パワー系チューンが持ち味!「ソルティーステージ プロトタイプ クロダイ」をご紹介。

アブの新作チニングロッド「ソルティーステージ プロトタイプ クロダイ」の情報をどしっとまとめました。

10年ぶりのモデルチェンジでどこが、どう変わったのか?をわかりやすく解説しています。

パワー面の安定感に優れたチニングロッドをお探しの方は要チェックなアイテムです。

目次

「ソルティーステージ」が久々のフルモデルチェンジ!

10年ぶりのモデルチェンジが発表されたアブの人気シリーズ「ソルティーステージ」。

全11ジャンル63本の大型新製品ということで、ソルト各方面で期待の声が上がっています。

それもそのはずで、今作「ソルティーステージ プロトタイプ」は仕様がめちゃ豪華なんです。

まず見逃せないのが”TAF製法”の採用。

ハイエンドの特権となっていたアブの独自製法がスタンダード機まで降りてきました。

それに加えて、東レ”ナノアロイ”適用のカーボン素も使われています。

高級素材と高度な製法によって紡がれたブランクスは、極上の出来になっていること間違いなし。

初心者から上級者まで見逃せないアイテムとなっています。

「ソルティーステージ プロトタイプ クロダイ」の仕様をチェック!

てことで、ここからは「ソルティーステージ プロトタイプ クロダイ」に焦点をあて、先代との比較も混じえながら仕様を見ていきましょう。

ちなみに、シリーズ共通の仕様は以下の記事に詳しくまとめています。

「ソルティーステージ プロトタイプ」シリーズの全体像をもうちょい詳しく知りたいって方は覗いてみてください。

アブのオリジナルグリップを採用!

外観をぱっと見て先代との違いがわかるのはグリップ。

「ソルティーステージ プロトタイプ クロダイ」には、アブのオリジナルグリップが採用されています。

ハイエンドである「エラディケーター」シリーズなんかに搭載されている、カッチョいいやつです。

軽量で握りやすく、大胆に肉抜きされたグリップ部からブランクスに触れられるので感度面のアドバンテージもあり。

そんな非の打ちどころがないグリップなのです。

ちなみに、先代機である「ソルティーステージ KR-X クロダイ」にはVSSシートが搭載されていました。

細身で握りやすいと好評のグリップですが、やはりアブオリジナルグリップの魅力には敵いません。

新生”ソルステ クロダイ”の独自性をぐっと高めるオリジナルグリップには要注目です。

先代とスペックを比較してみる

スペック面で気になるのはやはり自重ですよね。

一見ダイナミックに思えるものの、チニングって意外と繊細なアタリが多いんです。

感度に関わるロッドの軽さも見逃せない選定基準となります。

「ソルティーステージ プロトタイプ クロダイ」はどうなのか?って話ですが、実は先代とほぼ変わりません…。

類似モデルの自重を比較すると↓のとおり。

ソルティーステージ プロトタイプ クロダイソルティーステージ KR-X クロダイ
XKRS-772L+
(107g)
SKS-782PL-KR
(108g)
XKRS-842ML
(113g)
SKS-832PL-AR-KR
(101g)

マテリアル・テクノロジー面の進歩に合わせて、軽量化も進めて欲しかった…というのが筆者含め多くのアングラーが抱く印象だと思います。

チニングには60g台(下手すると50g台)のライトゲームロッドを流用する方も多いです。

そんな方がいきなり「ソルティーステージ プロトタイプ クロダイ」の100g超を持ったら、かなりの重量感を感じるでしょう。

現状、80g未満ぐらいのロッドでチニングを楽しんでいる方には、正直おすすめできないアイテムといえるかもしれません。

パワー面の安心感はかなりのもの

ただ、基本的に軽いロッドは感度は高い傾向にあるものの、パワーに物足りなさを感じるケースもあります。

「ソルティーステージ プロトタイプ クロダイ」は、重さがあるぶん、ブランクス全体が頑丈に作られているでしょう。

チヌを掛けたときの安心感はかなりのものだと思います。

それに”TAF製法”の粘り強さは、上位機でもすでに証明済み。

軽さ・感度よりもパワーを重視してチニングロッドを選びたいって方には、「ソルティーステージ プロトタイプ クロダイ」は願ってもないロッドになるでしょう。

「ソルティーステージ プロトタイプ クロダイ」の機種ラインナップをチェック!

「ソルティーステージ プロトタイプ クロダイ」の初期ラインナップは↓の2機種構成。

機種全長自重ルアー重量発売日
(予定)
XKRS-772L+2.310m107g2~15g2021年10月
XKRS-842ML2.540m113g3~21g2021年10月

今後の機種追加はあるでしょうけど、とりあえず初期はミニマルな2モデルでって感じでしょうね。

XKRS-772L+

全長自重ルアー重量継数
2.310m107g2~15g2本

ジグヘッドを使った基本のボトムゲームに加え、ホッパーでのトップゲームにも対応する定番モデル。

取り回しが良い7.7ftなので、ボートからのキャスティングにもおすすめです。

XKRS-842ML

全長自重ルアー重量継数
2.540m113g3~21g2本

遠投性能が高い8.4ftのロングモデル。

より遠くへルアーを届け、ボトムをネチネチ引いてくる展開に適します。

飛距離勝負になりやすい大型河川に持ち込みたい1本です。

「ソルティーステージ プロトタイプ クロダイ」はパワー型のチニングロッド!

というわけで、「ソルティーステージ プロトタイプ クロダイ」の紹介は以上です。

軽さを捨ててパワー型に仕上げたチューニングには賛否がありそうですが、仕様面のコスパは競合ロッドと比べても屈指の水準となっています。

そして、オリジナルグリップ搭載による特別感もGood!

要注目なチニングロッドに仕上がっていることは間違いありません。

好みの1本が見つかった方はGETしてみてはいかがでしょうか。

この記事で紹介したアイテム

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