青物におすすめ！シマノのショアジギングロッド大全｜コルトスナイパーの全ランクを解説

シマノから発売されているおすすめショアジギングロッドを一挙にまとめてご紹介。

大人気の「コルトスナイパー」シリーズの全ランクの特徴や機種ラインナップ、おすすめ機種を徹底網羅しました。

ショアジギングロッドの新調をお考えの方は、ご一読ください。

シマノ製ショアジギングロッドの全体像｜「コルトスナイパー」シリーズの全ランク一覧

ショアジギングジャンルへの注力度が高いシマノ社からは、非常に多くのロッド製品が発売されています。

シマノ製ショアジギングロッドの全体像はこんな感じ↓です。

入門機からハイエンドまでぎっしりな多グレード展開となっており、さすが大手といえる取り揃えですね。

小〜中型青物、フラットフィッシュには「ネッサ」シリーズもおすすめ！

シマノのショアジギングロッド「コルトスナイパー」の全ランクを一気見！

さて、ここからはシマノから発売されているショアジギングロッドを一気見していきましょう。

22コルトスナイパー リミテッド｜6〜7万円台

2022年、新たに追加された「コルトスナイパー」ブランドの最高峰グレード。

ロッドの頭から尻尾まで、高度テクノロジーが詰まったスーパーハイエンドロッドです。

特に注目度が高いのは、新形状の”Xガイド：タッチフリーチタン”。

ハイフレーム（高足）・小口径を採用することで、従来ガイドと比べて約75％もライントラブルを減らしてくれます。

「コルトスナイパー リミテッド」の機種ラインナップは↓のとおり。

機種	全長	自重	ジグ重量	プラグ重量	継数
S100MH	3.05m	345g	MAX90g	MAX70g	2本
S100H	3.05m	363g	MAX120g	MAX100g	2本
S106H/PS	3.20m	375g	MAX120g	MAX100g	2本
S98XH/JS	2.95m	361g	MAX150g	MAX120g	2本
S104XH/PS	3.15m	386g	MAX150g	MAX120g	2本
S100MH-3	3.05m	348g	MAX90g	MAX70g	3本
S100H-3	3.05m	361g	MAX120g	MAX100g	3本
S100XH-3	3.05m	375g	MAX150g	MAX120g	3本

おすすめの1本：コルトスナイパー リミテッド S100H-3

後続追加された3ピースモデルのうちの1機種。

継ぎが多いぶん仕舞寸がコンパクトになっているので、快適に持ち運ぶことができます。

S100H-3は、ショアジギングロッドとしての汎用性が高いHクラスモデル。

ジグは最大120g、プラグは最大100gを背負うことができ、おおむね全ての状況に1本で対応できる頼もしさも魅力的です。

全長	自重	ジグ重量	プラグ重量	継数
3.05m	361g	MAX120g	MAX100g	3本

19コルトスナイパー エクスチューン｜5〜6万円台

「コルトスナイパー」シリーズの準ハイエンド機。

「スパイラルXコア」や「スクリューロックジョイント」、「Vホールドグリップ」など、その価格にふさわしい素材とテクノロジーが投入されています。

高負荷時でも安定した性能を発揮できる設計となっており、大物相手にも主導権を渡しません。

「コルトスナイパー エクスチューン」のラインナップは↓の8機種。

機種	全長	自重	ジグウエイト	プラグウエイト	継数
S100M	3.05m	268g	MAX60g	MAX50g	2本
S100MH	3.05m	309g	MAX90g	MAX70g	2本
S106MH/PS	3.20m	317g	MAX90g	MAX70g	2本
S100H	3.05m	334g	MAX120g	MAX100g	2本
S106H/PS	3.20m	356g	MAX120g	MAX100g	2本
S100XH	3.05m	361g	MAX150g	MAX120g	2本
S106XH/PS	3.20m	385g	MAX150g	MAX120g	2本
S98XXH	2.95m	369g	MAX180g	MAX150g	2本

