テイルウォークのチニングロッドを総まとめにしてご紹介。
チニング専用ロッドの「B-ブリーマーSSD」をはじめ、その他ジャンルにもチニングに流用しやすいロッドが多数揃います。
ミドルクラスを中心に高コスパなチニングロッドを物色中の方は要チェックです!
テイルウォーク製チニングロッドの全体像
まずは本記事で紹介するテイルウォーク製チニングロッドの全体像をチェックしておきましょう。
製品の一覧は以下のとおり。
製品 | 実売価格 |
---|---|
B-ブリーマー SSD | 25,000円前後 |
アジストSSD | 20,000円前後 |
アジストTZ | 25,000円前後 |
ベイミクスSSD | 18,000円前後 |
SSDメバリング | 20,000円前後 |
SSDマイクロゲーマー | 16,000円前後 |
ライトゲーマーTZ | 35,000円前後 |
テイルウォークはライトゲームまわりのロッド製品が充実しているので、チニングロッドの選択肢も多岐に渡ります。
次のセクションからは上表のアイテムの特徴&機種ラインナップをテンポよく紹介していきます。
テイルウォークのチニングロッドを一気見!
唯一のチニング専用ロッド「B-ブリーマー SSD」
本記事で紹介するロッドのなかでも、特におすすめしたいのが2023年発売のチニング専用ロッド「B-ブリーマー SSD」。
テイルウォーク製品で唯一のチニング専用ロッドとなっており、定番のボトムチニングにもってこいのアイテムとなっています。
機種の特性に応じて長さが変えてあるこだわりのソリッドティップ↓だったり
テイルウォークオリジナルの「Zシェイプリールシート」↓だったり
こだわりポイントが多数。
ボトムチニングを極めたい方はコレ一択です。
機種 | 全長 (ft) | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
C76ML/SL | 7’6″ | 130g | 3.5-18g | 2本 |
C77M+/SSL | 7’7″ | 146g | 5-21g | 2本 |
S76ML/SL | 7’6″ | 128g | 3.5-18g | 2本 |
S710M/SSL | 7’10” | 133g | 5-21g | 2本 |
アジスト SSD
「アジストSSD」はエントリーグレードのアジングロッドです。
上位機である「アジストTZ」と同等クラスのブランクスを採用しており、コスパの高さに定評があります。
高品質なブランクスを採用するかわりに、
- ガイドのグレードダウン
- 装飾の簡素化
といったところで、適度にコストカット。
本格派の性能を実装しつつ、2万円前後まで価格が抑えられています。
チニングに適応するモデルは以下の2機種。
機種 | ティップ | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|---|
76 | ソリッド | 2.29m | 77g | MAX8g |
710 | ソリッド | 2.39m | 80g | MAX8g |
注目機種は「アジストSSD 76」。
アジ向けのロッドなのでリグキャパ的にはやや心許ないですが、5g前後のジグを用いた基本的なチニングには対応します。
負荷に追随するソリッドティップが入っており、リグの前方移動を抑えつつネチネチ誘えるのが強みです。
アジスト TZ
「アジストTZ」はテイルウォークでは中堅グレードに位置するアジングロッドです。
ブランクスには高弾性カーボンを用い、振動の響きが良いパリッとした仕上がり。水中から豊富な情報を集めることができます。
テイルウォークらしいメタリック&レーシーなデザインも注目ポイント。妖艶なギラつきが男心をくすぐります。
「アジストTZ」はフィネスモデルが中心となっており、チニングと相性が良いのは「73」の1機種のみです。
全長 | ティップ | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
2.21m | チューブラー | 85g | MAX10g | 2本 |
「アジストTZ 73」はMAX10gのリグを背負えるシリーズ最長モデル。
反響感度の高いチューブラーティップが入っており、アタリや地形変化を察知しやすいという利点があります。
ベイミクス SSD
「ベイミクスSSD」は港湾部に顔を出す身近なターゲットと遊ぶためのロッド製品。
小型プラグや軽中量級のメタルジグを想定しているのが特徴です。
なので、これまで紹介したアジングロッドの2シリーズよりはパワー型に振ったチューニングとなっています。
繊細さは多少犠牲になりますが、アクションのキレやファイトの安定性は抜群です。
全5機種のうち、チニングに適性があるのはLクラス・MLクラスの3機種でしょう。
