シマノから発売されるNEWリール「21セフィアXR」をご紹介。
満を持してモデルチェンジされるセフィアのフラッグシップ機ということで、豪華テクノロジーが盛り盛りとなっています。
特に注目すべきはドラグ。エギング専用の最強チューンとなっており、注目必至です。
大人気リール「17セフィアCI4+」の後継機が登場!
シマノの人気エギングリール「17セフィアCI4+」は、発売から約4年間に渡り、多くのアングラーから支持を集めてきたアイテム。
まだまだ現役で使えるリールではありますが、そろそろモデルチェンジでは?と期待していた方も多いんじゃないでしょうか。
そんな待望の後継機が、本記事で紹介する「21セフィアXR」です。
他ジャンルの釣種専用リールと同様に「CI4+」→「XR」にグレード名を変更してのモデルチェンジとなりました。
「21セフィアXR」の気になる価格と発売日は?
気になる「21セフィアXR」の発売日ですが、本記事執筆時点(2021年8月)では未定となっています。
コロナウイルス等の関係もあり、生産・出荷の見通しが立てづらいのでしょう。
秋のハイシーズンには間に合ってくるとは思われますが、ここは気長に待つしかありませんね。
価格は定価で35,000円クラス。実売は3万円台前半になることが予想されます。
セフィアの最高峰リールということで、値段も性能もしっかりめ。本格的なエギングを楽しみたい中上級者向けのアイテムといえます。
シマノ「21セフィアXR」の特長をチェック!
てことで、「21セフィアXR」の特長をもうちょい詳しく見ていきましょう。
マイクロモジュールギアⅡ&サイレントドライブを適用
まず、近年のシマノ製リールの機関テクノロジーともいえる
- マイクロモジュールギアⅡ
- サイレントドライブ
の両技術は当然適用。
ハンドル回転時の違和感が無く、滑らかな巻き心地が味わえます。
リール操作やファイト時のガタつきも少なく、安心して使い倒せるのもGoodです。
ボディー素材は「CI4+」を継承
ボディーの素材は先代と同じ「CI4+」となっています。
軽くて丈夫なカーボン素材で、繊細さが求められるエギングには持ってこい。
フィネス型汎用リールの代表格である「20ヴァンフォード」にも使われている素材ですしね。
エギングでの信頼度も申し分ありません。
基本的には「ヴァンフォード」の派生機
全体的に見ると「21セフィアXR」は「20ヴァンフォード」の派生機といって差し支えないでしょう。
前述した「マイクロモジュールギアⅡ」と「サイレントドライブ」に加え、
- HAGANEギア
- Xシップ
- Xプロテクト
- マグナムライトローター
などなど、ヴァンフォードと同等のテクノロジーが盛り盛りです。
シマノ製リール全体で見ると、ハイエンドである「ステラ」や「ヴァンキッシュ」に迫る性能をもつ高コスパな中堅リール的な位置付けとなっています。
ドラグ性能が強化されている
しかしながら、「ヴァンフォード」とは一味違う部分もあります。それがドラグ性能です。
- リジットサポートドラグ
- ラピッドファイアドラグ
が適用され、ファイトの際中に素早くドラグの調整ができるようになっています。
基本は緩めに設定して身切れを防ぎつつ、マズイところに突っ込み始めたらドラグを締め上げて強引に寄せる!といった臨機応変なやりとりが可能。
汎用リールのドラグを少し尖らせたエギング専用チューンなのです。
フォルムも近代的でスタイリッシュに!
リールの細部が近代的なフォルムにアップグレードされているのも注目ポイントです。
- キュッと引き締まったボディー
- 適度に肉を抜いたスプール・ハンドル
など、近年のシマノ製リールの素敵ポイントが詰まっています。
最初は違和感を感じた「ロングストロークスプール」もそろそろ見慣れてきた頃ですし。
総合的な見た目の美しさも「21セフィアXR」の魅力といえましょう。
シマノ「21セフィアXR」のラインナップ
そんな「21セフィアXR」には全部で4種の番手がラインナップされています。スペックの一覧は↓のとおり。
番手 | ギア比 | 自重 | 糸巻き量 | ベアリング数 BB/ローラー |
---|---|---|---|---|
C3000S | 5.3 | 175g | PE0.6号-200m | 9/1 |
C3000SHG | 6.0 | 175g | PE0.6号-200m | 9/1 |
C3000SDH | 5.3 | 185g | PE0.6号-200m | 9/1 |
C3000SDHHG | 6.0 | 185g | PE0.6号-200m | 9/1 |
ボディー&スプールは共通でC3000S仕様。
そのなかで
- シングルハンドル or ダブルハンドル
- ノーマルギア or ハイギア
を選んでいくことになります。
21セフィアXR C3000S -シングルハンドル×ノーマルギア-
21セフィアXR C3000SHG -シングルハンドル×ハイギア-
21セフィアXR C3000SDH -ダブルハンドル×ノーマルギア-
21セフィアXR C3000SDHHG -ダブルハンドル×ハイギア-
C2500クラスの超フィネス番手にも期待!
余談ですが、近年のエギングシーンでは、より軽さを追求したC2500Sクラスの人気も高まってきています。
(ダイワでいうところの「FC(フィネスカスタム)2500S」クラスですね。)
エギングにおいても、軽さと感度は切っても切れない関係にあります。
より研ぎ澄まされた感覚でエギングを楽しめる超軽量のC2500Sクラスの追加にも期待したいところです。
「21エメラルダス AIR」には超軽量2500番クラスも構成されていますからね。
期待大の「21セフィアXR」!ハイシーズン突入には間に合ってくれ…!
てなわけで、シマノのNEWリール「21セフィアXR」についての情報はこんなところです。
セフィアリールのフラッグシップ機ということで、豪華な仕様には文句のつけようがありません。
ガチなエギング用リールをお探しの方にとっては、有力な選択肢となること間違いなしです!
発売時期は未定となっていますが、秋のハイシーズンには間に合わせてくるのではと予想。
その後のC2500Sクラスの追加(あるのか?ないのか?)も楽しみであります。