ヤマガブランクスから発売されているサーフ特化ロッド「アーリーフォーサーフ」を大特集。

独自の魅力や機種ラインナップをまとめつつ、おすすめ機種もピックアップしています。

他社のライバル機についての情報も交えていますので、3万円台クラスのサーフ用ロッドを物色中の方は要チェックです。

ヤマガブランクス「アーリーフォーサーフ」とは?

本記事で特集していく「アーリーフォーサーフ」はヤマガブランクスが2018年に発売したショアキャスティングロッド。

サーフフィッシングやショアジギングの中上級者を中心に人気を博しているアイテムです。

「アーリーフォーサーフ」という製品名を見てわかるとおり、サーフでの釣りを主軸に設計されています。

繊細かつダイナミックな釣りを満喫できる感度と、ときたまヒットする大物にも対応するパワーを兼備するのが本製品の強みですね。

「アーリーフォーサーフ」の対応魚種

「アーリーフォーサーフ」は多魚種対応の総合ショアキャスティングロッド。

サーフやゴロタから狙えるターゲットなら何でもござれの万能チューンとなっています。

ターゲットの一例は↓のとおり。

  • ヒラメ
  • マゴチ
  • 青物
  • シーバス
  • ヒラスズキ
  • 海アメ
  • 海サクラ
  • 真鯛

いろんな場所で、多彩なターゲットを獲れるようこだわり抜いて設計されています。

ヤマガブランクスの公式YouTubeでは、「アーリーフォーサーフ」を使っての実釣動画も多数公開済。

その性能と汎用性の高さが証明されています。

「アーリーフォーサーフ」のお値段は?

そんな「アーリーフォーサーフ」の気になるお値段は定価で36,000円前後(税込み)、実売価格は3万円台となっています。

俗にいう”ミドルクラス”に該当する製品となっており、想定されているメインユーザーは中上級者。

ヤマガブランクス製ロッドのなかではエントリークラスに位置しますが、入門用としてお求めになるにはちと高額…といえる価格帯ですね。

(※他のヤマガブランクス製ロッドについては、記事後半にまとめています。)

2021年には新機種が追加済!

2018年に初期の3モデルが発売され、センターモデルの”109MMH”を中心に人気を博した「アーリーフォーサーフ」。

初期の3機種もまだまだ現役なんですが、2021年には最新のサーフフィッシングシーンに対応する下記の2機種が新たに追加済。

  • サーフフィネスモデルの99ML
  • サーフで使えるベイトキャスティングモデルの105MMH/B

再び脚光を浴びている、アツいロッドなのです。

ヤマガブランクス「アーリーフォーサーフ」の仕様・特長をチェック!

続いては、「アーリーフォーサーフ」の仕様を見ていきましょう。

美しいベンディングカーブ

まずは、ベンディングカーブ(竿の曲がり具合・調子)についてです。

他ジャンルのアーリーシリーズも含めた竿調子の一覧がコチラ↓。

上図では、青色に塗ってある竿が初期ラインナップの3機種、赤色に塗ってある竿が2021年に追加された2機種となっています。

(グレーは、”サーフ”以外のアーリーシリーズ。)

どのモデルも負荷がかかるとキレイに曲がる、ヤマガブランクスらしいチューニング。

ブランクスのしなやかさでナチュラルに魚をいなせると評判です。

しなやかなティップ・ベリー部とは対照的に、バットにはターゲットの引きや重みをがっしり受け止めるパワーを実装。

波打ち際でのずり上げや、不意の大型回遊魚にも対処できる安心感があり、強さと柔軟性のバランスに優れます。

ガイドセッティング

「アーリーフォーサーフ」のガイドセッティングはステンレスフレーム×SiC-Sリングの組み合わせとなっています。

近い価格帯のショアキャスティングロッドでは定番のコンビですね。

  • バーサタイル~パワー型のモデルにはダブルフット
  • サーフフィネスモデルにはシングルフット

といった感じで、フレームは細かな使用感にもこだわったオリジナルセッティング。

各機種の持ち味を引き立てる設定が採用されています。

グリップセッティング

グリップについても、ガイド同様にフィネスモデルとバーサ~パワーモデルで異なるセッティングを採用しています。

万能モデル・パワーモデルにはDPSシートを採用し、全体がストレートな形状になるデザイン。

力を込めて握ることができ、脇に挟むなり肘に当てがうなりして、ロッドを安定させやすい仕様といえますね。

一方、サーフフィネスモデルの99MLは、シーバスロッドやエギングロッドライクなセパレートグリップを採用。

リールシートはアップロック式のVSSシートを入れることで、リラックスして握れる細身なフォルムに仕上げてあります。

軽快かつ繊細なルアーコントロールができる設定です。

≫関連:【2021最新版】ヤマガブランクスのシーバスロッドを総まとめ!

