【超軽量】アジングにおすすめの500番リールまとめ!用途・デメリットも解説

アジングで人気がある500番クラスの超小型リールについて徹底解説。

用途やメリット・デメリット、おすすめリールなどをわかりやすくまとめました

シマノの500番リールが気になっている方は、チェックしていってください。

目次

500番のアジングリールの特徴・用途

まずは超小型の500番リールの特徴を解説していきます。

アジングでよく使われるリールの番手は1000番ないし2000番クラス。

出典:シマノ
画像は23ヴァンキッシュ C2000S

これらの番手はボディの大きさは同じで、スプールの大きさだけが違います。

なので、1000番と2000番はフォルム的にはほとんど同じぐらいのサイズ感となっています。

対して500番クラスはボディもスプールも1000番や2000番と比べて遥かに小さいです。

出典:シマノ
画像は21ソアレXR 500SPG

そのため、小型であるがゆえのメリット・デメリットを抱えています。

500番のアジングリールのメリット

500番リールの1番のメリットは軽いこと。もうちょい詳しくいうと、軽いわりに安いことです。

例えば本記事でおすすめする2つの500番リールの自重と実売価格は以下のとおり。

メーカーリール番手自重実売価格
シマノ22ソアレBB500SPG155g14,000円前後
シマノ21ソアレXR500SPG135g28,000円前後

仮に、同じぐらいの軽さのリールを500番クラス以外で用意しようと思えば、これぐらい↓の予算が必要になります。

▽135gの場合

メーカーリール番手自重実売価格
ダイワ23イグジストSFSF1000S-P
SF2000SS-P
SF2000SS-H
135g90,000円前後

▽150gの場合(※155gは該当なしのため)

メーカーリール番手自重実売価格
シマノ20ヴァンフォードC2000S
C2000SHG
150g23,000円前後
ダイワ20ルビアスFC LT2000S
FC LT2000S-XH
150g32,000円前後

500番クラスのリールと比べて、だいぶ予算がかさんでしまうことがわかると思います。

というわけで、軽いリールを安く入手できるというのが500番リールの1番の長所なのです。

その他の利点は?

ちなみに他にも細かな利点(ライン処理がしやすい、浅溝タイプならラインを節約できるなど)はあるっちゃあるんですが、軽いわりに安いことと比べると取るに足りません。

なので、ここでは他の利点についての解説は割愛しています。

500番のアジングリールのデメリット

軽いわりに安いという利点を享受するために、500番リールは多くのものを犠牲にしています。

つまり、なかなか強烈なデメリットがあるということです。

まずは汎用性が低いという点。超小型な500番リールは基本的にジグ単専用となっており、他のリグとは合いません。

他には同製品の他番手と比べて性能が悪い(仕様がショボい)というのも見逃し難い欠点です。

例えば、「21ソアレXR」の500SPGと他番手を比べると、これぐらい↓の違いがあります。

500番2000番・2500番
HAGANEギア
マイクロモジュールギアⅡ×
Xシップ×
サイレントドライブ×
マグナムライトローター×
Xプロテクト
(※ラインローラー部のみ)
Gフリーボディ
AR-Cスプール
ロングストロークスプール×
CI4+
リジットサポートドラグ
S A-RB
ワンピースベール
ハイレスポンスドラグ

ってな感じになってまして、実売2.8万円前後の「ソアレXR 500SPG」は技術仕様だけみると、1万円未満のリールと大差ないのです。

これだけ仕様差があるリールを同じ値段で売るのは納得できん!

という声が上がっても仕方ありません。

そんなわけで、500番のリールは汎用性と軽さ以外の基本性能を大胆に捨てているという点には、事前の理解が必要なのです。

500番のアジングリールはこんな人におすすめ

ここまで解説してきた特徴をふまえると、500番クラスのリールがおすすめなのは以下のような方です。

なるだけ予算を抑えつつ、軽いリールをGETしたい。そのためなら基本性能や汎用性はぜんぜん犠牲にしてもいいゼ!

アジングリールに求めるものがある程度は明確になっている中上級者向けのアイテムと言えるかもです。

これからアジングを始める方なんかは、汎用性が高くていろいろな使い方ができる2000番クラスのリールを選ぶほうが無難です。

500番クラスのおすすめアジングリール

さて、ここからは500番クラスのおすすめアジングリールを紹介していきます。

先にいっておきますが、おすすめリールは以下の2アイテムのみ。

  • 21ソアレXR 500SPG
  • 22ソアレBB 500SPG

500番リールには他にも選択肢はあるんですが、そっちはイマイチです。(※理由は後述。)

シマノ「21ソアレXR 500SPG」

出典:シマノ

500番のおすすめリール1つ目は、「21ソアレXR 500SPG」。

実売2万円台クラスながらも自重はわずか135gというぶっ飛び軽量リールです。

この135gというのは現行のアジングリールでは最軽量級。

「21ソアレXR 500SPG」以外で同じぐらいの軽さのリールを用意しようと思えば、今のところ実売9万円前後のダイワ「23イグジストSF」以外の選択肢はありません。

…と考えると、「21ソアレXR 500SPG」のコスパはヤバすぎですね。

ギア比自重糸巻量
フロロ
最大巻上長ハンドル長さベアリング数
BB/ローラー
4.7135g2lb-90m58cm
/ハンドル1回転
35mm8/1

シマノ「22ソアレBB 500SPG」

出典:シマノ

500番のおすすめリール2つ目は「22ソアレBB 500SPG」。

こちらは実売1万円ちょいで入手できる入門クラスのリールです。

自重は155gとなっており、それでこのお値段というのはかなり安いです。

同じぐらいの軽さのリールを「22ソアレBB 500SPG」以外で用意しようと思うと、「20ヴァンフォード」(実売2万円台)や「20ルビアス」(実売3万円台)が候補となります。

これらと比べると「22ソアレBB 500SPG」もずいぶんお得感がありますね。

機種ギア比自重糸巻量ベアリング数
BB/ローラー
500SPG4.7155gPE0.3号
140m
4/1

23セドナ、22サハラ、21ナスキー<23レガリス

出典:シマノ

ちなみに、500番リールには他にも「23セドナ」「22サハラ」「21ナスキー」といった選択肢もあります。

…が、これらのリールの500番モデルはあまりおすすめできません。

理由は1000番や2000番の「23レガリス」を選ぶほうが総合的なメリットが大きいからです。

23セドナ」「22サハラ」「21ナスキー」の500番モデルはどれも自重170g。

対して、「23レガリス」の1000番・2000番は175gとなっています。

5gほどの重量差しかないなら、性能が悪い500番リールを選ぶ意義はかなり薄いです。

性能がしっかりしていて汎用性もある「23レガリス」の2000番モデルを選ぶほうが賢い選択といえるでしょう。

用途を見極めて500番リールをアジングに有効活用!

というわけで、500番のアジングリールについての解説は以上です。

500番のリールは、軽いわりに安いという強烈なメリットがあるかわりに、汎用性や軽さ以外の基本性能をガッツリ捨てているどいう強烈なデメリットを併せ持ちます。

そのかわり、デメリットが気にならない方にとってはかなりコスパが良いリールとなります。

本記事で挙げたような弱点が気にならない方は、試しに使ってみてはいかがでしょうか。

本記事で紹介したおすすめの500番リール

≫シマノ「21ソアレXR 500SPG」の特集記事はコチラ

≫シマノ「22ソアレBB」の特集記事はコチラ

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