人気のオリムピック製ロッドのなかから、サーフの釣りと好相性なロッドをピックアップ。
サーフ専用ロッドこそラインナップされていませんが、サーフの釣りと兼用しやすい他ジャンルロッドが豊富です。
ソルトのミドル~準パワー系ジャンルで便利に使える高汎用ロッドをお探しの方は、特にご注目ください。
オリムピック製サーフロッド(ヒラメロッド)の全体像
はじめに、この記事で紹介する製品の一覧をざっと見ておきましょう。
一覧はコチラ↓です。
製品 | 得意ジャンル | 実売価格 |
---|---|---|
19ヴェント | ライトショアジギング | 2.5万円前後 |
21アルジェントUX | シーバス | 1.5万円前後 |
19アルジェント プロトタイプ | シーバス | 4万円前後 |
18スーパーアルジェント | シーバス | 7万円前後 |
ご覧のとおり、オリムピックからはサーフ専用ロッドが発売されていません。
なので、オリムピック製ロッドでサーフの釣りを楽しみたい場合は、パワー感が近いほかジャンルロッドを流用することになります。
シーバスあるいはライトショアジギングロッドがその有力候補です。
サーフの釣りに流用しやすいオリムピック製ロッド①19ヴェント
「19ヴェント」は、オリムピックから発売されているライトショアジギングロッド。
一般的なサーフロッド(ヒラメロッド)と比べて、ひとまわり強めの設計となっています。
感度や軽量ルアーの操作性はそれなりに犠牲になりますが、ファイト時の安定感は抜群。
余裕のあるパワー設計のロッドが好みって方におすすめのアイテムです。
「19ヴェント」のラインナップは1機種のみとなっており、スペックは↓のとおり。
全長 | 自重 | ジグ重量 | プラグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
2.74m | 217g | MAX60g | MAX40g | 2本 |
ジャスト9フィートというショートレングスが採用されており、キャスト・操作精度の高さが武器となります。
逆に言えば、飛距離重視でロッドを選びたい方は、回避したほうが良い1本ともいえるでしょう。
好みが分かれそうなロッドですので、購入の際は事前にじっくり検討することをおすすめします。
サーフの釣りに流用しやすいオリムピック製ロッド②「アルジェント」シリーズ
もうひとつの選択肢となるのが、シーバスロッドの「アルジェント」シリーズ。
一般的なサーフロッドに近いパワー設計となっており、プラグやメタルジグなどなど、扱えるルアーの幅も広いです。
サーフでの戦闘力の高さでいうと、この「アルジェント」シリーズが本命になるかもしれません。
オリムピック「アルジェント」シリーズは複数グレード展開となっており、製品の一覧は以下のとおり。
製品 | 実売価格 |
---|---|
21アルジェントUX | 1.5万円前後 |
19アルジェント プロトタイプ | 4万円前後 |
18スーパーアルジェント | 7万円前後 |
「アルジェント」シリーズのロッドが対応するルアー重量については、下は5gクラスから、上は40gクラスまでが許容範囲。
使いたいルアーの重さから逆算して、好みのモデルを選ぶと良いでしょう。
「アルジェント」シリーズ各製品の機種ラインナップは以下にまとめておきます。
21アルジェントUX
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
902LML | 2.74m | 143g | 5-21g | 2本 |
932ML | 2.84m | 147g | 7-28g | 2本 |
982M | 2.89m | 160g | 7-40g | 2本 |
19アルジェント プロトタイプ
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
GLAPS-902LML | 2.74m | 151g | MAX28g | 2本 |
GLAPS-942ML | 2.85m | 154g | MAX28g | 2本 |
GLAPS-1003M | 3.05m | 197g | MAX45g | 3本 |
18スーパーアルジェント
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
GOSARS-943ML | 2.84m | 156g | 7-32g | 3本 |
GOSARS-983M | 2.95m | 166g | 7-40g | 3本 |
GOSARS-1033M | 3.12m | 178g | 10-40g | 3本 |
サーフ(ヒラメ)ジャンルでオリムピックと競合する有力メーカーまとめ
上表の競合メーカーは、サーフ専用ロッドを複数グレードで展開中です。
専用ロッドを持たないオリムピック社にとっては、間違いなく強力なライバル。
サーフロッドのトレンドを知るという意味でも、あわせてチェックしておくことをおすすめします。
オリムピック製ロッドでサーフの釣りを楽しもう!
というわけで、オリムピックのサーフロッド(ヒラメロッド)紹介は以上です。
サーフ専用ロッドが展開されていないので、競合メーカーの製品と比べると、正直いって購入の優先度は低め。
…なんですが、ライトショアジギングやシーバスといった周辺ジャンルとロッドを兼用したい方にとっては、魅力的な選択肢が多いのも確かです。
自身の用途・好みに合う1本が見つかった方は、複数ジャンルをまとめて楽しむロッドとして、購入を検討してみるのも良いでしょう。