コスパがやばすぎると話題のシマノ「コルトスナイパーXR」を大特集。

上位機との比較もまじえて、溢れんばかりの魅力を深掘りしていきます。

この仕様で実売2万円台~ってホントにいいの?と心配になるほどの高コスパロッドだけに、見逃せませんぞ。

シマノ「20コルトスナイパーXR」の強みは総合力!

出典:シマノ

開発者によって語られている「コルトスナイパーXR」の強みは”総合力”。

ショアジギングにおいて必要とされる性能がバランスよく整っているということです。

”総合力”の要素としてシマノ社がピックアップしているのは、↓の4つ。

  • 遠投性
  • 軽さ
  • シャープさ
  • パワー

確かにどれもショアジギングには欠かせない要素です。それぞれについて簡単に解説しておきます。

総合力の要素①遠投性

まず遠投性について。ショアジギングでは陸からルアーが届く限られた範囲の獲物しか狙うことができません。

せっかくターゲットが回遊してきたとしても、ルアーが届かなければむなしいだけ…。

遠投性が高いロッドでできる限り広範囲を探るのは基本中の基本です。

総合力の要素②軽さ

ショアジギングは回遊待ちの釣りなので、長時間釣行が基本となります。

長丁場でヘビーなタックルを振り続けるわけですから、体力の消耗はかなり激しい部類です。

ロッドやリールが必要以上に重いとすぐに疲れがたまり、集中力が途切れてしまいます。

ショアジギングのタックルには大物と渡り合う強さはもちろんのこと、長時間釣行での集中力を維持する軽さも求められるのです。

総合力の要素③シャープさ

”シャープさ”という項目は4つの要素のなかでは最も抽象的なもの。

人によって解釈が異なるので、何をもって”シャープ”とするかは難しいところでもあります。

一般的にいうなら、ルアーフィッシングの文脈で語られる”シャープ”の条件は

  • 心地よい張りが感じられる
  • 振ったときのネジレが少ない
  • 振り抜けが良く、キャスト後のブレの収束が速い

といったところ。

力いっぱい振り抜いてキャストし、機敏なアクションで誘うショアジギング・プラッキングにおいては、シャープなロッドが武器になります。

逆に、シャープではないロッド(いわゆるダルいロッド)で釣りをしてると、ストレスが溜まります。

そこで「20コルトスナイパーXR」には、先代機にあたる「15コルトスナイパー」と比べるて張りの強いセッティングが採用されました。

公式ページで公開されているベントカーブのイメージがコチラ↓です。

出典:シマノ

ベリーからバットにかけての張りを強くすることでダルさを排除した形となっています。

実釣時においても、ハイグレードなロッドならではの”シャープさ”を感じることができるでしょう。

総合力の要素④パワー

パワーに関しては文字どおりの意味ですね。

デカくて力の強いターゲットを相手にするショアジギング・プラッキングとは、切っても切り離せない超重要項目。

「コルトスナイパーXR」には、ロッドの強さに定評のあるシマノ社の独自テクノロジーがしっかり乗ってきていますよ。

シマノ「コルトスナイパーXR」の仕様をチェック!

