ダイワから発売されているタイラバロッドを一挙にまとめてご紹介。
人気の「紅牙」シリーズから、タイラバモデルの5製品をピックアップしてみました。
入門機からハイエンドまで多彩なアイテムが揃っていますので、全タイラバアングラーにとって要チェックなメーカーです。
ダイワ製タイラバロッドの全体像
まずは、本記事で紹介するダイワ製タイラバロッドの全体像をまとめておきます。
一覧はこちら↓です。
製品 | 参考実売価格 |
---|---|
22紅牙X | 12,000円前後 |
20紅牙 AP(エアポータブル) | 17,000円前後 |
23紅牙MX | 30,000円前後 |
21紅牙AIR | 42,000円前後 |
20紅牙EX | 62,000円前後 |
実売1万円台クラスのリーズナブルな製品から、6万円超のハイエンドロッドまでがバシッと揃う、大手メーカーらしい陣容となっています。
ちなみにダイワ「紅牙」シリーズからは、上表の5製品以外にもタイジギングやテンヤに対応するアイテムも多数発売済み。
ただ、それらのアイテムまで紹介しちゃうとかなり長くなってしまうので、本記事ではタイラバ特化の5製品に的を絞って紹介していきます。
ダイワのタイラバロッド選びにおける4つのポイント
つづいては、ダイワ製タイラバロッドを選ぶ際のポイントを解説していきます。
ポイント①予算・用途
まず、誰もが検討すべきポイントは予算でしょう。
繰り返しになりますが、「紅牙」シリーズ各製品の参考実売価格は以下のとおり。
製品 | 参考実売価格 |
---|---|
22紅牙X | 12,000円前後 |
20紅牙 AP(エアポータブル) | 17,000円前後 |
23紅牙MX | 30,000円前後 |
21紅牙AIR | 42,000円前後 |
20紅牙EX | 62,000円前後 |
全グレードをもう少しわかりやすく分類するなら
- 入門機(~2万円クラス):紅牙X、紅牙AP
- 中堅機(2~4万円クラス):紅牙MX、紅牙AIR
- ハイエンド機:紅牙EX
といったところ。
まずは上記の3カテゴリのどこを狙うのか?を決めると、絞り込みやすいでしょう。
ポイント②ダイワの独自素材・テクノロジーの搭載状況
グレード選びの際にもうひとつ外せないポイントといえば、ダイワ独自の素材・テクノロジーの搭載状況です。
2023年6月時点の仕様一覧はこんな感じ↓になっています。
カテゴリ | 素材・テクノロジー | 製品 | ||||
22紅牙X | 20紅牙AP | 23紅牙MX | 21紅牙AIR | 20紅牙EX | ||
特殊モデル | TGモデル | ○ | ○ | ○ | ||
電動タイラバモデル | ○ | ○ | ||||
カーボン素材 | HVFカーボン | ○ | ||||
HVFナノプラス | ○ | ○ | ○ | |||
SVFナノプラス | ○ | |||||
ティップ | メガトップ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
メタルトップ | ○ | ○ | ||||
スーパーメタルトップ | ○ | |||||
ブランク系 | ブレーディングX | ○ | ||||
X45 | ○ | ○ | ○ | |||
Vジョイント | ○ | |||||
ESS | ○ | |||||
リールシート | エアセンサーシート | ○ | ○ | ○ | ||
ガイド | AGS | ○ | ○ |
ご自身が重要視するパーツにどんな素材・技術が使われているのかをチェックすれば、さらにグレードを絞り込みやすくなるでしょう。
ポイント③TG(スリルゲーム)モデルは「23紅牙MX」以上のグレードだけ
「紅牙」シリーズのなかでも根強い人気を誇るのがTG(スリルゲーム)モデル。
TG(スリルゲーム)モデルの特長は、フルソリッド仕様のしなやかブランクです。
食い込みが良く、バラシづらく、着底もわかりやすいという、タイラバロッドにとっては理想のチューニングとなっています。
人気のTGモデルがラインナップされているのは、「23紅牙MX」以上のグレードのみ。
ダイワのフルソリッドタイラバロッドが欲しい方は、自動的に「23紅牙MX」「21紅牙AIR」「20紅牙EX」の3択となります。
ポイント④電動タイラバなら「23紅牙MX」「21紅牙AIR」の二択
他の特殊モデルとして挙げられるのは、電動タイラバモデル。
- オートマチックな等速巻きが可能
- 回収やファイトがラク
- 疲れにくく、集中力が持続
などメリットが多い電動タイラバの専用ロッドがラインナップされているのは、「23紅牙MX」「21紅牙AIR」の2グレードです。
快適かつ効率的にタイラバを楽しみたい方には、「23紅牙MX」または「21紅牙AIR」の電動タイラバモデルをおすすめします。
ダイワのタイラバロッドを一気見!
