ダイワから「23エアリティ」が発売決定!

シマノの「23ヴァンキッシュ」発売を予想していた人は多かったと思いますが、その対抗馬となる「23エアリティ」の発売はなかなかのサプライズじゃないでしょうか。

本記事ではそんな「23エアリティ」に関する情報をサクッとまとめていきます。

ダイワ「23エアリティ」の注目ポイント

「23エアリティ」はダイワ社のフィネス系汎用スピニングリール。

シマノでいうところの「ヴァンキッシュ」的立ち位置にある、お値段高めのガチ寄り軽量リールとなっています。

従来のダイワ製リールにおいては、「21ルビアス エアリティ」がそのイスに座っていましたから、今回の「23エアリティ」はその後継機ということになりますね。

製品名こそ変わったものの、実質的に2年でのモデルチェンジをダイワが選択した理由は何なのか。

それはもちろん、モデルチェンジが既定路線であったシマノ社の「23ヴァンキッシュ」にぶつけるためでしょう。

「19ヴァンキッシュ」のときみたいに、独り勝ちはさせないよ。という意図があるのは間違いないと思われます。

出典:ダイワ

さて、そんな「23エアリティ」の持ち味は、軽いのに強いというところです。

フルメタルのモノコックボディを採用しながら、現行のスピニングリールのなかでもトップクラスの軽さを実現しています。

シマノ「ヴァンキッシュ」では樹脂ボディーなりの脆さが弱点として指摘され続けていますから、そこをカバーするという意図もあるでしょう。

この”軽いのに強い”というコンセプトは、先代の「21ルビアス エアリティ」においても共通。

その強みをさらに伸ばしたのが今回の「23エアリティ」です。

出典:ダイワ

NEWモデルの「23エアリティ」ならではの注目ポイントは、”エアドライブデザイン”。

22イグジスト」で大いにフィーチャーされた、ダイワ製リールの新たな設計思想です。

新思想が反映されたパーツと、その恩恵をざっくりまとめると以下のとおり。

パーツ主な恩恵
エアドライブローター軽量化・低慣性化により、巻き出しの軽さやルアーの操作性がアップ。
エアドライブベールベールの軽量化とトラブルレス性能向上。
エアドライブスプールスプールの軽量化とトラブルレス性能向上。
エアドライブシャフトメインシャフトとその周辺部品の軽量化。巻き心地の良さ、巻き上げパワーが向上。

”エアドライブデザイン”全体のキモは、上表のパーツを中心としたフロントユニットが軽量化され、リール単体での重心バランスが良くなったという点にあります。

出典:ダイワ

旧モデルではお辞儀気味だったデフォルト姿勢がよりフラットに近づくことで、高い操作性を実現し、同時にロッドの感度性能も引き立ててくれるってことで、良いことづくしです。

ちなみに、”エアドライブデザイン”の詳細については、「22イグジスト」の特集記事で詳しく解説していますので、気になる方はコチラ↓も覗いてみてください。

自慢の”エアドライブデザイン”が盛り込まれた「23エアリティ」は、いわば廉価版「22イグジスト」ともいえるリールです。

「21ルビアス エアリティ」が廉価版「18イグジスト」のような仕様であったように、ダイワの最高峰リールである「イグジスト」との位置関係は新世代においても変わりありません。

ただ、「22イグジスト」がガッツリ値上げされたという点は、先代モデルのときにはなかった要素です。

予算の都合で「22イグジスト」の購入を泣く泣く見送った人にとっては、「23エアリティ」が救いの一手となってくれるかもしれません。

ちなみに、「23エアリティ」の気になる自重についてですが、「21ルビアス エアリティ」と比べてやや軽くなったぐらいの水準となっています。

主要番手の自重一覧はこんな感じ↓です。

21ルビアス エアリティ23エアリティ
FC LT2000S-P
(150g)
LT2000S-P
(145g)
-5g
FC LT2500S
(155g)
LT2500S
(150g)
-5g
LT2500
(170g)
PC LT2500
(165g)
-5g
LT3000S-CXH
(175g)
LT3000-H
(175g)
LT3000
(190g)
PC LT3000
(185g)
-5g
LT4000-CXH
(200g)
LT4000-XH
(200g)

大きなインパクトはないものの、着実に軽量化されていますね。

ダイワ「23エアリティ」の番手一覧

出典:ダイワ

「23エアリティ」には、2000番~5000番クラスに全12番手がラインナップされています。

スペックの一覧は↓のとおり。

番手ギア比最大ドラグ力
(kg)
自重(g)糸巻量PE
(号-m)
LT2000S-P4.95.01450.4-200
LT2000S-H5.85.01450.4-200
LT2500S5.15.01500.6-200
LT2500S-XH6.25.01500.6-200
LT2500S-DH5.15.01650.6-200
PC LT25005.210.01650.8-200
PC LT2500-H5.710.01650.8-200
LT3000-H5.710.01751-200
PC LT30005.210.01851-200
PC LT3000-XH6.210.01851-200
LT4000-XH6.210.02001.5-200
LT5000-CXH6.210.02052.5-300

