コスパ最強のおすすめエギングリールを一挙にまとめてご紹介。
価格帯別にリールを比較&情勢を解説し、安いのに十分すぎるほどの性能を持つ良コスパリールを4つ厳選していきます。
本記事はコスパがイマイチな選択肢はズバッと切り捨てる、割と辛口な内容に仕上がっています。
エギングリール選びで失敗したくない方は、ご一読くださいませ。
コスパの評価軸が重要視されるのは〜3万円台クラスのリール
まずはエギングリールのコスト感について、ざっくり解説しておきます。
概要は以下のとおりです。
上図のなかで、コスパについて語られることが多いのは〜3万円台クラスのリールたちです。
なので本記事では、「〜1万円」「1万円台」「2〜3万円台」の3カテゴリに分けて、エギングリール情勢を解説していきます。
釣種(エギング)専用リールのコスパはイマイチ
ダイワ「エメラルダス」シリーズやシマノ「セフィア」シリーズから発売されている釣種専用リールも、エギングリールの選択肢もひとつとなります。
しかしながら、これらの釣種(エギング)専用リールは、コスパ的に見るとおすすめ度は低めです。
理由は同格の汎用スピニングリールと比べて、ずいぶん割高だからです。
具体例はコチラ↓。
釣種が絞られるため汎用リールと比べて販売数が伸ばしづらく、そのぶん高価格になるという大人の事情があります。
ですから、コスパ重視でエギングリールを選ぶなら、エギング専用機は基本的に候補から外したほうがいいでしょう。
おすすめのコスパ最強エギングリール四天王
ここで本記事の結論を先出ししておきます。
現時点でおすすめできるコスパ最強エギングリールは以下の4アイテム。
いずれも「〜1万円」「1万円台」「2〜3万円台」の各価格帯で確固たる存在感を放つ高コスパリールです。
詳細については、他のリールとも比較しながらこのあとじっくり解説してきます。
〜1万円のエギングリール情勢&コスパ最強リール
実売〜1万円で有力なエギングリールの選択肢は以下のとおりです。
ダイワ「23レガリス」がコスパ最強
〜1万円クラスは基本的に、ダイワ「23レガリス」一択だと思っていいです。
ライバルリールと比べて圧倒的に軽く、ダイワの新設計思想「エアドライブデザイン」を採用しつつ、ザイオンV搭載で強度・剛性も高く、ねじ込み式ハンドルでガタつきも少ない。
…てことで、この価格帯では頭ひとつもふたつも抜けた存在となっています。
あえて弱点を挙げるなら、マグシールド(※ダイワ独自の防水機構)が非搭載という部分です。
防水機構が搭載されたリール(〜1万円クラスではシマノ「21ナスキー」)と比べると、長期にわたる酷使に弱いという一面があります。
とはいえ、近年のダイワ製リールは非マグシールド機であっても、十分な耐久性を有します。
過度な心配は無用ですから、やはり〜1万円クラスのコスパでは「23レガリス」の圧勝といって差し支えないでしょう。
「23レガリス」のエギング対応番手は以下のとおり。
アイテム | 標準自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 標準巻糸量PE(号ーm) | ベアリング(ボール/ローラー) |
---|---|---|---|---|---|
23レガリス LT2500S-XH | 185 | 6.2 | 5 | 0.6-200_ 0.8-190_ 1.0-140 | 5/1 |
23レガリス LT2500S-DH | 200 | 5.3 | 5 | 0.6-200_0.8-190_1-140 | 5/1 |
LT2500S-XH:エギングの王道番手
2500番のシャロー(浅溝)スプールかつ、XH(エクストラハイギア)仕様の王道番手。