ここからはダイワのおすすめタイラバロッドをざざっと紹介していきます。
22紅牙X
「22紅牙X」は実売1万円台から入手できる入門グレード。
食い込み重視のソリッドティップを搭載し、タイラバ初心者がつまづきがちな”乗せ”を易しくするセッティングに仕上げてあります。
しなやかなトップを支えるのは、独自技術の”ブレーディングX”が適用されたバット部。
良型のマダイを相手にしてもきっちり勝負できるパワーも実装されています。
「22紅牙X」の機種ラインナップは↓のとおり。
機種 | 全長 | 自重 | ジグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
69MB-S | 2.06m | 100g | 30-120g | 2本 |
69MHB-S | 2.06m | 104g | 40-150g | 2本 |
69HB-S | 2.06m | 109g | 45-200g | 2本 |
69XHB-S | 2.06m | 113g | 60-300g | 2本 |
69MHS-S | 2.06m | 110g | 20-65g | 2本 |
20紅牙 AP(エアポータブル)
「20紅牙 AP(エアポータブル)」は、ややお高めな入門グレード。
”HVFカーボン”や”メガトップ”など、「紅牙X」には見られない素材・技術が使われています。
機種数も「22紅牙X」よりもずいぶん多彩です。
基本の乗せモデルだけでなく、テクニカルな攻めに適した掛けモデルも選ぶことができます。
機種 | 全長 | 自重 | ジグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
N69MB-S AP | 2.06m | 95g | 30-120g | 2本 |
N69MHB-S AP | 2.06m | 97g | 40-150g | 2本 |
N69HB-S AP | 2.06m | 106g | 45-200g | 2本 |
N69XHB-S AP | 2.06m | 110g | 60-300g | 2本 |
K67HB-S AP | 2.01m | 106g | 40-120g | 2本 |
K67XHB-S AP | 2.01m | 110g | 60-150g | 2本 |
C69MHS-S AP | 2.06m | 103g | 20-65g | 2本 |
TJ65MH-S AP | 1.96m | 100g | 20-100g | 2本 |
TJ610H-S AP | 2.08m | 107g | 40-120g | 2本 |
23紅牙 MX
「紅牙MX」は、2023年にリニューアルを迎えたシリーズスタンダード機。
ひとつ前に紹介した「紅牙 AP」と比べると、ダイワの独自テクノロジーもさらに充実。
- HVFナノプラス
- X45
- Vジョイント
- エアセンサーシート
などが採用され、感度や強度、軽さがさらにアップします。
フルソリッド仕様のTG(スリルゲーム)モデルもラインナップされており、機種のバリエーションも豊富。
入門ロッドからステップアップしたい中級者さんだけでなく、高コスパなサブロッドをお求めの上級者さんにもおすすめのアイテムです。
機種 | 全長(m) | 自重(g) | ジグ重量(g) | 継数(本) |
---|---|---|---|---|
N610MHB-MT・W | 2.08 | 92 | 40~150 | 2 |
N69HB-MT・W | 2.06 | 92 | 45~200 | 2 |
N68XHB-MT・W | 2.03 | 93 | 60~300 | 2 |
N611MLB TG・W | 2.11 | 100 | 30~200 | 2 |
N610MB TG・W | 2.08 | 103 | 40~250 | 2 |
N69MHB TG・W | 2.06 | 107 | 60~300 | 2 |
