Lパワーのおすすめエギングロッド19選!軽くて高感度なしなやかロッドまとめ

マイルドで扱いやすく、軽量エギとの相性が良いLクラスのエギングロッド。

本記事ではそのメリットやデメリット、おすすめアイテムなんかをまるっと解説します。

秋エギングやライトエギングを楽しめる、手軽な一竿をお探しの方は要チェックです。

目次

エギングロッドの硬さは主に4種類

まずはエギングロッドの硬さ事情をざっくりと把握しておきましょう。

ひとまず、こちら↓をご覧ください。

硬さ適合エギサイズ
(※目安)
特徴
L~3.0号小型のイカをメインターゲットとするライトエギング
ML~3.5号秋エギング寄りのオールシーズンモデル
M~4.0号春エギング寄りのオールシーズンモデル
MH~4.5号デカイカ専用モデル

エギングロッドの硬さは、主にL、ML、M、MHの4種類です。

上表の内容をざっくり把握しておけば、エギングロッド選びがラクになります。

Lパワーのエギングロッドの特徴は?

本記事のテーマであるLパワーは、エギングロッドのなかでもかなり柔らかい(弱い)部類のパワークラスです。

アオリイカをターゲットする一般的なエギングにおいては、基本的に秋シーズン専用。

その他、ヤリイカやケンサキイカといった小型のイカを狙うライトエギングに適したモデルも、多く含まれます。

軽量・小型のエギをメインウエポンとし、お手軽なエギングを楽しめるというのが、Lクラスのエギングロッドの魅力です。

※エギングロッドの硬さはメーカーや製品によって異なります

ちなみに、エギングロッドの硬さ(張り感・パワー感)は、メーカーや製品によって結構変わってきます。

LやMLといったロッドのパワー表記は目安のひとつにはなりますが、万能な指標というわけではありません。

パワー表記だけをあてにしてロッドを選ぶと、ミスマッチが起こる可能性が高くなります。

スペックや製品コンセプトを確認し、可能であれば実機を触ったうえで購入するのがベストです。

本記事で解説するLパワーのエギングロッドの特徴も、あくまで一般論。

メーカーや製品によって、多少の誤差がでてくることを念頭に読み進めて下さいね。

Lクラスのエギングロッドのメリット・デメリット

さて、ここからはLクラスのエギングロッドの特徴について、もうちょい詳しく解説します。

メリット・デメリットをざざっと見ていきましょう。

Lクラスのエギングロッドのメリット

まずは、Lクラスのエギングロッドのメリットについて。代表的なものがコチラ↓です。

  • 小型のイカ相手でもファイトが楽しい
  • 軽量エギを使いやすい
  • 感度が高い
  • ロッドそのものが軽い
  • 体への負担少ない(キャストや操作がラク)
  • 細身で振り抜けが良い

エギングロッドのなかでも特に柔らかめに造られているので、小気味よいイカの引き味を存分に楽しめます。

ロッドそのものが細身で軽く、感度や振り抜けも良好。扱いやすさ、使用感の良さもLクラスのエギングロッドの利点です。

Lクラスのエギングロッドのデメリット

一方、Lクラスのエギングロッドの代表的なデメリットは以下のとおり。

  • 基本的に小型エギ以外は使えない
  • アクションのキレが悪い
  • ファイト時のパワー不足
  • 春エギングではかなり不利になる

Lクラスのエギングロッドは、基本的に非力です。

大きなエギは使えませんし、機敏なアクションも得意ではありません。

良型のイカを掛けると浮かせて寄せるのに時間がかかってしまい、場合によっては詰みます…。

ざっくりまとめると、パワー面に不安があるというわけですね。

Lクラスのエギングロッドはこんな人におすすめ!

上記の特徴をふまえ、Lクラスのエギングロッドと相性が良いのは以下のような方です。

メインターゲットは小型のイカ。ちっちゃくても、引き味は存分に楽しみたい!

たくさんのエギを持ち歩くのはキライ。小~中型のエギだけで、ミニマルなエギングを楽しみたい!

