2022年に増強決定|「エメラルダス ストイスト RT」の追加機種をご紹介。

「エメラルダス ストイスト RT」の2022年追加機種について徹底解説。

控えめな初期ラインナップを着実に増強する2モデルの追加が決まり、エギングガチ勢から熱視線が注がれています。

今回の追加機種は春エギングを意識したパワー型。超高性能ロッドでデカイカをGETしたい方は要チェックです。

目次

ダイワ「エメラルダス ストイスト RT」とは?

まずは、「エメラルダス ストイスト RT」の基本情報について、軽くおさらいしておきましょう。

「エメラルダス ストイスト RT」は2021年にダイワから発売されたハイエンドエギングロッドです。

 

ちなみに、エメラルダスブランドのロッドの最新ラインナップはコチラ↓。

シリーズ実売価格
エメラルダス ストイスト RT(★)7万円台〜
エメラルダス ストイスト AGS6万円台〜
エメラルダス AIR AGS3万円台〜
エメラルダス MX2万円台〜
エメラルダス・V1万円台〜
エメラルダス1万円台〜
エメラルダス X1万円台〜

見てのとおり、「エメラルダス ストイスト RT」はシリーズの最上位に君臨するフラッグシップ機。

エギング界のトップランナーである山田ヒロヒト氏(愛称:ヤマラッピ)監修のもと、こだわりにこだわり抜いて設計された製品です。

RTたる所以は圧倒的な”軽さ”

「エメラルダス ストイスト RT」の1番のセールスポイントは圧倒的な軽さ。

製品名に含まれる”RT”はレーシングチューンの略で、必要十分な強度を持たせつつ、極限まで重量を絞っていることを意味します。

今回追加された2機種を含む全機種が80g台まで軽量化されており、その軽さはまさに禁断。

 

今や、”軽さは感度に直結する”という理論は、ダイワのロッド製品全般での共通認識となっています。

「エメラルダス ストイスト RT」の前身(もしくは兄弟機?)に位置付けられる「エメラルダス ストイスト AGS」と類似モデルの自重を比較してみると…?

ストイスト RTストイスト AGS
84M
(84g)
84M
(105g)
76MMH
(82g)
76MMH-SMT
(105g)
82MH
(87g)
82MMH
(113g)

比較対象としている「エメラルダス ストイスト AGS」は、もともと軽さを売りにして設計されたロッドではありませんが、それでも約20gの差はかなりのもの。

100gクラスのエギングロッドから「エメラルダス ストイスト RT」に乗り換える方は、持った瞬間にその軽さを実感するでしょう。

 

実際エギングにおいて、自重が軽いロッドのアドバンテージはすさまじいものです。

タックルを握る手に乗る重みが減れば、ルアーに加わった振動も、ルアーにかかる負荷の変化も当然わかりやすくなります。

素材や製法うんぬんを抜きにしても、”軽い”というだけで感度は高くなるのです。

 

そんな軽さがもたらす研ぎ澄まされた感度は、サーチからフッキング、ファイトに至るまでほぼすべての局面で心強い武器になってくれるでしょう。

軽さを実現する高度テクノロジー

出典:ダイワ

「エメラルダス ストイスト RT」の軽さを実現する鍵となっているのは、最先端のダイワテクノロジー。

  • SVFコンパイルX ナノプラス
  • X45フルシールド
  • 最新型のAGS(エアガイドシステム)
  • エアセンサーシート

などなど、高度テクノロジーがてんこ盛り状態です。

 

最新の技術をふんだんに駆使することで、”軽いのにちゃんと強い!”という理想のセッティングを実現しています。

ちなみに、「エメラルダス ストイスト RT」の詳しい仕様については以下の記事で解説していますので、ここでは割愛させていただきます。

 

≫関連:平均84g!「エメラルダス ストイスト RT」の軽さが禁断すぎる…。

ダイワ「エメラルダス ストイスト RT」の2022年追加機種

出典:ダイワ

少々前置きが長くなりましたが、ここからがこの記事の本題。2022年の追加機種を紹介していきます。

今回追加されたのは↓の2機種。

機種全長自重エギサイズ継数
82MH2.49m87g3.0-4.5号2本
IL 79MMH2.36m86g3.0-4.5号2本

内訳は、定番のアウトガイドモデルが1機種、マイナーながらも根強いファンが多いIL(インターライン)モデルが1機種という組み合わせです。

 

強さ的には両機種ともに、春エギングを意識したパワー型。

初期ラインナップに不足していた強さ推しのモデルとなっています。

 