とにかく無難な1台です。
LT2500S-DH:ダブルハンドルモデル
DH(ダブルハンドル)が特徴の番手です。
夜でもハンドルノブが探しやすかったり、回転に安定感があったりと、ダブルハンドル特有の良さがあります。
反面、シングルハンドルモデルと比べると重量が増すので、そこは一長一短です。
その他の〜1万円リールについて
比較対象として挙げた他の〜1万円リールについても、さらっと触れておきます。
「21ナスキー」は防水機構つきという点は魅力的ですが、「23レガリス」と比べてずいぶん重いですし、値段も微妙に高いです。
「21ナスキー」「22サハラ」はともに、ねじ込み式ハンドルの搭載が推しポイント。
なんですけど、今回のモデルチェンジで「23レガリス」もねじ込み式ハンドルが採用されましたので、優位性にはなりえません。
10,000円前後で「21ナスキー」、8,000円前後で「22サハラ」、7,000円前後で「23セドナ」を買うよりは、9,000円前後で「23レガリス」を買うほうが断然おすすめです。
ピックアップ外の〜1万円リールについて
〜1万円クラスには、上記で取り上げた以外にもいくつかの選択肢があり、その一例が以下です。
どれも大変リーズナブルなのですが、スペック・性能もそのお値段なりです。
エギングリールとして特別に高コスパだといえるものはありませんので、今回はピックアップ外としました。
1万円台のエギングリール情勢&コスパ最強リール
実売1万円台のエギングリールの主な選択肢は以下のとおりです。
1万円台クラスのおすすめは「21カルディア」
実売1万円台クラスの最推しリールは、ダイワ「21カルディア」です。
この価格帯では唯一、「23レガリス」の完全上位互換に近いリールとなっています。
ザイオンVのモノコックボディで強度・剛性が高く、マグシールドつきで高耐久。そして、わずかながら「23レガリス」よりも軽いです。
「23レガリス」より1万円ぐらい値段が高いぶん、スペックも高くなっています。
ちなみに、「21カルディア」はエアドライブデザイン仕様の次世代モデルの発売が迫っていますので、この点は補足しておきます。
(これまでのモデルチェンジ周期的に考えると、2024年発売が濃厚?)
「21カルディア」は現時点で推せるリールではあるのですが、次世代機の登場を待つというのもかなりアリな選択肢となるでしょう。
「21カルディア」のエギング対応番手は以下のとおり。
品名 | 自重(g) | ギア 比 | 最大ドラグ力(kg) | 標準巻糸量PE (号-m) | ベアリング (ボール/ ローラー) |
---|---|---|---|---|---|
FC LT2500S | 180 | 5.1 | 5 | 0.6-200 0.8-190 1.0-140 | 6/1 |
LT2500S | 190 | 5.2 | 5 | 0.6-200 0.8-190 1.0-140 | 6/1 |
LT2500S-XH | 190 | 6.2 | 5 | 0.6-200 0.8-190 1.0-140 | 6/1 |
LT2500S-XH:王道エギング番手
2500番シャロー(浅溝)スプール×ハイギア仕様の王道エギング番手。
ラインの巻き取り効率が良く、多彩なシチュエーションに対応できる頼れる一台です。
無難なエギング番手がほしいならこちらがおすすめ。
LT2500S:エギングの定番番手(ノーマルギア版)
2500番シャロー(浅溝)スプールのノーマルギア番手。
巻き取り量を細かく調整できるため、スローかつ繊細な攻めにマッチします。
ハイギアのダル重さや、意図しないエギ移動が気になる方にgood!
