エギングファン必見の新作リール「21エメラルダス エア」をご紹介。
先代モデルの不満点をぶっ飛ばす会心のラインナップが発表され、歓喜したエギンガーも多いんじゃないでしょうか。
本記事でその出来栄えに迫っていこうと思います。特に、”エメラルダス”ジャンキーなあなた!ぜひチェックしていってください。
先代「18エメラルダス エア」へ物申したい!
ええと…、まずは先代モデル「18エメラルダス エア」への秘めたる不満点を告白します。(モデルチェンジが発表されたから時効!)
その不満点がコチラ↓です。
なぜ3000Sの機種しかないんだ?
2500Sわい!?(怒)
3000Sクラス×2機種という先代「18エメラルダス エアー」の機種構成を見て思いませんでした?
「マジそれな。」と共感してくれるエギンガーも多いはずです。
もうちょい詳しくいえば
3000Sスプールだと0.8号を200m巻けちゃうから、秋エギングでは完全にオーバースペックなわけよ。
2500Sでいいから、もっと軽くしてくれ。AIRだろ?
ラインキャパはPE0.6号200mで十分なんだわ。
ってことです。
大声で言うと抹殺されそうなので心に留めておいたんですが、密かに↑のように思っていました。
3000Sスプール不要説を見事に反映!
ここで朗報。「21エメラルダス エア」では、前述したような先代のモヤモヤが見事にぶっ飛びました。
てことで、「21エメラルダス エアー」のラインナップをご覧ください。
FCモデルの2500S追加ド〜ン!
……良き。
仕様的には「20ルビアス」ベースと思われるので、軽さも十分。有能なエギングリール確定です。
でも、お値段はちょっと高めなのね…。
有能なのは間違いないんですが、ちょっとお値段は高めです。
上のスペック表の”価格(¥)”欄をみてズッコケた方もいらっしゃるかもしれません…。
先代の「18エメラルダス エア」と実売価格を比較すると↓。
- 18エメラルダス エア:30,000円強
- 21エメラルダス エア:40,000円前後
……。
これなら実売3万弱でほぼ同スペックの「20ルビアス」で良くね?
ってなっちゃう方も多いでしょう。(実売価格で3万円台前半におさめて欲しかった…。)
正統アップグレード!「21エメラルダス エア」の特徴まとめ
先代(と当代)への不満をぶちまけて気持ち良くなって、筆者的にはもう満足!なんですが、そういうわけにもいきません。
新しくなった「21エメラルダス エア」の特徴を見ていきましょう。注目ポイントは↓の5点です。
- ZAIONモノコックボディ
- ZAIONエアローター
- FCモデルをラインナップ
- パワーラウンドEVAノブ
- 主要テクノロジーも網羅
ベースは「20ルビアス」でしょうから、正直言って目玉が飛び出るほどの驚きはありません。
各ポイントをサクッと紹介しておきますね。
ZAIONモノコックボディ
まずはボディーについて。「20ルビアス」と同じく、ZAION製のモノコックボディーが採用されています。
ZAIONはダイワが独自開発したカーボンを含む樹脂素材。軽くて丈夫ってのが取り柄です。
ボディーは一体成型(モノコック)となっており、たわみやネジレに強く、剛性もGood!
