【コスパ最強】エギング用パックロッドおすすめ9選！選び方もナビします

エギングに使えるおすすめパックロッドを一挙にまとめてご紹介。

パックロッドについての基礎知識や、エギングに適した機種の選び方なんかも、わかりやすくまとめています。

エギング用のパックロッドをお探しの方は、お役立てください。

パックロッドの特徴をカンタンに解説

パックロッドとは、1本の竿が3本以上のピースに分かれているロッドのことです。

ルアーロッドで主流となっている2ピースタイプのものと比べて、コンパクトに持ち運ぶことができます。

パックロッドは、マルチピースロッドやモバイルロッドといった名称で呼ばれることもあります。

エギングのパックロッドは3〜5ピースのものが一般的です。

王道の8.6ft（約2.59m）で2ピースロッドと比較すると、これぐらい↓コンパクト。

継数	仕舞寸法
2ピース	130cm前後
3ピース	90cm前後
4ピース	65cm前後
5ピース	55cm前後

パックロッドのメリット／デメリット

パックロッドの代表的なメリット／デメリットは以下のとおりです。

メリット	デメリット
とにかくコンパクト 保管・運搬に困らない 移動手段を選ばない	2ピースと比べて基本性能が劣る 自重が重め 曲がりにつっぱりを感じることがある 製品・機種の選択肢が少ない

パックロッドのメリット

パックロッドのメリットは、なんといってもコンパクトに仕舞うことができること。

2ピースロッドのようにかさばることがなく、保管・運搬が非常〜にラクです。

旅行や出張にも気軽に持ち出せますし、電車やバス、自転車、バイクなど、移動手段も選ばないという点も魅力的。

リュックなどに入れておけば、釣り場までの移動中に両手を空けることができます。

パックロッドのデメリット

一方、パックロッドには2ピースロッドと比べて基本性能が劣るというデメリットがあります。

継ぎ目が多くなるぶん重量がかさみます。

ロッドの重量が増すと感度が鈍くなったり、長時間釣行で疲れやすくなったりといった弊害が生じます。

　

継ぎ目が多いパックロッドでは、曲がりが不自然になりやすいというのもよく指摘される点。

2ピースロッドと比べると、キャストや操作、ファイトの性能が低くなりがちです。

また、2ピースロッドと比べて需要が少ないため、製品や機種の選択肢が少ないです。

自身にマッチするアイテムを探しづらいという点も、パックロッドのデメリットとして挙げられます。

2ピースとパックロッドはどっちがおすすめ？

という点が気になる方もいらっしゃるでしょうが、これは一概には言えません。ケースバイケースなのです。

パックロッドを推せる人、推せない人の特徴を以下にまとめておきました。

自身にマッチしそうか確認してみてください。

こんな人には推せる	こんな人には推せない
旅行先、出張先でも釣りがしたい 電車、バス、自転車、バイクで釣りに行くことがある 地磯などで釣りをすることが多い 車に予備のロッドを常備しておきたい	2ピースロッドでも、特に保管・運搬に困っていない マルチピースロッドの必要性を強く感じていない