FC LT2500S:軽さが魅力の小型ボディモデル
小型ボディを搭載するFC(フィネスカスタム)の2500番シャロー(浅溝)スプール番手です。
通常の2500番クラスと比べて剛性は劣るものの、圧倒的に軽いのが魅力。
タックルの感度や操作性の底上げ効果が高いので、より緻密な戦略でエギングを楽しみたい方にマッチします。
「23レガリス」>その他の1万円台リール
その他の1万円台リール(「21フリームス」「22ミラベル」「21アルテグラ」)は、「23レガリス」の登場によって相対評価がガツンと下がりました。
1万円台のリールはどれも防水機構つきというのが良いところなのですが、エギング対応番手の重量が「23レガリス」よりも割としっかりめに重いです。
ゆえに「23レガリス」の上位互換とは言い難く、推すに推せないといった状況となっています。
ダメな選択肢であるという気はありませんが、コスパという評価軸でいうなら
「23レガリス>21カルディア以外の1万円台リール」
という序列だといえるでしょう。
2〜3万円台のエギングリール情勢&コスパ最強リール
実売2〜3万円台の主な有力リールは以下のとおりです。
このクラスでは「20ヴァンフォード」が最推し
実売2〜3万円台クラスの最推しリールは、シマノ「20ヴァンフォード」です。
高価格帯リールに迫る軽量性に加え、シマノの独自機構も充実しています。
これで実売2万円台前半というのは、めちゃめちゃお得。正直、買わない理由がありません。
「20ヴァンフォード」のエギング対応番手はコチラ↓。
モデル | ギア比 | 自重 | 最大巻上長 /ハンドル1回転 | ベアリング数(BB/ローラー) |
---|---|---|---|---|
2500S | 5.3 | 175g | 78cm | 7/1 |
2500SHG | 6.0 | 175g | 89cm | 7/1 |
C3000SDH | 5.3 | 180g | 78cm | 7/1 |
C2500SHG | 6.0 | 160g | 81cm | 7/1 |
2500SHG:ハイギア仕様の王道エギング番手
2500番のシャロー(浅溝)スプールを搭載したオーソドックスなエギング番手。
ハイギア仕様で糸フケ回収もしやすく、非常に汎用性が高い1台となっています。
2500S:巻き量の調整がしやすいノーマルギアモデル
2500番シャロー(浅溝)スプールのノーマルギア版。
巻き取り量を細かく調整できるという利点があり、ムダなエギ移動を抑えつつ繊細なアプローチを展開できます。
C2500SHG:超軽量仕様のコンパクトボディモデル
コンパクトボディ(C〜)の2500番浅溝スプール搭載番手。
通常の2500番リールと比べて剛性は劣るものの圧倒的な軽さを誇り、感度・操作性を重視するアングラーに適したセッティングとなっています。
定番かつ汎用性が高いハイギア仕様なので、強風などのタフコンディション下でも安定した攻めを展開できるというのもgood!
C3000SDH:根強い人気を誇るダブルハンドルモデル
ダブルハンドル(DH)仕様、コンパクトボディ(C〜)な3000番リール。ダブルハンドル派の方はこれ一択となります。
ちなみに、シマノの3000Sは2500Sとラインキャパが共通なので、3000表記ながらもエギングへの適性は高いです。
3万円台クラスなら「ゼノン」がおすすめ
実売3万円台まで予算が許すなら、アブガルシアの「ゼノン」がおすすめです。
「ゼノン」の特徴をひとことでいうと、金属ボディの超軽量リール。
仕様的には、実売5万円台クラスのダイワ「23エアリティ」やシマノ「23ヴァンキッシュ」に引けをとりません。
それでいて実売価格は3万円台半ばということで、コスパはかなり高いです。
競合リールに対するお得感という点で言えば、本記事で紹介するリールのなかでも随一といえるでしょう。
「ゼノン」のエギング対応番手は以下のとおり。
製品名 | 自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力 | ラインキャパ(号-m) PE | ボール/ローラーベアリング |
---|---|---|---|---|---|
ZENON 2500S | 148 | 5.2:1 | 5 | 0.8-150 | 10/1 |
ZENON 2500SH | 148 | 6.2:1 | 5 | 0.8-150 | 10/1 |
2500SH:ハイギア仕様の王道エギング番手
ハイギア仕様の2500番浅溝スプール搭載モデル。
糸フケ回収やファイトの効率が良く、エギングでは最もポピュラーなセッティングとなっています。
汎用性重視で番手を選ぶならコレです。
2500S:スローな攻めに適したノーマルギアモデル
2500番浅溝スプールのノーマルギアモデル。
気難しいイカに不要な刺激を与えない、スロー&フィネスなアプローチに適した一台です。
