2023年にモデルチェンジを迎えた注目のオリムピック「23コルトUX」のおすすめ番手を、ランキング形式でご紹介します。
先代機のバカ売れも記憶に新しいアイテムだけに、今作も見逃せませんぞ。
オリムピック「コルトUX」についておさらい
まずは「コルトUX」の基本情報について、軽くおさらいしておきましょう。
「コルトUX」はオリムピック「コルト」シリーズの入門機です。
2020年に初代モデルが発売され、圧倒的コスパでバカ売れ。
2023年にモデルチェンジを迎え、先代機の仕様を継承しつつ最新仕様にアップデートされています。
ちなみに、オリムピック「コルト」シリーズの全体像は以下のとおり。
製品 | 参考実売価格 |
---|---|
23コルトUX | 1万円台〜 |
23コルト | 2万円台〜 |
23コルトプロトタイプ | 3万円台〜 |
17スーパーコルト | 6万円台〜 |
19スーパーコルトAT | 10万円台〜 |
2023年には上位モデルの「23コルト」「23コルト プロトタイプ」もモデルチェンジされており、こちらも見逃せません。
最新モデル「23コルトUX」の特徴
NEWモデル「23コルトUX」における一番の注目ポイントはグリップ(リールシート)です。
上位にも採用されているオリムピックオリジナルの新グリップ「OP-01」を新たに採用。
肉抜きガッツリで軽量、そして感度アップにも貢献します。
このNEWグリップが「23コルトUX」の仕様の目玉であり、先代モデル「20コルトUX」との1番の違いです。
その他の仕様については、好評の先代モデルからおおむね継承されています。
仕様以外で変わった点として見逃せないのはお値段。
材料費や輸送費の高騰が影響してか、残念ながら「23コルトUX」では先代比で約30%の大幅値上げが行われています。
メガコスパという評価を受けた先代と比べると、コスパは下がったと言わざるを得ないでしょう。
…ということで、「23コルトUX」についてのおさらいは、ひとまずこれぐらいにしておきます。
もうちょい詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
オリムピック「23コルトUX」のおすすめ番手ランキング【トップ5】
さて、ここからは本題です。「23コルトUX」のおすすめ機種をランキング形式で紹介していきます。
ピックしたおすすめ機種を先出しすると、以下のとおりです。
- 572UL-HS
- 642L-HS
- 542UL-S
- 6102L-HS
- 7102ML-HS
おすすめ番手1位:23コルトUX 572UL-HS
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
572UL-HS | 1.70m | 57g | 0-3g | 2本 |
おすすめランキング1位は「572UL-HS」。
先代の「20コルトUX」や上位グレードの「21コルト」でも大人気の王道ジグ単モデルです。
アンダー1gの軽量級から、2g超のヘビー級まで、ジグ単アジングならこれ1本でOK。
無難に使いやすいジグ単ロッドが欲しいなら、コレで決まりです。
おすすめ番手2位:23コルトUX 642L-HS
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
642L-HS | 1.94m | 62g | 0.5-5g | 2本 |
おすすめランキング2位は「642L-HS」。近〜中距離のバーサタイルモデルです。
「572UL-HS」よりも一段階強いLパワークラスを採用しており、最大5gのリグを背負えます。
ジグ単だけではサーチ範囲が心許ないから、ちょっとだけ遠投できるオプションも用意しておきたいのよね〜。
という方向けの機種です。
おすすめ番手3位:23コルトUX 542UL-S
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
542UL-S | 1.63m | 54g | 0-3g | 2本 |
おすすめランキング3位は「542UL-S」。
「23コルトUX」のなかで唯一ソフトソリッドティップを採用したモデルです。
HS(ハードソリッドティップ)を搭載するモデルと比べて、操作性やフッキングレスポンスは劣りますが、潮読み感度や荷重系アタリの感知性能に優れます。
0.5-1.5gぐらいのジグ単で、スローかつフィネスな攻めを展開したい方におすすめの1本です。
おすすめ番手4位:23コルトUX 6102L-HS
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
6102L-HS | 2.09m | 64g | 0.5-8g | 2本 |
おすすめランキング4位は「6102L-HS」。全モデルのなかで最も汎用性が高い万能ロッドです。
ジグ単が使えるのはもちろんのこと、遠投リグもMAX8gまで背負えます。
1本持っておけば多彩なアプローチを繰り出すことができる、超絶便利なモデルです。
おすすめ番手5位:23コルトUX 7102ML-HS
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
7102ML-HS | 2.39m | 83g | 1-20g | 2本 |
おすすめランキング5位は7102ML-HS。2023年モデルで新たに追加された遠投特化モデルです。
最大20gのリグキャパを誇り、ヘビーフロートを鬼キャストできるパワフルさが魅力。
メタルジグやプラグとも合わせやすく、尺アジ狙いやメバリングにも流用しやすい1本です。
あえて「20コルトUX」というチョイスも大ありです。
「23コルトUX」のおすすめ機種を紹介しておいて何なんですが、今回に関しては新型の「23コルトUX」ではなく旧モデルの「20コルトUX」を選ぶのもだいぶアリ。
なので、一応この点も補足しておきます。
旧モデルの「20コルトUX」をまだまだ推せる理由としては以下のとおり。
- 「23コルトUX」よりも5,000円ぐらい安い
- 「23コルトUX」に搭載されている硬めの質感のグリップは、アングラーによって好みが分かれる
- グリップ以外の仕様は「23コルトUX」も「20コルトUX」もほとんど変わらない
- 「20コルトUX」の基本性能はまだまだ現役バリバリ
というわけなので、NEWグリップにそれほど魅力を感じない人にとっては、「20コルトUX」>「23コルトUX」という図式になる可能性大。
新モデルの発売に合わせて、旧モデルの「20コルトUX」を値下げする店舗も増えてくるでしょうし、むしろこれからが買い時ともいえます。
「23コルトUX」のおすすめ機種で取り上げた機種は、「20コルトUX」にもだいたい揃っています。
本記事で取り上げたおすすめ機種の「20コルトUX」版を探す
今作に関しては、旧型も含めて購入するモデルを検討するほうが、良い買い物ができる可能性が高くなります。
「23コルトUX」が気になっている方は、「20コルトUX」についての情報も今一度チェックしてみると良いでしょう。
先代も含め、ちょい広い視野での機種選定を推奨します。
というわけで、「23コルトUX」のおすすめ機種紹介は以上です。
「23コルトUX」が大注目なロッドであることに変わりはありませんが、先代のコスパとクオリティが高すぎて、正直3年そこらではインパクトの大きなモデルチェンジは難しいだろうな…という印象が拭えません。
先にも述べたとおり、今回に関してはあえて「20コルトUX」を選ぶのもかなりアリです。
「23コルトUX」ならびに「20コルトUX」のおすすめ機種は以下にまとめておきますので、気になる1本が見つかった方は、情報を掘ってみてください。