がまかつからベーシッククラスのエギングロッド「ラグゼ EG S」が発売されます。
人気の上位グレード「ラグゼ EG X」「ラグゼ EG RR」のノウハウを継承しつつ、価格のバランスをとったハイコストパフォーマンスモデルです。
がまかつロッドにしてはかなり割安な実売2万円台クラスとなっており、エギング初心者から上級者まで要注目なアイテムですぞ。
1がまかつ製エギングロッドの全体像をおさらい

※上画像は「ラグゼ EG X」
まずはNEWロッド「ラグゼ EG S」の登場を踏まえた、がまかつ製エギングロッドの全体像をおさらいしておきましょう。
製品の一覧は以下のとおりです。
製品 | 実売価格 |
---|---|
ラグゼ EG X | 4万円台〜 |
ラグゼ EG RR | 3万円台〜 |
ラグゼ EG S | 2万円台〜 |
「ラグゼ EG S」の登場によって、シリーズへの敷居がずいぶん下がりましたね。
がまかつのロッドは気になるけど、全体的に高いんだよな〜…。と感じていた層も、これでずいぶん手を出しやすくなるんじゃないでしょうか。
「ラグゼ EG S」の価格と発売日
「ラグゼ EG S」は2023年7月に発売済み。定価で29,000〜29,800円となっています。
がまかつ(ラグゼ)のルアーロッドは、おおむね定価付近の実売価格で売られることが多いので、「ラグゼ EG S」の実売価格も2万円台後半になりそうです。
ひとつ上位のグレードである「ラグゼ EG RR」が実売3万円台の中盤ぐらいなので、ちょっと近すぎる気もしますね。
「ラグゼ EG S」を実売2万円台前半まで下げられると理想的だったんでしょうけど、物価高のこのご時世にはなかなか厳しかったのかもしれません。
他ジャンルの2万円台ロッドも好評につき…
ちなみに、実売2万円台クラスのがまかつ製ロッドは、ライトゲームの「ラグゼ 宵姫 爽」、ライトショアジギングの「ラグゼ コヨーテS」などが発売済み。
いずれもコストパフォーマンスに定評があるだけに、今回の「ラグゼ EG S」にも期待が集まります。
今シーズンのエギング界でも特に注目度が高いロッドになることは間違いないでしょう。
がまかつ「ラグゼ EG S」の特徴

さて、ここからは「ラグゼ EG S」の特徴を見ていきましょう。
ブランクの強みは、キャスタビリティと操作性の高さ。安定して飛距離を稼ぎ、有効な誘いをイージーに繰り出せるよう調整されています。
上位グレードと同じく、細身・軽量な仕上がりとなっていますから、振り抜けや感度性能にも期待できるでしょう。
ロッドの自重は全モデルがアンダー100g。上位グレードの「EG X」や「EG RR」と比べるとさすがに見劣りしますが、軽量性も十分です。

ガイドは、ステンレスフレーム×SiCリングを採用。この価格帯のエギングロッドでは定番の組み合わせとなっています。
フレームは、ティップセクションにLDB、ベリーからバットにかけてはKLシリーズを採用。
糸がらみが起きづらいセッティングとなっており、釣行中のトラブルを未然に防いでくれます。

ジョイントは高精度研磨で仕上げた印籠継(スピゴットフェルール)。
継部の突っ張りを感じない自然な曲がりを実現しています。

リールシートにはVSSシートを採用。上位グレードと同じく、ダウンロック式です。
ブランクスタッチがしやすく、エギやラインに伝わる情報を拾いやすいデザインとなっています。
1がまかつ「ラグゼ EG S」の機種ラインナップ
「ラグゼ EG S」は全4機種構成となっており、スペックの一覧は以下のとおりです。
モデルNo. | 標準全長(ft/cm) | 標準自重(g) | 適正エギ(号) | 継数(本) |
---|---|---|---|---|
S82ML | 8’2″(249) | 92 | 1.8~3.5 | 2 |
S86ML | 8’6″(259) | 94 | 1.8~3.5 | 2 |
S82M | 8’2″(249) | 93 | 2~3.5 | 2 |
S86M | 8’6″(259) | 96 | 2~3.5 | 2 |
MLクラスに2機種、Mクラスに2機種という構成になっており、エギングロッドの定番どころをミニマルに揃えた感じですね。
機種の選び分けを簡単にまとめるなら↓のとおり。
機種 | 季節 | 特性 |
---|---|---|
S82ML | 秋エギング寄り | 操作性重視 |
S86ML | 秋エギング寄り | オールラウンド |
S82M | 春エギング寄り | 操作性重視 |
S86M | 春エギング寄り | オールラウンド |
▽秋エギング寄り×操作性重視:S82ML
▽秋エギング寄り×オールラウンド:S86ML
▽春エギング寄り×操作性重視:S82M
▽春エギング寄り×オールラウンド:S86M
がまかつ「ラグゼ EG S」の競合ロッドまとめ

「ラグゼ EG S」の競合ロッド情報についても簡単にまとめておきます。
有力どころは以下あたりでしょう。
いずれも実売2万円台クラスの人気エギングロッドとなっており、「ラグゼ EG S」との競合度は高め。
他社製品も含めてコスパの良いエギングロッドを探したい場合は、チェック推奨なアイテムたちです。
1まとめ

というわけで、がまかつのNEWロッド「ラグゼ EG S」の紹介は以上です。
エギングロッドにも待望の2万円台クラス追加ということで、テンションが上がった人も多いんじゃないでしょうか。
軽量・高感度な「EG」シリーズの系譜を受け継ぐスタンダードロッド「ラグゼ EG S」。今シーズンのおともにいかがですか?
「ラグゼ EG S」の機種一覧
モデルNo. | 標準全長(ft/cm) | 標準自重(g) | 適正エギ(号) | 継数(本) |
---|---|---|---|---|
S82ML | 8’2″(249) | 92 | 1.8~3.5 | 2 |
S86ML | 8’6″(259) | 94 | 1.8~3.5 | 2 |
S82M | 8’2″(249) | 93 | 2~3.5 | 2 |
S86M | 8’6″(259) | 96 | 2~3.5 | 2 |
▽秋エギング寄り×操作性重視:S82ML
▽秋エギング寄り×オールラウンド:S86ML
▽春エギング寄り×操作性重視:S82M
▽春エギング寄り×オールラウンド:S86M