続いては、「コルトスナイパーXR」の高い総合力を支えるテクノロジーについて紹介していきます。

ハイエンド機と共有している技術も多く、お得感はモリモリです。

スパイラルXコア

出典:シマノ

ブランクス関係の最重要テクノロジーは”スパイラルXコア”でしょう。

内層をX状のカーボンテープで締め込むことで、ネジレとブレを抑制。

シャープでパワーのあるブランクスに仕上げるために一役買っています。

構造的に強いブランクスにすることで、そのぶん部材を減らせるというのも利点。軽量化にも貢献しています。

ハイパワーX

出典:シマノ

”スパイラルXコア”を外から支えるのが”ハイパワーX”です。

ブランクスの最外層に施されたX状のカーボンテーピングが、ネジレ・ブレを強力に抑制。

ファイト時のパワー強化にもつながり、大事な場面できっちり粘ってくれます。

ナノピッチ

出典:シマノ

“ナノピッチ”はブランクスを焼き上げる際に巻く成型テープのピッチを細かくする技術。

細かいピッチで均等に締め上げて焼くことでブランクスの仕上がりが真円に近くなり、パワーロスが低減されます。

パワーアップにつながる技術ですね。

スクリューロックジョイント

出典:シマノ

継部には”スクリューロックジョイント”を採用。

ロッドを継ぐときにセンターを少しずらした状態で押し込み、そこから少しひねるとキュッと締まるようになっています。

要は、ネジの原理で噛み合うというわけです。

ジョイント部のスッポ抜けを防げるので、釣行中に余計な不安を抱えずに済みます。

ステンレスフレーム×SiCリング

出典:シマノ

ガイドはステンレスフレーム×SiCリングの組み合わせ。

強度アップとラインへのダメージ軽減を重視したセッティングです。

軽いルアーを投げることが多いMLクラスでは、シングルフットで振り抜けの良さを担保。

その他のモデルでは、高負荷に対応するダブルフット仕様となっています。

シマノ「20コルトスナイパーXR」を上位機と比較してみる

出典:シマノ

続いては「コルトスナイパーXR」を上位機と比較してみましょう。

コスパが良すぎると話題のアイテムですが、”どうコスパが良いのか?”ってところにクローズアップしていきます。

前提情報として、シマノ製ショアジギング・プラッキングロッドの製品一覧はコチラ↓。

製品参考実売価格
コルトスナイパー エクスチューン5万円台~
コルトスナイパーXR(★)3万円台~
コルトスナイパーSS2万円台~
コルトスナイパーBB1万円台~
ネッサ リミテッド7万円台~
ネッサ エクスチューン4万円台~
ネッサ XR3万円台~
ネッサ BB1万円台~

「20コルトスナイパーXR」は、”コルトスナイパー”シリーズの準ハイエンドにあたります。

というわけで、比較対象は最上位の「19コルトスナイパー エクスチューン」ですね。

素材・テクノロジー面を比較

まずは、素材・テクノロジー面を比べてみましょう。

”エクスチューン”と”XR”に搭載されている主要テクノロジーの一覧はコチラ↓。

19コルトスナイパー
エクスチューン
20コルトスナイパー
XR
スパイラルXコア
ハイパワーX
ナノアロイ
ナノピッチ
スクリューロックジョイント
Vホールドフロントグリップ
ガイドステンSiC
バット部のみチタン
ステンSiC

主だった差といえば「20コルトスナイパーXR」には、チタンフレームガイドとVホールドフロントグリップが使われていないぐらいのもの。

”スパイラルXコア”をはじめとした主要テクノロジーはバッチリ揃っています。

どの部位にどれくらいテクノロジーが使われているのかまではわかりませんが、仕様的には上位の「19コルトスナイパー エクスチューン」に引けをとりません。

軽さを比較

さて、お次は軽さの比較です。両製品にラインナップされている主軸機種の自重を比較すると…?

機種19コルトスナイパー
エクスチューン
20コルトスナイパー
XR
S100M268g282g
S100H334g330g
S106MH/PS317g306g
S106H/PS356g330g

上表でピックアップした機種については、S100Mを除けば「20コルトスナイパーXR」の方が軽いという状況です。

ロッドの軽さには”持ち軽さ”や”振り軽さ”という隠れステータスもあるので、単純に数字だけで比較するのはナンセンスという見方もあります。

ですが、自重数値が重要じゃないというわけでもありません。

上位機よりも(数値的に)軽い!という事実は、「20コルトスナイパーXR」の力強いセールスポイントです。

機種ラインナップを比較

機種の取り揃えについては

  • 19コルトスナイパー エクスチューン:全8機種
  • 20コルトスナイパー XR:全18機種

となっており、”XR”の方が選択肢が豊富です。

”エクスチューン”には揃っていないベイトモデルや3ピースモデルが展開されているというのも嬉しいポイント。

機種展開については「20コルトスナイパーXR」の圧勝といえるでしょう。

実売価格を比較

さて、両製品における仕様の違いはだいたい掴めたんじゃないでしょうか。

というわけで、残るはお値段ですよね。

実売価格で

  • 19コルトスナイパー エクスチューン:5万円台前半~
  • 20コルトスナイパー XR:2万円台後半~

てな具合となっています。

これをどう受け取るか?は人それぞれだと思いますが、筆者的には

いやいや、このスペックで2万円台後半~って、「20コルトスナイパーXR」コスパ良すぎん?
発売がたった1年違うだけなのにここまで上位機を食うロッドってなかなかないぞ。
「19コルトスナイパー エクスチューン」に飛びついた人はちょっと後悔してるんじゃ…?

という印象です。

両製品が出揃った状態では、「20コルトスナイパーXR」の高コスパっぷりが際立っています。

巷で”XR”が大人気になっているのがその証拠でしょう。

シマノ「コルトスナイパーXR」の機種ラインナップ

出典:シマノ

前述のとおり、「20コルトスナイパー XR」には全18機種がラインナップされており、スペックの一覧は↓のとおり。

機種全長自重ジグ重量プラグ重量継数
B100M3.05m290gMAX70gMAX56g2本
B100MH3.05m307gMAX90gMAX70g2本
B100H3.05m315gMAX120gMAX100g2本
S96ML2.90m222gMAX56gMAX45g2本
S100ML3.05m232gMAX56gMAX45g2本
S96M2.90m275gMAX70gMAX56g2本
S100M3.05m282gMAX70gMAX56g2本
S106M/PS3.20m270gMAX70gMAX56g2本
S96MH2.90m307gMAX90gMAX70g2本
S100MH3.05m313gMAX90gMAX70g2本
S106MH/PS3.20m306gMAX90gMAX70g2本
S96H2.90m315gMAX120gMAX100g2本
S100H3.05m315gMAX120gMAX100g2本
S106H/PS3.20m330gMAX120gMAX100g2本
S98XH2.95m327gMAX150gMAX120g2本
S100MH-33.05m310gMAX90gMAX70g3本
S100H-33.05m317gMAX120gMAX100g3本
S100XH-33.05m335gMAX150gMAX120g3本

