コスパに黄色信号…？「23フィネッツァUX」（オリムピック）の情報まとめ！

オリムピックの人気メバリングロッド「フィネッツァUX」がリニューアルされます。

先代モデルがありえないほどの高コスパで話題をかっさらった「20フィネッツァUX」だけに、期待を寄せるアングラーも多いことでしょう。

本記事では最新モデルの「23フィネッツァUX」の情報をサクッと紹介していきます。

記事後半には購入前の注意事項もまとめました。

3分もあれば記事全体をチェックできますので、最後まで目を通していただければ幸いです。

オリムピック「23フィネッツァUX」の特徴

まずは「23フィネッツァUX」の特徴から紹介してきます。

ブランクスは、低・中弾性カーボンをメインに据えた食い込み重視のしなやか系。

リトリーブ中のバイトを弾かない、メバリング専用設計です。

バット部には独自のカーボン組布である”グラファイトクロスLV”を使用。

強い負荷がかかったときの粘り強さがプラスされています。

ガイドは全モデルがステンレスフレームSiC-S仕様。

耐久性が高く、ラインへのダメージも少ない安心のセッティングとなっており、先代の「20フィネッツァUX」の仕様が引き継がれています。

ジョイントは逆並継を採用。

オリムピック社はジョイントの技術にも定評があり、2ピースロッドであっても継部の曲がりを感じさせません。

リールシートには、アップロック式のVSSシートを採用。

メバリングロッドでは定番のセッティングとなっており、キャストもリグ操作も快適です。

オリムピック「23フィネッツァUX」の機種ラインナップ

「23フィネッツァUX」は全3機種構成となっており、スペックの一覧は↓のとおり。

機種構成に関しても、「20フィネッツァUX」をまるっと踏襲する形となっています。

各機種のざっくりした特徴は以下のとおり。

シンプルで選びやすい機種構成といえますね。

「23フィネッツァUX」の価格・発売日

「23フィネッツァUX」発売は2023年に発売済み。

定価は20,000～21,000円、実売価格は18,000円前後で推移しています。

先代モデル「20フィネッツァUX」と比べて7,000円ぐらいの大幅値上げとなっており、この点は残念な点でしょう。

（※先代「20フィネッツァUX」は、実売1.1万円前後）

仕様は変わらず約40%の値上げという厳しい現実

昨今の輸送費や材料費の高騰をふまえると仕方がないのかもしれませんが、それでも約40％の値上げ幅は気になります…。

それに加えて、お値段は上がっているものの、仕様や機種ラインナップが先代モデルの「20フィネッツァUX」とほとんど変わっていません。

製品ページの記述も大部分が「20フィネッツァUX」からコピーされており、正直にいうと今回のモデルチェンジに注力した感じが伝わってこないです。

これでは、コスパが大幅にダウンした新価格版と捉えられても仕方がありません。

という議論が勃発しそうな予感がします。

購入の際は旧モデルとの比較も重要か

ロッド製品のモデルチェンジが行われる場合、基本的には最新モデル一択となるのですが、今回の「フィネッツァUX」に関しては少々話が変わってきそうです。

といった図式になるでしょう。

コスパが優秀過ぎる旧モデルが、値上げされた新モデルの足を引っ張るという珍しいパターンです。

購入を検討される際は、「20フィネッツァUX」ともよく比較することをおすすめします。

競合他社のロッドとも比較しよう

オリムピック社のロッドにこだわらない方にとっては、競合他社製品との比較も重要となるでしょう。

「23フィネッツァUX」と価格帯が近い他社有力ロッドを以下にまとめておきますので、よかったらこちらもお役立てください。

メーカー	製品	参考実売価格
ダイワ	20月下美人 メバル	1.4万円前後
シマノ	22ソアレSS	2万円前後
がまかつ	ラグゼ 宵姫 爽	2.2万円前後
アブガルシア	ソルティーステージ プロトタイプ メバル	2.2万円前後

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