※2026年5月時点の情報です(メーカー公式サイトより)。
カラマレッティUXの最新モデル「26UX」を中心に、歴代モデルの変遷と3機種の選び方を整理します。
「UXって結局どれを選べばいい?」「23UXから買い替えるべき?」――この2つに答えます。
歴代カラマレッティUX:変遷を30秒でおさらい
まず「何が変わってきたか」を把握しておくと、26UXの価値がより明確になります。
| モデル | 定価目安 | 主なトピック | ひと言評価 |
|---|---|---|---|
| 21UX | 16,500〜18,000円 | SiC-Sガイド搭載・メガコスパ伝説 | シリーズ最高傑作の呼び声 |
| 23UX | 23,000〜24,000円 | 40%値上げ・仕様はほぼ継承 | コスパに黄信号 |
| 26UX | 23UXとほぼ同価格帯 | OP-02搭載・全機種100g以下 | コスパの称号、奪還 |

21UXの伝説には届かないが、23UXの失望からは確実に立て直した。
価格据え置きでOP-02まで載せてきたのは、正直やりすぎなくらいだと思う。
26カラマレッティUX|何が変わったか
① OP-02リールシートが”降りてきた”
これが今回最大のトピックです。OP-02はオリムピック独自のカーボンリールシートで、従来は24カラマレッティ・プロトタイプなどの上位機種にのみ搭載されていたもの。それがエントリーモデルのUXにまで採用されました。
釣り場での体験に翻訳すると:潮の重さの変化や、イカがエギに触れた瞬間のわずかなモタれが手元に届きやすくなります。「なんか変な感じがする」→「エギ止める」→「乗ってた」という流れが増える。感度がエントリーロッドっぽくない、というのが率直な印象です。
② 全機種100g以下を達成
前作比で832MLが8g、862Mが11g軽くなっています。エギングは1日中シャクり続ける釣りです。10gの差は、秋の数釣りで300〜400回シャクる場面では後半の集中力の持続に効いてきます。
③ 価格はほぼ据え置き
23UXからの大幅な仕様向上に対して、価格はほとんど変わっていません。ここが一番”おかしい”ポイントで、オリムピックが本気でエントリー層を取りにきているのがわかります。
| 型番 | 長さ | パワー | 自重 | 適合エギ | 適合ライン |
|---|---|---|---|---|---|
| 26GCALUS-792ML/M | 7’9″ | ML/M | 100g以下 | 2〜4号 | PE0.4〜1.0号 |
| 26GCALUS-832ML | 8’3″ | ML | 100g以下 | 2〜3.5号 | PE0.4〜1.0号 |
| 26GCALUS-862M | 8’6″ | M | 100g以下 | 2.5〜4号 | PE0.4〜1.0号 |
※自重の詳細数値・本体価格は公式サイトまたは販売店でご確認ください。
3機種の選び方
26UXのラインナップは3機種。それぞれ立ち位置が明確に違います。
26GCALUS-792ML/M|ショート×オールシーズン、操作性重視
7.9ftのショートモデル。「ショートモデル=秋イカ専用」と思われがちですが、バットにしっかりパワーがあるので春の大型狙いにも対応できるオールシーズン機です。漁港内の狭い足場やボートゲームで取り回しやすく、エギを細かく操作するテクニカルな釣りが得意です。
26GCALUS-792ML/M
ショート×オールシーズン。漁港・ボートでテクニカルに攻めたい人の1本。春イカ対応のバットパワーも持ち合わせている。
こんな方に向いているモデルです。
こんな方は別モデルも検討してみてください。
- 磯や足場の高い堤防がホームの人(ラインメンディングしにくい)
26GCALUS-832ML|汎用×オールシーズン、迷ったらコレ
シリーズのド真ん中。26UXで一番最初に検討すべき機種です。8.3ftのMLパワーは、エギングロッドとして最も使い出が多いスペック。秋のランガンから春イカまで年間を通して使えて、2〜3.5号のエギに幅広く対応します。ロッドを初めて買う人にも、サブロッドを検討しているベテランにも、選んで後悔しないスペックです。
26GCALUS-832ML
迷ったらコレ。年間を通して使えるオールシーズン汎用機。初めての1本にも、上級者のサブロッドにも死角なし。
こんな方に向いているモデルです。
こんな方は別モデルも検討してみてください。
- 春の大型イカに特化した釣りをメインにしたい人(862Mへ)
26GCALUS-862M|ロング×春イカ・深場・パワー重視
8.6ftのMパワー。「万能機」と言われがちですが、26UXにおいてはもう少し用途が絞られます。このモデルの本領は春のデカイカ狙いと深場・遠投が必要な場面です。Mパワーのバットはデカイカを浮かせるときに頼りになるし、8.6ftのレングスは足場の高い堤防や磯でラインメンディングしやすい。その分、秋の小型イカを軽いエギで繊細に釣るシーンには少し強すぎる感があります。
26GCALUS-862M
春イカ・深場・パワー重視。足場の高い堤防や磯がホームで、デカイカを狙いたい人向け。
こんな方に向いているモデルです。
こんな方は別モデルも検討してみてください。
- 秋の数釣りや小型イカがメインの人(832MLへ)
- 繊細なフィネス系の釣りが好きな人(832MLへ)
結局どれを選ぶか
オールシーズン汎用・初めての1本にも上級者のサブロッドにも死角なし。26UXで最初に選ぶべき1本。
取り回し重視でテクニカルに攻めたい人向け。春イカ対応のバットパワーも持つオールシーズンのショートモデル。
デカイカを狙う人・足場の高い場所がホームの人向け。万能機ではなくパワー寄りの専門機として選ぶべき1本。
Q&A
まとめ
26カラマレッティUXは、「23UXへの不満」を払拭して登場したモデルです。OP-02搭載・全機種100g以下・価格据え置きという3点が揃った今作は、エントリーロッドとして久しぶりに「コスパ優秀」と言えます。

26UXは「買いか」と聞かれれば、買いと言い切れる。
価格据え置きでOP-02まで載せてきたのはちょっとやりすぎなくらい。エントリーロッドにここまでやるか、というのが正直な感想です。