Lクラスのエギングロッドは、パワーを求めておらず、デカイカを獲ることにも興味がないって方にマッチします。

小型のアオリイカやツツイカを相手に、ゆるっとエギングを楽しめるってのがLクラスロッドの良いところです。

Lパワーのエギングロッドは少数派

ただ、Lパワークラスはエギングロッドのなかではマイナーな存在。

MLパワーやMパワーといった定番どころと比べると、製品や機種の選択肢はずいぶん少ないです。

また、Lパワーのロッドだとデカイカに苦戦するケースが多いですから、年間を通して1本でエギングをやり抜くのはあまりおすすめしません。

MやMLといった王道モデルを使ってみたうえで、もっとライトなサブロッドが欲しい…ってなったときに、Lパワーロッドの導入を検討すると良いでしょう。

シマノ「セフィア」シリーズのLパワーロッドがアツい!

.出典:シマノ

Lクラスのエギングロッドは様々なメーカーからは発売されていますが、特におすすめしたいのがシマノ製品。

シマノ社のエギングブランド「セフィア」シリーズは、Lクラスの開発に注力しています。

機種数も充実しているので、Lクラスのロッドが気になっている方は要チェックです。

ソフチューブトップに注目

出典:シマノ

シマノ「セフィア」シリーズのLパワーモデルには、独自技術の”ソフチューブトップ”が採用されています。

”ソフチューブトップ”は、ソリッドティップのように柔らかいチューブラーティップ。

  • 反響感度・操作性の高さが強みのチューブラーティップ
  • 荷重感度・食い込みの良さが強みのソリッドティップ

両者の利点をバランスよく取り入れているというのが、”ソフチューブトップ”の持ち味です。

しなやかなLパワーロッドの良さを引き立てる重要テクノロジーとなっています。

シマノ「セフィア」シリーズのLパワーロッド一覧

というわけで、シマノ「セフィア」シリーズから発売されているLパワーのエギングロッドを、価格帯別にざざっとまとめておきます。

エントリークラス(実売1万円台)

製品Lパワーモデル
セフィアBBS83L、S86L
セフィアTTS83L、S86L

≫シマノ「セフィアBB」の特集記事はコチラ

≫シマノ「セフィアTT」の特集記事はコチラ

ミドルクラス(実売2~3万円台)

製品Lパワーモデル
セフィアSSS83L、S86L
セフィアXRS83L

≫シマノ「セフィアSS」の特集記事はコチラ

≫シマノ「セフィアXR」の特集記事はコチラ

ハイエンドクラス(実売4万円台~)

製品Lパワーモデル
セフィア エクスチューンS82L、S86L
セフィア リミテッドS83L

≫シマノ「セフィア エクスチューン」の特集記事はコチラ

≫シマノ「セフィア リミテッド」の特集記事はコチラ

シマノのエギングロッド特集記事はコチラ

価格帯別|Lクラスのおすすめエギングロッドまとめ

Lクラスのエギングロッドは、シマノ社以外のメーカーからも発売されています。

以下に、おすすめのLパワーロッドを価格帯別にまとめました。

気になる価格帯を中心にチェックしてみてください。

エントリークラス(実売1万円台)のLパワーエギングロッド

まずはエントリークラス(実売1万円台)のおすすめロッドです。

一覧はコチラ↓。

メーカー製品機種全長(ft)自重エギサイズ
テイルウォークエギストSSD86L/SL8’6″102gmax3号
テイルウォークエギストSSD79L7’9″90gmax3.5号

いずれも、テイルウォークのエギング入門ロッド「エギストSSD」からの選出です。

”86L/SL”は、王道の8.6ftレングスにソリッドティップを合わせたモデル。

アクションのキレよりも感度や乗せやすさが求められる、ツツイカ系狙いのライトエギングにかちっとハマる1本です。

≫テイルウォーク「エギストSSD」の特集記事はコチラ

”79L”は、チューブラーティップ仕様のショートモデル。

”86L/SL”よりも少し強めの設計となっており、最大3.5号のエギを背負うことができます。

2.5号や3号のエギを主軸にすえての秋エギングにおすすめです。

≫テイルウォーク「エギストSSD」の特集記事はコチラ

ミドルクラス(実売2~3万円台)のLパワーエギングロッド

続いてはミドルクラスのおすすめロッドです。一覧はコチラ↓。

メーカー製品機種全長自重エギサイズ
アレスブルーポーター X4 EG7.6L2.28m95g2-3.5号
ゼスタアサルトジェット711L2.41m95g1.8-3.5号
ヤマガブランクスメビウス88L2.645m93g2.5-3.5号
がまかつEGRRS82L-solid2.49m83g1.5-3号