ネジ止めのスペースが不要になるので、大口径のギアをぶち込めます。先代と比べて、巻き上げパワーも向上しているでしょう。
ZAIONエアローター
ローターも「20ルビアス」と同じZAION製。巻き出しが軽いので、気持ち悪いラグを感じることなく釣りに集中できます。
糸フケのコントロールが重要となるエギングでは、アドバンテージとなるでしょう。
FCモデルをラインナップ
前述しましたが、「21エメラルダス エア」には、エギング界でも人気が高まっているFC(フィネスカスタム)モデルもしっかり追加されています。
※FC(フィネスカスタム)は1000番クラスのボディーを採用しているモデル
従来のエギングリールでは考えられない圧倒的な軽さは、間違いなく武器になります。
ちなみに、「21エメラルダス エア」の最軽量モデル”FC LT2500S”の自重は160g。もはやライトゲームの領域ですよね。
パワーラウンドEVAノブ
ベースとなっている(と思われる)汎用リール「20ルビアス」と大きく異なるのがハンドルノブです。
「21エメラルダス エア」にはEVA素材のノブが採用されています。滑りにくく、手に馴染むのが素敵ポイント。
1日に何百回も繰り返すことになる糸フケ回収作業も快適です。
主要テクノロジーも網羅
「21エメラルダス エア」は、ダイワのエギングブランド”エメラルダス”の中でも最高峰に君臨するリールです。
主要なダイワテクノロジーは、当然のように網羅されています。
- マグシールド
- タフデジギア
- ATD
- ロングキャスト-ABS
などなど、トッピングも盛り盛り全部乗せ状態です。
全部語ると長くなるので、詳細が気になる方はダイワ公式ページを覗いてみてください。
「21エメラルダス エア」の機種ラインナップ
続いては、「21エメラルダス エア」の機種ラインナップを見ていきましょう。
- FC(フィネスカスタム)モデル
- 定番の2500番モデル
の2カテゴリに2機種ずつラインナップされています。
FC(フィネスカスタム)モデル
FC(フィネスカスタム)は、
- 子イカを狙う秋エギング
- ツツイカ系を狙うライトエギング
に最適な超軽量モデル。以下の2番手がラインナップされています。
モデル | ギア比 | 自重 (g) | 標準糸巻量 PE(号-m) |
---|---|---|---|
FC LT2500S | 5.1 | 160 | 0.6-200 |
FC LT2500S-DH | 5.1 | 175 | 0.6-200 |
どちらもノーマルギア仕様となっており、繊細なリーリングでスローな攻略を楽しめます。
定番の2500番モデル
0.8号を200m巻ける定番の2500番クラスには↓の2機種がラインナップ。
モデル | ギア比 | 自重 (g) | 標準糸巻量 PE(号-m) |
---|---|---|---|
LT2500-XH | 6.2 | 180 | 0.8-200 |
LT2500-DH | 5.2 | 195 | 0.8-200 |
ノーマルギアが流行りつつあるエギングシーンに合わせて
- シングルハンドル→ハイギア
- ダブルハンドル→ノーマルギア
という構成になっています。
「21エメラルダス エア」の競合リールにも注目!
最先端のエギングリールに仕上がっている「21エメラルダス エア」。性能的な不満を感じる方は少ないでしょう。
ただ、デザインについては好みがハッキリ分かれると思います。正直、エメラルダス以外のロッドとは合わせづらい色味ですからね…。
そんな方のために競合リールもピックアップしておいたので、ついでにチェックしちゃってはいかがでしょう?
んなわけで、主な競合リールがこちら↓です。
スペック(主に自重)を比較しやすいよう、競合リールを一覧にしておきました。
2500Sクラス
リール | 型番 | 自重 | 実売価格 |
---|---|---|---|
21エメラルダス エア | FC LT2500S | 160g | 40,000円前後 |
21ルビアス エアリティ | FC LT2500S | 155g | 50,000円前後 |
21カルディア | FC LT2500S | 180g | 18,000円前後 |
20ルビアス | FC LT2500S | 155g | 29,000円前後 |
20ヴァンフォード | C2500SHG | 160g | 24,000円前後 |
2500/3000Sクラス
リール | 型番 | 自重 | 実売価格 |
---|---|---|---|
21エメラルダス エア | LT2500-XH | 180g | 40,000円前後 |
21ルビアス エアリティ | LT2500-XH | 170g | 50,000円前後 |
21カルディア | LT2500 | 195g | 18,000円前後 |
20ルビアス | LT2500-XH | 175g | 29,000円前後 |
最先端スペックの「21エメラルダス エア」でエギングをもっと軽快に!
というわけで、ダイワの新作エギング用リール「21エメラルダス エア」の紹介は以上です。
(小声:お値段はちょっと高いけど)、まさに2021年仕様といえる鉄壁の仕上がりでしたね。
”エメラルダス”なデザインが好きな方にはたまらんリールになるでしょう。
デザイン的に合わせるロッドは選びますが、オシャレなタックルコーデもまた釣りの楽しみ。
”エメラルダス”ロッドと合わせて統一感を楽しむってのもアリだと思いますよ〜♪