≫関連:国産ハイコスパ!ヤマガブランクスのエギングロッドを一気見しよう!

ヤマガブランクス「アーリーフォーサーフ」の機種ラインナップ

「アーリーフォーサーフ」は全5機種構成。機種の一覧は↓のとおりです。

機種全長自重ルアー重量適合ライン継数
99ML2.980m155g7~35gPE 0.8~1.5号2本
105MMH/B3.175m189g15~50gPE 1.5~2.5号2本
103M3.150m174g8~42gPE0.8~1.5号2本
109MMH3.295m195g8~50gPE1~2号2本
105MH3.180m192g10~50gPE1~2号2本

記事の冒頭でも紹介したとおり

  • 初期ラインナップ(103M、109MMH、105MH)
  • 2021年追加機種(99ML、105MMH/B)

といった構成となっています。

各機種の特徴やスペックを詳しくチェックしていきましょう。

アーリーフォーサーフ 99ML

≫関連動画:EARLY for Surf 99ML

全長自重ルアー重量適合ライン継数
2.980m155g7~35gPE 0.8~1.5号2本

2021年に追加された注目アイテム。最近流行りのサーフフィネス対応モデルです。

初期モデルでフィネスな役割を担う103Mよりも、柔らかくて短い9.9ft×MLクラスの組み合わせを採用しています。

得意とするシチュエーションは、軽量プラグやワームを用いた近~中距離戦。

冴えわたる感度を武器に、スローで精度の高い誘いを展開できます。

時合を外れた時間帯の釣りや、ハイプレッシャーでスレた個体の攻略におすすめです。

【補足情報】

  • 対象魚:フラットフィッシュ・シーバス・海サクラ
  • 対応ルアー:ジグヘッドリグ・ミノー・バイブレーション・シンキングペンシル・メタルジグ
  • 得意とするフィールド:サーフ・平磯・干潟・河川河口部
  • 推奨リール(ダイワ):LT4000C~5000Cクラス
  • 推奨リール(シマノ):4000~5000クラス

アーリーフォーサーフ 105MMH/B

≫関連動画:EARLY for Surf 105MMH/Bait

全長自重ルアー重量適合ライン継数
3.175m189g15~50gPE 1.5~2.5号2本

2021年の追加機種その②。サーフでも使用者がじわじわ増えてきているベイトキャスティングモデルです。

ベイトタックルならではの手返しと操作性で、テクニカルなゲームを楽しめます。

ギア比の高いベイトリールを合わせれば、ゴリ巻きファイトができるのも強み。

短い時合でも、2枚目・3枚目をテンポよく狙えるのもベイトならではです。

近年のベイトリールは進化が著しく、遠投性もスピニングと遜色ないレベルになってきています。

ベイトタックルに慣れさえすれば、サーフアングラーにかなりのアドバンテージを与えてくれるでしょう。

【補足情報】

  • 対象魚:フラットフィッシュ・青物・シーバス・ヒラスズキ・海サクラ
  • 対応ルアー:メタルジグ・シンキングペンシル・ジグミノー・バイブレーション・ミノー
  • 得意とするフィールド:サーフ・ゴロタ浜・平磯・沖磯

アーリーフォーサーフ 103M

≫関連動画:EARLY for Surf 103M

全長自重ルアー重量適合ライン継数
3.150m174g8~42gPE0.8~1.5号2本

軽・中量級ルアーに適したMクラスの1本。

ロッドのしなりを活かしたキャストを持ち味とし、強く振り抜かなくても十分な飛距離を確保することができます。

体力を温存しながら釣りたい方、あるいは体力に自信がない方のお伴にもピッタリ。

センターモデルである109MMHよりもパワーが落としつつ、レングスも詰めてあるので、感度面でも有利です。

小さなアタリや、ルアーの着底、地形変化を捉えながら的確なアプローチを展開できる1本です。

【補足情報】

  • 対象魚:フラットフィッシュ・小型青物・シーバス・ヒラスズキ・海サクラ
  • 対応ルアー:メタルジグ・シンキングペンシル・バイブレーション・ミノー
  • 得意とするフィールド:サーフ・平磯・ゴロタ浜
  • 推奨リール(ダイワ):LT4000~5000Cクラス
  • 推奨リール(シマノ):4000~C5000クラス

