発売以来、劣らぬ人気を誇るダイワの軽量リール「20ルビアス」をエギング目線で解説します。
新世代の軽量リールを駆使して、もっと繊細なエギングを楽しみたい方は必見です。
ダイワ「20ルビアス」はコスパやばめ!超人気の中堅軽量リール
この記事で紹介する「20ルビアス」は2020年2月にモデルチェンジを迎えたダイワのスピニングリール中堅機です。
2万円台後半の価格帯ながらもハイエンド機並みの軽さを誇るってことで、発売当初からバカ売れしまくっています。
先代・先々代でも圧倒的な支持を集めてきたルビアスの人気は今作でも健在です。
2020年秋にライバル「20ヴァンフォード」が出現!
中堅クラスのリールで独り勝ちか?と思われた「20ルビアス」ですが、2020年秋に手強いライバルが出現しました。
それがシマノのNEWリール「20ヴァンフォード」です。「20ルビアス」と同等スペックで価格はルビアスよりも5000円ぐらい安い!
「20ヴァンフォード」の登場で、中堅リール界もさらにアツい展開になってきたってわけです。
そんな背景も踏まえて本記事を読み進めて頂けたらと思います。(記事の後半では競合リールとの比較もやりますので。)
コスパがスゴイ!「20ルビアス」の特徴をサクッとおさらい!
というわけで、まずは「20ルビアス」の特徴をサクッと見ていきましょう。
魅力を事細かに語り始めるとキリがないので、要点だけギュッとまとめました。それが↓の4点。
- 丈夫で軽い「ザイオンモノコックボディー」
- 中堅機ではトップクラスの軽さ
- ダイワテクノロジーもてんこ盛り
- 素晴らしすぎるデザイン
丈夫で軽い「ザイオンモノコックボディー」
「20ルビアス」のテクノロジー面の目玉はザイオンモノコックボディーです。
軽くて丈夫な”ザイオン”素材でボディーが一体成型されています。
持ち前の軽さに磨きがかかり、大径のギアを積むことができるので巻きの力強さもアップしているのです。
中堅機ではトップクラスの軽さ
「20ルビアス」はボディーにローター、スプール、ハンドルに至るまで徹底的な軽量化が施されています。
2~3万円台クラスの中堅機のなかでもトップクラスの軽さを誇り、上位機にも引けをとりません。
ロッドの繊細さを引き出し、エギングのゲーム性を高めてくれます。
ダイワテクノロジーもてんこ盛り
各種ダイワテクノロジーがてんこ盛りで乗っているのも「20ルビアス」の魅力です。
- マグシールド
- ATD
- ロングキャスト-ABS
など、主要テクノロジーは軒並み搭載されており、使い心地は極上。
キャストにアクション、リーリング、ファイト、キャッチまで快適そのものです。
素晴らしすぎるデザイン
高いのは機能性だけでなくデザイン性もです。この素敵なデザインですよ↓。
いや~、オレ的には先代モデルの方がかっこよかったわ。
って感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、今作には今作の良さがあります。
リッチで洗練された近代リールって感じがムンムンに漂っていて筆者は大好きです。
シルバーを基調としながら、ゴールドの差し色が控え目に入っているデザインなので、どんなロッドにも合わせやすいってのもGood!
「20ルビアス」、エギングで使うならどの番手?
