「23シルベラード」が登場|性能強化でお値段そのままな高コスパロッドだ!

オリムピックのチニングブランド「シルベラード」のNEWロッド「23シルベラード」を紹介します。

トレカT1100Gの採用や新機種追加など、正当な進化を遂げてシーンにカムバック!

デザインも一新され、オシャレ感&高級感も増しています。

2023年のチニングシーンではまず見逃せないアイテムとなりますので、早めにチェックしておきましょう。

目次

オリムピック「23シルベラード」の特徴

「23シルベラード」は、シリーズのスタンダード機。

人気を博した先代モデル「17シルベラード」の次世代機となります。

「23シルベラード」を含めた、シリーズの最新ラインナップは↓のとおりです。

製品参考実売価格
20シルベラード プロトタイプ45,000円前後
23シルベラード35,000円前後
(17シルベラード)30,000円前後

コンパクトなグレード構成ですが、各製品の作り込みは濃厚。

ご存知の通り、チニング界では確固たる地位を築いている人気シリーズとなっています。

ブランク

「23シルベラード」のブランク設計思想は、公式ページで以下のように表現されています。

アクション・テーパーを一から見直し、現在のチニングシーンに合わせ進化した。前作よりも操作性と復元力を高めつつ、感度と抜け感を追及。

出典:オリムピック

このような高性能ブランクの実現にはいくつかのファクターがあります。

そのひとつはカーボン素材。

東レの先進カーボン素材”トレカT1100G”を要所に投入し、張りとしなやかさ、強度と感度のバランスが最適化されています。

また、カーボン組布の”クワトログラファイトクロスXX”や多軸ブランク製法の”G-MAPS”など、オリムピック社独自の機構も充実。

細身で軽量、高感度、かつパワフルという、チニングへのベストマッチを狙ったブランク設計が追及されています。

ガイド

ガイドセッティングは、チタンフレーム×トルザイトリングが中心です。

ラインとの干渉が激しいトップにだけはSiCリングを使い、耐久面の安心感をカバー。

軽くて振り抜けが良く、ガイドリングやラインの損傷も少ない王道セッティングとなっています。

ジョイント

ジョイントは印籠継ぎ仕様です。

継部の存在を感じさせないキレイな曲がりで、チニングの各局面をサポート。

精度の高いジョイント技術は、ファイトの安定、キャストの飛距離アップなどに貢献します。

リールシート

リールシートは、ベイトモデルにECSシート、スピニングモデルにVSSシートを採用。

いずれもセパレートタイプとなっており、リアグリップにもほど良いボリュームがあります。

握りシロを確保しつつ、無駄に重量を増やさないチニング専用設計です。

価格と発売日

「23シルベラード」は、2023年春に発売済み。

定価は34,500~35,000円ということで、先代機の「17シルベラード」からほぼ据え置かれています。

実売価格は、35,000円前後で推移しています。

オリムピック「23シルベラード」の機種ラインナップ

「23シルベラード」は全5機種展開となっており、スペックの一覧は↓のとおり。

機種全長自重ルアー重量継数
23GSILC-762ML2.29m94g3-18g2本
23GSILC-792M-HS2.36m99g3-18g2本
23GSILS-742LML-HS2.24m80g2-11g2本
23GSILS-762ML2.29m85g3-15g2本
23GSILS-792M2.36m90g5-20g2本

ベイト2機種、スピニング3機種で構成されています。

23シルベラード ベイトモデル

ベイトモデルには、”23GSILC-762ML”と”23GSILC-792M-HS”の2機種をラインナップ。

それぞれの運用イメージは以下のとおりです。

機種運用イメージ
C-762ML万能な活躍を見込めるセンターモデル(ベイト版)。ベイトで迷ったらコレ。
C-792M-HSパワフルでありながらティップは繊細。欲張りスペックのパワー型ベイトロッド。

23GSILC-762ML

オリムピック社が「ベイトチニングのスタンダードモデル」と位置付ける万能機。

操作・フッキングに必要な張りを持たせつつ、キャストやファイトで重要となるしなりや柔軟性も実装したバランス型のセッティングが採用されています。

さまざまな状況に対応できる汎用性を重視したい方におすすめの1本です。

全長自重ルアー重量継数
2.29m94g3-18g2本

23GSILC-792M-HS

万能モデルの「C-762ML」を攻撃的にリメイクしたパワー型モデルです。

硬めのブランクに適度な張りがあるハードソリッドティップが合わせてあり、上級者好みのハイレスポンスと絶妙な繊細さが共存。

パリッとしたハードソリッド仕様ならではの使用感を味わえる1本となっています。

全長自重ルアー重量継数
2.36m99g3-18g2本

23シルベラード スピニングモデル

スピニングモデルには、”23GSILS-742LML-HS”、”23GSILS-762ML”、”23GSILS-792M”の3機種がラインナップされています。

それぞれの運用イメージは以下のとおり。

機種運用イメージ
S-742LML-HS乗せ調子に振ったフィネスロッド。チヌがスレまくった激戦エリアなど、シビアな状況でこそ活きる特殊モデル。
S-762ML万能な活躍を見込めるセンターモデル(スピニング版)。スピニングで迷ったらコレ。
S-792M強引なファイトもこなすパワーロッド。最大20gのリグを背負えるため、遠投性能も高い。

23GSILS-742LML-HS

全長自重ルアー重量継数
2.24m80g2-11g2本

23GSILS-762ML

全長自重ルアー重量継数
2.29m85g3-15g2本

23GSILS-792M

全長自重ルアー重量継数
2.36m90g5-20g2本

性能・ラインナップ強化でお値段据え置き。「23シルベラード」はかなりの高コスパ!

  • 高級カーボン”トレカT1100G”の採用
  • 機種ラインナップの拡張
  • コスメの一新

など、「23シルベラード」には旧モデルにはない魅力が追加されており、順当な進化を遂げています。

これでお値段据え置きということなので、「23シルベラード」はかなり高コスパといえるんじゃないでしょうか。

2022年には、ダイワやシマノからもNEWロッドが発売されましたし、チニングロッド界に役者が揃ってきている感じがします。

2023年は「シルベラード」シリーズにとっても、チニングジャンル全体にとっても、大きな飛躍の年になりそうですね。

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