ラインスラックを操りながらエギを流していくドリフト釣法とも好相性。
ダイワ「20ルビアス」のおすすめ度は低め
もうひとつの選択肢であるダイワ「20ルビアス」は、「20ヴァンフォード」や「ゼノン」と比べるとコストパフォーマンスがやや劣ります。
理由は大幅値上げによってコスパが著しく下がったからです。
「20ルビアス」の発売当初の実売価格は2.5万円前後だったのですが、値上げ後の実売価格は3.3万円前後まで跳ね上がっています。
仕様は「20ヴァンフォード」と同格ですから、3万円強で「20ルビアス」を買うなら2万円強の「20ヴァンフォード」を買うほうがお得感があります。
仮に3万円強の予算を用意するなら、金属ボディ仕様なのに「20ルビアス(※強化樹脂ボディ)」よりも軽い「ゼノン」のほうが魅力的です。
…という事情があり、「20ルビアス」は現時点ではおすすめ度が低いリールとなっています。
コスパ最強のエギングリール|おすすめランキング
上記のような理由があり、現行のエギングリール界では「23レガリス」、「21カルディア」、「20ヴァンフォード」、「ゼノン」の4つのリールが良コスパ四天王として君臨なう。
ここからはこの四天王のなかでも序列を設けてみようってことで、コスパ最強のエギングリールをランキング形式でまとめていきます。
おすすめランキングは以下のとおり。
1位:ダイワ「23レガリス」
エギングリールのコスパ最強ランキング第1位は、ダイワ「23レガリス」。
やっぱりこの価格でこのスペックというのは、さすがにおかしいです。優遇されすぎでしょう。
上位リールの立場をひっくり返すKYリールに仕上がっており、エギング初心者さんはとりあえずコレを買っておけば間違いありません。
ダイワ「23レガリス」のエギング対応番手は以下のとおりです。
アイテム | 標準自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 標準巻糸量PE(号ーm) | ベアリング(ボール/ローラー) |
---|---|---|---|---|---|
23レガリス LT2500S-XH | 185 | 6.2 | 5 | 0.6-200_ 0.8-190_ 1.0-140 | 5/1 |
23レガリス LT2500S-DH | 200 | 5.3 | 5 | 0.6-200_0.8-190_1-140 | 5/1 |
LT2500S-XH:エギングの王道番手
2500番のシャロー(浅溝)スプールかつ、XH(エクストラハイギア)仕様の王道番手。
とにかく無難な1台です。
LT2500S-DH:ダブルハンドルモデル
DH(ダブルハンドル)が特徴の番手です。
夜でもハンドルノブが探しやすかったり、回転に安定感があったりと、ダブルハンドル特有の良さがあります。
反面、シングルハンドルモデルと比べると重量が増すので、そこは一長一短です。
2位:シマノ「20ヴァンフォード」
エギングリールのコスパ最強ランキング第2位は、シマノ「20ヴァンフォード」。
高価格帯のリールたちに肉薄する軽さを有しながら実売2万円強ということで、こちらもかなりのコスパ強者です。
シマノ製リールの代表的な独自機構も充実しており、基本性能もハイレベル。
入門用に購入したリールからのステップアップにもおすすめです。
シマノ「20ヴァンフォード」のエギング対応番手は以下のとおり。
モデル | ギア比 | 自重 | 最大巻上長 /ハンドル1回転 | ベアリング数(BB/ローラー) |
---|---|---|---|---|
2500S | 5.3 | 175g | 78cm | 7/1 |
2500SHG | 6.0 | 175g | 89cm | 7/1 |
C3000SDH | 5.3 | 180g | 78cm | 7/1 |
C2500SHG | 6.0 | 160g | 81cm | 7/1 |
2500SHG:ハイギア仕様の王道エギング番手
2500番のシャロー(浅溝)スプールを搭載したオーソドックスなエギング番手。
ハイギア仕様で糸フケ回収もしやすく、非常に汎用性が高い1台となっています。
2500S:巻き量の調整がしやすいノーマルギアモデル
2500番シャロー(浅溝)スプールのノーマルギア版。
巻き取り量を細かく調整できるという利点があり、ムダなエギ移動を抑えつつ繊細なアプローチを展開できます。
C2500SHG:超軽量仕様のコンパクトボディモデル
コンパクトボディ(C〜)の2500番浅溝スプール搭載番手。
通常の2500番リールと比べて剛性は劣るものの圧倒的な軽さを誇り、感度・操作性を重視するアングラーに適したセッティングとなっています。
定番かつ汎用性が高いハイギア仕様なので、強風などのタフコンディション下でも安定した攻めを展開できるというのもgood!