軽量・高機能なステキ中堅リール「20ルビアス」。
エギングに使うならどの番手がいいのか?この件について考えていきましょう。
定番の2500番シャロースプール
エギングで定番となっている0.5号前後のPEラインを使うなら、シャロースプール(浅溝)の2500番クラスが適任です。
「20ルビアス」の該当機種は↓のとおり。
- FC LT2500S
- FC LT2500S-XH
- LT2500S-DH
2500Sスプールは0.6号のPEラインを200m巻けるので、ラインキャパ的にはエギングにドンピシャ。
細めのPEで感度重視のエギングを楽しみたいなら、浅溝2500番(2500S)で決まりです。
禁断の軽さが手に入る”フィネスカスタム”
軽さを追求するなら、型番のアタマに「FC」とつくフィネスカスタムモデルがおすすめです。
1000番クラスの超軽量ボディーに2500Sスプールがついているって形になります。
自重は2500番クラスなのにわずか155g。他のリールでは味わえない禁断の軽さを手にできます。
王道をいくなら「LT2500S-DH」
とはいえ、フィネスカスタムモデルの剛性を不安視する声も少なくありません。
激しめのアクションでゴリ攻めエギングをやる方は、パワーや頑丈さで勝る「LT2500S-DH」がいいでしょう。
太めのPEに合わせるなら2500番または浅溝3000番
デカイカを狙うために、やや太めのPEを使いたい方もいるでしょう。
そんな方には非浅溝の2500番スプール、あるいは浅溝の3000番スプールがピッタリです。
「20ルビアス」の該当機種は↓のとおり。
- LT2500
- LT2500-XH
- LT3000S-CXH
0.8号のPEを200m巻けるので、大物とのタフなファイトでもしっかり踏ん張ることができます。
上記の3機種は、ともにボディーが2500番クラスなので、軽さも損なわれていません。
デカイカお仕留められる力強さがありながら、繊細さも併せ持っています。
「20ルビアス」を他のエギング有力リールと比較してみる。
エギング界でも光り輝く「20ルビアス」。ここからは他の競合エギングリールと比較していくことにします。
2500番クラスと3000番クラス、それぞれの有力機種をピックアップしてみました。
比較の基準はもちろん「自重」。一番わかりやすいですし、エギングにおいては最重要項目!と筆者が思っているからです。
エギングリールの比較①2500Sクラス
それじゃ、まずは2500番クラスから行きましょう。
- 浅溝タイプ(ラインキャパはPE0.6号を200mぐらい)
- エギングで一般的なハイギアタイプ
という条件で有力機種の自重数値を比較すると↓のとおり。
リール | 自重 |
---|---|
20ルビアス FC LT2500S-XH | 155g |
19ヴァンキッシュ C2500SXG | 155g |
18イグジスト FC LT2500S-CXH | 160g |
20ヴァンフォード C2500SHG | 160g |
19ヴァンキッシュ 2500SHG | 165g |
19バリスティック LT2500S-XH | 170g |
20ヴァンフォード 2500SHG | 175g |
20ルビアス LT2500S-DH | 185g |
比較表からわかるポイントをサラっとまとめておきます。
FC(フィネスカスタム)ルビアスが最強すぎ
ボディーが小さくてもいいなら、ルビアスとヴァンキッシュが最軽量。
軽量リールのトップランナーである「19ヴァンキッシュ」を「20ルビアス」が捉えた形となっています。
中堅クラスのリールでも2500番クラスで150g台に突入とは、すごい時代になったもんですよね。
通常の2500番クラスなら19ヴァンキッシュが最強!
2500番ボディーを採用した機種の中では、やっぱり「19ヴァンキッシュ」が最軽量です。
続いて「19バリスティック」「20ヴァンフォード」という図式となります。
「20ルビアス」の”2500番ボディー×2500Sスプール”はダブルハンドルモデルしかないので、185gと出遅れている形です。
シングルハンドルでOKって方は、「20ヴァンフォード」や「19バリスティック」の方がお得感があるかな~と思います。
エギングリールの比較②2500番・浅溝3000番クラス
続いては2500番(非浅溝)と3000番クラスの有力機種を比較していきます。
- ラインキャパはPE0.8号を200m以上
- ハイギアタイプ
という条件で有力機種をピックアップすると↓のとおり。
リール | 自重 |
---|---|
19ヴァンキッシュ C3000XG | 170g |
20ルビアス LT2500ーXH | 175g |
20ルビアス LT3000S-CXH | 180g |
18イグジスト LT2500 -XH | 180g |
19バリスティック LT3000S-CXH | 180g |
20ヴァンフォード C3000XG | 180g |
18イグジスト LT3000S-CXH | 185g |
というわけで、上表からわかるポイントをまとめます。
19ヴァンキが強い!けど…?