機種選びの際は

  • 通常モデル
  • PS(プラッキングスペシャル)モデル
  • 3ピースモデル
  • ベイトモデル

の4カテゴリに分けて絞り込むのがおすすめです。

通常モデル(9機種)

通常モデルは、ショアジギングにもプラッキングにも対応する万能型。

5種類の硬さに全9機種が揃います。

MLクラス

サーフや沖堤防で軽めのジグやプラグを使うためのフィネスモデル。

20~40gクラスのルアーを軸にゲームを組み立てる方にマッチします。

ターゲット的には、小型青物やフラットフィッシュ、シーバス狙いにおすすめです。

機種全長自重プラグ重量ジグ重量継数
S96ML2.90m222gMAX56gMAX45g2本
S100ML3.05m232gMAX56gMAX45g2本

Mクラス

主戦場はMLクラスと同じサーフや沖堤防ですが、一段階パワーが上がっているのがMクラス。

重いルアーを背負えるぶん、サーチできる範囲が広がります。

小~中型の青物やフラットフィッシュ、シーバス狙いにGood!

機種全長自重プラグ重量ジグ重量継数
S96M2.90m275gMAX70gMAX56g2本
S100M3.05m282gMAX70gMAX56g2本

MHクラス

MHは、地磯・沖磯でのゲームも視野に入ってくるパワークラス。

小~中型青物がメインターゲットですが、予想外の大物が掛かった時も安心感があります。

パワーと繊細さのバランスが良いので、地磯・沖磯デビューにもおすすめです。

機種全長自重プラグ重量ジグ重量継数
S96MH2.90m307gMAX90gMAX70g2本
S100MH3.05m313gMAX90gMAX70g2本

Hクラス・XHクラス

Hクラス・XHクラスはガチガチのパワー型。

大型の回遊魚をぐいぐい寄せられる圧倒的なファイト性能が魅力です。

沖磯をメインフィールドに夢のあるビッグゲームを楽しみたい方の相棒にピッタリ。

機種全長自重プラグ重量ジグ重量継数
S96H2.90m315gMAX120gMAX100g2本
S100H3.05m330gMAX120gMAX100g2本
S98XH2.95m327gMAX150gMAX120g2本

プラッキングスペシャル(3機種)

PSモデルは、文字どおりプラッキングに特化した機種たちです。

ダイナミックかつナチュラルなプラグ操作ができるよう、ベストな柔らかさに調整されています。

一応ジグも扱えるのですが、少し張りが足りないと感じる可能性が高め。プラグ専用として運用するのがおすすめです。

PSモデルには計3機種をラインナップ。

レングスは全て10.6ftとなっていますので、投げたいルアーやターゲットの重さに応じた硬さをチョイスしましょう。

機種全長自重プラグ重量ジグ重量継数
S106M/PS3.20m270gMAX70gMAX56g2本
S106MH/PS3.20m306gMAX90gMAX70g2本
S106H/PS3.20m330gMAX120gMAX100g2本

3ピースモデル(3機種)

携帯性の高さが魅力の3ピースモデルには、全3機種をラインナップ。

10ftクラスのロッドとなると、2ピースでは運搬に難儀するケースも出てきますからね。

電車やバイク釣行が多い方には願ってもないアイテムでしょう。

レングスは全てジャスト10ft。硬さは人気の高いMH・H・XHの3種が揃います。

機種全長自重プラグ重量ジグ重量継数
S100MH-33.05m310gMAX90gMAX70g3本
S100H-33.05m317gMAX120gMAX100g3本
S100XH-33.05m335gMAX150gMAX120g3本

ベイトモデル(3機種)

2021年にはベイトキャスティングモデルも追加済。

キャストのしやすさに重きを置いたチューニングとなっており、しなりを最大限に使ってルアーを弾き飛ばせます。

ティップは柔らかめに仕上げてあるので、操作感はナチュラル系。

どちらかといえば、プラグに適した設計といえますね。

ベイトモデルも全機種がジャスト10ft。ルアーや対象魚に合う硬さのものを選びましょう。

機種全長自重プラグ重量ジグ重量継数
B100M3.05m290gMAX70gMAX56g2本
B100MH3.05m307gMAX90gMAX70g2本
B100H3.05m315gMAX120gMAX100g2本

ちなみに、シマノの公式動画での推奨リールは「21スコーピオンMD」。

ショアからのベイトキャスティングゲームを快適に楽しみたい方はこちらも要チェックです。

コスパと総合力に優れるシマノ「20コルトスナイパーXR」

「20コルトスナイパーXR」は総合力(遠投性・軽さ・シャープさ・パワー)に優れる次世代スタンダード機となっており、市場で人気沸騰中。

上位機の”エクスチューン”に肉薄する仕様・性能となっていますので、コスパの高さは間違いありません。

好みのモデルが見つかった方はGETしてみてはいかがでしょうか。

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