シーバスロッドの長さ選び完全ガイド！おすすめロッドもご紹介

シーバスロッドを選ぶ際、長さは釣りの快適さを大きく左右する重要な要素です。

この記事ではシーバスロッドの長さ選びを徹底ガイド。

8フィート台、9フィート台、10フィート超の3クラスに分けてそれぞれの特徴を解説し、おすすめロッドを紹介します。

シーバスロッドの型番の見方（硬さ・長さ）

シーバスロッドの型番は一般的に、数字とアルファベットの組み合わせで表されます。

例えば「96ML」という型番であれば、以下のような意味となります。

ちなみに、型番の表記はメーカーによって細かな違いがあります。

例えばシマノ社であれば「S96ML」といった表記が用いられており、型番の最初にスピニング（S）やベイト（B）の区別も入ります。

シーバスロッドの長さ選びについて解説

シーバスロッドの長さを選ぶ際は、ざっくりと以下の4クラスに分けて考えるのがおすすめです。

ロッドの長さが変わると、主に「飛距離」と「取り回し（＝扱いやすさ）」に違いがでます。

簡単にいうと

という関係性です。

初めての1本には8ft台後半〜9ftがおすすめ

これからシーバスを始める方は、扱いやすさを重視して8フィート台後半〜9フィートぐらいの長さを選ぶのがおすすめです。

9ft超のロッドと比べると飛距離は劣りますが、取り回しが良くてとにかく扱いやすいです。

キャストや操作の精度が出しやすく、狭いフィールドでも快適に釣りができます。

万能な長さは9ft台

他ジャンルの経験があり、長いロッドの扱いに不安がない方は、9フィート台のロッドを選ぶと万能です。

飛距離と操作性のバランスがよく、多彩なフィールドに対応できます。

サーフやLSJ（ライトショアジギング）にも流用しやすく、ソルトルアーのパワー系なんでもロッドとしても活躍します。

シーバスロッドの長さをクラス別に解説

ここからは長さごとの特徴を解説していきます。

8フィート台（操作性型）

8フィート台のロッドの魅力は、とにかく扱いやすいこと。

少々狭い場所でもコンパクトに振ることができ、キャストや操作の精度を出しやすいです。

エギングやチニングといった他ジャンルにも流用しやすいというのも良いところです。

8ft台のメリット・デメリット

メリット	デメリット
・取り回しが良い ・操作性が高い ・キャスト精度が高い ・感度が良い	・遠投性がイマイチ ・ファイト時のパワー不足 ・足場が高い釣り場で不利 ・強風への対応力が低い

8ft台はこんな人におすすめ

8ft台のおすすめロッド一覧

9フィート台（バランス型）

9フィート台のロッドの魅力は、シーバスにおける性能のバランスが取れていることです。

ということで、性能が中途半端と感じる人もいますが、両者のバランスが良いともいえます。

港湾部から大規模河川まで、シーバスフィッシングのいろいろなパターンに対応可能。

汎用性が高いロッドが欲しい方におすすめです。

9ft台のおすすめロッド一覧

10フィート超（飛距離型）

10ft超のロッドの魅力は、圧倒的な飛距離。長さを活かした遠投性を強みとし、広大なサーチ範囲を誇ります。

タメがきき、大物相手にも力負けしないファイトパワーも長所です。

大規模河川やサーフなど、オープンなフィールドで絶大なアドバンテージをもたらしてくれます。

10ft超のメリット・デメリット

メリット	デメリット
・遠投性能が高い ・パワフルなファイト性能 ・サーフや磯場で使いやすい ・足場が高い場所で使いやすい	・取り回しが悪い ・キャストしづらい ・狭い場所で扱いにくい ・操作性が良くない

こんな人におすすめ

10ft超のおすすめロッド一覧

シーバスロッドの長さについてのよくある質問

青物と兼用するならどの長さがおすすめ？

シーバスと青物でロッドを兼用するなら、9.6ft前後を基準にするのがおすすめです。

飛距離と操作性のバランスがよく、どちらのジャンルでも高い汎用性を誇ります。

硬さは、青物のパワフルな引きや、メタルジグの操作に合う強めのクラスが適しています。

MクラスもしくはMHクラスを選ぶと良いでしょう。

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フラットフィッシュと兼用するならどの長さがおすすめ？

シーバスとフラットフィッシュでロッドを兼用するなら、飛距離性能が高く、波打ち際でのやり取りがしやすい長めのものが好ましいです。

9.6〜11フィートぐらいの長さをチョイスすると良いでしょう。

使用するルアーの重さはシーバスと似たようなものですが、サーフの釣りでは飛距離が非常に重要。

それなりに重めルアーを背負えた方が良いです。

硬さはMLクラス、Mクラス、MHクラスのなかから選ぶのがおすすめです。

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エギングと兼用するならどの長さがおすすめ？

エギングとシーバスでロッドを兼用するなら、操作性が良い8フィート台が好ましいです。

リトリーブ（巻き）が中心となるシーバスとは異なり、エギングでは鋭いロッド操作が要求されます。

機敏なロッド操作をしやすい短めのレングスを選ぶ方が快適でしょう。

硬さはMLクラスもしくはMクラスが定番。どちらもエギングでは年間を通して活躍できるパワークラスです。

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まとめ

シーバスフィッシングを快適に楽しむには、自身に合った長さを選ぶのも大事なポイントです。

長さは以下の4カテゴリに分けると選びやすくなります。

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