ミドルクラス(実売2〜3万円台)のおすすめサーフロッドを一挙にまとめて紹介します。
そこそこ手頃で性能もしっかりしている人気アイテム7製品をピックアップ。
入門ロッドからの乗り替え用ロッド、ならびにええ具合に手頃なサブロッドをお探しの方はご一読ください。
サーフロッド(ヒラメロッド)の相場感について
まずは、サーフロッドの相場感について、簡単に解説しておきます。
表で見るとわかりやすいので、とりあえずコチラ(↓)をご覧ください。
実売価格 | 相場感 | 用途 |
---|---|---|
~1万円 | 格安 | 入門 |
1万円台 | 安い | 入門 |
2万円台 | ふつう | スタンダード |
3万円台 | 高い | 中堅 |
4万円台~ | とても高い | ハイエンド |
上表のとおり、〜1万円台クラスのロッドが入門用、4万円台以上のものをハイエンドと捉えておけばいいでしょう。
中級者向けのミドルクラスロッドとは
…というわけですから、サーフフィッシング中級者向けのミドルクラスロッドは、2〜3万円台ということになります。
この価格帯には、〜1万円台の入門ロッドでサーフの釣りのいろはを学び、「もっと高性能なものを…!」という欲が出てきた方にちょうど良い性能をもつロッドが多いです。
ミドルクラスロッドのメリット
ミドルクラスのロッドには、入門クラスのロッドと比べて、より高級な素材だったり、高度な製法だったりを使うことが可能です。
特に感度・操作性面の性能が高くなる傾向にあり、
- 入門クラスのロッドでは拾えない情報
- 入門クラスのロッドではやりづらい精密なルアー操作
に対応してくれます。
より多くの手がかりを集めつつ、意図したアプローチでターゲットに迫る、ハイレベルな釣りを楽しむことができるというわけです。
ミドルクラスロッドのデメリット
ミドルクラスロッドのデメリットを挙げるとするなら、ズバリ「中途半端感」でしょう。
入門クラスと比べると性能は良いものの、やはりハイエンド帯の製品には敵いません。
釣具の性能は、おおむねお値段に比例しますので…。
入門ロッドからの乗り換えと思ってミドルクラスのロッドを買ってはみたが、期待したほどの性能を得られず、すぐにハイエンドロッドに乗り換え…みたいなパターンも少なくありません。
性能に関して過度な期待を寄せると、裏切られるリスクがあります。
この点は事前に知っておくべきです。
予算が潤沢で、とにかく高性能なロッドがほしいという方は、ミドルクラスのロッドをスキップして、ハイエンドに飛びついちゃうってのもアリだと思います。
中級者におすすめな2万円台サーフロッド(ヒラメロッド)
さて、ここからはミドルクラスのおすすめロッドを紹介していきます。
まずは2万円台クラスからいきましょう。
ゼスタ「ランウェイSRF」
「ランウェイSRF」は、ゼスタ製品のなかで唯一のサーフ専用ロッド。
高弾性カーボンがほどよく使われた、心地よい張り感のあるブランクを特長とします。
ヒラメはもちろん、シーバスや青物など、サーフで狙えるターゲットにはあらかた対応。
ミドル〜準ヘビー級の釣りを楽しむための、”なんでもロッド”としてもおすすめです。
「ランウェイSRF」の機種一覧はコチラ↓。
機種 | 全長 | 自重 | ジグ重量 | プラグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|---|
10ML | 3.05m | 150g | 7-40g | 7-30g | 2本 |
10.1L-F | 3.08m | 166g | 5-40g | 5-30g | 2本 |
10.3M | 3.14m | 164g | 10-50g | 10-40g | 2本 |
パームス「ショアガン エボルブ」
「ショアガン エボルブ」は、パームスから発売されているスタンダードクラスのショアキャスティングロッド。
バット部を中心に高弾性カーボンを配置し、メリハリのある調子にチューンされています。
「ショアガン エボルブ」は複数エディション展開となっており、サーフの釣りに適したフラットフィッシュエディションの機種一覧は↓のとおりです。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
SFTGS-96M+・FL | 9ft.6inc. | 219g | 10-45g | 2本 |
SFTGS-106M+・FL | 10ft.6inc. | 236g | 10-45g | 2本 |
中級者におすすめな3万円台サーフロッド(ヒラメロッド)
つづいては、3万円台クラスのおすすめロッドを紹介していきます。
ダイワ「オーバーゼア グランデ(サーフモデル)」
「オーバーゼア グランデ」は、ダイワ「オーバーゼア」シリーズの中堅グレード。
発売当初は、ガチガチのパワー系モデルのみの機種展開だったのですが、2022年にサーフモデルが追加されました。
サーフでの繊細な釣りを楽しみつくせる機種が出揃い、製品としての厚みが増しています。
シリーズで上から2番目のグレードということで、仕様は豪華で実釣性能も高め。
3万円台クラスのなかでも、特に存在感のあるアイテムです。
「オーバーゼア グランデ(サーフモデル)」の機種一覧はコチラ↓。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | ジグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|---|
109ML/M | 3.28m | 162g | 7-45g | 7-50g | 2本 |
97M | 2.92m | 153g | 10-45g | 10-50g | 2本 |
103M | 3.12m | 159g | 10-45g | 10-50g | 2本 |
98MMH | 2.95m | 165g | 12-50g | 12-60g | 2本 |