MODEL | ネットで探す | 全長 (ft.in) | 自重 (g) | ルアー重量 (g) | 継数 (本) | 仕舞寸 (cm) | 適合ライン (PE) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
S69L | Amazon 楽天 Yahoo | 6’9″ | 85 | 3.5-21 | 2 | 106 | 0.4-0.8 |
S69ML | Amazon 楽天 Yahoo | 6’9″ | 88 | 5-24 | 2 | 106 | 0.4-1.2 |
S72ML | Amazon 楽天 Yahoo | 7’2″ | 90 | 5-28 | 2 | 112 | 0.4-1.2 |
S72M | Amazon 楽天 Yahoo | 7’2″ | 92 | 7-35 | 2 | 112 | 0.6-1.5 |
S76M | Amazon 楽天 Yahoo | 7’6″ | 95 | 7-40 | 2 | 117 | 0.6-1.5 |
注目機種は「ベイミクスSSD S69L」。
取り回しとキャスト精度に優れるショートレングスなので、ピンポイントを狙い打つことができます。
リグキャパについても3.5〜21gということで、チニングにドンピシャです。
SSD メバリング
「SSD メバリング」はエントリークラスのメバリングロッド。
巻きでの乗せやすさを意識したメバリング的チューンが採用されており、バイトを弾きづらい乗せ調子となっています。
プラグを使った釣りとの相性も良いので、夏場のトップチニングにもおすすめです。
グリップは小型ながらもホールド性が高いIPSシートを採用。EVA部分が広いので、手汗をかいても滑りづらいです。
全3機種中、チニングに適しているのはパワー型の2機種。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
76UL+ | 2.29m | 82g | MAX8g |
80L+ | 2.44m | 92g | MAX10g |
注目機種は「80L+」。
ちょい長めの8.0ftを採用したセミロングモデル。
取り回しを損なわず、キャスト飛距離もたっぷり稼げる絶妙なレングス感となっています。
SSD マイクロゲーマー
「SSD マイクロゲーマー」は小型・中型のターゲットと遊ぶための汎用ルアーロッド。
あえてメインターゲットを絞らず、総合的なバランスを重視した設計を特徴とします。
「チニングもしたいし、アジングもメバリングも楽しみたい!できれば竿1本で!」って方にぴったりのアイテムです。
全4機種のうち、チニングへの適性があるのは↓の3機種でしょう。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
S64UL | 1.93m | 85g | MAX12g |
S70UL | 2.13m | 90g | MAX16g |
S76UL | 2.29m | 95g | MAX18g |
注目機種は「SSD マイクロゲーマー S64UL」。
この記事で紹介するチニング対応ロッドの中でもダントツに短い6.4ftモデルです。
飛距離は犠牲になりますが、キャスト精度と取り回しの良さが強力な武器になります。
近〜中距離に狙いを絞って、テンポよくランガンしたい方におすすめです。
ライトゲーマー TZ
「ライトゲーマー TZ」は汎用ライトゲームロッドの上位グレード。
ショアから狙える小〜中型魚にあらかた対応する万能モデルが揃います。
上位機だけに、トルザイトリング等の高級素材がロッドの至るところに惜しみなく投入されています。
感度や使用感は上級者でも納得の仕上がりです。
「ライトゲーマー TZ」は全3機種がチニングに対応可。スペックの一覧は↓のとおりです。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 |
---|---|---|---|
S66UL | 1.98m | 83g | MAX9g |
S77L | 2.31m | 85g | MAX15g |
S88ML | 2.64m | 135g | MAX28g |
注目機種は「ライトゲーマーTZ 88ML」。
圧倒的なキャスト飛距離を叩き出せる8.8ftのロングモデルです。
重たいリグを遥か遠くまでぶっ飛ばし、広範囲を探ることができます。
エギングやシーバスなんかにも流用でき、チニング以外にもマルチな活躍を期待できるでしょう。
テイルウォーク製ロッドでチニングを楽しもう!
というわけで、テイルウォークのチニングロッド紹介は以上です。
専用ロッドの「B-ブリーマー SSD」を筆頭に、豊富な選択肢が揃っていましたね。
チニングに限らずライトゲーム全般に流用できるアイテムも多いので、なんでもロッドとしてお求めになるのもアリです。
ピンとくる1本が見つかった方は、入手を検討してみてはいかがでしょうか。