極上の軽量ロッド「24エメラルダスAIR」！仕様解説 / 他グレードとの比較

2024年7月に発売されたNEWロッド「24エメラルダスAIR」をわかりやすく解説します。

仕様の注目ポイントや他グレードとの比較など、購入前にチェックしておきたい情報をまとめました。

「24エメラルダスAIR」が気になっている方はチェックしていってください。

「24エメラルダスAIR」の要点サマリー

ダイワ製エギングロッドの一覧

「24エメラルダスAIR」は、ダイワ製エギングロッドの中堅機。

「ストイスト」のRTとSTは並列の最上位機なので、「24エメラルダスAIR」は実質的に上から二番目のグレードということになります。

「24エメラルダスAIR」は、AIRという名のつくとおり、軽さと感度を強みとする製品です。

シリーズ最軽量を誇る最上位機「エメラルダス ストイストRT」に匹敵する軽さに仕上がっています。

仕様に関しては、以下がわかりやすいアップグレードポイントです。

順当な進化を遂げているのですが、お値段も実売価格ベースで1万円ほど値上げされています。

コスパに関しては、先代機「20エメラルダス AIR AGS」と比べて悪化したといえるかもしれません。

「24エメラルダスAIR」の機種一覧

価格・発売日情報

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「24エメラルダスAIR」の仕様解説

「24エメラルダスAIR」とシリーズ他グレードの仕様一覧は以下のとおりです。

SVFナノプラス

「SVFナノプラス」は、超高密度のカーボン素材に東レのナノアロイテクノロジーを組み合わせたダイワのオリジナルカーボン。

細身かつ軽量、それでいて高強度という”AIR”なブランクを製造するのに欠かせない素材です。

X45

「X45」は縦横だけではなく、斜め方向にもカーボン繊維方向を分散させることでブランクのネジレ耐性を上げる製法。

パワー・操作性・感度など、ブランク性能を総合的に高めてくれます。

Vジョイントα

「Vジョイントα」はダイワ独自の継部強化機構です。

ジョイント部に高強度のナノアロイを採用することで、継部の厚みを抑えつつ、高強度化。

突っ張りを感じさせないキレイな曲がりを実現します。

AGS

「AGS（エアガイドシステム）」は、軽量・高強度なカーボン素材が使われた、ダイワ独自のカーボンガイドシステム。

先重りの軽減やキャスト時のスイングスピード向上などの恩恵をもたらします。

カーボン製ガイドはブランクとの一体感が高く、感度アップにも貢献します。

エアセンサーシート

エアセンサーシートは、軽量で握りやすいダイワのオリジナルリールシート。

「24エメラルダスAIR」では、ブランクスタッチしやすい設計が採用されており、感度アップへの貢献度も高くなっています。

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「24エメラルダスAIR」と他グレードの仕様 / 重量比較

仕様比較

重量比較

「エメラルダス ストイスト RT」との比較

「エメラルダス ストイスト ST」との比較

仕様比較

製品	実売価格	ESS	独自カーボン素材	ブランク強化機構	継部強化機構	SMT	AGS	CWS	エアセンサーシート
エメラルダス ストイスト ST	7万円台	◯	SVFナノプラス	X45フルシールド	Vジョイントα	◯	◯	◯
24エメラルダスAIR	4万円台		SVFナノプラス	X45	Vジョイントα		◯		◯

「エメラルダス ストイストST」は、感度（特に荷重感度）にこだわった製品。

以下の2機構が搭載されているのが、「24エメラルダスAIR」との大きな違いとなります。

「エメラルダス ストイスト ST」はエギを流して潮の変化を探ることを得意としており、ドリフト釣法が好きな方に推したいアイテムです。

重量比較

製品	86ML	86M	参考実売価格
エメラルダス ストイスト ST	90g（※88ML-SMT）	89g（※83M-SMT）	7万円台
24エメラルダス AIR	84g	86g	4万円台

