4ピースの超本格ショアキャスティングロッド「オーバーゼアAGS」に2つの新機種が追加されます。
本記事では「オーバーゼアAGS」の特徴をおさらいしつつ、新機種の使いドコロをご紹介。
ラインナップに幅が生まれたオーバーゼアのフラッグシップ機からは、今後もますます目が離せませんぞ。
2024年追加情報:後継機の「オーバーゼアEX」が登場
アイテム | ネットで探す | 全長(m) | 標準自重(g) | ルアー重量(g) | ルアー重量(g)(ジグ) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 先径/元径(mm) | 適合道糸 PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
99ML/M | Amazon 楽天 Yahoo | 2.97 | 155 | 7-45 | 7-50 | 2 | 152 | 1.6/12.9 | 0.8-2.0 | 99 | 75,500 |
109ML/M | Amazon 楽天 Yahoo | 3.28 | 168 | 7-45 | 7-50 | 2 | 168 | 1.6/12.9 | 0.8-2.0 | 99 | 76,000 |
103M | Amazon 楽天 Yahoo | 3.12 | 166 | 10-45 | 10-50 | 2 | 160 | 2.0/12.9 | 0.8-2.0 | 99 | 76,000 |
1010M/MH | Amazon 楽天 Yahoo | 3.3 | 190 | 10-60 | 10-70 | 2 | 169 | 2.0/14.1 | 1.0-2.5 | 99 | 77,000 |
103MH | Amazon 楽天 Yahoo | 3.12 | 177 | 15-60 | 15-70 | 2 | 160 | 2.0/13.6 | 1.2-2.5 | 99 | 77,000 |
アイテム | ネットで探す | 全長(m) | 標準自重(g) | ルアー重量(g) | ルアー重量(g)(ジグ) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 先径/元径(mm) | 適合道糸 PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) |
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99ML/M | Amazon 楽天 Yahoo | 2.97 | 155 | 7-45 | 7-50 | 2 | 152 | 1.6/12.9 | 0.8-2.0 | 99 | 75,500 |
109ML/M | Amazon 楽天 Yahoo | 3.28 | 168 | 7-45 | 7-50 | 2 | 168 | 1.6/12.9 | 0.8-2.0 | 99 | 76,000 |
103M | Amazon 楽天 Yahoo | 3.12 | 166 | 10-45 | 10-50 | 2 | 160 | 2.0/12.9 | 0.8-2.0 | 99 | 76,000 |
1010M/MH | Amazon 楽天 Yahoo | 3.3 | 190 | 10-60 | 10-70 | 2 | 169 | 2.0/14.1 | 1.0-2.5 | 99 | 77,000 |
103MH | Amazon 楽天 Yahoo | 3.12 | 177 | 15-60 | 15-70 | 2 | 160 | 2.0/13.6 | 1.2-2.5 | 99 | 77,000 |
ダイワ「オーバーゼア AGS」に2つの新機種が登場!
大人気の「オーバーゼアAGS」に新機種が追加されます。
今回(2022年)追加されるのは、”103M”と”911M/MH”の2つ。
新機種のざっくりしたイメージは
- 103M:10ftクラスのマイルド系万能モデル
- 911M/MH:強さのあるテクニカルショートモデル
といった感じで、いずれも既存ラインナップにはないテイストとなっています。
今回の機種追加によって「オーバーゼアAGS」は全3機種→全5機種に拡張されました。
従来はサーフ・ライトショアジギに必要最低限の(=無難な)機種が集まっている印象でしたが、機種チョイスの幅がずいぶん広がりましたね。
「オーバーゼア AGS」追加機種の価格と発売日は?
「オーバーゼアAGS」の新機種(103M、911M/MH)の発売は2022年4月予定。
下位グレードである「オーバーゼア」の大型機種拡張と同時期となっており、シリーズ全体としても注目を集めそうです。
≫関連:2022年版|大型拡張されるダイワ「オーバーゼア(無印)」を徹底解説!
