シマノから発売されている人気のサーフロッド「21ネッサXR」に、新たな機種が追加されます。
今回追加されるのはS110M/MH。トップはフィネス、バットはパワフルな、頼れるハイブリッドモデルです。
本記事では、「21ネッサXR」の特徴を振り返り、NEWモデルの特徴を解説。最後に「21ネッサXR」の最新ラインナップをお届けします。
サーフフィッシング好きな方は要チェックです!
シマノ「21ネッサXR」の特徴をおさらい
シマノ「ネッサ」シリーズの製品ラインナップは↓のとおり。
製品 | 実売価格 |
---|---|
18ネッサ リミテッド | 7万円台~ |
20ネッサ エクスチューン | 4万円台~ |
21ネッサXR | 3万円台~ |
22ネッサBB | 1万円台~ |
「21ネッサXR」はネッサシリーズの中堅グレードです。
高位グレードである”リミテッド”や”エクスチューン”に迫る仕様なのに、お値段は実売3万円台クラス!というコスパ型中堅機として人気を博しています。
仕様面の注目ポイントは以下の2機構。
- スパイラルXコア
- カーボンモノコックグリップ
いずれもシマノのハイエンドロッドでおなじみとなっている技術です。
サーフフィッシングに必要な強度・感度を、高次元で両立するために欠かせないテクノロジーとなっています。
ライトゲームの「ソアレXR」、エギングの「セフィアXR」もですが、シマノのXRグレードはコスパがやばすぎる…。
多彩なグレードで展開されているシマノ製ルアーロッドのなかでも、”XR”はめちゃめちゃ買いなグレードなのです。
シマノ「21ネッサXR」の2022年追加機種はS110M/MH!
そんな「21ネッサXR」に新たな機種”S110M/MH”が追加されます。
気になる新機種のスペックはこんな感じ↓です。
全長 | 自重 | ジグ重量 | プラグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
3.35m | 190g | MAX56g | 8~56g | 3本 |
流行りのハイブリッドモデル
トップセクションにMパワー、バットセクションにMHパワーを採用するハイブリッドモデルとなっています。
軽量ルアーを操作できる繊細さがあるのに、ファイトになったらめちゃめちゃパワフル!って感じの1本。
フィネス系ロッドって、軽いルアーを扱いやすいし、感度もいいんだけど、大物掛けたときに苦労するのよね…。
かといって、パワー系のロッドだと繊細なアプローチが難しくて、状況次第では詰むし。
ロッドを2本持ち込めば済む話なんだが、1本でなんとかなるやつない?
って方に刺さるスペックです。
ちなみに、ロッドの先と元に別のパワークラスを使うハイブリッドモデルは、サーフジャンル全体で流行中。
「21ネッサXR」と近い価格帯でいうなら、
- ダイワ「オーバーゼア AGS 1010M/MH」
- ヤマガブランクス「アーリーフォーサーフ 109MMH」
あたりが人気どころ。
繊細×強靭ハイブリッドなサーフロッドが気になっている方は、上記も要チェックです。
ソフチューブトップ
穂先には、柔軟性の高いチューブラーティップ(ソフチューブトップ)が使われており、ルアーの引き抵抗や、流圧なんかを察知しやすくなっています。
もちろん、チューブラー特有の反響感度も健在。アタリや地形変化に対するセンサーもきちんと備わっています。
抜群の遠投性
NEWモデル”S110M/MH”のレングスはきっかり11フィート。
サーフロッドの定番レングス(10フィート台後半)よりもひとまわり長く、遠投性も十分です。
バットパワーがあるぶん重いルアーも背負えますから、サーチ可能範囲はかなり広め。
ヒットエリアが遠いポイントでも、しっかり勝負できます。
「ネッサXR S110M/MH」の価格と発売日
そんな「ネッサXR S110M/MH」の発売は2022年8月予定。
一部店舗ではすでに予約受付も始まっており、実売価格は3万円台前半ぐらいです。
いち早くGETしたい方は、なるはやで予約しておきましょう。
シマノ「21ネッサXR」の最新ラインナップは?
NEWモデルが加わった「21ネッサXR」の最新ラインナップは以下のとおり。
機種 | 全長 | 自重 | ジグ重量 | プラグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|---|
S104M | 3.15m | 170g | MAX42g | 8~36g | 3本 |
S108M+ | 3.25m | 172g | MAX48g | 8~42g | 3本 |
S112M+ | 3.40m | 180g | MAX48g | 8~42g | 3本 |
S110M/MH ★NEW | 3.35m | 190g | MAX56g | 8~56g | 3本 |
S106MH | 3.20m | 175g | MAX56g | 10~50g | 3本 |
S100MH+ | 3.05m | 167g | MAX65g | 10~56g | 3本 |
B104M+ | 3.15m | 175g | MAX50g | 10~45g | 3本 |
全7機種に拡張され、攻めの引き出しが増えましたね。
「21ネッサXR」には、追加機種の”S110M/MH”以外にもステキな機種がたっぷり揃っています。
時間のある方は、他機種の情報もチェックしてみてください。
シマノ「22ネッサBB」も登場!
2022年のネッサシリーズの目玉は、入門グレードの「ネッサBB」のモデルチェンジ。
「22ネッサBB」は、入門用ロッドだけでなく、中上級者のサブロッドとしても優秀なアイテムとなっています。
サーフ好き、ネッサ好きは新たなBBグレードも見逃せませんぞ。
フィネス&パワーの欲張りハイブリッド!「ネッサXR S110M/MH」にご注目。
てことで、「21ネッサXR」の新機種”S110M/MH”の紹介は以上です。
「ネッサXR S110M/MH」の持ち味をざざっとまとめると、こんな感じ↓。
- 繊細なMトップと、強靭なMHバットのハイブリッド
- センサーとしての性能が高い”ソフチューブトップ”を採用
- 11フィートの長さが生む遠投性
ひとことでいえば、「ちょっと長めの高汎用モデル」といったところですね。
ルアーの適性重量が広く、大型のターゲットも余裕を持ってキャッチできる。
サーフフィッシングやLSJなんかで、めちゃめちゃ重宝しそうです。
非常~に守備範囲の広い1本となっていますので、今シーズンのお伴にいかがでしょうか。