シマノ「ソアレCI4+アジング」の特徴解説【キレ味鋭い軽量ロッド】

「ソアレCI4+アジング」が気になってるけど、性能的にどうなの?ワイの釣りスタイルに合ったスペックはどれだろう?

 

↑のような疑問をお持ちの方のために、本記事では「ソアレCI4+アジング」全モデルの特徴を徹底解説していきます。

目次

シマノ製アジングロッドの全体像

シマノ製アジングロッドは「Soare(ソアレ)」というブランドで発売されています。アジングカテゴリの製品ラインは以下の5種類です。

製品ライン実売価格
ソアレリミテッド68,000円前後
ソアレエクスチューンアジング40,000円前後
★ソアレCI4+アジング25,000円前後
ソアレSSアジング18,000円前後
ソアレBBアジング12,000円前後

本記事でご紹介する「ソアレCI4+アジング」は5種類の製品ラインの中でもちょうど真ん中の価格帯に位置します。

上位モデルに使われるテクノロジーも搭載され、2万円台ながらもかなりの高性能。入門機からのステップアップに最適です。

「ソアレCI4+アジング」の注目ポイント

続いては「ソアレCI4+アジング」の特徴を解説していきます。注目ポイントは以下の4つです。

  1. シマノの「X-エックス-」テクノロジーが詰まったブランクス
  2. チタンフレーム×Sicリングの軽量ガイド
  3. ハイレスポンスソリッドによって高い反響感度を実現
  4. 手にしっくり馴染む「ブリッジライクシート」

順番にサクッと見ていきましょー!

シマノの「X-エックス-」テクノロジーが詰まったブランクス

ソアレCI4+アジングにはシマノ独自のブランクス構造が採用されています。キーワードは2つのX-エックス-。

出典:シマノ
出典:シマノ
  • スパイラルX
  • ハイパワーX

どちらもブランクスの強度を上げるためにシマノが考案した独自の構造です。より軽くて細いセッティングでアジングに必要な強度を担保できます。

2つの「X-エックス-」テクノロジーが活かされたブランクスに実装されたのは究極の感度。より緻密にゲームを組み立てられるので、アジを釣るまでのプロセスを存分に楽しめます。

チタンフレーム×Sicリングの軽量ガイド

ソアレCI4+アジングのガイドはすべてチタンフレーム×Sicリングというセッティングです。軽くてラインへのダメージも少ないので、エステルやフロロ、PEまで快適に使うことができます。

出典:シマノ

また、「Xガイド」というシマノオリジナルのガイドも搭載されています。ULタイプの「S408UL-S」と「S608UL-S」はトップから5か所、Lタイプの「S604L-S」と「S610L-S」はトップから4か所にXガイドを採用。

ライントラブルが激減するだけでなく、振り抜けが良くなり、キャストフィールの向上にも貢献します。

ハイレスポンスソリッドによって高い反響感度を実現

ロッドティップにはシマノ特有の掛け調子を実現する重要ピース「ハイレスポンスソリッド」が搭載されています。小さなアタリも逃さず察知して、しっかり掛けにいくことが可能です。

ソリッドティップながらもシャキッと張りがあるので、キレのあるアクションも得意。デイゲームやマヅメ時の俊敏な釣りにも対応できます。

手にしっくり馴染む「ブリッジライクシート」

リールシートにはソアレではおなじみとなった「ブリッジライクシート」が搭載されています。シマノ独自の素材であるCI4+が使われており、軽くて強度も高い。おまけに反響感度の向上にも貢献するスグレモノです。

出典:シマノ
※↑画像はソアレSSのもの

リフト&フォールを主体に誘うアジングロッドにはダウンロックを採用。穂先を立てた状態で手に馴染む仕様です。指先だけでなく手の平でもアタリを感じ取れるので、今まで獲れなかったアタリも掛けにいけます。

「ソアレCI4+アジング」全モデルの特徴を解説

続いては「ソアレCI4+アジング」各モデルの特徴や違いを解説していきます。スペックのラインナップは以下の4種類です。

モデル全長自重ルアー重量
S408UL-S1.42m47g0.4~8g
S604L-S1.93m57g0.6~12g
S608UL-S2.03m57g0.4~8g
S610L-S2.08m60g0.6~12g

短い順に特徴をご紹介していきます。

ソアレCI4+アジング S408UL-S

全長自重ルアー重量継数
1.42m47g0.4~8g2pcs

「ソアレCI4+アジング」の中で最も短いモデル。4フィート台という尖ったレングス設定の超攻撃的ショートロッドです。ロッドが短いぶん、ジグヘッドを素手で触っているかのような操作感が得られます。

ロッド全体に張りがあるので、アタリに対する感度も十分。鬼の速度でアワセを決めることができます。近距離戦を極めたい方におすすめの1本です。

ソアレCI4+アジング S604L-S

全長自重ルアー重量継数
1.93m57g0.6~12g2pcs

「S604L-S」はブランクスにパワーがあるミドルレングス。ジグ単から遠投リグまでをこなすバーサタイルロッドです。シマノのアジングロッドでは6ft10in(ロクテン)が万能ロッドの役割を果たすのですが、長くて扱いにくいという方も一定数いらっしゃいます。

そんな方におすすめなのが6ft4inの本モデル「S604L-S」。短すぎず長すぎない、絶妙に取り回しの良いレングスで近距離~遠距離までをゴリゴリ攻めることができます。

ソアレCI4+アジング S608UL-S

全長自重ルアー重量継数
2.03m57g0.4~8g2pcs

「S608UL-S」は先調子ロッドの弊害であるバラシを低減できるミドルレングスロッド。

  • 掛けの釣りを楽しめるロッドの張り
  • 安定感のあるやりとりができる柔軟性

を併せ持つバランスの良いモデルとなっています。パッツン系ロッドのバラシ問題が気になる方におすすめしたい1本です。

ソアレCI4+アジング S610L-S

全長自重ルアー重量継数
2.09m60g0.6~12g2pcs

「S610L-S」はシマノ製で万能アジングロッドの役割を担うロクテン(6ft10in)レングス。ジグ単から遠投リグまで快適に操作できる汎用性が魅力です。

同じバーサタイルモデル「S604L-S」よりも長さがあるぶん、垂らしを長く取る必要がある遠投リグが扱いやすくなります。どちらかといえば中~遠距離戦に比重を置いた万能ロッドが欲しい方におすすめです。

「ソアレCI4+アジング」で鬼掛けを楽しもう!

というわけで「ソアレCI4+アジング」についての解説は以上です。

  1. シマノの「X-エックス-」テクノロジーが詰まったブランクス
  2. チタンフレーム×Sicリングの軽量ガイド
  3. ハイレスポンスソリッドによって高い反響感度を実現
  4. 手にしっくり馴染む「ブリッジライクシート」

の特徴を持つ本機は、軽さと強さ、確かな感度を兼ね備えた欲張りなミドルエンドロッド。シマノのこだわり技術を存分に味わえる仕上がりとなっていますので、試してみてはいかがでしょうか。

「ソアレCI4+アジング」用途別のおすすめモデル

最後に「ソアレCI4+アジング」の中でも特におすすめのモデルを用途別に厳選しておきます。

ジグ単特化のおすすめモデル:S408UL-S

全長自重ルアー重量継数
1.42m47g0.4~8g2pcs

ジグ単&遠投リグ兼用のおすすめモデル:S610L-S

全長自重ルアー重量継数
2.09m60g0.6~12g2pcs
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