アレス「ブルーポーター X4 EG 7.6L」と、ゼスタ「アサルトジェット 711L」は、キャスト・操作精度の高いショートモデル。

十分に振りかぶることができないポイントでも扱いやすく、小場所のランガンにおすすめです。

≫アレス「ブルーポーター X4 EG」の公式ページはコチラ

≫ゼスタ「アサルトジェット」の特集記事はコチラ

ヤマガブランクス「メビウス 88L」は、ロッドのしなりを使って軽いエギをロングキャストできるモデル。

広範囲をサーチできるので、オープンエリア攻略にピッタリです。

≫ヤマガブランクス「メビウス」の特集記事はコチラ

がまかつ「ラグゼ EGRR S82L-solid」は、8.2ftレングスのソリッドティップモデル。

しなやかな高感度ティップを特長とし、目感度にも優れます。

わずかなアタリを察知して、積極的に掛けるゲームを楽しみたい方におすすめです。

created by Rinker
全長:2.49m / 自重:83g / 適合エギ:1.5~3.0号 / 継数:2本

≫がまかつ「ラグゼ EGRR S82L-solid」の特集記事はコチラ

ハイエンドクラス(実売4万円台~)のLパワーエギングロッド

最後はハイエンドクラスのおすすめロッドです。一覧はコチラ↓。

メーカー製品機種全長自重エギサイズ
ヤマガブランクスカリスタ TZ NANO86L2.582m93g2.5-3.5号
アレスレスター 夢墨 GVX8.6L2.59m112g2.5-4.0号
エバーグリーンスキッドロウ インペリアル90L2.74m117g2.5-4.0号

「カリスタ TZ NANO 86L」と「レスター 夢墨 GVX 8.6L」は、定番の8.6ftモデル。

エギングロッドの定番レングスとなっており、飛距離と操作性がバランスよく備わっています。

≫ヤマガブランクス「カリスタ TZ NANO」の特集記事はコチラ

≫アレス「レスター 夢墨 GVX」の公式ページはコチラ

「スキッドロウ インペリアル 90L」は、圧倒的な飛距離性能を強みとするロングモデル。

取り回しは少しばかり悪くなりますが、軽いエギをより遠くへ届けられるのは大きなアドバンテージです。

≫エバーグリーン「スキッドロウ インペリアル」の特集記事はコチラ

しなやかなLパワーロッドで繊細なエギングを楽しもう!

軽量エギを巧みに操作し、小型のイカを狙うテクニカルなゲームを楽しめるLクラスのエギングロッド。

エギングの通年ロッドとしてはイマイチですが、得意とするシチュエーション限定のサブロッドとしては、大いに活躍してくれるでしょう。

小型イカの引きも十分に楽しむことができるので、釣り味の良さを求める方にもおすすめです。

自身のスタイルにマッチしそうな方は、入手を検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめはシマノ「セフィア」シリーズのLパワーロッド

エントリークラス(実売1万円台)

≫シマノ「セフィアBB」の特集記事はコチラ

≫シマノ「セフィアTT」の特集記事はコチラ

ミドルクラス(実売2~3万円台)

≫シマノ「セフィアSS」の特集記事はコチラ

≫シマノ「セフィアXR」の特集記事はコチラ

ハイエンドクラス(実売4万円台~)

≫シマノ「セフィア エクスチューン」の特集記事はコチラ

≫シマノ「セフィア リミテッド」の特集記事はコチラ

その他のおすすめLパワーロッド

エントリークラス(実売1万円台)

≫テイルウォーク「エギストSSD」の特集記事はコチラ

ミドルクラス(実売2~3万円台)

≫アレス「ブルーポーター X4 EG」の公式ページはコチラ

≫ゼスタ「アサルトジェット」の特集記事はコチラ

≫ヤマガブランクス「メビウス」の特集記事はコチラ

created by Rinker
全長:2.49m / 自重:83g / 適合エギ:1.5~3.0号 / 継数:2本

≫がまかつ「ラグゼ EGRR S82L-solid」の特集記事はコチラ

ハイエンドクラス(実売4万円台~)

≫ヤマガブランクス「カリスタ TZ NANO」の特集記事はコチラ

≫アレス「レスター 夢墨 GVX」の公式ページはコチラ

≫エバーグリーン「スキッドロウ インペリアル」の特集記事はコチラ

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