C3000SDH:根強い人気を誇るダブルハンドルモデル
ダブルハンドル(DH)仕様、コンパクトボディ(C〜)な3000番リール。ダブルハンドル派の方はこれ一択となります。
ちなみに、シマノの3000Sは2500Sとラインキャパが共通なので、3000表記ながらもエギングへの適性は高いです。
3位:アブガルシア「ゼノン」
エギングリールのコスパ最強ランキング第3位は、アブガルシア「ゼノン」。
金属ボディながら現行エギングリールでも最軽量格の軽さを誇り、それでいて実売3万円台クラスというメガコスパリールです。
仕様的には実売5万円台のダイワ「23エアリティ」やシマノ「23ヴァンキッシュ」と同格となっており、異次元のお得感があります。
どなたでもお求めやすい価格帯という意味で「23レガリス」を第1位に据えましたが、競合リールに対するコスパ優位性という意味では「ゼノン」が第1位といえるかもしれません。
ダイワorシマノのリールじゃないと嫌だ!というこだわりがなければ、ものすご〜くおすすめなリールです。
アブガルシア「ゼノン」のエギング対応番手は以下のとおり。
製品名 | 自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力 | ラインキャパ(号-m) PE | ボール/ローラーベアリング |
---|---|---|---|---|---|
ZENON 2500S | 148 | 5.2:1 | 5 | 0.8-150 | 10/1 |
ZENON 2500SH | 148 | 6.2:1 | 5 | 0.8-150 | 10/1 |
2500SH:ハイギア仕様の王道エギング番手
ハイギア仕様の2500番浅溝スプール搭載モデル。
糸フケ回収やファイトの効率が良く、エギングでは最もポピュラーなセッティングとなっています。
汎用性重視で番手を選ぶならコレです。
2500S:スローな攻めに適したノーマルギアモデル
2500番浅溝スプールのノーマルギアモデル。
気難しいイカに不要な刺激を与えない、スロー&フィネスなアプローチに適した一台です。
ラインスラックを操りながらエギを流していくドリフト釣法とも好相性。
4位:ダイワ「21カルディア」
エギングリールのコスパ最強ランキング第4位は、ダイワ「21カルディア」。
第1位に挙げた「23レガリス」の上位互換リールといった位置付けです。
ザイオンVのモノコックボディを採用しているため、樹脂ボディながらも剛性に安心感があるというのが長所です。
とはいえ、実売1.9万円で「21カルディア」を買うよりは、実売2.4万円で「20ヴァンフォード」を買うほうがお得説もありますし、最新仕様の次世代モデルの登場が近いという背景もあります。
そんなこんなで、第4位としました。
ダイワ「21カルディア」のエギング対応番手は以下のとおり。
品名 | 自重(g) | ギア 比 | 最大ドラグ力(kg) | 標準巻糸量PE (号-m) | ベアリング (ボール/ ローラー) |
---|---|---|---|---|---|
FC LT2500S | 180 | 5.1 | 5 | 0.6-200 0.8-190 1.0-140 | 6/1 |
LT2500S | 190 | 5.2 | 5 | 0.6-200 0.8-190 1.0-140 | 6/1 |
LT2500S-XH | 190 | 6.2 | 5 | 0.6-200 0.8-190 1.0-140 | 6/1 |
LT2500S-XH:王道エギング番手
2500番シャロー(浅溝)スプール×ハイギア仕様の王道エギング番手。
ラインの巻き取り効率が良く、多彩なシチュエーションに対応できる頼れる一台です。
無難なエギング番手がほしいならこちらがおすすめ。
LT2500S:エギングの定番番手(ノーマルギア版)
2500番シャロー(浅溝)スプールのノーマルギア番手。
巻き取り量を細かく調整できるため、スローかつ繊細な攻めにマッチします。
ハイギアのダル重さや、意図しないエギ移動が気になる方にgood!
