手軽に本格的なシーバス釣りを楽しむなら、持ち運びやすさと高い性能を兼ね備えたパックロッドがオススメ!
この記事では、コンパクトに収納できるパックロッドの選び方と、おすすめアイテムを徹底解説します。
振り出しロッドと比べて性能が高く、さまざまなフィールドで活躍するロッドが揃っています。
戦闘力が高いシーバス用パックロッドをお探しの方は要チェック!
おすすめのシーバス用パックロッド一覧
製品 | 機種 | メーカー | ネットで探す | 実売価格 | 継数 | 仕舞寸法 |
---|---|---|---|---|---|---|
ルアーニストモバイル | 86ML-4 | ダイワ | Amazon 楽天 Yahoo | アンダー1万円 | 4 | 71 |
ルアーマチックMB | S96M-4 | シマノ | Amazon 楽天 Yahoo | アンダー1万円 | 4 | 69.9 |
アウトバック | NS866ML | テイルウォーク | Amazon 楽天 Yahoo | 2万円台 | 6 | 48 |
ラブラックス AGS | 110M-3 | ダイワ | Amazon 楽天 Yahoo | 3〜4万円台 | 3 | 118 |
アーリーフォーモバイル | 96MMH | ヤマガブランクス | Amazon 楽天 Yahoo | 4〜5万円台 | 4 | 76.8 |
エクスセンスMB | S88ML-5 | シマノ | Amazon 楽天 Yahoo | 6〜7万円台 | 5 | 56.4 |
コンパクトロッドとは
コンパクトロッドとは持ち運びやすさと収納性を重視したロッドの総称で、旅行や遠征、アウトドアなどでの利用に適しています。
遠征先で釣りを楽しむ際や、手軽に釣り具を携帯したい場合には大変便利です。
コンパクトロッドは、従来のロッドに比べて仕舞寸法が短く、リュックやスーツケースにも収まるため、あらゆる移動手段に対応可能です。
コンパクトロッドの分類
コンパクトロッドには大きく分けて、「振り出し式」と「ジョイント式(パックロッド)」の2つのタイプがあります。
- ジョイントタイプ(パックロッド)
-
ジョイントタイプ(パックロッド)は、数本のパーツに分かれる形式。
“つないで使う”タイプのコンパクトロッドです。
- 振り出し(テレスコピック)タイプ
-
振り出しタイプは、パーツを伸縮させて収納する形式。
“伸ばして使う”タイプのコンパクトロッドです。
「ジョイント式」と「振り出し式」それぞれの特徴
「振り出し」と「ジョイント」、各タイプの違いを簡単にまとめると以下のとおりです。
振り出し | ジョイント | |
---|---|---|
実釣性能 | ||
利便性 |
伸縮する「振り出しタイプ」は、準備や片づけがラクなど利便性が高い。
そのかわり、「ジョイントタイプ」と比べると、性能が劣ることが多いんだ。
パックロッドの特徴
ジョイントタイプ(パックロッド)は、複数のパーツをつないで使うタイプのコンパクトロッドです。
使うときはパーツを組み立て、片付けのときはバラして収納する必要があり、振り出しタイプよりも手間がかかります。
一方、ジョイントタイプ(パックロッド)は2ピースロッドと同じ構造を持っており、性能面では振り出しタイプよりも優れています。
ジョイントタイプは、振り出しタイプよりも高性能だけど、利便性はやや劣るって感じになるな。
パックロッドのメリット
パックロッド(ジョイント式)の大きな魅力は、基本性能の高さです。
ジョイント部分の構造が一般的な2ピースロッドと同じなので、基本性能(感度や強度)が損なわれにくく、振り出しタイプと比べて性能が高めです。
最近では、2ピースロッドとほぼ変わらない性能を持つパックロッドも多く、メインロッドとして運用するアングラーも増えてきています。
パックロッドのデメリット
パックロッドのデメリットは、準備や片付けに手間がかかる点です。
振り出しタイプは、ロッドを引き伸ばすだけですぐに使えるのに対して、パックロッドは複数のパーツを一つずつ組み立てる必要があります。
そのため、釣りを始める前や終わった後に少し時間がかかってしまいます。
パックロッドは性能面で優れている一方、利便性では振り出しタイプに比べて劣ります。
パックロッドはこんな人におすすめ
パックロッドはこんな人におすすめ
- コンパクトロッドであっても性能を妥協したくない人
- 旅行やアウトドアが好きな人
- 使わないときはコンパクトに収納したい人
- 仕事や出張の合間に釣りを楽しみたい人
- 公共交通機関で移動することが多い人
- 自転車やバイクで釣りに行く人
パックロッドの強みは、振り出しロッドと比べて性能が高いこと。
準備や片づけは多少面倒になってもいいから、高性能なコンパクトロッドが欲しい人にオススメだ。
シーバス用パックロッドの選び方
ここからはシーバス用パックロッドの選び方を解説していきます。
ポイントは以下の4点です。
仕舞寸法は用途に合わせる
パックロッドを選ぶとき、仕舞寸法(収納時の長さ)は非常に重要なポイントです。
仕舞寸法が短いほど持ち運びや収納が簡単になりますが、継ぎ目が増えることでロッドの基本性能(感度や強度など)は低くなる傾向にあります。
継数とその他要素の関係
継数 | 仕舞寸法 | 性能 | 重量 |
---|---|---|---|