おすすめの1本：S98XXH

モンスター級の獲物に狙いを定めた超パワー型モデル。

デカくて重いジグorプラグで、ど迫力のショアジギングを楽しむことができます。

ロッドパワーには1ミリも妥協したくないアングラーにおすすめの1本です。

全長	自重	ジグウエイト	プラグウエイト	ターゲットの重量	推奨リールサイズ
2.95m	369g	MAX180g	MAX150g	25kgクラス＋α	8000~20000番

20コルトスナイパーXR｜3万円台

シリーズの中堅グレード。

上位機にも適用されている強化機構「スパイラルXコア」を採用する、ネジレやツブレに負けないブランクを強みとします。

他にも「ナノピッチ」や「スクリューロックジョイント」などの機構を上位機と共有しています。

…というような豪華仕様なのに実売価格は3万円台クラス。

「コルトスナイパー」シリーズのなかでも、特にコスパが良い製品となっています。

▽「20コルトスナイパーXR」の機種一覧

機種	全長	自重	ジグ重量	プラグ重量	継数
B100M	3.05m	290g	MAX70g	MAX56g	2本
B100MH	3.05m	307g	MAX90g	MAX70g	2本
B100H	3.05m	315g	MAX120g	MAX100g	2本
S96ML	2.90m	222g	MAX56g	MAX45g	2本
S100ML	3.05m	232g	MAX56g	MAX45g	2本
S96M	2.90m	275g	MAX70g	MAX56g	2本
S100M	3.05m	282g	MAX70g	MAX56g	2本
S106M/PS	3.20m	270g	MAX70g	MAX56g	2本
S96MH	2.90m	307g	MAX90g	MAX70g	2本
S100MH	3.05m	313g	MAX90g	MAX70g	2本
S106MH/PS	3.20m	306g	MAX90g	MAX70g	2本
S96H	2.90m	315g	MAX120g	MAX100g	2本
S100H	3.05m	315g	MAX120g	MAX100g	2本
S106H/PS	3.20m	330g	MAX120g	MAX100g	2本
S98XH	2.95m	327g	MAX150g	MAX120g	2本
S100MH-3	3.05m	310g	MAX90g	MAX70g	3本
S100H-3	3.05m	317g	MAX120g	MAX100g	3本
S100XH-3	3.05m	335g	MAX150g	MAX120g	3本

▼「コルトスナイパーXR（MB）」のおすすめ機種

22コルトスナイパーXR MB｜3万円台

「コルトスナイパーXR」からは、携帯性に優れるMB（モバイル）モデルも発売済み。

コンパクトに保管運搬できる5ピース設計となっており、旅行や遠征にも気軽に持っていくことができます。

基本仕様は「コルトスナイパーXR」と同格なので、性能も申し分なし。

メインロッドとして運用するのもおすすめです。

機種	全長	自重	ジグ重量	プラグ重量	継数
S100MH-5	3.05m	316g	MAX90g	MAX70g	5本
S100H-5	3.05m	326g	MAX120g	MAX100g	5本
S100XH-5	3.05m	336g	MAX150g	MAX120g	5本

おすすめの1本：コルトスナイパーXR MB S100H-5

携帯性に優れるMB（モバイル）仕様のHクラスモデルです。

釣り場までの移動距離が長くなりがちな地磯釣行が多い方にオススメ。

全長	自重	ジグ重量	プラグ重量	継数
3.05m	326g	MAX120g	MAX100g	5本

19コルトスナイパーSS｜2万円台

※2024年に後継機「24コルトスナイパーSS」が発売決定

実売2万円台クラスのステップアップ機。

ブランクには下位のBBグレードには非搭載の”スパイラルX”が適用されています。

パワーロスが少なく、見た目以上のパワーを秘めています。

▽「19コルトスナイパーSS」の機種一覧

機種	全長	自重	ジグ重量	プラグ重量	継数
S96M	2.90m	225g	MAX60g	MAX45g	2本
S100M	3.05m	240g	MAX60g	MAX45g	2本
S106M	3.20m	245g	MAX60g	MAX45g	2本
S96MH	2.90m	248g	MAX80g	MAX65g	2本
S100MH	3.05m	260g	MAX80g	MAX65g	2本
S106MH	3.20m	265g	MAX80g	MAX65g	2本
S96H	2.90m	270g	MAX100g	MAX85g	2本
S100H	3.05m	280g	MAX100g	MAX85g	2本
S106H	3.20m	285g	MAX100g	MAX85g	2本
S100M-T	3.05m	255g	MAX60g	MAX45g	3本
S100MH-T	3.05m	288g	MAX80g	MAX65g	3本

