シーバス&SLSに|がまかつ「ラグゼ チータR3」はいかが?

がまかつのショアキャスティングロッド「ラグゼ チータR3」をご紹介。

ライトなルアーに対応するシーバスロッド寄り(というかほぼシーバスロッド)な製品となっており、堤防にサーフ、磯場まで幅広い活躍を見込めるラインナップが揃います。

ミドルクラスの価格帯で高性能なシーバス・ショアキャスロッドをお探しの方は必見です。

目次

がまかつ製ショアキャスティングロッドの全体像

出典:がまかつ
製品参考実売価格
ジェットブル7万円台~
ショアゴリラR5万円台~
コヨーテ3万円台~
チータR3(★)3万円台~
コヨーテS2万円台~

本記事で紹介する「ラグゼ チータR3」は他魚種対応のショアキャスティングロッド。

お値段は実売3万円台〜のミドルクラスとなっており、がまかつロッドのラインナップのなかではそこそこお求めやすい価格帯です。

「ラグゼ チータR3」は多魚種対応のシーバスロッド

ただ、上表にある他製品とは少々毛色が違います。

「ラグゼ チータR3」以外の4製品は(ライト)ショアジギング・プラッキングを主とする設計ですが、チータR3のメイン魚種はシーバス。

プラグを巻きながら自然に乗せられるマイルドな味付けとなっており、対応するルアーの重量も控えめです。

スーパーライト〜ライトクラスのショアジギングにも対応するのでショアキャスティングロッドという分類に入ってはいますが、中身はほぼほぼシーバスロッド。

そんなイメージで捉えておくと良いかと思います。

がまかつ「ラグゼ チータR3」の特長

出典:がまかつ

トレカT1100G

マテリアル面で見逃せないのは”トレカT1100G”。

東レの先進カーボンとなっており、宇宙航空事業で使われるほどの強度が魅力の素材です。

感度と反発力に優れる中〜高弾性素材ながらも強度も十分にあります。

ルアーロッドにするには最適すぎるというわけです。

「ラグゼ チータR3」では、そんな”トレカT1100G”をメインマテリアルとして使用。

乗せやすいマイルドさの裏に、心地よい張りと高い感度が実装されています。

ガイドセッティング

ガイドフレームは、チタンとステンレスを適材適所に配置したオリジナルセッティング。

特に注目すべきはティップ部に配置されたチタンフレームガイドです。

ブレの少ない軽快な振り抜けをもたらし、軽量ロッドの弱点となる先重りも軽減してくれます。

ガイドリングには定番のSiC仕様。PEのダメージや糸鳴りも気になりづらく、快適なシーバスフィッシングを楽しめます。

ロッドの軽量性も十分

素材や設計面の工夫により、「ラグゼ チータR3」は相当に軽量化されています。

  • 最軽量モデルで140g台(96M・96MH)
  • 最重量の11ftモデルでも170g台

ぐらいの水準となっており、シーバスロッド界でもかなり軽い部類です。

感度性能の向上や集中力維持のために、ロッドの軽量化が重要になるってのは近年のセオリー。

ユーザーのニーズにはしっかり対応する姿勢はさすがの一言です。

個性的なグリップセッティング

「ラグゼ チータR3」はグリップセッティングも個性的。

特に目を引くのが非EVAでカーボン剥き出しのフロントグリップですよね。

出典:がまかつ

ライトゲームではよくあるセッティングですが、シーバス・ショアキャスティングでは超希少種。

かなり攻めたセッティングといえます。

このフロントグリップのメリットとしては、剥き出しのカーボンパイプから伝わる生々しい感度。

違和感程度のアタリもしっかり捉えてくれるでしょう。

逆に、気になるのはグリップのホールド性。

EVAをがっつり配置した定番グリップと比べると、握りやすさ・滑りにくさは劣るとみて間違いありません。

このフロントグリップが合うか、合わないかが「ラグゼ チータR3」の使用感を分ける重要項目のひとつといえますね。

がまかつ「ラグゼ チータR3」の機種ラインナップ

出典:がまかつ
機種全長自重ルアー重量継数
96M2.90m143g5〜30g2本
96MH2.90m147g7〜40g2本
100M3.05m150g5〜35g2本
100MH3.05m155g7〜40g2本
106MH3.20m165g10〜45g2本
110MH3.35m175g10〜45g2本

96M/100M

機種全長自重ルアー重量継数
96M2.90m143g5〜30g2本
100M3.05m150g5〜35g2本

最もフィネスなパワークラスを採用するのが96M・100Mの2機種。

軽量プラグやワームを使ったナチュラルなアプローチを得意とします。

ルアーキャパ的な汎用性は低めですが、スレた魚を獲る切り札になってくれるのはだいぶ魅力的です。

96MH/100MH

機種全長自重ルアー重量継数
96MH2.90m147g7〜40g2本
100MH3.05m155g7〜40g2本

96MH/100MHはシーバスフィッシングの定番モデル。

Mクラスの2機種よりも重いルアーに対応できるぶんサーチ範囲も広いですし、攻略できるパターンも豊富です。

ブランクス全体に力があるので、太い流れへのアプローチもお手の物。

強引なファイトもでき、障害物がらみのポイントでの安心感もあります。

シーバスロッドで迷ったらコレ!という万能スペックですね。

106MH

全長自重ルアー重量継数
3.20m165g10〜45g2本

遠投の効くレングスかつ、波打ち際でのずり上げもスムーズなパワー設計を採用するサーフゲームの定番スペック。

サーフでシーバスやフラットフィッシュ、小〜中型青物を狙いたい方にイチオシの1本です。

110MH

全長自重ルアー重量継数
3.35m175g10〜45g2本

シリーズの最長モデル。レングスを活かした長距離キャストとファイト時の粘りを強みとします。

ジャストフィットするのは磯場からのヒラスズキ・青物ゲーム。それに、サーフでのフラットフィッシュゲームにも好相性です。

軽量ルアーでもしっかり飛距離を出せるので、ハイプレッシャーエリアの攻略でも心強い相棒となってくれるでしょう。

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