掛けても掛けても乗らない豆アジをガッツリ掛けて楽しむために開発された34の新作ロッド「アドバンスメント FPR46攻」をご紹介。振り切ったコンセプトに尖ったスペックを積んだ特殊系ロッドにぜひご注目ください。
34から尖った新作ロッドが登場!
2020年の夏、アジング界の先駆者34(サーティーフォー)から尖ったロッドが発売され、話題を呼んでいます。その名も「アドバンスメント FPR46攻」。高い感度と掛け性能が人気のFPRシリーズの追加機種です。
本機は34のアジングロッドの中で最短の4.6ftを採用した、攻撃的な豆アジ専用ロッド。アワセを入れずに乗り待ちをする一般的な豆アジングの概念を覆すアイテムとなっています。
一緒に開発が進められた豆アジ専用ジグヘッド「小豆ちゃん」にも注目!
豆アジ専用ロッド「アドバンスメント FPR46攻」と同時進行で開発された、豆アジ専用ジグヘッド「小豆ちゃん」も見逃せません。両者を併用することで豆アジのショートバイトを完封でき、真夏のアジングをより楽しむことができますよ。
34「アドバンスメント FPR46攻」の特徴
というわけで、34の新作ロッド「アドバンスメント FPR46攻」の特徴を見ていきましょう。注目ポイントは↓の3点です。
- 豆アジを掛けて楽しむ!がコンセプト
- 大胆なワンハンドキャスト設計
- 豆アジ専用でもバットパワーはしっかり
豆アジを掛けて楽しむ!がコンセプト
豆アジ釣りの一番の問題点は「バラシ」です。豆ちゃんは体重が軽いのですぐに水面まで浮いてきちゃいます。からの
- 空中に飛び出してテンションが抜けた拍子にフックアウト
- あるいは、水中や水面でクルクルと回転してフックアウト
ってのがお決まりのパターンです。
そこで「アドバンスメント FPR46攻」は柔軟性が高いF-tunedティップを搭載し、ベリーも適度にしなるようにテーパーを調整することで、バレにくさを担保。
その一方で、素早くフッキングできるよう適度にしなるベリーに硬さを残し、レスポンスの良い超ショートレングス(4.6ft)を採用しています。
バレない程度のしなり、素早く掛けられる張りが共存する絶妙なテーパーこそ、この豆アジ専用ロッドのキモとなっているのです。
大胆なワンハンドキャスト設計
グリップは大胆なワンハンドキャスト設計を採用。片手で投げるアジンガーにとっては不要でしかないリアグリップが取っ払われています。さすがはアジング界の先頭を走る34!次世代設計をいち早く取り入れていますね。
このリアグリップレス設計にはもうひとつメリットがあります。グリップ部がロッドエンド側に位置することで、テコの原理が余計に働き、通常のロッドよりもジグヘッドの重みを感じやすくなるんです。34製ロッドの特徴である潮読み感度をさらに高めてくれます。
※グリップエンドは伸縮可能
とはいえ、
ワンハンドキャストはロッドまでぶっ飛んでいきそうで怖いんだよな~。やっぱ両手で投げてえわ。
って方もいらっしゃるかと思います。でも、ご安心ください。
「FPR46攻」のロッドエンドは簡単に引き出せる設計となっています。キュッと伸ばすことでリアグリップが出現し、両手投げもできちゃうってわけです。
豆アジ専用でもバットパワーはしっかり
豆アジ専用ロッドとはいえ、バットはなかなか太めでパワーがあります。テストでは尺アジクラスも抜き上げているとのこと。不意の大物が来ても安心です。
34「アドバンスメント FPR46攻」のスペックをチェック!
続いては、34「アドバンスメント FPR46攻」のスペックをチェックしていきましょう。主要な数値は↓のとおりです。
- 全長:4フィート6インチ(137cm)
- 自重:65g
- ルアー重量:0.3~1.8g
- 継数:1本
- 仕舞寸:137cm
- ティップ:ソリッド
- ライン:0.9~2.0ポンド
特筆すべき点をチャチャっと紹介しておきます。
レングスは4.6ft
ロッドの全長はアジングロッドでは最短クラスとなる4.6ft。軽量ジグヘッドを細かく動かす操作性とフッキングのレスポンスに優れます。
4.6ftとはいえ、エンドグリップがないシングルハンドル設計なので、有効レングスは全長4.8ft~5.0ftクラスのロッドと同程度です。
同じぐらいの長さで競合するロッドを挙げるなら↓。
- がまかつ「ラグゼ 宵姫 天 S48AL-solid」
- テトラワークス「リアクト50」
- ブリーデン「トレバリズムキャビン 410TS / 410CT / 410CS」
- シマノ「ソアレCI4+ アジング S408UL-S」
- ゼスタ「ブラックスターソリッド 410S」
※製品名をクリックすると解説ページに移動します。
このあたりが有効レングスが同じくらいの競合機種になってきます。「FPR46攻」の購入を検討されている方は合わせてチェックしてみるといいでしょう。
自重は65g
自重は65gとなっており、ショートレングスのアジングロッドとしてはかなり重ためです。ただ、34製品はロッド単体でのバランスが良いので、それほど重さを感じません。
どの機種もリールをつけると、だいたいこのへん↓
でバランスが取れるように設計されており、一切持ち重りがないんです。自重の重さはそこまで大きな問題にはなりませんので、ご安心ください。
ティップはソリッド!(F-tunedを搭載)
34のアジングロッドですから、ティップは当然ソリッドを採用しています。それもめっちゃ柔らかいF-tunedティップです。こんな感じ(↓)にグニャリと曲がります。
暴れる豆アジに追随し、バレないように衝撃を受け止めてくれます。また、抜群の荷重感度の源にもなり、潮の重さの変化もしっかり感じ取ることが可能です。
ルアー対応重量は0.3~1.8g。当然ながらジグ単仕様
ルアー対応重量は0.3~1.8g。豆アジ専用ロッドなので、ジグ単に特化した仕様となっています。
1.8gまで投げられるので、豆アジだけでなくベイトを追い回す良型アジ相手にも対応。一般的な堤防からのアジングはほぼ網羅できます。
ラインは0.9~2.0lbを推奨
推奨されているラインは0.9~2.0lb。まあ、豆アジ釣りに使うロッドなので、併せるラインはエステル一択でしょう。
34製品なら「ピンキー0.2号」が最適です。
1ピースロッドなので購入の際はご注意を
「FPR46攻」は短いですが、1ピース仕様です。他の2ピースロッドよりも仕舞寸法は長く、保管や持ち運びが不便なのでご注意ください。
というわけで、34「FPR46攻」の紹介は以上~!4.6ftなんて超攻撃的で、ドキドキしちゃうぜ。コイツで豆アジを掛け散らかしたいもんだナ♪
その他の34製品も要チェック!
34からは「アドバンスメント FPR46攻」以外にも、優秀なアイテムがたくさんリリースされています。「FPR46攻」が気になっている方は他の34製品も要チェックです!
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家邊さん出演の人気番組「アジングへ行こう!」も必見
34の代表をつとめ、アジング界のレジェンドと呼ばれる家邊克己さんが出演する釣りビジョンの人気番組「アジングへ行こう!」では、アジングの上達法や34製品の使い分けがガッツリ解説されています。アジをたくさん釣りまくりたい方はこちらも必見です!
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