ダイワから発売されるNEWロッド「シーバスフラットX」をご紹介。
その名のとおり、シーバスとフラットフィッシュの両方に対応する製品となっており、価格帯は実売1万円付近の入門クラスです。
シーバス・フラットフィッシュゲームを始めてみたいな~と思っている方は要チェックです。
1ダイワ「シーバスフラットX」の特徴
「シーバスフラットX」は低価格帯のロッドだけに、入門用に必要な性能をシンプルに整えた製品となっています。
なので、仕様的にはそれほど多くのことを語る余地はありません。
注目ポイントだけをサラっと流す程度に紹介していきます。
ブレーディングX

まずはブランクです。ダイワ独自の強化機構”ブレーディングX”が適用されています。
バット部のネジレを防ぎ、ブランクのパワーを強化する製法です。
この”ブレーディングX”が搭載されることで、ファイトやキャスト、ルアー操作など、ロッドの基本性能が底上げされます。
Kガイド
ガイドには糸絡みが少ないKガイドを採用。
ロッドの破損にもつながるガイド周りでのライントラブルを低減してくれます。
デザイン
デザインは黒を基調としつつ、差し色にシルバーを用いたシック系となっています。
お値段なりに見えない上質さはさすがダイワ製品といったところですね。
ダイワ「シーバスフラットX」の機種ラインナップ

「シーバスハンターX」は全5機種構成となっており、スペックの一覧は以下のとおりです。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
86ML | 2.59m | 130g | 7-35g | 2本 |
90ML | 2.74m | 135g | 7-35g | 2本 |
96ML | 2.90m | 145g | 7-35g | 2本 |
96M | 2.90m | 160g | 10-50g | 2本 |
100M | 3.05m | 170g | 10-50g | 2本 |
オールラウンドに使えるMLクラスに3機種、重めのルアーも背負えてパワー面の安心感もあるMクラスに2機種という構成となっています。
軽量・中量級ルアーの使用が多いシーバスをメインにするならML、重めのルアーを遠投したいケースが多くなるサーフをメインにするならM、という基準で絞り込むのも良いでしょう。
竿の長さに関しては、短いと取り回しと操作性が高く、長いと遠投性能が高くなります。
ご自身がロッドに求める性能に合わせて、良い塩梅のものをチョイスしてください。
とはいえ、「シーバスフラットX」には極端なパワー・レングスの機種は含まれていません。
入門機らしい無難な機種展開となっていますので、どれを選んでも大間違いはないです。
その点は安心してもらって大丈夫だと思います。
シーバスフラットX 86ML
シーバスフラットX 90ML
シーバスフラットX 96ML
シーバスフラットX 96M
シーバスフラットX 100M
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「シーバスフラットX」の置きどころが素晴らしい件について
余談なのですが、「シーバスフラットX」にはもうひとつの見どころがあります。
それがダイワの他製品と並べたときの置きどころが秀逸という点です。
どう秀逸なのか?について、ダイワのシーバスロッド・フラットフィッシュ(サーフ)ロッドの全体像とともに、簡単に解説しておきます。
ダイワ製シーバスロッドの全体像

まずはシーバスからいきましょう。
ダイワからすでに発売されているシーバスロッドの一覧は以下のとおりです。
製品 | 参考実売価格 |
---|---|
モアザン ブランジーノ EX AGS | 80,000円前後 |
モアザン ワイズメン | 80,000円前後 |
モアザン | 55,000円前後 |
ラブラックス AGS | 40,000円前後 |
ラテオR | 25,000円前後 |
レイジー | 20,000円前後 |
シーバスハンターX | 15,000円前後 |
ルアーニスト | 7,000円前後 |
「シーバスフラットX」は実売1万円前後になると思われますので、「ルアーニスト」と「シーバスハンターX」の間に投入されることになります。
- 「ルアーニスト」は安すぎて性能がちょっと不安
- 「シーバスハンターX」は入門用としては少し高めな実売1.5万円クラス
ということで、どちらも多少のデメリットを抱えています。
「シーバスハンターX」は、これらの2製品のギャップを埋める役割を果たすというわけです。
ダイワ製シーバスロッドの全体像から見ても、非常にええ感じの位置におさまります。
ダイワ製フラットフィッシュ(サーフ)ロッドの全体像

フラットフィッシュ(サーフ)ロッドに関しても同様。
まず、全体像はこんな感じ↓です。
製品 | 実売価格 |
---|---|
オーバーゼア AGS | 55,000円前後 |
オーバーゼア グランデ(サーフモデル) | 30,000円前後 |
オーバーゼア(サーフ・堤防モデル) | 20,000円前後 |
ルアーニスト | 7,000円前後 |
「シーバスフラットX」は、「ルアーニスト」と「オーバーゼア」の間に入ります。
フラットフィッシュ(サーフロッド)に関しては、上下のグレードとのギャップが大きかったので、なおのこと「シーバスフラットX」が良い味を出すのです。
発売当初は意外なアイテムに感じたが…
「シーバスフラットX」が発売されるという情報をキャッチした当初は、予想外なアイテムだな~と思ったものですが、他のロッド製品との兼ね合いを考えてみると製品投入の意味がよくわかります。
シーバスロッド、フラットフィッシュ(サーフ)ロッドのどちらのラインナップに入っても、良い位置にいるんですよね~。
両ジャンルともに、「ルアーニスト」とそのひとつ上位の製品間のギャップが大きかったから、それを「シーバスフラットX」の1製品で埋めたらぁ~!
というアイデアだったのでしょう。
「シーバスフラットX」の投入によって、ただでさえ充実していた製品ラインナップが、さらに盤石なものとなりましたね。
ダイワ「シーバスフラットX」の価格と発売日
「シーバスフラットX」は2023年4月に発売済み。
お値段は定価で13,000~15,500円ですから、実売価格は1万円前後になるでしょう。
かなり高コスパなアイテムとなっていますので、これからシーバスやフラットフィッシュゲームを始めてみたいという方におすすめです。
「シーバスフラットX」よりも少しお高めなおすすめ入門ロッドまとめ
ちなみに、ロッドの購入予算に余裕がある方は、「シーバスフラットX」よりも少し上のグレードを購入するのもアリです。
ダイワ社ならびに競合他社の注目ロッドを以下にまとめましたので、興味のある方はチェックしてみてください。