アーリーフォーサーフ 109MMH

≫関連動画:EARLY for Surf 109MMH

全長自重ルアー重量適合ライン継数
3.295m195g8~50gPE1~2号2本

発売からしばらく、品薄にネットが湧いた大人気の看板モデル。

ティップ部にMクラス、バット部にMHクラスを採用する絶妙なパワー設計に調整された1本です。

繊細なティップは情報収集能力が高く、バイトも弾きづらい。

魚を掛けたらパワフルなバットが仕事をしてくれるという、サーフには持ってこいな性能を有します。

シリーズ最長の10.9ftが生む飛距離性能も魅力。

MAX50gのルアーを背負えることもあり、遠投が必須な遠浅ポイントでも有利になります。

とにもかくにも、サーフで人気が出そうな要素がひたすら詰まった1本です。

【補足情報】

  • 対象魚:フラットフィッシュ・小型青物・シーバス・ヒラスズキ・海サクラ
  • 対応ルアー:メタルジグ・シンキングペンシル・バイブレーション・ミノー
  • 得意とするフィールド:サーフ・平磯・ゴロタ浜
  • 推奨リール(ダイワ):LT4000C~5000Cクラス
  • 推奨リール(シマノ):4000~C5000クラス

アーリーフォーサーフ 105MH

≫関連動画:EARLY for Surf 105MH

全長自重ルアー重量適合ライン継数
3.180m192g10~50gPE1~2号2本

「アーリーフォーサーフ」のなかでは最強のパワーをもつMHモデル。

バットにパワーがあるので、109MMH同様にMAX50gのルアーをぶん投げることができます。

強靭なバット付近に曲がり込みの基点があるぶん、ルアーを力強く弾き出す初速の速いキャストが可能。

やっかいな向かい風のなかでも、狙ったポイントにルアーを届けることができるでしょう。

サーフやゴロタはもちろん、磯場でのヒラスズキ狙いにもおすすめ。

走られるとマズイ区域に入り込まれないよう、強引なファイトでコントロールすることもできますので。

【補足情報】

  • 対象魚:フラットフィッシュ・小型青物・シーバス・ヒラスズキ・海サクラ
  • 対応ルアー:メタルジグ・シンキングペンシル・バイブレーション・ミノー
  • 得意とするフィールド:サーフ・平磯・ゴロタ浜
  • 推奨リール(ダイワ):LT4000~5000Cっクラス
  • 推奨リール(シマノ):4000~C5000クラス

ヤマガブランクス「アーリーフォーサーフ」のおすすめ機種は?

全5機種のうち、筆者的なおすすめ機種は

  • 109MMH
  • 99ML

の2機種です。

前者の”109MMH”は高飛距離型の万能モデル。

サーフやゴロタでは圧倒的なアドバンテージがあるセンターモデルです。

どのモデルにするか決めかねている方はコレにしときましょう。と推せる1本。

ただ、小場所でのシーバス釣りなんかには向かないぶん、フィールド的な汎用性は低いです。

オープンエリア以外の釣りにも流用しようと思っている方は、もうちょい短めなモデルが無難かもしれません。

そこで2つめのおすすめ機種”99ML”ですね。

飛距離がやや犠牲になるかわりに、細かい操作でフィネスな攻めを展開できます。

流行りのサーフフィネスはもちろん、ある程度の小場所でも使えるレングス感となっており、漁港や河口部での釣りも1本でいけちゃう便利さが魅力。

シーバスロッドと兼用したいって方にとっては、願ってもないスペックでしょう。

サーフで使えるヤマガブランクスの人気ロッドをチェック!

