シマノのNEWリール「22ミラベル」をエギング的に考察。
エギングとの相性や、適正機種について解説していきます。
記事後半には、近い価格帯の有力リール情報も網羅済み。
1〜2万円台でコスパが優秀なエギング用リールをお探しの方は、要チェックです。
シマノ「22ミラベル」とは
「22ミラベル」はシマノから新たに発売される汎用スピニング。
実売1万円台ちょっとの低コストで入手できる軽量リールです。
シマノの2022年新製品のなかでも特に注目度の高いアイテムとなっています。
シマノ「22ミラベル」の仕様をチェック
そんな「22ミラベル」の仕様は、ざっくり下表のとおり。
主な搭載テクノロジー | サイレントドライブ コアプロテクト HAGANEギア Xシップ ねじ込み式ハンドル Gフリーボディー |
ベアリング数 BB/ローラー | 5/1 |
ボディ材質 | CI4+ |
ローター材質 | CI4+ |
自重(2500Sクラス) | 205g |
定価 | 14,400~18,000円 |
実売価格 | 12,000円前後 |
低価格帯ではトップクラスの軽さを誇りながら、基本性能もしっかりしています。
つまり、かなりの高コスパということです。
ちなみに、「22ミラベル」の詳しい仕様については、以下の記事で解説しています。
仕様を深掘りしたい方は、のぞいてみてください。
「22ミラベル」でエギングに適した機種は?
小型から大型まで多彩な番手が揃う「22ミラベル」。
なかでもエギングに適した機種は以下の2モデルです。
機種 | ギア比 | 自重 | 糸巻量 | ベアリング数 BB/ローラー |
---|---|---|---|---|
2500S | 5 | 205g | PE0.6号 200m | 5/1 |
2500SHG | 6.2 | 205g | PE0.6号 200m | 5/1 |
いずれも2500番サイズの浅溝スプールタイプ。
PE0.6号が200m入るラインキャパとなっており、エギングにちょうど良いです。
22ミラベル 2500SHG
エギングの定番リールといえば、ハイギアタイプの2500SHG。
ラインの巻き取り効率が良く、糸フケをすばやく回収できます。
22ミラベル 2500S
対する2500Sはノーマルギアタイプ。
ハイギアモデルと比べて巻き取り効率が悪いぶん、細かなラインテンション制御が可能です。
スローにネチネチ攻めたい方にオススメ。
「22ミラベル」とエギングの相性は良いのか
「22ミラベル」は、フィネス系の釣りに適した設計コンセプト(MGLシリーズ)を採用するリール。
なので、基本的にエギングとの相性は良いです。
その理由は主に2つあります。
理由①軽い
1つ目の理由は、本体の自重が軽いことです。
「22ミラベル」の自重は2500番クラスで205g。
実売1万円近辺のスピニングリールのなかでも、トップクラスに軽いです。
知ってのとおり軽量タックルには、感度や操作性が高く、長時間釣行で疲れにくいという利点があります。
エギングにおいて、かなりのアドバンテージになるわけです。
理由②エギング的に好都合な弱点
同価格帯のシマノ製リール「21アルテグラ」を比べたときの、「22ミラベル」の弱点は
- 巻きのなめらかさ
- 巻き上げパワー
の不足といったところ。
軽量性を重視した設計コンセプトを採用しているため、ギアまわりの仕様はやや弱めです。
ただ、シャクってフォールを繰り返すエギングでは、巻きのなめらかさはそれほど必要ありません。
それに、よっぽど大きなイカでなければ、巻き上げのパワーもほどほどで良いです。
エギングでは「22ミラベル」の弱いところが、ちょうどよく不必要。
これもエギングとの相性が良い理由のひとつとなっています。
「22ミラベル」と競合する人気のエギングリールは?
「22ミラベル」とエギングの相性は良好。
とはいえ、すでに発売されているスピニングリールの中にも、エギングと相性が良いアイテムは多数存在します。
てことで、「22ミラベル」以外の選択肢についても、簡単に紹介しておきますね。
近い価格帯の有力リール一覧は下表のとおりです。
メーカー | 製品 | 実売価格 |
---|---|---|
ダイワ | 18レガリス | 8,000円前後 |
シマノ | 21アルテグラ | 13,000円前後 |
シマノ | 22セフィアBB | 14,000円前後 |
ダイワ | 21カルディア | 18,000円前後 |
ダイワ | 20ルビアス | 25,000円前後 |
シマノ | 20ヴァンフォード | 23,000円前後 |
シマノ | 21セフィアXR | 28,000円前後 |
上記のリールたちをグルーピングするなら
といった感じです。
基本的にはクラス(価格帯)が上がれば上がるほど、リールの基本性能が高くて軽量。
「22ミラベル」以外の選択肢も検討したい方は、予算に合うものを中心にチェックしてみてください。
エギングと好相性の「22ミラベル」!2500番クラスも売れそうだ。
というわけで、「22ミラベル」のエギング的考察は以上です。
フィネス系コンセプトの”MGLシリーズ”に属するリールということで、エギングとの相性は上々。
近い価格帯の有力リールと比較しても、見劣りしないコスパに仕上がっています。
エギング用に欲しいな〜と思っている方は、自信を持ってGETしちゃって良いと思いますよ〜。
この記事で紹介したアイテム
機種 | ギア比 | 自重 | 糸巻量 | ベアリング数 BB/ローラー |
---|---|---|---|---|
2500S | 5 | 205g | PE0.6号 200m | 5/1 |
2500SHG | 6.2 | 205g | PE0.6号 200m | 5/1 |