重量に関しては「24エメラルダスAIR」の方が全体的に軽いです。

「エメラルダス ストイストST」は、軽さを求めるコンセプトではありませんが、上位機よりも軽いという点は「24エメラルダスAIR」の強みといえるでしょう。

「21エメラルダスMX」との比較

仕様比較

製品	実売価格	ESS	独自カーボン素材	ブランク強化機構	継部強化機構	SMT	AGS	CWS	エアセンサーシート
24エメラルダスAIR	4万円台		SVFナノプラス	X45	Vジョイントα		◯		◯
21エメラルダスMX	2万円台		HVFナノプラス	X45					◯

下位機の「21エメラルダスMX」に対しては、「24エメラルダスAIR」にかなりの仕様優位があります。

特にMXグレードに非搭載の「Vジョイントα」と「AGS」は、実釣性能にも大きく関わるため、決定的な違いとなります。

重量比較

製品	86ML	86M	参考実売価格
24エメラルダス AIR	84g	86g	4万円台
21エメラルダスMX	95g	95g	2万円台

重量に関しても、上位機の「24エメラルダスAIR」の方が10gほど軽いです。

「24エメラルダスAIR」には、仕様・重量ともに価格差なりの優位があるといえます。

先代機「20エメラルダス AIR AGS」との比較

仕様比較

製品	実売価格	ESS	独自カーボン素材	ブランク強化機構	継部強化機構	SMT	AGS	CWS	エアセンサーシート
24エメラルダスAIR	4万円台		SVFナノプラス	X45	Vジョイントα		◯		◯
20エメラルダス AIR AGS	3万円台		HVFナノプラス	X45	Vジョイント		◯		◯

先代機からのわかりやすいアップグレードポイントは以下です。

正当な進化を遂げているとはいえ、実売価格も3万円台→4万円台に跳ね上がっています。

コスト面まで含めると、単純に「大進化！」と喜ぶことはできないかもしれません。

重量比較

製品	86ML	86M	参考実売価格
24エメラルダス AIR	84g	86g	4万円台
20エメラルダス AIR AGS	87g	88g	3万円台

重量に関しては、「24エメラルダスAIR」の方が若干軽い程度。

仕様・重量を踏まえると、スペックに関しては先代の「20エメラルダスAIR AGS」の方がお得感があるという見方もできます。

次世代モデルが発売されると、型落ちモデルはたいてい大きく値下げされます。
型落ちに抵抗がない方は、あえて先代機の「20エメラルダスAIR AGS」を狙うのもアリといえるでしょう。

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「24エメラルダスAIR」の機種ラインナップ

「24エメラルダスAIR」には全13機種がラインナップされています。

スペックの一覧は以下のとおりです。

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「24エメラルダスAIR」の競合ロッドまとめ

「24エメラルダスAIR」は実売4万円台クラスの製品。主に競合するのは2万円台〜ハイエンドクラスのアイテムです。

以下に人気製品をまとめておきます。

2万円台の人気ロッド

3万円台の人気ロッド

ハイエンドの人気ロッド

気になるアイテムが見つかった方は、上記のリンクから詳細をチェックしてみてください。

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まとめ

「24エメラルダスAIR」には、SVFナノプラス、Vジョイントαの搭載など、先代モデルと比べて大きな進化を遂げています。

1万円ほど値上げはされていますが、その値段に見合う価値は十分に秘めているといえるでしょう。

とはいえ、先代と比べて入手コストが増した点は明確なマイナスポイント。

型落ちが気にならないなら、値下げ＆叩き売りが始まっている先代機「20エメラルダス AIR AGS」を購入するほうが満足度が高くなるかもしれません。

本記事の内容も参考にしつつ、予算や好みに合わせて、自身に合うアイテムを探してみてください。

「24エメラルダスAIR」の機種一覧

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ダイワのエギングロッド一覧

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