ヤマガブランクスは、シーバス・ショアキャスティング分野に積極的な製品展開をしているメーカー。

本記事で特集している「アーリーフォーサーフ」以外にも、サーフの釣りに適性のある高性能ロッドが揃っています。

代表的な製品は↓のとおり。

  • ブルースナイパー
  • バリスティックシリーズ
  • アーリーフォーロック
  • アーリーフォーシーバス

それぞれについてカンタンに紹介しておきます。

ブルースナイパー

「ブルースナイパー」はヤマガブランクスの本格ショアジギングロッド。

磯場や堤防でのショアジギングを主軸に据えつつ、サーフにも対応する機種展開となっています。

お値段的にも「アーリーフォーサーフ」より1段階お高くなっており、ナノアロイカーボンを採用するなど仕様も豪華。

4万円クラスのロッドも視野に入れながらサーフ&ショアジギ用ロッドを探し中って方には、ぜひチェックしてもらいたいアイテムです。

≫関連:ヤマガブランクス「ブルースナイパー」公式ページ

バリスティックシリーズ

「バリスティック」シリーズは、シーバスジャンルのヤマガ最高峰ロッド。

  • 河川や堤防、干潟を中心とした定番モデル「バリスティック TZ/NANO」
  • ベイトでのシーバス釣りを極めたい方向けの「バリスティック ベイト」
  • ヒラスズキに特化した「バリスティック ヒラ TZ/NANO」

の3シリーズ展開となっています。

シーバスをメインに据えつつ、サーフでの釣りもやりたいって方におすすめです。

≫関連:【2021最新版】ヤマガブランクスのシーバスロッドを総まとめ!

アーリーフォーロック/アーリーフォーシーバス

「アーリーフォーロック」と「アーリーフォーシーバス」は、本記事で特集している「アーリーフォーサーフ」と同シリーズの兄弟機。

製品名を見てわかるとおり、

  • ”フォーロック”はロックフィッシュ特化
  • ”フォーシーバス”はシーバス特化

のチューニングとなっています。

こちらは、ロックフィッシュやシーバスに比重を置き、サーフはサブにしたいって方にチェックして頂きたいアイテム。

用途が似たモデルはありますが、微妙に味付けが違います。

≫関連:ヤマガブランクス「アーリーフォーロック」公式ページ

≫関連:ヤマガブランクス「アーリーフォーシーバス」公式ページ

「アーリーフォーサーフ」と競合する他社製ロッドをチェック!

「アーリーフォーサーフ」にとって強力なライバルとなる他社製ロッドも軽くまとめておきます。

シマノ「21ネッサXR」

出典:シマノ

「21ネッサXR」は、シマノ社のサーフ特化ロッド”ネッサ(熱砂)”シリーズの中堅機。

実売価格は3万円台クラスということで、「アーリーフォーサーフ」とバチバチに競合するアイテムですね。

  • スパイラルXコア:強度・ネジレ耐性アップ
  • カーボンモノコックグリップ:感度アップ・軽量化

といった独自技術の適用が「21ネッサXR」の強み。

ユーザーからの評判も良いアイテムなので、ヤマガブランクスのロッドにこだわらない方は見ておいた方が良いでしょう。

≫関連:カーボンモノコック降臨!「21ネッサXR」のコスパがやばめ。

ダイワ「20オーバーゼアAIR」

”オーバーゼア”はダイワ社が新たに旗揚げしたショアキャスティングロッド。

大人気の”オーバーゼア”シリーズのスタンダード機が「20オーバーゼア AIR」です。

「アーリーフォーサーフ」や「21ネッサXR」よりも一段階お安い2万円台クラスで、抜群の存在感を示します。

宣伝にお金がかかる新ブランドなので、技術仕様的なインパクトこそイマイチですが、軽さはハイエンド級。

総合的なコスパはかなりの高水準といえるロッドです。

≫関連:実力はいかに?「20オーバーゼアAIR」を競合ロッドと比較しながら徹底解剖。

メジャークラフト「クロスライド5G」

メジャークラフトから2021年に発売された新作ロッド。

ショアジギングロッドという分類ですが、LSJ(ライトショアジギング)モデルはサーフの釣りにも高い適性があります。

  • 東レの先進素材”トレカT1100G”
  • 多軸カーボンの新製法”R360構造”

を採用するハイエンドロッド級のセッティングながらも、お値段は2万円台。

コスパ的には、いま一番バグっているロッドといえるでしょう。

≫関連:いや、コスパ…!「クロスライド5G」がさすがにヤバすぎる件。

人気の「アーリーフォーサーフ」をGETしよう!

「アーリーフォーサーフ」は、しなやかなティップ・ベリー部と強靭なバット部がナチュラルに融合する、ヤマガらしいセッティングが魅力の製品。

サーフアングラーのなかでも非常に評価が高いアイテムとなっています。

激戦カオスのサーフジャンルだけにライバル機も多いですが、独自の強みでたくさんのユーザーを魅了中。

2021年には新機種も追加され、既存モデルの人気も再燃しています。

この機会に好みのモデルをGETしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、筆者的なおすすめ機種は”109MMH”と”99ML”の2つであります。

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