テイルウォークから発売される渾身のチニング専用ロッド「B-ブリーマーSSD」をご紹介。
フリーリグの流行をふまえた最新のチニングシーンをおさえつつ、ボトムチニング特化の性能を実装したこだわりロッドとなっています。
コスパも良好ですので、チニング好きな方はとりあえずチェックチェックです。
テイルウォーク「B-ブリーマーSSD」の特徴
長さの異なる2種のソリッドティップ(SL・SSL)
「B-ブリーマーSSD」のキモとなるのは、全モデルに搭載されているソリッドティップ。
機種の特性に応じてソリッドティップの長さが最適化されています。
MLクラスのオールラウンドモデル(C76ML/SL、S76ML/SL)には、長めのソリッドティップ(SL)を搭載。
バイトを弾きづらく、流れや地形変化も捉えやすい、汎用性重視のセッティングとなっています。
一方、MクラスならびにM+クラスのパワー型モデル(C77M+/SSL、S710M/SSL)には、短めのソリッドティップ(SSL)を搭載。
重量のあるリグも快適に操作でき、フッキングやアクションのレスポンスが速めな設計です。
アングラー側から積極的に掛けにいくスタイルでチニングを楽しめます。
Zシェイプリールシート
リールシートには、テイルウォークオリジナルの”Zシェイプリールシート”を採用。
どんなスタイルでも握りやすく、キャストや操作、フッキング、ファイトにいたるまで、アングラーを強力にサポートしてくれます。
フロントフードにメタルパーツを用いることで、高級感のある外観に。
フードの中心部には滑り止め加工が施されており、リール固定時の締め込みがしやすいよう配慮されていますね。
ガイドセッティング
ガイドは安心のオールSiC仕様。
耐摩耗性が高く、ラインへのダメージも少ないので、ロッドもラインも長く使えます。
テイルウォーク「B-ブリーマーSSD」の機種ラインナップ
「B-ブリーマーSSD」には、ベイト・スピニングにそれぞれ2機種ずつがラインナップされており、スペックの一覧は以下のとおりです。
機種 | 全長 (ft) | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
C76ML/SL | 7’6″ | 130g | 3.5-18g | 2本 |
C77M+/SSL | 7’7″ | 146g | 5-21g | 2本 |
S76ML/SL | 7’6″ | 128g | 3.5-18g | 2本 |
S710M/SSL | 7’10” | 133g | 5-21g | 2本 |
ショアでもボートでも使いやすいレングスに4機種が投入されており、無難に使いやすいモデルが揃っています。
各機種の特徴をサクッというなら
- C76ML/SL:クセがなく扱いやすいオールラウンドモデル【ベイト版】
- C77M+/SSL:掛け性能が優秀なパワー型汎用モデル【ベイト版】
- S76ML/SL:クセがなく扱いやすいオールラウンドモデル【スピニング版】
- S710M/SSL:掛け性能が優秀なパワー型汎用モデル【スピニング版】
といったところ。
発売時点でのラインナップということで尖った機種はありませんが、シンプルで選びやすいフローといえるでしょう。
C76ML/SL
フリーリグやテキサスリグなどを用いたボトムチニングを中心に、チヌトップやメバルバイブにも対応する柔軟性のあるバーサタイルモデル。
乗せと食わせに優れたロングソリッドティップを搭載しており、易しくチニングを楽しめるというのも本機の魅力です。
ベイトチニングの入門ロッドにもおすすめの1本となっています。
C77M+/SSL
ショートソリッドを採用した張り強めのパワーモデル。
軽負荷に対する追従性は高くないものの、そのぶん圧倒的な操作・フッキングレスポンスを誇ります。
シンプルにボトムをズル引くだけではない、小技のきいたアプローチを楽しみたい方に適した1本です。
S76ML/SL
S710M/SSL
テイルウォーク「B-ブリーマーSSD」の価格と発売日
「B-ブリーマーSSD」は2023年春に発売済み。
全国的に水温も上がってきて、チヌの動きが活発になってくる時期ですね。
お値段は定価で24,000〜26,000円、実売価格は22,000円前後となっています。
この仕様でこの価格というのは、なかなかに良コスパ。
今シーズンのチニングのお伴に検討してみてはいかがでしょうか。
2023年はチニングがアツい!
チニングファンの方はご存知かと思いますが、2022年〜2023年にかけて、有力メーカーからこだわりのチニング専用ロッドが多数発売されています。
つまり、各メーカーがかなりチニングに力を入れているということです。
フリーリグの流行で新たな局面に入ったチニングシーンは、2023年にさらに盛り上がりそうな予感。
「B-ブリーマーSSD」をいいな〜と思った方は、他社競合ロッドの情報も集めてみてはいかがでしょうか。
注目のメーカー、ならびに注目製品は以下のとおりです。