911M/MH | 3.02m | 163g | 10-60g | 10-70g | 2本 |
1010M/MH | 3.30m | 180g | 10-60g | 10-70g | 2本 |
103MH | 3.12m | 177g | 15-60g | 15-70g | 2本 |
シマノ「21ネッサXR」
「21ネッサXR」は、シマノのサーフブランド「ネッサ」の中堅機。
実売3万円台クラスながらも、カーボンモノコックグリップやスパイラルXコアを搭載する鬼コスパロッドです。
ある意味上位グレード泣かせのセッティングとなっており、お得感はモリモリ。
出費を抑えつつ、シマノ社の高度テクノロジーを体感してみたい方には、超おすすめなアイテムとなっています。
「21ネッサXR」の機種一覧はコチラ↓。
機種 | 全長 | 自重 | ジグ重量 | プラグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|---|
S104M | 3.15m | 170g | MAX42g | 8~36g | 3本 |
S108M+ | 3.25m | 172g | MAX48g | 8~42g | 3本 |
S112M+ | 3.40m | 180g | MAX48g | 8~42g | 3本 |
S106MH | 3.20m | 175g | MAX56g | 10~50g | 3本 |
S100MH+ | 3.05m | 167g | MAX65g | 10~56g | 3本 |
B104M+ | 3.15m | 175g | MAX50g | 10~45g | 3本 |
メジャークラフト「フラットレック5G」
「フラットレック5G」は、人気上昇中の5Gシリーズの2022年追加アイテム。
東レの先進カーボン素材”トレカT1100G”ならびに、メジャクラ独自の多軸カーボン製法”R360構造”が採用された実力派ロッドです。
メジャークラフトのサーフロッドのなかでは最高峰グレードに君臨する、同メーカーのフラッグシップ機でもあります。
そこそこ手頃なのにメーカー最上位ロッドという気分の良さも、本製品の魅力といえるでしょう。
「フラットレック5G」の機種一覧はコチラ↓。
機種 | 全長(ft) | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
FR5-1002M | 10’0″ | – | 7-45g | 2本 |
FR5-1082MH | 10’8″ | – | 10-50g | 2本 |
ヤマガブランクス「アーリーフォーサーフ」
「アーリーフォーサーフ」はヤマガブランクス製品のなかで唯一のサーフ特化ロッド。
サーフの釣りで必要とされる遠投性、ルアー操作の精度、ターゲットを獲りきるファイト性能が、バランスよく備わっているのが特長です。
MLクラスのサーフフィネスモデルに、MHクラスのハイパワーモデル、変わりダネのベイトモデルまで、個性豊かな全5機種が揃います。
多彩な攻め手でターゲットに迫ることが可能です。
「アーリーフォーサーフ」の機種一覧はコチラ↓。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
99ML | 2.980m | 155g | 7~35g | 2本 |
105MMH/B | 3.175m | 189g | 15~50g | 2本 |
103M | 3.150m | 174g | 8~42g | 2本 |
109MMH | 3.295m | 195g | 8~50g | 2本 |
105MH | 3.180m | 192g | 10~50g | 2本 |
天龍「パワーマスター サンドウォーカー」
「パワーマスター サンドウォーカー」は、天龍「パワーマスター」シリーズのサーフ特化機。
最軽量モデル175g〜という抜群の軽さと、大物とも安心してやりとりできる強度が共存するハイクオリティロッドです。
グリップ部には、西陣織模様のカーボンをあしらうなど、オリジナリティのあるデザインも本製品の見どころ。
オシャレなロッドがほしい方も要チェックです。
「パワーマスター サンドウォーカー」の機種一覧はコチラ↓。
機種 | 全長 | 自重 | ルアー重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
PMS9102S-ML | 3.00m | 175g | Best20g/Max45g | 2本 |
PMS1032S-MLM | 3.12m | 184g | Best30g/Max50g | 2本 |
PMS1102S-M ※2022NEW | 3.35m | 209g | Best40g/Max60g | 2本 |
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ミドルクラスロッドでサーフの釣りを楽しもう!
というわけで、ミドルクラス(中級者向け)のサーフロッド紹介は以上です。
記事内でもお伝えしたとおり、この価格帯にはそこそこ手頃なお値段で、そこそこ高性能という、なんともええ塩梅のロッドが揃っています。
予算をたっぷり確保できる方にはハイエンドロッドをおすすめしますが、ある程度はコスパも重視したいという方には、ミドルクラスのロッドがおすすめ!
予算や好みと照らし合わせつつ、あなたにピッタリな1本を探してみてはいかがでしょうか。
この記事で紹介したアイテム
メーカー | 製品 | 価格帯 |
---|---|---|
ゼスタ | ランウェイSRF | 2万円台~ |
パームス | ショアガン エボルブ | 2万円台~ |
ダイワ | オーバーゼア グランデ(サーフモデル) | 3万円台~ |
シマノ | 21ネッサXR | 3万円台~ |
メジャークラフト | フラットレック5G | 3万円台~ |
ヤマガブランクス | アーリーフォーサーフ | 3万円台~ |
天龍 | パワーマスター サンドウォーカー | 3万円台~ |