K65HB-MT・W | 1.96 | 92 | 40~120 | 2 |
K64XHB-MT・W | 1.93 | 96 | 60~150 | 2 |
D610HB TG・W | 2.08 | 128 | 60~350 | 2 |
C62MHS-S・W | 1.88 | 91 | 20~65 | 2 |
C65MS TG・W | 1.96 | 105 | 20~65 | 2 |
TJ610HS・W | 2.08 | 99 | 40~120 | 2 |
21紅牙AIR
「21紅牙 AIR」は軽量・高感度を持ち味とするハイスタンダード機。
スタンダード機の「23紅牙MX」よりも素材・技術のグレードが上がり、ハイエンドに迫る性能を有します。
2つの電動タイラバ専用モデルがラインナップされているというのも、「21紅牙AIR」ならではの特徴。
機種の引き出しが多いというのは、最上位の「20紅牙EX」にはない魅力といえるでしょう。
機種 | 全長 | 自重 | ジグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
N69MHB-MT・N | 2.06m | 95g | 40-150g | 2本 |
N69HB-MT・N | 2.06m | 95g | 45-200g | 2本 |
N69XHB-MT・N | 2.06m | 100g | 60-300g | 2本 |
N510MB TG・N | 1.78m | 92g | 40-250g | 2本 |
N610MB TG・N | 2.08m | 100g | 40-250g | 2本 |
N610MHB TG・N | 2.08m | 105g | 60-300g | 2本 |
K65HB-MT・N | 1.96m | 95g | 40-120g | 2本 |
K65XHB-MT・N | 1.96m | 100g | 60-150g | 2本 |
D68MHB TG・N | 2.03m | 122g | 60-300g | 2本 |
D70HB TG・N | 2.13m | 130g | 60-350g | 2本 |
C74MHS-MT・N | 2.24m | 95g | 20-65g | 2本 |
C610MS TG・N | 2.08m | 105g | 20-65g | 2本 |
20紅牙EX
「20紅牙EX」は、最高の素材と製法を用いて造られた堂々たる最高峰グレードです。
高級カーボン素材の”SVFナノプラス”や、”SMT(スーパーメタルトップ)”など、「紅牙AIR」以下のグレードには非搭載の機構も多数。
最高の感度とともに、緻密なタイラバゲームを楽しむことが可能です。
全4モデル展開と機種の選択肢は少ないものの、それだけ1本1本が細かく作り込まれています。
潤沢な予算があり、一切の制約なしに最強のタイラバロッドをGETしたい方におすすめの製品です。
機種 | 全長 | 自重 | ジグ重量 | 継数 |
---|---|---|---|---|
N65LB TG | 1.96m | 90g | 20-200g | 2本 |
N611MLB TG | 2.11m | 110g | 30-200g | 2本 |
N68HB-SMT | 2.03m | 100g | 45-200g | 2本 |
K64HB-SMT | 1.93m | 104g | 40-120g | 2本 |
ダイワのおすすめタイラバロッドまとめ
というわけで、ダイワのタイラバロッド紹介は以上です。
最後に、この記事で紹介したアイテムをおさらいしておきましょう。
製品 | 参考実売価格 |
---|---|
22紅牙X | 12,000円前後 |
20紅牙 AP(エアポータブル) | 17,000円前後 |
23紅牙MX | 30,000円前後 |
21紅牙AIR | 42,000円前後 |
20紅牙EX | 62,000円前後 |
気になるアイテムが見つかった方は、情報をフカボリしてみてください。