FC LT2500S:軽さが魅力の小型ボディモデル
小型ボディを搭載するFC(フィネスカスタム)の2500番シャロー(浅溝)スプール番手です。
通常の2500番クラスと比べて剛性は劣るものの、圧倒的に軽いのが魅力。
タックルの感度や操作性の底上げ効果が高いので、より緻密な戦略でエギングを楽しみたい方にマッチします。
コスパ最強のエギングリールにまつわる補足情報
釣種(エギング)専用リールについて
記事の冒頭でもチラッと触れましたが、ダイワ「エメラルダス」、シマノ「セフィア」シリーズの釣種専用モデルも、エギングリールの選択肢に含まれます。
コスパ的なおすすめ度は低いのですが、十分な基本性能、細かなチューニング変更、特別感のあるデザインなどの良さがあり、割高感を気にしない人にはおすすめできるアイテムが揃います。
エギング専用リールについては、別の記事にて特集済みです。気になる方はチェックしてみてください。
高価格帯のエギングリール情報について
エギングリールに5万円台〜の予算を用意されている方は、本記事で紹介したリールよりも上位の製品を検討するのもアリです。
基本的にお値段が上がれば軽さも基本性能もアップしますので、品質への満足度も高くなります。
高価格帯リールのなかでエギングと相性が良いのは、ダイワなら「23エアリティ」や「22イグジスト」、シマノなら「23ヴァンキッシュ」あたりです。
コスパ最強のエギングロッド情報について
コスパ最強リールの情報と合わせて、コスパ最強ロッドの情報もチェックしたいなら以下の記事がおすすめです。
〜3万円台の有力エギングロッドの情報をガッツリと網羅しています。
まとめ
本記事ではコスパ最強のエギングリール特集ということで、〜3万円台クラスのリールをピックアップし、特徴解説や他のリールとの比較を行ってきました。
本編でもお伝えしたとおり、現行のエギング界におけるコスパ最強リール四天王は以下の4製品です。
良コスパなエギングリールをお求めの方は、上記4製品のなかから予算に合うものを選んでおけば間違いありません。
エギングに対応する番手は以下にまとめておきますので、気になる番手を販売サイト等でチェックしてみてください。
▽ダイワ「23レガリス」のエギング対応番手
アイテム | 標準自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 標準巻糸量PE(号ーm) | ベアリング(ボール/ローラー) |
---|---|---|---|---|---|
23レガリス LT2500S-XH | 185 | 6.2 | 5 | 0.6-200_ 0.8-190_ 1.0-140 | 5/1 |
23レガリス LT2500S-DH | 200 | 5.3 | 5 | 0.6-200_0.8-190_1-140 | 5/1 |
LT2500S-XH:エギングの王道番手
2500番のシャロー(浅溝)スプールかつ、XH(エクストラハイギア)仕様の王道番手。
とにかく無難な1台です。
LT2500S-DH:ダブルハンドルモデル
DH(ダブルハンドル)が特徴の番手です。
夜でもハンドルノブが探しやすかったり、回転に安定感があったりと、ダブルハンドル特有の良さがあります。
反面、シングルハンドルモデルと比べると重量が増すので、そこは一長一短です。
▽ダイワ「21カルディア」のエギング対応番手はコチラ
品名 | 自重(g) | ギア 比 | 最大ドラグ力(kg) | 標準巻糸量PE (号-m) | ベアリング (ボール/ ローラー) |
---|---|---|---|---|---|
FC LT2500S | 180 | 5.1 | 5 | 0.6-200 0.8-190 1.0-140 | 6/1 |
LT2500S | 190 | 5.2 | 5 | 0.6-200 0.8-190 1.0-140 | 6/1 |
LT2500S-XH | 190 | 6.2 | 5 | 0.6-200 0.8-190 1.0-140 | 6/1 |
LT2500S-XH:王道エギング番手
2500番シャロー(浅溝)スプール×ハイギア仕様の王道エギング番手。
ラインの巻き取り効率が良く、多彩なシチュエーションに対応できる頼れる一台です。
無難なエギング番手がほしいならこちらがおすすめ。
LT2500S:エギングの定番番手(ノーマルギア版)
2500番シャロー(浅溝)スプールのノーマルギア番手。
巻き取り量を細かく調整できるため、スローかつ繊細な攻めにマッチします。
ハイギアのダル重さや、意図しないエギ移動が気になる方にgood!