「オーバーゼアAGS」追加機種の定価は、既存モデルと同水準。
実売価格は5万円台に落ち着くことになるでしょう。
ダイワ「オーバーゼアAGS」の特徴をおさらい
新機種の特徴をチェックする前に、「オーバーゼアAGS」全体の特徴をおさらいしておきましょう。
ダイワ「オーバーゼア」シリーズの全体像は↓のとおり。
製品 | 実売価格 |
---|---|
オーバーゼア AGS(★) | 5万円台〜 |
オーバーゼア グランデ | 3万円台〜 |
オーバーゼア AIR | 2万円台〜 |
オーバーゼア | 1万円台〜 |
「オーバーゼアAGS」は、オーバーゼアシリーズの最上位機。
ハイクラスなマテリアルと、高度なテクノロジーが融合して完成したフラッグシップ機です。
全モデルが携帯性抜群の4ピース
仕様面での1番の特徴は、全モデルが4ピースであること。
持ち運びに難がある10ftクラスロッドであっても、4ピース化すれば不便なく運搬できます。
また、「オーバーゼアAGS」はただブランクを4分割したわけではありません。
4ピースであるという構造を活かしたチューニングが施されており、この点も注目ポイント。
- トップ節:感度担当(柔)
- 2番節:ルアー操作担当(硬)
- 3番節:キャストの反発担当(柔)
- バット節:ファイト時の粘り担当(硬)
といった形で、それぞれの節に役割を持たせ、硬さを変えています。
2ピースでは表現できず、4ピースだからこそ出せるメリハリの効いたブランクに仕上げてあるのです。
フラッグシップらしい豪華テクノロジー
「オーバーゼアAGS」はシリーズのハイエンド機ということで、もちろん技術仕様も豪華。
- SVFナノプラス
- X45フルシールド
- Vジョイント
- AGS(エアガイドシステム)
などのダイワテクノロジーが惜しみなく投入されています。
ちなみに、仕様の詳細については以下の記事に詳しくまとめています。
もうちょっと具体的に知りたいって方は、こちら(↓)を覗いてみてください。
≫関連:大人気のオーバーゼア AGS!超高性能なサーフ/ジギ/キャスロッドの魅力に迫る。
ダイワ「オーバーゼアAGS」の追加機種をチェック!
続いては、新機種(103M、911M/MH)の特徴を解説していきます。
まず、スペックはこちら↓。
機種 | 全長 | 自重 | プラグ重量 | ジグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|---|
103M | 3.12m | 177g | 10-45g | 10-50g | 4本 |
911M/MH | 3.02m | 177g | 10-60g | 10-65g | 4本 |
オーバーゼアAGS 103M(マイルドスタンダード)
”103M”は、30g前後のジグ使用を想定したセッティング。
既存のMモデルである”97M”に足りない飛距離とダイナミックなアクションを強みとします。
足場の高い堤防でも使いやすく、取り回しも悪くない。そこそこ長いけど長すぎない10.3ftは、高い汎用性を発揮してくれるでしょう。
オーバーゼアAGS 911M/MH(ハイパワーテクニカル)
Mクラスのティップに、MHクラスのバットを合わせたハイブリッドモデルです。
ティップ部(M)は、快適なルアー操作と高い情報収集能力を発揮する絶妙な硬さが強み。
対してバット部(MH)には、メインターゲット相手なら一気にケリをつけられて、想定外の大物とも渡り合える安心感があります。
M/MHクラスの既存モデルである”1010M/MH”が苦手とする細かいルアー操作をカバーする1本。
パワー型の竿で、テクニカルなアプローチを楽しみたい方にピッタリです。
全5機種にアップデートされた「オーバーゼア AGS」に注目!
2022年の追加機種をふまえた「オーバーゼアAGS」の最新ラインナップはこちら↓。
機種 | 全長 | 自重 | プラグ重量 | ジグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|---|
97M | 2.92m | 172g | 10-45g | 10-50g | 4本 |
103M | 3.12m | 177g | 10-45g | 10-50g | 4本 |
109ML/M | 3.28m | 179g | 7-45g | 7-50g | 4本 |
911M/MH | 3.02m | 177g | 10-60g | 10-65g | 4本 |
1010M/MH | 3.30m | 189g | 10-60g | 10-65g | 4本 |
汎用性が高いMクラス・M/MHクラスに、それぞれ1機種ずつ新たな選択肢が加わっています。
バリエーションが物足りなかった既存ラインナップに少し幅ができましたね。
ショアキャスティングゲームをより快適にする本格4ピースロッド「オーバーゼアAGS」からは、今後も目が話せませんな。