おすすめは振り出しモデルの2機種

おすすめはは、2021年に追加された3ピースの振り出しモデル。

2ピースの通常版モデルよりも携帯性が高く、保管・運搬がしやすくなっています。

仕舞寸117.6cmまでコンパクト化されているので、電車やバイクで釣りに行くことが多い方にもgood！

機種	全長	自重	ジグ重量	プラグ重量	継数
S100M-T	3.05m	255g	MAX60g	MAX45g	3本
S100MH-T	3.05m	288g	MAX80g	MAX65g	3本

24コルトスナイパーSS｜2万円台

2024年にモデルチェンジされた最新のステップアップ機。

ブランクには、「スパイラルX」と「ハイパワーX」をダブルで適用。

操作性が高いパワフルなブランクは、先代の「19コルトスナイパー」ゆずりです。

また、XR以上のグレードに使われている「スクリューロックジョイント」も搭載。

すっぽ抜けの心配をせずに、釣りに没頭できます。

「24コルトスナイパーSS」のプラスα情報

「24コルトスナイパーSS」の機種一覧

おすすめ機種

22コルトスナイパーSS LSJ｜2万円台

ちなみに2022年には、LSJ（ライトショアジギング）特化の派生モデルである「コルトスナイパーSS LSJ」が発売済み。

全4機種がアンダー200gまで軽量化されているなど、軽快さを追求したセッティングとなっています。

軽めのジグを中心に、サクッとショアジグゲームを楽しみたい方は要チェックです。

↓「コルトスナイパーSS LSJ」の機種一覧↓

機種	全長	自重	ジグ重量	プラグ重量	継数
S100L	3.05m	196g	MAX42g	MAX36g	2本
S96L	2.90m	181g	MAX42g	MAX36g	2本
S100ML	3.05m	199g	MAX50g	MAX42g	2本
S96ML	2.90m	187g	MAX50g	MAX42g	2本

おすすめはMLパワーの2機種

少し前に紹介した下位グレード「コルトスナイパーBB LSJ」と同じく、おすすめ機種は汎用性が高いMLクラスの2機種。

軽〜中量級のジグ・プラグにまるっと対応する、非常に使い勝手が良いパワー感に仕上がっています。

機種	全長	自重	ジグ重量	プラグ重量	継数
S100ML	3.05m	199g	MAX50g	MAX42g	2本
S96ML	2.90m	187g	MAX50g	MAX42g	2本

21コルトスナイパーBB｜1万円台

多彩なモデルが揃う入門グレード。

定番の2ピースモデルだけでなく、3ピースや振出モデルも含む全15機種展開となっており、入門機ながらも選択肢が豊富です。

いろんなスタイルでショアジギングゲームを楽しめます。

スペックの一覧は↓のとおり。

機種	全長	自重	ジグ重量	プラグ重量	継数
S96ML	2.9m	233g	MAX50g	MAX42g	2本
S100ML	3.05m	244g	MAX50g	MAX42g	2本
S96M	2.9m	253g	MAX60g	MAX45g	2本
S100M	3.05m	266g	MAX60g	MAX45g	2本
S106M	3.2m	276g	MAX60g	MAX45g	2本
S96MH	2.9m	280g	MAX80g	MAX65g	2本
S100MH	3.05m	293g	MAX80g	MAX65g	2本
S106MH	3.2m	309g	MAX80g	MAX65g	2本
S96H	2.9m	294g	MAX100g	MAX85g	2本
S100H	3.05m	307g	MAX100g	MAX85g	2本
S100M-3	3.05m	262g	MAX60g	MAX45g	3本
S100MH-3	3.05m	290g	MAX80g	MAX65g	3本
S100H-3	3.05m	300g	MAX100g	MAX85g	3本
S100M-T	3.05m	255g	MAX60g	MAX45g	3本
S100MH-T	3.05m	282g	MAX80g	MAX65g	3本

