
81M | 8’1″ | 105g | MAX4.5号 | 2本 |
83ML | 8’3″ | 107g | MAX4.0号 | 2本 |
86ML | 8’6″ | 110g | MAX4.0号 | 2本 |
86M | 8’6″ | 115g | MAX4.5号 | 2本 |
ソリッドティップモデル(86L/SL、86ML/SL)
乗せや潮読みの性能が優秀なソリッドティップモデルは、86L/SLと86ML/SLの2機種。
86L/SLは、ツツイカ系を狙うライトエギングに適したモデルです。
小型のエギをゆったり動かし、漂わせるアプローチを得意とします。
86ML/SLは、アオリイカを狙う一般的なエギングに合わせた設計のソリッドティップモデル。
微妙なアタリや潮流の変化を捉えることに長け、タフコンディションの攻略を力強くアシストしてくれます。
Lパワー(79L)
Lパワーは秋イカの数釣りに最適な柔らかめの竿調子。
キャストフィールも良く、ジャーク時の負担も少なめです。
ちなみに、テイルウォークのLパワーはMAX3.5号のエギを背負うことができ、他社のエギングロッドではMLぐらいに相当します。
秋だけでなく春のエギングにも使えるので、Lパワーでも1年中エギングを楽しむことが可能です。
レングスは7.9ftの1本のみ。取り回し抜群のショートロッドです。
MLパワー(80ML / 83ML / 86ML)
MLは最も汎用性の高いパワー設計。
4号クラスの大型エギを背負える強さがありながら、適度なしなやかさも備えます。
ロッドのパワー選びに迷ったら、MLを選んでおけば間違いありません。
レングスは8.0ft、8.3ft、8.6ftの3種類が揃う充実ぶり。
- 取り回しを重視するなら80ML
- キャスト飛距離を重視するなら86ML
- バランスを重視するなら83ML
という選び方が鉄板です。
Mパワー(81M / 86M)
「エギストSSD」シリーズで最も強度が高いのがMパワー。
大型エギをバシバシ動かせる強さがあり、春のデカイカ狩りにピッタリです。
レングスは8.1ftと8.6ftの2モデルとなっています。