パックロッドはこんな人に推せる！

パックロッドをおすすめしたいのは以下のような方です。

パックロッドは、コンパクトゆえに保管・運搬が非常に快適。

このメリットを享受できる上記のような方には、パックロッドがハマります。

パックロッドはこんな人には推せない・・・

逆に、2ピースロッドでも保管・運搬の不便さを感じない人には、パックロッドはあまりおすすめしません。

保管・運搬に困っていないなら、使用感を犠牲にしてまでパックロッドを買う意義は薄いです。

このような方にとっては、製品や機種の選択肢が多く、性能も安定している2ピースロッドを選ぶほうが満足度は高くなると思われます。

エギング用パックロッドおすすめ9選

おすすめアイテムを見ていく前にエギング用パックロッドの「選び方をチェックしたい方は、本気記事の後半（↓）にある選び方解説をご確認ください。

てことで、ここからはエギング用のおすすめパックロッドを紹介していきます。

アイテムの一覧は以下のとおりです。

エギング専用のおすすめパックロッド

シマノ「セフィア エクスチューン MB」

シマノのエギングブランド「セフィア」から発売されているエギング専用のパックロッド。

シリーズの準ハイエンド機である「セフィア エクスチューン」の派生モデルということで、性能は超本格的です。

エギング上級者のメインロッドとしても活躍できる水準となっており、性能面では大本命となります。

本気のエギング専用パックロッドをお探しの方には、「セフィア エクスチューン MB」がイチオシ。

機種一覧は↓のとおりです。

テイルウォーク「エギスト TZ」

「エギストTZ」はテイルウォークの最高峰エギングロッド。

感度や強度、バランス、操作性など、エギングに必要な性能をギュウギュウに詰め込んだ本格派ロッドです。

携帯性が高いマルチピースモデルは以下の2機種。

多彩なシチュエーションに対応する万能型の「83M-P4」、秋のランガンエギングに適したショートモデル「76ML-P4」がラインナップされています。

ダイワ「エメラルダスMX」

「エメラルダスMX」は、ダイワ「エメラルダス」シリーズのステップアップ機。

実売2万円台というそこそこ手を出しやすいお値段と、上位グレードに迫る高性能で人気を博しています。

独自のカーボン素材「HVFナノプラス」、強化機構の「X45」を搭載するなど、ブランクの仕様は特に豪華。

かなり本格的なエギングを楽しめる設計となっています。

機種ラインナップも充実しており、5ピースのモバイル機も以下の2モデルが展開されています。

5ピースモデルの2アイテムは、どちらも高汎用なオールシーズンモデル。

小〜中型エギを主軸にしたい方はマイルドめな「84ML-5」、大型エギまで使いたい方はパワーのある「84M-5」といった感じでチョイスするのがおすすめです。

メジャークラフト「クロステージ パックロッド」

メジャークラフトの高コスパロッドシリーズ「クロステージ」のパックロッド版です。

2ピース版に近い使用感を実現するために、メジャクラの設計ノウハウが存分に活かされているのが見どころ。

「クロステージ パックロッド」は、幅広いソルとルアーゲームに対応する多ジャンル展開となっています。

エギング対応モデルは以下のとおりです。

≫メジャークラフト「クロステージ パックロッド」の公式ページはコチラ

エギングにおすすめの汎用パックロッド【マルチピースタイプ】

シマノ「フリーゲームXT」

「フリーゲームXT」はシマノから発売されているジャンル横断型のパックロッド。

独自技術の”ハイパワーX”を採用するなど、強度面の安心感があるのが特長です。

全18機種構成の「フリーゲームXT」のなかで、エギングへの適性が高いモデルはコチラ↓。

≫シマノ「フリーゲームXT」公式ページはコチラ

アブガルシア「ソルティースタイル カラーズ」

「ソルティースタイル カラーズ」は、アブガルシアから発売されている汎用パックロッドシリーズ。

ポップな色使いと豊富な機種展開、リーズナブルなお値段が好評を博しているアイテムです。

「ソルティースタイル カラーズ」のエギング対応モデルは↓のとおり。

機種	全長	自重	ルアー重量	継数
STCS-805MT-SR	2.44m	171g	7-30g	5本
STCS-805MT-SB	2.44m	169g	7-30g	5本