自重だけ見ると170gの19ヴァンキが最強。さすがはシマノの最軽量リールです。
しかし、シマノの3000番(非浅溝)はエギングをするにはラインキャパが広すぎます。
PE0.8号が200mぐらい巻けると丁度良いんですが、PE1号を400mも巻けちゃうんです。
シマノさんのリールにはPE0.8号を200m巻ける感じの番手がないので、軽いことには軽いけど下巻きの手間が少し面倒になっちゃいます。
20ルビアスは堂々のダイワ最軽量
0.8号を200m以上巻けるダイワ製リールの中では、「20ルビアス LT2500ーXH」が優勝!
わずかに5gですが、フラッグシップの「18イグジスト」を上回っちゃってます。これはすごい!
2020年のエギングリール情勢をまとめると…?
有力リールとの比較のまとめとして、2020年のエギングリール情勢をまとめておきます。
総合的には19ヴァンキが強い!
軽さ、巻き心地などなど、総合力の高さはやっぱり19ヴァンキでしょうね。
繊細さが要求されるルアーゲームには最適すぎます。
約5万円をリールに投資できるって方は、19ヴァンキを買うのが最も間違いない選択でしょう。
中堅クラスでは20ルビアスも強ええええ!
いや~、ヴァンキは欲しいけど、ちょい予算オーバーかな~…。
って方は1段階お安い中堅リールに目がいくことでしょうそんな中で最も光り輝くのが「20ルビアス」です。
ボディーが小さくてもいいから、とにかく軽いのが欲しいって方は「FC LT2500S-XH」
定番の2500番ボディーが良い方は「LT2500ーXH」
がおすすめです。
20ヴァンフォードも素敵
2020年秋に発売されたシマノのNEWリール「ヴァンフォード」も素敵です。
「20ルビアスにとっては一番のライバルになるでしょう。ほぼ同等スペックに仕上がっていますからね。
堅牢系は「19セルテート」か「20ツインパワー」でしょう
デカイカを狙ったり、LSJとリールを兼用したいって方には剛性に優れた堅牢系リールがおすすめです。
ダイワなら「19セルテート」
シマノなら「20ツインパワー」
が鉄板です。
予算を掛けられる方は最高峰リールもアリ
リールにはいくらでもお金をかけられるぜ!って方は、ダイワ・シマノの最高峰リールを使っちゃうのもアリです。
極上の使い心地を体感できると思いますよ。
↓ダイワの最高峰リール「18イグジスト」↓
↓シマノの最高峰リール「18ステラ」↓
SLPワークスの替えスプールもおすすめ♪
「20ルビアス」1台で複数のラインを使い分けたいなら、替えスプールを導入するのもおすすめです。
SLPワークスの「SLPW LT TYPE-αスプール」なら、純正スプールを買い足すよりも圧倒的に安く替えスプールを入手することができます。
エギングにおすすめなのは、「2500S」または「2500」。
0.6号クラスのPEを巻くなら2500S↓
0.8号クラスのPEを巻くなら2500↓
色はゴールドがドンピシャ!
SLPワークスの替えスプール「SLPW LT TYPE-αスプール」は、レッドとゴールドの2カラー展開となっています。
「20ルビアス」に合わせるなら、もちのろんで”ゴールド”でしょう。合わせるとこんな感じになります↓。
リッチな金色が映え、ルビアスの差し色とマッチして素敵すぎ。うっとりしちゃいますね。
「20ルビアス」でエギングに繊細さをプラス!
というわけで、エギング目線での「20ルビアス」解説は以上です。
めちゃめちゃ売れているだけあって、「20ルビアス」のコスパはやっぱり素晴らしい!
さらなる軽さを手にして、エギングの新境地を開拓してみたい方は、ぜひ使ってみて下さい。
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