全14番手構成の「21ルビアス エアリティ」と比べると選択肢が少し減ったことになりますが、それでも十分に幅のあるラインナップといえるでしょう。

様々な釣りに対応する汎用スピニングリールとしての役割は、十分に全うできる構成です。

2000番クラス

番手ギア比最大ドラグ力
(kg)
自重(g)糸巻量PE
(号-m)
LT2000S-P4.95.01450.4-200
LT2000S-H5.85.01450.4-200

2500番クラス

番手ギア比最大ドラグ力
(kg)
自重(g)糸巻量PE
(号-m)
LT2500S5.15.01500.6-200
LT2500S-XH6.25.01500.6-200
LT2500S-DH5.15.01650.6-200
PC LT25005.210.01650.8-200
PC LT2500-H5.710.01650.8-200

3000番クラス

番手ギア比最大ドラグ力
(kg)
自重(g)糸巻量PE
(号-m)
LT3000-H5.710.01751-200
PC LT30005.210.01851-200
PC LT3000-XH6.210.01851-200

4000番・5000番クラス

番手ギア比最大ドラグ力
(kg)
自重(g)糸巻量PE
(号-m)
LT4000-XH6.210.02001.5-200
LT5000-CXH6.210.02052.5-300

シマノ「23ヴァンキッシュ」とのライバル対決に注目!

さて、本記事のなかでもたびたび登場したシマノの「23ヴァンキッシュ」。

こちらは言うまでもなく、「23エアリティ」の強力なライバルとなります。

ダイワの”エアドライブデザイン”に対して、シマノの”インフィニティ○○”ということで、「22イグジスト」VS「22ステラ」の第2ラウンドみたいな様相になってきましたね。

「23エアリティ」や「23ヴァンキッシュ」を欲する方が求めているのは、まず軽さでしょう。

両者の類似番手を比較してみると、こんな感じ↓になります。

23ヴァンキッシュ23エアリティ
C2000S(145g)LT2000S-P(145g)
C2500S(150g)LT2500S(150g)
C3000XG(170g)LT3000-H(175g)
4000XG(205g)LT4000-XH(200g)

はい。示し合わせたかのようながっぷりよつ状態です。

値段も軽さも同じぐらいなら、フルメタルのモノコックボディで剛性にアドがある「23エアリティ」のほうが良くね?

という方もいれば、

いやいや、この手のリールに強さは求めませんわ。インフィニティループで飛距離性能が強化された「23ヴァンキッシュ」のほうが買いだろうよ。

という意見の方もいるでしょう。

総合的に考えれば、いざというときの剛性に安心感がある「23エアリティ」の方が優勢か…。

と筆者は見ているのですが、みなさま的にはいかがでしょう?

アブのスピニング版「ゼノン」にも再注目!

ちなみに、バチバチにやり合う「23エアリティ」&「23ヴァンキッシュ」と合わせて注目されそうなのが、アブガルシアの軽量リール「ゼノン」です。

「ゼノン」は、2021年に発売された製品なのですが、軽さは「23エアリティ」や「23ヴァンキッシュ」と比べても引けをとりません。

それなのに、お値段は実売価格で3万円台後半~ってことで、とってもリーズナブルなんです。

(※「23エアリティ」や「23ヴァンキッシュ」の実売価格は5万円台後半~になると思われます。)

つまり、リールの軽さをカネで買うなら「ゼノン」が最も安上がり。

「23エアリティ」や「23ヴァンキッシュ」の購入を検討する際は、あわせてチェックしたいアイテムとなっています。

ダイワ「23エアリティ」の価格と発売日

「23エアリティ」の発売予定日は、以下のとおりです。

  • ~2500番クラスの小中型番手→2023年2月予定
  • 3000番クラス~の大型番手→2023年3月予定

定価は63,500~68,000円。「21ルビアス エアリティ」と比べると7,000円ほどお高めで、シマノ「23ヴァンキッシュ」とはほぼ同じぐらいとなっています。

先代モデルと比べると少し高くなっているものの、定価10万円の「22イグジスト」と比べるとずいぶん安いです。

それでいて、「22イグジスト」の目玉テクノロジーはガッツリ搭載しているということで、コスパは悪くないといえるでしょう。

フィネス系スピニングの買い替えを検討されている方は、見逃せない1台となっていますぞ。

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