おすすめの1本：コルトスナイパーBB S100MH-3

コンパクトに持ち運べる3ピースモデル。

ショアジギングシーンで万能に使えるMHクラスが採用されており、堤防から磯までさまざまなフィールドに連れて行くことができる1本です。

機種	全長	自重	ジグ重量	プラグ重量	継数
S100MH-3	3.05m	290g	MAX80g	MAX65g	3本

23コルトスナイパーBB LSJ｜1万円台

「コルトスナイパーBB LSJ」は、2023年に発売されたLSJ（ライトショアジギング）特化の派生モデルです。

LSJを軽快に楽しむための特化機種が揃います。

ブランクには、最外層のカーボンテーピングでねじれを防ぐ「ハイパワーX」を適用するなど、「コルトスナイパーBB」と同格の仕様。

軽快な使用感とともに、確かなパワーも兼備されています。

「コルトスナイパーBB LSJ」の機種一覧は以下のとおりです。

品番	全長(m)	自重(g)	ジグウェイト(g)	プラグウェイト(g)	継数(本)
S96L	2.9	177	Max 42	Max 36	2
S100L	3.05	188	Max 42	Max 36	2
S96ML	2.9	182	Max 50	Max 42	2
S100ML	3.05	199	Max 50	Max 42	2

おすすめは汎用性の高いMLモデル

4機種のなかで特におすすめなのは、汎用性が高いMLクラスを採用する2本。

最大50gのジグを背負えるためかなりの遠投が可能で、MLクラスのパワーがあれば予想外の大物がかかってもたいていは獲りきれます。

かなり万能な活躍を見込めるため、これからLSJを始める方にもおすすめです。

品番	全長(m)	自重(g)	ジグウェイト(g)	プラグウェイト(g)	継数(本)
S96ML	2.9	182	Max 50	Max 42	2
S100ML	3.05	199	Max 50	Max 42	2

ショアジギングロッド界でシマノと競合するメーカーまとめ

ショアジギング界でシマノ社としのぎを削るライバルメーカーも紹介しておきます。

主な競合メーカーは↓のとおり。

他にもショアジギングロッドを発売しているメーカーはありますが、挙げだすとキリがないので、とりあえずの4メーカーです。

大型ラインナップのダイワ

シマノと同じく、入門〜ハイエンドまで広い価格帯にロッド製品を展開するメーカー。

多彩な製品のなかでも特に人気があるのが「オーバーゼア」シリーズです。

モデルチェンジのスパンも早いので、ダイワ社の動向を追っておけばショアジギングロッド界のトレンド把握にも役立ちます。

そういった意味でも要チェックなメーカーです。

低価格帯のアイテムが充実するメジャークラフト、アブガルシア

実売2万円台以下のリーズナブルなロッドを中心に取り揃えるメーカーなら

が人気です。

お手頃かつ頑丈なロッドが揃い、ショアジギング初心者さんの心強い味方になっています。

中堅～ハイエンドが充実するがまかつ

中堅〜ハイエンドクラスのアイテムを多く展開する、中上級者ご用達のメーカー。

細部まできっちり作り込まれ、ショアジギングに必要な性能が高次元で整うこだわりロッドが揃っています。

性能重視で至高の1本を買いたい方は要チェックです。

シマノのショアジギングロッドで青物をハントしよう！

というわけで、シマノのショアジギングロッド紹介は以上です。

最後に、本記事で紹介した製品の一覧をまとめておきます。

気になるアイテムが見つかった方は、入手を検討してみてはいかがでしょうか。

製品	参考実売価格
22コルトスナイパー リミテッド	6〜7万円台
19コルトスナイパー エクスチューン	5〜6万円台
20コルトスナイパーXR	3万円台
22コルトスナイパーXR MB	3万円台
19コルトスナイパーSS	2万円台
24コルトスナイパーSS　※2024年発売	2万円台
22コルトスナイパーSS LSJ	2万円台
21コルトスナイパーBB	1万円台
23コルトスナイパーBB LSJ	1万円台

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