≫アブガルシア「ソルティースタイル カラーズ」の公式ページはコチラ

ティクト「ミニマリズム リベルテ」

「ミニマリズム リベルテ」は、ティクトから発売されている汎用パックロッドです。

実売3万円前後とちょっぴり高額ながらも、そのぶん性能・デザイン性ともに高品質。

製品コンセプトはライトゲーム向けですが、全3モデル中で最も力持ちな”MLS-805”はエギングに対応するパワーを有します。

「ライトゲームの遠投ロッド兼エギングロッド」的な運用をしたい方には、イチオシの1本です。

機種	全長	自重	ルアー重量	継数
MLS-805	2.44m	98g	~21g	5本

≫ティクト「ミニマリズム リベルテ」の公式ページはコチラ

エギングにおすすめの汎用パックロッド【振り出しタイプ】

シマノ「フリーゲーム」

「フリーゲーム」は、シマノから発売されている汎用型モバイルロッド。

振り出し竿の製造実績が豊富なシマノ社の技術が活かされ、2ピースロッドに近い自然なベントカーブが実現されています。

「フリーゲーム」のなかでエギングに適したモデルは以下のとおり。

機種	全長(m)	自重(g)	キャストウェイト(g)	エギサイズ(号)	継数(本)
S76ML	2.29	112	5~35	2~3.5	4
S80ML	2.44	125	5~35	2~3.5	4
S86ML	2.59	130	5~35	2~3.5	4
S90ML	2.74	140	5~35	2~3.5	4

メジャークラフト「ソルパラ フリダシ」

メジャークラフトの人気ロッドシリーズ「ソルパラ」の振り出しモデルです。

ソルトルアーゲームを快適に楽しめる性能がありながら、実売価格はアンダー1万円。

抜群のコストパフォーマンスを誇る製品となっています。

「ソルパラ フリダシ」のエギング対応モデルは以下のとおり。

機種	全長（ft）	自重	エギサイズ
SPXT-76ML	7’6″	–	2.0-3.5号
SPXT-80ML	8’0″	–	2.0-3.5号
SPXT-83M	8’3″	–	2.5-3.5号
SPXT-86M	8’6″	–	2.5-3.5号
SPXT-90M	9’0″	–	2.5-3.5号
SPXT-90MH	9’0″	–	2.5-4.0号