多い | 短い | 重い | |
少ない | 長い | 軽い |
必ずしも仕舞寸法が短いほど良いというわけではなく、使用シーンや収納スペースに適したサイズを選ぶことが重要です。
補足:機内持ち込みをするなら仕舞寸60cm以下が基準
飛行機内にパックロッドを持ち込む場合は、仕舞寸60cm以下を目安にするのがおすすめです。
仕舞寸が60cm以下であれば、多くの航空会社の機内持ち込み基準に適合します。
※機内持ち込みの基準は、航空会社によって異なります。利用する航空会社の公式サイト等で、規定を確認しておきましょう。
シーバスロッドの型番の見方
シーバスロッドの型番は、数字とアルファベットの組み合わせで表記されています。
通常、数字はロッドの長さ、アルファベットはロッドの硬さを示しています。
例えば、「96ML」の場合、
- 長さ:9フィート6インチ
- 硬さ:ML(ミディアムライト)
という意味になります。この表記を理解することで、目的に合ったロッドを選びやすくなります。
ロッドの長さ
シーバスロッドの長さは、8フィート台から10フィート超までさまざまなものがあります。
長いロッドは遠投性が高いかわりに、取り回しが悪くなるという関係性です。
ざっくりいうと、
- 飛距離重視:長めのロッド
- 扱いやすさ重視:短めのロッド
という方針で長さを選んでいくことになります。
シーバス初心者さんは、扱いやすく汎用性が高い「8.6フィート〜9フィート」ぐらいの長さを選ぶがおすすめです。
ロッドの硬さ
ロッドの硬さは、「L」「ML」「M」「MH」の4択が基本です。
硬めのロッドは大物を狙う際や重いルアーをキャストする際に有利になります。
一方、柔らかめのロッドは細かいアクションをつけやすく、繊細な釣りに適します。
シーバス初心者さんにおすすめなのは、汎用性が高い「ML」と「M」の硬さです。
おすすめのシーバス用パックロッドまとめ
ここからはおすすめのシーバス用パックロッドを紹介していきます。
今回ピックアップしたアイテムは以下のとおりです。
製品 | 機種 | メーカー | ネットで探す | 実売価格 | 継数 | 仕舞寸法 |
---|---|---|---|---|---|---|
ルアーニストモバイル | 86ML-4 | ダイワ | Amazon 楽天 Yahoo | アンダー1万円 | 4 | 71 |
ルアーマチックMB | S96M-4 | シマノ | Amazon 楽天 Yahoo | アンダー1万円 | 4 | 69.9 |
アウトバック | NS866ML | テイルウォーク | Amazon 楽天 Yahoo | 2万円台 | 6 | 48 |
ラブラックス AGS | 110M-3 | ダイワ | Amazon 楽天 Yahoo | 3〜4万円台 | 3 | 118 |
アーリーフォーモバイル | 96MMH | ヤマガブランクス | Amazon 楽天 Yahoo | 4〜5万円台 | 4 | 76.8 |
エクスセンスMB | S88ML-5 | シマノ | Amazon 楽天 Yahoo | 6〜7万円台 | 5 | 56.4 |
ルアーニストモバイル 86ML-4(ダイワ)
ダイワの汎用ルアーロッド「ルアーニスト」のモバイル版です。
エギングやシーバスで活躍する取り回しの良い8.6インチ×MLモデル。
港湾部や都市河川を中心に、器用な活躍を期待できます。
アイテム | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | 対応エギサイズ | 適合ライン PE(号) | 適合ライン ナイロン (lb.) | カーボン含有率(%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
86ML-4 | 2.59 | 4 | 71 | 145 | 1.6/11.9 | 5~25 | 2.5~3.5 | 0.6~1.2 | 6~12 | 93 |
ルアーマチックMB S96M-4(シマノ)
シマノの汎用ルアーロッド「ルアーマチック」のモバイル版。
S96M-4は、シーバスやサーフに適した9.6ftモデルです。
Mクラスの強さがあるため、重めのルアーを遠投することも可能。広範囲をサーチできます。
品番 | 全長(ft.) | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | ルアーウェイト(g) | 適合ラインナイロン (lb) | 適合ラインPE(号) | グリップタイプ | リールシート位置(mm) | リールシートタイプ | カーボン含有率(%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
S96M-4 | 9’6″ | 2.9 | 4 | 77.8 | 166 | 1.7 | 8-45 | 6-16 | 0.8-2 | ストレート | 408 | UPLOCK | 93.5 |
アウトバック NS866ML(テイルウォーク)
「アウトバック」は、テイルウォークから発売されている人気のコンパクトロッドです。
NS866MLは、エギングやシーバスに適したMLモデル。
非常にコンパクトな6ピースで仕舞寸法はわずか48cmしかありません。