パワー型とはいえ、追加される2機種の自重はともに80g台。

「エメラルダス ストイスト RT」のコンセプトがしっかり貫かれていますね。

というわけで、両機種の特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

追加機種①エメラルダス ストイスト RT 82MH

定番のアウトガイドモデルに追加されるのは”82MH”。

「エメラルダス ストイスト RT」のなかでは、最もパワーのある機種となります。

 

”82MH”のベースとなっているのは、初期ラインナップのパワー系ショートモデル”76MMH”です。

両者のスペックを比較すると↓のとおり。

機種全長自重エギサイズ継数
76MMH2.29m82g3.0-4.5号2本
82MH2.49m87g3.0-4.5号2本
  • レングスを7.6ft→8.2ft
  • ティップセクションの強さをM→MH

という変化が加えられており、レングス・パワーともに1段階上がっています。

 

対応するエギのサイズは”76MMH”と同じ3.0〜4.5号ですが、レングスが伸びたぶん飛距離性能もアップ。

ティップセクションの強さのおかげで、潮が走るポイントやディープエリアでの操作性もより快適になるでしょう。

 

つまりは、初期ラインナップのパワー型モデル”76MMH”の弱点を補う機種追加ということになりますね。

  • 大きなエギを遠投したい
  • 足場の高いフィールドで快適に釣りがしたい
  • 負荷のかかるシチュエーション(藻場打ち、激流など)でのアクション性が欲しい

こういったニーズに対応するのが”82MH”です。

 

とはいえ、単純に既存機種の”76MMH”が腐るというわけでもありません。

”76MMH”にはショートレングスによる圧倒的な操作性や、繊細なティップによる潮読み性能など、”82MH”にはない強みが存在します。

 

要は、今回の”82MH”追加によって、パワー型モデルの選択肢が増えたってことです。

春のデカイカ狩りに取り憑かれているエギンガーにとっては、ヨダレの出る機種追加といえるでしょう。

追加機種②エメラルダス ストイスト RT IL79MMH

もうひとつの追加機種は、インターラインモデルの”IL 79MMH”。

ティップセクションにMクラス、バットセクションにMHクラスを採用するハイブリッドチューンとなっています。

こちらも春エギングで真価を発揮しそうです。

 

というのも”IL79MMH”は春イカ攻略の鍵となる

  • 藻場打ち
  • 強流
  • ディープエリア

の攻略を得意としますからね。(82MHほどではないものの)

既存モデルの”IL 81M”でもできないことはないけど、もうちょっと強さがあれば…って状況に対応しているわけです。

 

上記では便宜上、ざっくり春エギングとくくりましたが、”IL 79MMH”は厳密にいえば晩秋〜初夏ぐらいまでガッツリ活躍するポテンシャルを有します。

天候が荒れやすい時期にメイン使いするロッドということで、インターラインのトラブル回避性能もより活きてきますし。

こちらもかなり買いな1本ですね。

ダイワ「エメラルダス ストイスト RT」の最新ラインナップをチェック!

出典:ダイワ

追加機種を含めた「エメラルダス ストイスト RT」の最新ラインナップがコチラ↓。

機種全長自重エギサイズ継数
88ML2.64m84g1.8-3.5号2本
84M2.54m84g2.5-4.0号2本
76MMH2.29m82g3.0-4.5号2本
82MH
(★NEW)
2.49m87g3.0-4.5号2本
IL 81M2.46m86g2.5-4.0号2本
IL 79MMH
(★NEW)
2.36m86g3.0-4.5号2本

全機種をざっくり強さ順に並べると

82MHIL 79MMH ≒ 76MMH > 84M ≒ IL 81M > 88ML

赤字は2022年追加機種

といったところ。

今回の機種追加でパワー型モデルの選択肢が増え、かなり隙のない構成となりました。

秋シーズンに合わせて超フィネスな追加機種が出てきそうな気もしますし、今後の動向も見逃せません。

2022年追加機種の気になる発売日は?

ちなみに、追加機種の”82MH”と”IL79MMH”は2022年4月に発売される見通しとなっています。

はい。春エギング真っ盛りの時期ですね。

 

発売直後の品薄だったり、春エギングが本格化する前の試運転だったりを考えると、2月ぐらいに発売してほしかった感はありますけども…。

その他の新製品の生産等々の状況もあるでしょうから…。まあ、しゃあないですよね。

 

2022年の春エギングで追加機種を使い倒したい方は、早めに予約を入れて確保しておくことをおすすめします。

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