FC LT2500S:軽さが魅力の小型ボディモデル
小型ボディを搭載するFC(フィネスカスタム)の2500番シャロー(浅溝)スプール番手です。
通常の2500番クラスと比べて剛性は劣るものの、圧倒的に軽いのが魅力。
タックルの感度や操作性の底上げ効果が高いので、より緻密な戦略でエギングを楽しみたい方にマッチします。
▽シマノ「20ヴァンフォード」のエギング対応番手はコチラ
モデル | ギア比 | 自重 | 最大巻上長 /ハンドル1回転 | ベアリング数(BB/ローラー) |
---|---|---|---|---|
2500S | 5.3 | 175g | 78cm | 7/1 |
2500SHG | 6.0 | 175g | 89cm | 7/1 |
C3000SDH | 5.3 | 180g | 78cm | 7/1 |
C2500SHG | 6.0 | 160g | 81cm | 7/1 |
2500SHG:ハイギア仕様の王道エギング番手
2500番のシャロー(浅溝)スプールを搭載したオーソドックスなエギング番手。
ハイギア仕様で糸フケ回収もしやすく、非常に汎用性が高い1台となっています。
2500S:巻き量の調整がしやすいノーマルギアモデル
2500番シャロー(浅溝)スプールのノーマルギア版。
巻き取り量を細かく調整できるという利点があり、ムダなエギ移動を抑えつつ繊細なアプローチを展開できます。
C2500SHG:超軽量仕様のコンパクトボディモデル
コンパクトボディ(C〜)の2500番浅溝スプール搭載番手。
通常の2500番リールと比べて剛性は劣るものの圧倒的な軽さを誇り、感度・操作性を重視するアングラーに適したセッティングとなっています。
定番かつ汎用性が高いハイギア仕様なので、強風などのタフコンディション下でも安定した攻めを展開できるというのもgood!
C3000SDH:根強い人気を誇るダブルハンドルモデル
ダブルハンドル(DH)仕様、コンパクトボディ(C〜)な3000番リール。ダブルハンドル派の方はこれ一択となります。
ちなみに、シマノの3000Sは2500Sとラインキャパが共通なので。3000表記ながらもエギングへの適性は高いです。
▽アブガルシア「ゼノン」のエギング対応番手はコチラ
製品名 | 自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力 | ラインキャパ(号-m) PE | ボール/ローラーベアリング |
---|---|---|---|---|---|
ZENON 2500S | 148 | 5.2:1 | 5 | 0.8-150 | 10/1 |
ZENON 2500SH | 148 | 6.2:1 | 5 | 0.8-150 | 10/1 |
2500SH:ハイギア仕様の王道エギング番手
ハイギア仕様の2500番浅溝スプール搭載モデル。
糸フケ回収やファイトの効率が良く、エギングでは最もポピュラーなセッティングとなっています。
汎用性重視で番手を選ぶならコレです。
2500S:スローな攻めに適したノーマルギアモデル
2500番浅溝スプールのノーマルギアモデル。
気難しいイカに不要な刺激を与えない、スロー&フィネスなアプローチに適した一台です。
ラインスラックを操りながらエギを流していくドリフト釣法とも好相性。