機内持ち込みもできるサイズ感なので、いろいろなフィールドに連れていくことができます。
MODEL | LENGTH(ft.in) | PIECE | CLOSED LENGTH(cm) | ROD WEIGHT(g) | LURE WEIGHT(g) | LINE WEIGHT(lb) |
---|---|---|---|---|---|---|
NS866ML | 8’6″ | 6 | 48 | 160 | max 30 | max 14 |
ラブラックスAGS 110M-3(ダイワ)
「ラブラックス AGS」は、ダイワのシーバスロッド中堅機。
カーボン製ガイドである「AGS(エアガイドシステム)」が搭載されており、極上の感度と振り抜けが実現されています。
110M-3は、圧倒的な飛距離が持ち味のロングモデル。
3ピース仕様にすることで保管・運搬の不便さがケアされています。
アイテム | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | 適合ライン ナイロン (lb.) | 適合ライン PE(号) | カーボン含有率(%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
110M-3 | 3.35 | 3 | 118 | 167 | 1.8/14.8 | 10~50 | 10~20 | 0.8~2.0 | 99 |
アーリーフォーモバイル 96MMH(ヤマガブランクス)
「アーリーフォーモバイル」は、ヤマガブランクスから発売されているコンパクトロッド。
2ピースロッドと遜色ない性能にこだわった本格派の仕上がりが特長です。
96MMHは、全3機種のうち最も長いモデル。
シーバスやフラットフィッシュ、小型青物に対応するパワフルな1本となっています。
全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 | 仕舞寸法 |
---|---|---|---|---|
2.915m | 180g | 10-60g | 4本 | 76.8cm |
エクスセンスMB S88ML-5(シマノ)
「エクスセンスMB」は、シマノが誇る本格モバイルロッドです。
「スパイラルXコア」や「カーボンモノコックグリップ」など、最新技術を搭載し、高いパフォーマンスを発揮します。
実売価格は6〜7万円台と高価ですが、シリーズ最上位モデル「エクスセンス」のDNAを受け継いだ圧倒的性能が魅力です。
S88ML-5は、テクニカルな攻めに適したショートモデル。
MLクラスの硬さで、小〜中型のルアーに対応し、幅広いフィールドで活躍します。
シーバスのメインロッド適性が高く、エギング等の他ジャンルでも柔軟な活躍を期待できます。
1本持っておくと重宝しますよ。
品番 | 全長(ft.) | 全長(m) | 継ぎ方式 | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | ルアーウェイト(g) | 適合ラインPE(号) | グリップタイプ | リールシート位置(mm) | リールシートタイプ | カーボン含有率(%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
S88ML-5 | 8’8″ | 2.64 | 並継 | 5 | 56.4 | 127 | 1.5 | 5-32 | 0.5-1.2 | カーボンモノコック | 382 | UPLOCK | 96.8 |
まとめ
今回は、シーバス用パックロッドの選び方とおすすめアイテムを紹介しました。
コンパクトロッドには「ジョイント式(パックロッド)」と「振り出し式」の2種類があり、この記事で紹介したジョイント式は、振り出し式よりも性能が高いのが特徴です。
パーツを組み立てる手間はありますが、高い携帯性と実釣性能を両立している点が魅力です。
今回ピックアップしたおすすめロッドの一覧はコチラ↓。
製品 | 機種 | メーカー | ネットで探す | 実売価格 | 継数 | 仕舞寸法 |
---|---|---|---|---|---|---|
ルアーニストモバイル | 86ML-4 | ダイワ | Amazon 楽天 Yahoo | アンダー1万円 | 4 | 71 |
ルアーマチックMB | S96M-4 | シマノ | Amazon 楽天 Yahoo | アンダー1万円 | 4 | 69.9 |
アウトバック | NS866ML | テイルウォーク | Amazon 楽天 Yahoo | 2万円台 | 6 | 48 |
ラブラックス AGS | 110M-3 | ダイワ | Amazon 楽天 Yahoo | 3〜4万円台 | 3 | 118 |
アーリーフォーモバイル | 96MMH | ヤマガブランクス | Amazon 楽天 Yahoo | 4〜5万円台 | 4 | 76.8 |
エクスセンスMB | S88ML-5 | シマノ | Amazon 楽天 Yahoo | 6〜7万円台 | 5 | 56.4 |
この記事の内容も参考にしつつ、ご自身にピッタリなパックロッドを探してみてください。
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