≫メジャークラフト「ソルパラ フリダシ」の公式ページはコチラ

エギング用パックロッドの選び方をわかりやすく解説！

ここからはエギング用パックロッドの選び方を解説していきます。

継ぎのタイプ（マルチピース／振り出し）

パックロッドは、「マルチピース」と「振り出し」の2タイプに分かれます。

マルチピースは、1つ1つのパーツがバラバラになっていて、それらをつなげて1本のロッドにするタイプ。

振り出し（別名「テレスコピック」）は、入れ子構造になっていてスルスルっと伸ばすことで1本の竿にするタイプ。

両タイプの傾向については以下のとおりです。

	マルチピース	振り出し
構造	つなげて1本の竿にする	伸ばして1本の竿にする
重量	軽い	重い
基本性能
利便性

マルチピースタイプの特徴

振り出し（テレスコピック）タイプの特徴

長さは8.3〜8.6ftが無難

硬さは汎用性が高いML、Mを優先したい

エギングロッドの硬さは、L、ML、M、MHの4種類が一般的です。

パワークラスと運用イメージをまとめると以下のようになります。

パワー表記	運用イメージ
L	小型エギに最適なフィネスモデル
ML	マイルドめな万能モデル
M	強めの万能モデル
MH	デカイカ特化のパワーモデル

エギングのパックロッドを選ぶなら、汎用性が高いMLクラス、もしくはMクラスを優先したいところ。

年間を通してエギングを楽しめる万能さがあり、非常にバランスが良いです。

仕舞寸法もチェックしておきたい

パックロッド選びにおいては、仕舞寸法も確認しておきたいポイントです。

仕舞寸法は継数が増えるほど小さくなります。

エギング用のパックロッドでは4〜5本継ぎで仕舞寸法は50〜70cmほどのものが多いです。

自身の釣りスタイルや手持ちの収納グッズなどと相談しつつ、ちょうど良い仕舞寸法のものを選びましょう。

専用ロッドか、汎用ロッドか

記事の後半で紹介するおすすめ製品には、エギング専用ロッドと汎用ロッドがあり、これもロッド選びのポイントのひとつです。

予算や技量に合った価格帯の製品を選ぼう

エギング用パックロッドは、価格帯もさまざま。

お手頃価格のアンダー1万円クラスから、超本格派の4万円台クラスまで、選択肢は広いです。

ロッドの値段と性能はおおむね比例するため、予算に無理がない範囲で高いものを選ぶと満足度も高くなります。

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エギング用パックロッドについてのよくある質問

低価格帯のロッドのなかで特におすすめのアイテムは？

低価格帯のパックロッドの中で特におすすめなのは、シマノの「フリーゲーム」シリーズです。

スクロールできます

製品	ネットで探す	タイプ	参考実売価格
フリーゲーム	Amazon 楽天 Yahoo	振出	1万円台
フリーゲームXT	Amazon 楽天 Yahoo	マルチピース	2万円台

どちらもそこそこお求めやすい価格帯かつ、性能もしっかりしていると評判。

費用を抑えながら優秀なパックロッドをGETしたいと考えている方に推したいシリーズです。

本格的な性能を求める人におすすめのアイテムは？

おすすめ①：シマノ「セフィア エクスチューンMB」

本格的な性能を持つパックロッドが欲しい方への最推しは、シマノ「セフィア エクスチューン MB」。

「セフィア」シリーズの準ハイエンド機である「セフィア エクスチューン」の仕様を継承するガチなパックロッドです。

カーボンモノコックグリップをはじめとする搭載機構も豪華で、中上級者向けの仕上がりとなっています。

シマノ（SHIMANO）セフィア エクスチューン MB

Amazon

楽天市場

Yahooショッピング

ポチップ

　

おすすめ②ダイワ「エメラルダスMX」

もう少し費用を抑えるなら「エメラルダスMX」の5ピースモデルが良いでしょう。

そこそこ手頃なお値段（実売2万円台）となっており、コストパフォーマンスが優秀。

展開されている2機種は5ピースなのに自重100g以下という軽量性も見逃せないストロングポイントです。

ダイワ（DAIWA）エメラルダスMX 5ピースモデル

Amazon

楽天市場

Yahooショッピング

ポチップ

取り扱いの注意点はある？

パックロッドはピース数が多いため、ジョイント部の緩みに注意しましょう。

釣りをしているうちに継部が緩み、すっぽ抜けなどのトラブルが起きやすいです。

セッティングの際にしっかりと押し込むのはもちろん、釣行中もちょくちょく継部の状態を確認すると良いでしょう。

他ジャンルのパックロッドをエギングに流用できる？

シーバスロッドや強めのライトゲームロッドは、エギングに流用しやすいです。

すでにエギングに近いジャンルのパックロッドをお持ちであれば、エギング用のパックロッドを買う前に流用を試してみるのもいいでしょう。

製品によって多少の誤差はありますが、号数ごとのエギの重さは下表が目安になります。

エギの号数	重さ
2号	6g前後
2.5号	10g前後
3.0号	15g前後
3.5号	20g前後
4.0号	25g前後

使いたいエギサイズが、持っているロッドで背負えそうなら流用を試してみるのもいいと思うぞ。

エギング用パックロッドは他ジャンルに流用できる？

エギングロッドは、いろいろと種類がある海釣り用ルアーロッドの中でも、長さ・強さが中間ぐらいに位置します。

エギングと近い領域の釣りに流用しやすく、非常に汎用性が高いです。

ルアーフィッシングの何でもロッドとして運用することもできるので、1本持っておくと重宝します。

エギングロッドは超万能！持っておいて損はないぞ、ホントに。

釣りメディアGyoGyo

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1本あると重宝するエギング用パックロッド

エギング用のおすすめパックロッド紹介は以上です。

パックロッドは、2ピースロッドと比べると性能は控えめですし、製品の選択肢も少ないですが、高い携帯性があるという点は非常に魅力的。

旅行や遠征用、サブロッド等々、1本持っていると重宝しますよ〜。

この記事で紹介したアイテム

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